スキアリク

身長:160cm台
体重:軽め
性別:不詳
年齢:不詳
誕生日:3月17日
 

補足(サイズ大きいです)
 

◇おおまかな設定(これ読めばだいたいわかります)

とある村の墓守。性別不詳年齢不詳。変なやつ。霊感があるらしい。
趣味はトレジャーハンティングと創作料理とアクセサリー作り。
将来の夢は竜を見ること。あわよくば友達になること。
風変わりな容姿や雰囲気、また職業柄もあり、村からは浮いているが、村人たちから確かに感謝もされている。
本当の名前を呼ばれるのが怖いので、偽名を使ったり、仲良くなった相手には「キア」と呼ばせている。
他人の笑顔で幸せになれて他人の涙で泣きたくなれる。
その一方でほとんどのことに執着心が薄く、ドライなところもある。
ツリーハウスで今日も元気にソロ充中。

 

 

◇細かい設定

・人物
何かと風変わりな言動や行動、容姿が目立つ。
人と関わる職業だから、とサービス精神旺盛だが、変なところでシャャイ。とても綺麗な歌声をしているが、年に一回のお祭りの時以外は村人の前では頑なに歌おうとしない。旅先では別。稼ぐためなら仕方ない。
霊の姿が見えるらしいが、決して一族全員がそうだというわけではなく、スキアリク個人の資質によるものだと考えられる。詳しくは後述。

性別や年齢を隠しているのに深い理由はなく、単にそちらの方が面白そうだから。不老不死でも魔法使いでも何でもなく普通の人間であり、中性的な体格・声質なので隠せている状態である。
医者(後述)など一部の村人にはある程度まではばれているし、そこまで本気で隠したい秘密というわけではない。

肩胛骨のあたりには小さく刺青が施されている。伝統的なもので、死者との対話をしやすくするためのまじない。
隈とギザ歯のせいで悪人顔に見える。顔立ちそのものはごく普通。

旺盛な探求心故に、夜中まで本を読み続けていることがしばしば。けれど朝は仕事があるので早く起きねばならず、そのためよく隈を作っている。
自分のとても興味のあること、たとえば竜の話題になると目を輝かせながら熱っぽい口調で話すが、一部のことを除いて物事に対する執着心が薄い。

森に住んでいる動物たちとはとっても仲良し。一番の仲良しは住居のある木の上に巣を作った小鳥の一家である。
親鳥が死んでしまった二羽のカラスの雛を育てたことがあり、飼っているわけではないが時々遊びに来る。

人ともすぐに仲良くなるが、友人というのは長い間行動を共にする相手だと考えているため、旅先で仲良くなった相手を友人だと認識したことはない。また、村人との間には生まれたときからある一定の壁を感じながら過ごしてきた。
そのため、今までスキアリクが「友人」だと認識した人物は今まで存在していない。人と関わることは大好きだが、両親を除き、特定の人物に対して特別に執着したことは今のところない。

 

・生活
メインの仕事は一日二回、朝と夕方に墓を回って墓の管理をすること。墓参りに来た人の案内もこなす。
森の中にある墓場の近くの大きな木の上に家を建てて一人で住んでいる。木の枝には昼寝用にハンモックがかけられている。墓参りに来た人々は家の扉の横の札を見れば、スキアリクが今どこにいるかわかるようになっている。
副業で雑貨屋もしている。昼間はわりと暇なのでアクセサリーやお守りなどを作っており、それを墓を訪ねてきた人に売ってほしいと言われたのがきっかけ。作ったものの他にも、旅先(後述)で手に入れたものも売っている。
子供たちが森まで遊びに来た際などは遊び相手になってやっている。
ちょっとした手品が得意で、子供相手に時折披露している。

引きずるほど長い長い丈のローブは父親の形見。汚れるといけないので家の中でだけ着用している。肌触りがいい。
家に来客があった際にローブを着ていた場合、わざとフードを目深に被って対応する。怪しさの演出をしてくれているらしい。よくわからないこだわりである。

