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「魔術クラス参」(2013/05/30 (木) 17:09:28) の最新版変更点
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*魔術3
#contents
-----------------------------------------------------------
*陰陽師
-陰陽師 BASE:妖気 呪禁道習得MSP:20 鬼嘯法習得MSP:20
--混沌神と契約を結び呪禁道と呼ばれる闇の禁呪妖術を自在に操ることの出来るクラス。
--攻撃、防御、サポートのすべてに優れ、退魔師と同じく、封印能力も得意とする。
--退魔師と対をなし、あらゆる戦局に対応する、まさにダークヒーロー。
**呪禁道
|名前|効果|射程|範囲|時間|MP|MSP|特殊|h
|降魔法(こうまほう)|召喚|1is|1対象のみ|1H|特殊|8||
|暗黒視(あんこくし)|視覚反転|接触|1対象|1T|1|8||
|影斬破(えいざんは)|1d6+1|5is|1対象|一瞬|1|8||
|影破七死点(えいはしちしてん)|一文字|5is|1対象|一瞬|3|12||
|影爆(えいばく)|1d10+1|5is|1isの円|一瞬|3|12||
|腐敗雲(ふはいうん)|1d10+1|1is|1isの円|1R|3|12||
|魔極陣(まきょくじん)|行動BD2|本人|1isの円|効果時間|3|12||
|夢魔操術(むまそうじゅつ)|夢を操る|接触|1対象|1T|3|12||
|影防衣(えいぼうい)|A+2(4)|本人|1対象|1T|4|14|防御|
|妖魔召喚(ようましょうかん)|召喚|1is|1対象のみ|永久|特殊|20||
--降魔法
---術者自身が封印した妖魔・霊体を、封印媒体から呼び出し自由に操る術です。術者の精神集中が続く限り、妖魔・霊体は与えられた命令を遂行します。呼び出した妖魔・霊体は、妖魔データの「士気ダメージ」を受けた時点で、封印媒体へ戻ってしまいます。消費魔力については、「召喚師」精霊召喚術と同じです(妖魔・霊体の判定は全てGMが行って下さい)。
--暗黒視
---視覚の光と闇を逆転する術です。明るいところではBdを受け、暗いところでは闇のBdを受けなくなります。効果を打ち消すには、もう一度同じ魔術を使用します。
--影斬破
---影の刃を地面に這わせて対象にぶつけ、影を切ることによりダメージを与える術です。この術に対しては、魔術のアーマー効果を含む全てのアーマー効果が無効となります。
--影覇七死点
---対・退魔師用の攻撃魔術で、退魔師だけにダメージを与える術です。北斗七星の星の名である貪狼(とんろう)巨門(こもん)禄存(ろくそん)文曲(もんごく)康貞(れんちょう)武曲(むごく)破軍(はぐん)の名を、印とともに唱え、『両足・両腕・心臓・喉・額』に黒い点を浮かべ、ダメージを与えます。通常の効果上昇を行うことにより、文字を増やすことが可能です。1文字につき、1d10+1威力です。これによって受けたダメージは、魔術でなければ回復出来ません。
--影爆
---術者の望む地点を中心とした範囲内の影を爆発させ、全ての者にダメージを与える術です。「影斬破」と同じく、全てのアーマー効果の影響を受けません。
--腐敗雲
---腐敗性のガスを発生させ、対象にダメージを与える術です。これによって受けた傷は、魔術でしか回復できません。更に、回復の効果は1/2になります。風が吹いている場合は、効果時間が半分になってしまいます。
--魔極陣
---負の波動の結界を引く術です。範囲内に入射程本人 った対象の活力を負の波動によって奪い、全範囲直径1 is の円 ての行動にBd2を与えます。但し、妖魔が入っ時間1T た場合は、Gd2 を与えます。
--夢魔操術
---眠っている対象に思い通りの夢を見させ、射程接触 肉体にも同じ影響を与える術です。効果時間範囲1対象 中は、絶対に目を覚ますことはありません。
--影防衣
---術者の影を立体化させて身にまとい、鎧とする術です。闇の中で使用すると効果は2倍になります。
--妖魔召喚
---