両親が亡くなって以来、ずっと一人で仕事を続けている。父は先代墓守だった。母は異国の人だった。二人ともスキアリクのことを、とても愛してくれていた。
墓守は村では異質の存在であり、周りからは明らかに浮いている。それ故に、スキアリクのことをあからさまに敬遠する村人も存在している。子供たちとも遊んでやることはあれど、スキアリクは決して彼らの友人ではない。互いにそれは認識している。
けれど、それでもスキアリクは村人たちに感謝され、かけがえのない存在として大切に思われている。
そういうわけで一人でいることが多いがそれもエンジョイしている。虚勢でも何でもなく立派にソロ充中。

オフの時には家を飛び出して、まだ見ぬ財宝を探しに出かけている。所詮素人が趣味でやっていることなのでそこまで大きな発見はないものの、おみやげにいろいろなものを持ち帰ったり買ったりしているので、家の中は各地で集めてきたものでいっぱい。
旅の資金は行く先々で吟遊詩人の真似事をしながら稼いでいる。
持ち歩いている長い杖は祭具兼護身用。ただし後者としてはほぼ役に立たない。杖や雰囲気の影響かなんとなく強そうに見えるが、全然そんなことはない。身軽ではあるので、危険に巻き込まれたらすぐ逃げる。

 

・その他

墓守を生業とする者の伝統として、他人に自分の名を教えることはほぼない(名を知られなければ呪いなどをかけられづらいため。職業柄、霊的な事象に敏感にならざるを得ない)。
どうしても!と言って聞かない相手の中で、ある程度心を許した相手には「キア」と呼ばせることがあるが、それでも本名は決して告げない。なお心を許した相手でない場合はその時々で適当な名前を名乗っている。相手にも一応その旨は告げている。なお、誰にどのように名乗ったかということは基本的に覚えている。
その反動であるかのように、一人でいる時の一人称が「スキアリク」になることがある。まるで本当の名を忘れないために、自分の中に刻み込んでいるかのように。

前世を覚えているらしい。何人分かの記憶があり、それぞれ世界も時代も、時には種族さえも全く異なっている。
けれどあくまで前世は前世、今の自分とは別の人間であって、自分はそれに縛られる必要はないと考えている。

不定期(数ヶ月に一度くらい)に体のあちらこちらに鱗が生える奇病にかかっている。医者にも何度か行ったが、原因も治療方法も不明のまま。鱗は一週間ほどしたら自然に剥がれるし、剥がれる前の鱗が痒くて気になる以外は特に支障はないため別段気にしていない。

 

・嗜好
好きなものは動物、楽器を弾くこと、アクセサリー作り、果実酒、蜂蜜、料理、それから笑顔。
苦手なものは炭酸、暗闇、無茶ぶり、いきなりの大きな音。突然大きな物音がすると髪の毛がぶわーっと膨らむ。

 

・備考
スキアリクは嘘つきである。

人の喜ぶ顔が見たい、という思いを強く持ちすぎた故か、相手に喜んでもらうためなら平気で嘘をついてしまう、という悪癖がある。
本人も自覚しており、気を付けようとはしているものの、決して悪気があるわけではなく、またかなり染みついてしまっているため、いつどこでそれが出てくるかわからない。
霊が見えるという話も、前世を覚えているという話も、スキアリクの言動は、もしかしたら全て、誰かに喜んでもらうため、あるいは「自分」を安心させるための、嘘かもしれない。
あくまでもしもの話ではあるが、決してあり得ない話ではない。

 

 

◇墓/霊魂観について

森の中にあるが、雰囲気はそれほど暗くはなく、むしろ明るい部類。昼間に訪れると木漏れ日が墓石に映り美しい。
死者を悼み悲しむ場所と言うよりも、死者を思いながら死者と共に安らぐ場所である。