下級・中級の妖魔を妖魔界から呼び出し、術者の意志に従わせることのできる魔術です。術者の「呪禁道」のレベルが呼び出した妖魔の「対応シナリオ」以上の場合、妖魔を呼び出すことができます。呼び出した妖魔は妖魔データーの「士気」のダメージを受けた時点で、妖魔界へ帰ってしまいます。消費魔力については「召喚師」精霊召喚術と同じです
**鬼嘯法
|名前|効果|射程|範囲|時間|MP|MSP|特殊|h
|蠱毒掌(こどくしょう)|毒手|本人のみ|1対象のみ|1T|5|8||
|言魂(ことだま)|対象操作|5is|1対象|1R|5|8||
|影覇砕光弾(えいはさいこうだん)|3d10+3|1os|1対象|一瞬|10|10||
|魔風陣(まふうじん)|魔風|5is|全対象|一瞬|10|10||
|転移(てんい)|空間転移|接触|1対象|一瞬のみ|10|10|防御|
|式神符(しきがみふ)|式神作成|接触|1対象|1T|10|10||
|厭魅(えんみ)|呪い1|無限遠|1対象のみ|永久|15|12||
|爆砕符(ばくさいふ)|4d10+4|-|1対象のみ|一瞬のみ|15|12||
|砕魂符(さいこんふ)|武器呪符創造|-|1対象のみ|1T|45|24||
--蠱毒掌
---蠱毒(こどく)という猛毒に染まった腕を作る魔術です。術者は自らの腕に蠱毒を浸透させ、毒手を作り出します。毒手の攻撃を受けた対象は[抵抗力×5]の判定を行い、失敗すると蠱毒に侵されてしまいます。蠱毒を受けた者は、1時間あたり[軽傷]のダメージを受けます。蠱毒は魔術による解毒でなければ中和することはできません。
--言魂
---使用者の発する言葉に魔力を持たせ、対象を操る魔術です。簡単な命令形ならば、対象を自由に操ることができます。
--影覇砕光弾
---「影覇七死点」の上位魔術です。北斗七星の第八星、ひしゃくの付け根にある「伴星」の真の名を打ち出し、ダメージを与えます。全ての術者(妖魔含む)に効果があり、この魔術によって受けたダメージは魔術でしか回復することができません。
--魔風陣
---妖魔界から「魔風」を召喚し、精神にダメージを与える魔術です。抵抗に失敗したキャラクターは⑩3DのMPを消費してしまいます。
--転移
---術者のよく知っている場所へ瞬間移動する魔術です。転移を望まない者は、魔術抵抗に成功することで転移を逃れることができます。
--式神符
---五芒星印の押された呪符を作り出す魔術です。この呪符を使うと中級妖魔「式神」が現れます。この式神は、術者の命令に忠実に従います。但し、この呪符に使ったMPは、この呪符を使用するまで回復しません。
--厭魅
---対象が身に付けていた物を媒体にして、様々な呪いを掛ける魔術です。効果を上昇することによって、より強力な呪いを掛けることができます。以下は呪いの度合いの例です、これ以外の呪いについてはGMと相談してください。
---[呪い1]行動Bd 1・天分1低下
---[呪い2]行動Bd 2・天分2低下
---[呪い4]行動Bd 3・天分4低下
---[呪い8]行動Bd 4・天分8低下
---[呪い16]全身の呪縛・天分16 低下
---[呪い32]意識不明・天分32 低下
---呪いを解くには、魔術で呪いを解くか、呪いの媒体を破壊するしかありません。
--爆砕符
---五芒星印の押された呪符を作り出す魔術です。この呪符を貼られた対象は、強力な破壊の力でダメージを受けます。この呪符の攻撃は、対象のA効果を無効化します。但し、この呪符に使ったMPは、この呪符を使用するまで回復しません。
--砕魂符
---五芒星印の押された呪符を作り出す魔術です。この呪符を使用すると「砕魂剣」という剣を作り出すことができます。但し、この呪符に使ったMPは、使用するまで回復しません。
---【砕魂剣】
---能力:呪具+3・格闘用・特殊
---威力:⑥3D+3EP:9
--解説:砕魂符で作られた剣です。これによってダメージを受けた者は直ちに[抵抗力×5]の判定を行い、失敗した者は魂を砕かれ、死亡します。妖魔にこの剣を振るった場合、抵抗判定に失敗した中級以下の妖魔は消滅(浄化)します。上級以上の妖魔は直ちに死亡ダメージによって霧散化します。
*召喚師
-召喚師 BASE:妖気 精霊召喚術習得MSP:20 精霊魔術習得MSP:20
**精霊召喚術
|名前|効果|射程|範囲|時間|MP|MSP|特殊|h
|精霊召喚術(せいれいしょうかんじゅつ)|召喚|1is|1対象のみ|1T|特殊|20||
|我心晶(がしんしょう)|精霊制御1os|接触|1対象|1T|5|8||
|精霊憑依法(せいれいひょういほう)|精霊憑依|本人のみ|1対象のみ|1T|特殊|20||
--精霊召喚術
---精霊召喚術の基本魔術です。召喚を行うためには、呼び出す精霊の媒体(土、水、火、風など)を必要とします。術者は目の前に用意して魔術を詠唱して下さい。呼び出した精霊は、効果時間内自在に操ることが出来ます。精霊召喚術のレベルが高くなるに連れ、召喚できる精霊の種類が増えていきます。消費魔力は呼び出す精霊のHPと同じです。但し、余剰MPを消費して、HPを余剰MPで割り、消費魔力を減らすことが出来ます。精霊を召喚している間はほとんどの行動を行えません。但し、歩行は可能です。移動力は1になります。召喚中、精神が乱れる様なことが起こった場合(ダメージを受けた・心理的動揺を与えられた等)術者は、[精神力×3]の判定を行ってください。失敗すると精霊は帰ってしまいます。又、この魔術は精霊が「士気」のダメージを受けると効果が切れます。
|精霊召喚術レベル|地系(HP)|水系(HP)|火系(HP)|風系(HP)|h
|0|地霊(20)|緋水精(10)|火猿(15)|風妖精(5)|
|2|石動(40)|海魔(20)|炎虎(25)|風嵐精(25)|
|4|砂塵霊(40)|水竜(40)|爆竜(40)|雷獣(30)|
--我心晶
---水晶の球を精霊制御球にする魔術です。一つの水晶球で1体の精霊を制御することができます。術者はこの水晶によって、召喚した精霊を精神集中することなく自在に操ることができます。この水晶の力が及ぶ範囲外に精霊が移動した場合は、精霊は術者の意思を離れ、精霊界に帰ります。
---この魔術の修得には精霊召喚術レベル5以上が必要です。
--精霊憑依法
---精霊召喚と同じ方法で精霊を呼び出し、肉体に憑依させる魔術です。憑依させることによって、精霊の能力を得ることができます。一度に憑依できるのは1体までです。術者は憑依によって[MP][A効][移動][威力][魔術]の能力を得、それ以外は術者のデーターを使用します。憑依中でも術者の持つ魔術は使用することができます。憑依中に魔術を使用した場合は精霊のMPから消費されていき、MPが0になった時点で精霊は肉体から離れてしまいます。
---この魔術の修得には精霊召喚術レベル5以上が必要です。
---例:召喚師「鈴木ムネ夫」は、精霊憑依法によって召喚レベル4の「雷獣」を憑依させます。雷獣のHPは30で、ムネ夫は余剰MPを5使用しました。余剰MPを5使用したことで、憑依に必要なMPはHPの1/5 になり、消費MPは「30÷5+5= 11」になります。精霊憑依に成功したムネ夫は雷獣の持つ以下の能力を得ます。
---[MP]追加MP 55 (消費はこの魔力から先に行われます)
---[A効]皮膚3
---[移動]飛行9歩行3
---[威力]噛む1d6+3 爪1d10+3
---[魔術]風系妖術全種Lv 5
---この他にムネ夫の持つ魔術を使用し、通常の戦闘も行うことができます。
**精霊魔術
|名前|効果|射程|範囲|時間|MP|MSP|特殊|h
|四精光破(しせいこうは)|1d10+1|5is|1isの円|一瞬|1|8||
|四精壁(しせいへき)|魔術無効化壁|1is|1m2|1R|2|10|防御|
|悲哀歌(ひあいか)|悲しみ|接触|1対象|1T|2|10||
|怒狂闘気(どきょうとうき)|狂戦士化|接触|1対象|1T|2|10||
|夢装侵破(むそうしんぱ)|変化|5is|1対象|1T|3|12||
|魔唱(ましょう)|特殊|1os|1対象|1R|3|12||
|妖変(ようへん)|変化|接触|1対象|1T|3|12||
|聖魔炎(せいまえん)|2d10+2|5is|1対象|一瞬|3|12||
|四精浄化(しせいじょうか)|天分1減少|接触|1対象|一瞬|3|12||
|念素結換(ねんそけっかん)|元素合成1|接触のみ|1対象のみ|1T|3|12|防御|
|御身分解(おんみぶんかい)|四精霊化|本人のみ|1対象のみ|1H|5|16||
|四精結界(しせいけっかい)|結界|5is|直径1isの円|永久|5|16|防御|
--四精光破
---地水火風の4つの精霊の力を借り、術者の望む地点を中心に、地を割り、大地の下から炎を吹き上げ、頭上から雷を落とし、周りの気温を下げます。範囲内のもの全てにダメージを与えます。
--四精壁