全ての生き物は基本的に死ぬと死後の世界へと向かい、そちらで生活することになる。彼らは一定期間そこで過ごした後、再び生まれ変わり、現世へと戻る。そして前世とは別の存在として人生を歩むことになる。
死者たちにとって墓は「自分のための場所」といった感覚。遺族たちが訪れてくれたことや墓が綺麗にされていることは死後の世界にいる死者にも伝わる。
しかし現世に未練がある場合は、死してなお墓に留まることもある。また、一旦天国へと行っても稀に何らかの理由で戻ってきてしまうこともあるようだ。

さまざまな理由でこの世に留まっている魂たちが心地よく過ごせるように、また死後の世界へ行った魂たちがいつ戻ってきてもいいように、墓の状態を整えておくことが墓守の役割である。

というのが、スキアリクの住んでいる地域の古くからの伝承である。

スキアリクには普段は霊の姿ははっきりとは見えないが、存在や抱いている感情くらいは何となくわかるらしい。
ただし年に一度、死者が現世に戻ってくる時期には、かなりはっきり姿も見えるし言葉も交わせるとのこと。とはいえそれは本業ではない(そういうことをする職業は別にいる)し、その時期スキアリクは一年の内で最も多忙を極めるため、死者の言葉を遺族に伝えることはほぼできない。死者もそれは知っているため、スキアリクにそういうふうに頼むことはほとんどないらしいが、やろうと思えばできるようだ。

 

 

◇世界観

RPG的剣と魔法のファンタジー世界。魔法や人ならざる種族が当たり前のように存在している。時折争いはあれど、基本的には平和。
なおスキアリクが憧れている竜であるが、存在こそ当然のものとして受け入れられているものの、(住んでいる地域により多少の差はあれど)普通に生活している分には目撃することはほとんどない。

 

 

◇口調

敬語時
一人称:わたくし、墓守
二人称:あなたさま、奥様・旦那様・お嬢様など(重要な局面のみ名前+さま)


一人称:ぼく(タメ時)、お兄さん/お姉さん(子供などにそのように声をかけられた際そう返すことがある)、スキアリク(一人でいる時に時折)
二人称:あんた(大体これ)、きみ、おまえ、あだ名+ちゃん(性別問わず)、(重要な局面のみ名前呼び捨て)

死者や自分の客に対しては胡散臭い敬語。少々芝居がかったような口調や振る舞いをする。よくわからないまま無理矢理作っているのでちょっとおかしい。
動物や幼い子(客であれば子供であっても敬語)にはタメ口。どことなく気だるげなカタカナ混じりの口調。ちょくちょく文中に伸ばし棒が入る。
独り言の時はほとんど素と変わらないものの、少々感情が抜け落ちたように棒読み気味になる。
旅先ではタメと敬語がごっちゃ。だいたいは敬語で話しかけられたら敬語、タメで声をかけられたらタメ。でも身分の高そうな人には敬語がデフォルト。
スキキャラさんたちを呼ぶ場合は普段はスキを抜いた名前もしくはあだ名+ちゃん、ごくたまにスキ含めて呼び捨て、と考えていただければよろしいかと思います。大体はあだ名で呼びますが、気分次第で呼び方は変わるのでそのあたりはどうぞご自由に。

(お仕事中、対人モード)
「わたくしは、しがない墓守でございまするよ」
「おやおや、あなたさまもすいぶんと、物好きなお方でございまするなあ」
「おやめくだされ! おやめくだされ! わたくしは結構でございます!」
「墓守が願うのは、皆々様のしあわせですゆえ」

(オフ)
「ンー? りんご? いいよォ、好きに持ってきなー」
「ぼくの名前?なーいしょ。……そォだなァ、じゃァ好きな色。教えてよ。それで呼んで」
「竜がさァ、見たいんだ。ちっさい頃からそれがずーっと夢で。だってすっげェかっこいいだろ、でっかいし、強いし、あの翼で空飛ぶんだぜ、あんたも想像してみろよ、あの背中に乗れたらって!」
「これ?そー、お姉さんが作ったんだよーォ」
「お兄さんにくれるの?ありがと、かっこいーじゃん」