---地水火風の4つの精霊の力を借り、1枚の目に見えない壁を作り出す術です。この壁は、いかなる魔術の効果も無力化することが出来ます。但し作った場所から動かすことは出来ません。
--悲哀歌
---対象の持つ悲しみの感情を増幅し、戦闘行動を抑制する魔術です。魔術の効果を受けた対象は、攻撃的な行動を一切行うことはできません。但し、悲しみの感情を持たない者(GM判断)や、精神を持たない者には効果がありません。
--怒狂闘気
---対象の心を怒りで満たし、狂戦士にする魔術です。狂戦士になった者は、通常攻撃の判定に[G d 2倍]を加えることが出来ます。但し、魔術は使用できず、一切の防御行動を行うことができません。魔術の効果時間内は[精神的劣勢]の効果を受けず、自分から逃亡することは絶対にありません。
--夢装侵破
---地と風の精霊の力によってアーマーの材質を変化させ、対象の着ているアーマー(鎧)を無力化する術です。但し、魔法のアーマーや退魔法具には効果がありません。
--魔唱
---対象に様々な効果を与える術です。下記の4つから状況に応じた効果を選んでください。
---[激情]全ての行動に対して、Gd1を与えることが出来ます。
---[支配]対象を自由に操ることが出来ます。但し、魔術を使わせる事は出来ません。
---[睡魔]空系妖術の深層睡夢と同じ効果を発揮します。
---[守り]対象の体に精霊の加護を与えます。これによってアーマー効果3を得ます。
--妖変
---対象を思いのままの姿に変化させる術です。外見が変わるだけなので、変えた物(者)の特殊能力を得ることは出来ません(たとえ猿に変化しても木登りは得意になりません)。
--聖魔炎
---聖なる炎を作り出し、邪悪な心を焼き尽くす術です。心の中の邪悪な部分にダメージを与える魔術のため、外傷はありません。又、邪悪な心を全く持っていない者(神・精霊)には影響を与えません。妖魔に対しては、たとえ憑依中であっても浄化効果を持ちます。
--四精浄化
---地水火風の4つの精霊の力を借り、対象の天分のいずれかを永久に減少させることが出来ます。妖魔や簡易データの襲撃者に行使した場合は、攻撃・防御・抵抗力・魔術抵抗のいずれかの能力値を下げてください。天分の最低値は1です。
--念素結換
---大気中の元素を合成して、武器や防具を作り出す魔術です。作ることができるのは術者がよく知っている、複雑な部品や薬品などを必要としない物に限ります。魔術で作られたものですが、通常の物質なので退魔法具にはなりません。[元素合成1]に付き、1EPまでの重さの武器・防具を作ることができます。作った物の能力に関してはGMと相談して下さい。
--御身分解
---術者の肉体を、四種の精霊に分解する魔術です。分解された肉体は、術者と同じ姿を持つ身長15cmほどの小人になります。それぞれの分身は[地霊・緋水精・火猿・風妖精]と同じデー
タ-を持ち、データーにある魔術の他に、術者の所持している共通バリエーションのみを使用することができます。他の魔術は使用することはできません。分身がダメージを受けていた場合は、元に戻ったときに最も重いダメージを残します。分身が死亡した場合は、死亡した分身一人につき[重体]のダメージを受けます。全ての分身が死亡した場合は、術者はその存在を失います。
--四精結界
---地水火風の精霊の力で、内外からの全て(魔術、妖魔能力を含む)の通行を隔てる結界を張る魔術です。結界の表面では、炎と吹雪と風と砂嵐が吹き荒れています。この結界は通常の攻撃と、地、水、火、風系の妖術によって破壊することはできません。妖魔の持つ上級結界と同じく、21以上の威力を受けなければ破壊されません。効果を望まない者は妖力抵抗によって無効
化できます。
**精霊魔術-分派魔術
|名前|効果|射程|範囲|時間|MP|MSP|特殊|h
|精霊宝珠(せいれいほうじゅ)|精霊契約|本人のみ|1対象のみ|1T|10|20||
--精霊宝珠
---精霊と契約を結ぶための魔術です。修得した時点で地・水・火・風のうちから1つ、契約を結ぶ精霊を選択します。以後、[精霊宝珠]を唱えたキャラクターは、契約を結んだ精霊の司る[下位呪文印]の、全てのバリエーションを[精霊魔術]のレベルで使用することができるようになります。但し、1種類の精霊としか契約を結ぶ事はできません。他の精霊と契約を結び直すためには、もう1度精霊宝珠を修得しなければなりません(MSPは戻りません)。術者は精霊と契約した証として、[地精][水神][火霊][風魔]という名の珠を1つ、契約した精霊から与えられます。
---分派魔術の修得には精霊魔術レベル5以上が必要です。
*巫覡術師
-巫覡術師 BASE:闘気 巫術習得MSP:20
--古代中国に伝わる魔術で、呪禁道や鬼嘯法の源流となった魔術『巫術』を扱うクラス
--破壊神迦無羅の加護を受けて、鬼道と破邪の力を併せ持ち、霊魂や呪いに関する魔術をも操る
--陰陽師や退魔師の源流にあたり、封印の術法も得意としています
**巫術
|名前|効果|射程|範囲|時間|MP|MSP|特殊|h
|蔵形匿影(ぞうけいとくえい)|姿を消す|本人のみ|1対象のみ|1T|1|8||
|王女喜神術(おうじょきしんじゅつ)|脱衣|5is|1対象|一瞬|1|8||
|登刀拂(とうとうてい)|脚部硬化|本人のみ|1対象のみ|1T|1|8|防御|
|金蚕蟲(きんさんちゅう)|1d10+1|5is|1対象|一瞬|2|10||
|隠淪飛霄(いんりんひしょう)|変身|本人のみ|1対象のみ|1T|2|10|防御|
|鏡聴卜(きょうちょうぼく)|遠視|接触のみ|1対象のみ|1R|2|10||
|浄眼(じょうがん)|看破視力|本人のみ|1対象のみ|1R|2|10||
|咒惑厭魅(じゅわくえんみ)|魅了|本人|1対象のみ|1D|2|10||
|打筋斗(だきんと)|病気1|接触|1対象のみ|永久|2|10||
|遁形五陣術(とんぎょうごじんじゅつ)|遁形移動5is|本人|1対象|一瞬のみ|2|10|防御|
|巫咒(ふじゅ)|呪い1|無制限|1対象のみ|永久|3|12||
|替身法(たいしんほう)|代わり身|本人のみ|1対象のみ|1T|3|12|防御|
|禁気符(きんきふ)|行動制限1|5is|1対象|1T|3|12||
|土々爪(とうとうちゃお)|2d6+2|5is|直線上|一瞬のみ|3|12||
|光爪龍(こわんやーろん)|1d10+1|1os|直線上|一瞬のみ|5|16||
|嘯法(しょうほう)|動物招集|1os|全対象(選)|1H|5|16||
|穢跡法(あいせきほう)|未来感知|本人のみ|1対象のみ|一瞬のみ|5|16||
|天心五雷正法(てんしんごらいしょうほう)|物品製作1|接触|1対象のみ|永久|5|16||
-巫術
--蔵形匿影
---瞬時に自分の姿を透明化することができる魔術です。透明化している間、通常行動を行うことはできますが、魔術を使用すると姿が現れてしまいます。
--王女喜神術
---この魔術は対象となった者が身につけている衣服・鎧などを1つ、瞬時に取り外すことができる魔術です。
--登刀拂
---両足を鋼の如く硬化することができる魔術です。これによって、脚部を用いた攻撃の威力が+3されます。又、鋭利な刃物を受けることもできます。但し、この魔術で妖魔・霊体にダメージを与えることはできません。
--金蚕蟲
---「金蚕蠱」という特殊な虫を放ち、対象に食いつかせることでダメージを与える魔術です。金蚕蠱のダメージは1d10+1ですが、魔術抵抗を成功されると効果がありません。判定を失敗した者はダメージを受け、そして体内に潜り込まれます。体内に潜った金蚕蠱は精気を食い、1日に[軽傷]のダメージを与えます。金蚕蠱を取り除くためには除霊術が必要です。
--隠淪飛霄
---自分のよく知っている(友人やペット等)者に、そのサイズを問わず変身することができる魔術です。但し、この魔術によって、変身した対象の持つ魔術や知識、特殊能力までは使用することはできません。
--飛霊八方
---戦闘移動力15の飛行能力を得ることができる魔術です。飛行中も全ての行動を行うことができます。
--鏡聴卜
---術者の良く知っている対象の姿を、手に持った鏡に写し出す魔術です。対象者とその背景が写ります。この魔術は対象の姿を見ることしかできず、音を聞くことはできません。
--浄眼
---真の姿を隠している全てのものの正体を見破る魔術です。この魔術の効果を受けている者は、妖魔が憑依・変身・透明化・霧散化・封印されていても瞬時に見破ることができます。又、獣人は、その種類を識別することができます。
--咒惑厭魅
---対象者のカリスマを上昇させる魔術です。この魔術がかかっている者に対してカリスマの判定を行う者は、まず魔術抵抗の判定を行います。失敗すると直ちに[S:とても友好的]な気持ちになります。但し、この魔術の効果はここまでで、後は自然に変化していきます。成功したときは通常通りのカリスマ判定になります。