(一人の時)
「……スキアリクはいつまで、こうやって生活してくんだろーなァ」
「とーさんもかーさんも幸せだったんだろーし、スキアリクもなんだかんだたのしーよ、今」
「どーしよっかなァ、何気に祭り近いし今のうちにいろいろ準備しといた方がいいんだろーけど、ぼく的にはそろそろ遠出もしたいんだよなー」

 

 

◇好き要素

・見た目
ミルクティー色の髪、グラデ目、青緑色の目、三白眼、ジト目、半月型の瞳、目尻がくっきりしている目元、上向きのアホ毛、動くアホ毛、ギザ歯、隈、中性的、悪人顔、感情が髪の毛に出る、長いもみあげ、M字前髪、下の方だけカールしている長い髪、獣耳のようになっている髪、もふもふした髪、ゆるふわロング、ありえないくらい量の多い癖毛、ハーフアップ、外ハネ、一部三つ編み、鱗、ウルフヘア、無理矢理高い位置で結ったセミロングの一つ結び

・服装、装飾品
ポンチョ、トレンカ、裾飾り、キュロット、細い脚にごつい靴、アンクルベルト、手首に何か巻いている、包帯、チョーカー、大きな耳飾り、お守りとしての用途を持った装飾品、民族的な模様、細かい模様、細長い棒状の道具、ランタン、弦楽器、全体的に彩度は高くないが色数は多い、、茶色、小豆色、亜麻色、朱色+ターコイズ+生成の白
タンクトップ、服の裾を結んでいる、長い布、刺青、翼、青緑色
ローブ、引きずるくらい長い裾、ぼろぼろの裾、だぼだぼ袖、フードで顔が見えない

・性格
変人、緩い、馴れ馴れしい、飄々としている、変なところでシャイ、子供じゃないけど子供に混じって楽しんでくれる、ソロ充、芝居がかった立ち居振る舞い、ドライ、ノリで変なことをする、嘘つき、悪気のない反社会的行為、物語を話すのが上手い、人は好きだが特定の相手に執着はしていない

・口調
語尾に小文字カタカナ、荒い口調、気だるげな口調、喋るときにひらがなが多い、一人称自分の名前、一人称ひらがなで「ぼく」、一人称が役職やポジション(お兄さん/お姉さん、墓守)、相手をなかなかちゃんと名前で呼ばない、(しかし時々ちゃんと名前で呼ぶ)、誰にでもちゃん付け、二人称あんた、文中に伸ばし棒が多い
変な敬語、芝居がかった口調

・ステータス
性別不明、年齢不明、墓守、雑貨屋、トレジャーハンター、吟遊詩人、人と接する仕事、歌に関わる仕事、死者と交流できる、特殊な立ち位置、本名を隠す、形見を身につけている、ひとりぼっちに見えるが最終的には人々に必要とされている、戦えそうな雰囲気なのに戦えない、動物と仲良し、雛を育てる、ハーフ、手品が得意、二次創作で都合の良さそうな存在、前世を覚えている、(しかし自分とは別の人間として捉えている)、一見ファンタジーっぽいが日本語の単語として存在している名前、奇病

・その他(世界観、モチーフ、関係性など)
剣と魔法のファンタジー、死に対しての恐怖が薄い世界、輪廻転生、アニミズム的思想
骨、透明標本、民族音楽、ツリーハウス、ハンモック、鳥、竜、ゼンタングル
竜と人、一方的な憧れ
キを「qui」とスペリングする

 

 

◇使用制限

なんでもご自由にどうぞ。
交流に使用してくださる際、必要がありましたら性別はご自由に決めてくださって構いません。
なかなか名前を教えないと書いてはいますが、ほぼキア呼びで問題ないです。

製作者:夏椰(@kaya_kikaku)

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最終更新:2016年10月19日 14:29