--打筋斗
---対象の肉体に様々な病気を引き起こす魔術です。効果上昇により、下記の病気をひき起こすことができます。又、この魔術によって被った病気は自然回復をすることはできません。
---[病気1]風邪等の軽度な病気
---[病気2]神経性の疾患(声帯麻痺、睡眠障害、など)
---[病気4]内臓疾患(臓器名+病といった)
---[病気8]重血液疾患(白血病・血友病など)
---[病気16]いわゆる不治の病(癌・エイズなど)
--遁形五陣術
---接触した木・火・土・金・水の遁形を伝って、移動することができる魔術です。木に入り込んだ場合は、効果距離以内の別の木から姿を現します。この魔術は、最低でも術者と同じ大きさの遁形を必要とします。
--巫咒
---「呪詛」ともいい、対象に呪いをかけることができる魔術です。効果上昇をすることによって、様々な効果を引き起こすことができます。但し、魔術の使用には、媒体として対象の身につけていたものが必要です。媒体を破壊されると、呪いは解けてしまいます。
---[呪い1]行動Bd 1
---[呪い2]行動Bd 2
---[呪い4]行動Bd 3
---[呪い8]行動Bd 4
---[呪い16]全身の呪縛、行動不能
---[呪い32]意識不明(1ケ月後死亡)
--替身法
---天心五雷正法(後記解説)によって作り出した退魔法具に、自分が被ったダメージを転移させる魔術です(術者がダメージを受ける通常の手順を踏んでから、退魔法具に“軽傷" や“重傷" の様にダメージを与えます)。但し、これにより退魔法具が死亡ダメージに達した場合、壊れてしまいます。ダメージを受けた退魔法具は修理することができません。
--禁気符
---対象の身体に、その行動を制限する呪符を作り出す魔術です。呪符をつけられた対象は、効果上昇に応じた五感・四肢・能力を使用できなくなります。魔術抵抗に成功された場合、呪符は消滅します。この呪符は普通に剥がすことはできず、破呪系の魔術や呪いを解く魔術を掛けなければなりません。
---五感:味覚・視覚・触角・聴覚・嗅覚四肢:両腕・両足
---能力:スキル・魔術・妖魔能力など
---[行動制限1]五感・四肢・能力のうち、どれかの中の1つ
---[行動制限2]〃、どれかの中の2つ
---[行動制限4]五感・四肢・能力のいずれか1種類
--土々爪
---地中から爪を召喚し、一直線に高速で走らせ、直線上の対象全てにダメージを与える術です。
--光爪龍
---光を召喚し、一直線に高速で走らせ、直線上の対象全てにダメージを与える術です。この魔術は拡大倍率の1/2回数だけ曲げる事が出来ます。
--嘯法
---範囲内にいる任意の動物を召喚することができる魔術です。召喚された動物は、術者の命令で操ることができます。効果時間が切れた瞬間、その動物は元の場所に戻ります。
--穢跡法
---指定した物事の大ざっぱな未来を見ることができる魔術です。但し、指定したことが余りにも大きすぎたり細かすぎたりすると明確な答えは返ってきません。見える未来はほんの一瞬で、PC達が何も努力しなかった場合の場面が見えます。
--天心五雷正法
---任意の武具に魔力を与えることで、退魔法具を作り出すことができる魔術です。効果を上昇することによって、より強力な退魔法具を作る事ができます。但し、消費魔力は永久に消費されます。
---[付与1]格闘用+0 or 魔術封印+0 or A効果+2
---[付与2]格闘用+1 or 魔術補助+1 or 魔術封印(MSP10 までの魔術)+1 or A効果+4
---[付与4]格闘用+2 or 魔術補助+2 or 魔術封印(MSP15 までの魔術)+2 or A効果+6
---[付与8]魔術封印+2(MSP20 以上の魔術)or A効果+8
*傀儡師
-傀儡師 BASE:闘気 傀儡法習得MSP:20 創鍛法取得MSP:20
**傀儡法
|名前|効果|射程|範囲|時間|MP|MSP|特殊|h
|人形操術(にんぎょうそうじゅつ)|人形操作1os|1対象|5is|永久|2|10|-|
|鬼哭壁(きこくへき)|A効果5+特殊|本人のみ|1対象のみ|一瞬|2|10|防御|
|鬼魂顎(きこんがく)|⑥2D+2|5is|1対象|一瞬|2|10|-|
|人形封印(にんぎょうふういん)|人形の封印|1is|1対象のみ|永久|3|12|-|
|傀儡術(くぐつじゅつ)|行動支配|5is|1対象|1R|3|12|-|
|木霊(こだま)|使い魔製造|1is|1対象|1T|3|12|-|
|剥魂法(はっこんほう)|魂の強奪|5is|1対象|永久|8|18|-|
|反魂法(はんごんほう)|死体蘇生|接触|1対象|永久|10|20|-|
-傀儡法
--人形操術
---効果の距離までの普通の人形や傀儡人形を意のままに操る魔術です。この傀儡人形が見聞きしたことは常に術者に伝わり、同時に複数の人形を操る事もできます。
--鬼哭壁
---術者の体表に霊体を集め、身を護らせる魔術です。アーマー効果に加え、妖魔能力と魔術に対する防御能力があります。この魔術の効果を受けている者は、魔術抵抗の判定を必ず成功させる事ができます。但し、極端に効果時間が短いので、[防御発動]以外では余り役に立ちません。
--鬼魂顎
---周囲の霊体を集めて作った巨大な牙を、対象に襲い掛からせてダメージを与える魔術です。
--人形封印
---傀儡人形の魂を封印する魔術です。封印に使用できる媒体は、他の傀儡人形だけです。魂を封印された人形は、ただの人形に戻りますが、媒体に使用した傀儡人形が破壊されると復活します。
--傀儡術
---対象者に霊を憑依させて、全ての行動と思考を支配する魔術です。自殺を強要することも可能です。
--木霊
---自然物に浮遊霊を降ろし[木霊傀儡]を作り出す魔術です。人間サイズの石や木、もしくは水にこの魔術を掛けると、対象物はたちまち変形し木霊傀儡になります。そのいびつな人型人形は、術者の意のままに行動を始めます。下記が木霊傀儡のデーターです。効果時間が過ぎた木霊傀儡は、元の形に戻ってしまいます。
---木霊傀儡
反応:術者による攻撃:殴る2d10 10
HP:水10 木30 石50 防御:回避5
MP:なし魔術:6
A効:水1 木3 石5 抵抗:6
移動:歩行5
【外見】いびつな人型です。
【解説】木霊の魔術によって作られた、傀儡師の使い魔です。退魔
---法具と同じく、妖魔・霊体にダメージを与えることができます。
---又、媒体と同じ自然物に同化したり通り抜けたりすることも可能です。
--剥魂法
---人間の魂を傀儡人形に封じる邪法です。傀儡人形になっても自分の意思で今まで通り行動し、魔術やスキルを使うことができます。又、永遠の命をもちます。但し、その他のデーターは全て傀儡人形に準じてください。なお、この傀儡人形は「人形操術」で操ることが可能です。魂を抜かれた肉体は仮死状態になり、1週間後に完全に死亡してしまいます。術を破る魔術を掛けることで元の肉体に戻ることができますが、肉体が朽ち果てていたり「反魂法」により肉体が乗っ取られている場合は、そのまま浮遊霊となってしまいます。
---また、この方法で得た魂から能力を一部取り出し、創鍛法を用いて人形に付与することが出来ます。これを行った場合対象の魂は破滅します。
---この魔術を用いて、己の魂を人形に封じることで永遠の命を得る邪法があります。これを人形転生と呼びます。
--反魂法
---腐敗していない死体に浮遊霊を降ろし、人間として蘇生させる魔術です。この魔術によって作り出された人間には意思がなく、能力は、肉体が持っていた生前のスキル・魔術で、それを使わせることもできます。又、除霊術以外の様々なルールを人間として扱います。
**創鍛法
|名前|効果|射程|範囲|時間|MP|MSP|特殊|h
|息吹(いぶき)|人形作成|接触のみ|1対象のみ|永久|5(永久)|8|-|
|魔力付与(まりょくふよ)|魔力付与|接触のみ|1対象のみ|永久|1(永久)|8|-|
|呪文付与(じゅもんふよ)|呪文付与|接触のみ|1対象のみ|永久|1(永久)|8|-|
|法力付与(ほうりきふよ)|法力付与|接触のみ|1対象のみ|永久|1(永久)|8|-|
|能力付与(のうりょくふよ)|能力付与|接触のみ|1対象のみ|永久|1(永久)|8|-|
-創鍛法
--息吹
普通の人形に魂を与え「傀儡人形」を作る魔術です。魂を与えられた人形は、傀儡師の意のままに動かすことが可能です。但し、術者か
ら5 is 以上離れると普通の人形のように動かなくなります。傀儡人形の能力は下記のようになりますが、妖魔能力を持つ者は、同時に妖魔能力を持たせることもできます。この場合、術者の妖魔能力は永久に失われます。この魔術のMP消費ルールは特殊で、使用した魔力(MP)は永久に消費され、回復しません。
---傀儡人形
反応:製作者の選択攻撃:拳1d6 5
HP/MP:術者と同じ/5 防御:回避5
A効:0 魔法:5
移動:歩行5 抵抗:5
---傀儡人形は、傀儡師の作る退魔法具です。浄化系と精神に作用する魔術の効果を受けず、生物でも妖魔・霊体でも無いので、通常の
封印を受けることもありません。但し、通常の攻撃によってもダメージを受けます。その場合、魔術を使用しなければ回復しません。
---傀儡人形を封印するには、[人形封印]を施さなければなりません。傀儡人形の[反応]のデーターは、5 is 以内に傀儡師がいるにもかかわらず、命令を送れない状態(気絶、混乱)になったときに使います。攻撃の反応を取った傀儡人形は全力をもって主人を守りま
す。又、主人を失った傀儡人形は常にこの状態にあり、動くことができます。特に、戦うために作られた(反応が攻撃99 のみ)傀儡人形を指して護身用傀儡人形と呼びます。
--魔力付与
---物品や傀儡人形に、任意のMPを付与する魔術です。物品に付与されたMPは、所持者(本人でなくてもよい)の意思で自由に使うことができます。封印されたMPを消費するまで、付与した術者は封印されている分のMPを回復することができません(MPを永久に消費してしまう魔術に、このMPを使った場合は永久に回復しません)。傀儡人形にMPを付与した場合、付与したMPと消費MPは永久に消費されます。但し、傀儡人形が得たMPは、1時間に10 ポイント回復します。
--呪文付与
---妖術師の魔術バリエーションを物品に刷り込む魔術です。呪文付与のできる物品は、[法力付与]によって[魔術封印+0]以上の施された物に限ります。魔術を付与するには、まずMSPを消費して付与したい妖術師のバリエーションを修得します(基本魔術は修得できません。したがって、妖術を使用することもできません)。次に、[法力付与]した物品に[呪文付与]の魔術を掛けます。魔術に成功すると、付与する魔術バリエーションは消え、物品に刷り込まれます(MSPは戻りません)。効果上昇を行うことによって、より高度な術を封印することができます。
---[付与1]消費魔力1~2の魔術 [付与8]消費魔力11~15の魔術
---[付与2]消費魔力3~5の魔術 [付与16]消費魔力16 ~の魔術
---[付与4]消費魔力6~ 10 の魔術
--法力付与(ほうりきふよ)
---物品に法力を付与して退魔法具を作る、もしくは傀儡人形に法力を付与して能力を上昇させる魔術です。効果上昇を行うことによって、より強力な付与ができます。但し[魔術封印]の処理をした物品は[呪文付与]の魔術で呪文を刷り込まなければ、機能しません。
使用されたMP(余剰MPを含む)は永久に消費されます。
---< 退魔法具作成 >
---[付与1]格闘用or 魔術封印+0
---[付与2]格闘用or 魔術補助or 魔術封印+1
---[付与4]格闘用or 魔術補助or 魔術封印+2
---< 傀儡人形 >
---[付与1]移動力に+5
---[付与2]A効果、抵抗の倍率いずれかに+3。または妖術1系統レベル+3
---[付与4]魔術の倍率に+2
--能力付与(のうりょくふよ)
---傀儡人形製作の時に使用する魔術です。1回の魔術で、術師の持つ任意のスキル(魔術も含む)を1種類、傀儡人形に付与
する事ができます。但し、術者は付与したスキルを忘れてしまいます(消費されたSP、MSPは戻りません)。
---< 傀儡人形の作り方 >
---①人形を用意します。
---②人形に[息吹]の魔術を掛け、人形に魂を入れます。
---③創鍛法を用いて、人形に様々な能力を持たせます。
---【傀儡師秋冬夜唯の場合】傀儡師で妖魔純血種の秋冬夜唯は、傀儡人形を作ることにしました。彼女は傀儡法も創鍛法も十分に修得しており、日本舞踊と剣技のスキルを8レベルずつ修得しています。彼女のHPは35、MPは48 です。
---まず彼女は、飛騨の職人に頼んで、白拍子の姿をした等身大の人形を用意しました。(①)
---次に[息吹]を人形に掛けます。5MPを永久に失いました。傀儡人形のHPは35 になり、彼女は人形の反応を
---[攻50 /逃80 /重傷]とし、能力値は[攻撃5・回避5・魔法5・抵抗5]となりました。
---同時に、彼女の持つ妖魔能力、妖炎1 Lv(2d6・5 is・1対象)を付与します(②)。そして創鍛法を用いて、以下の能力を付与しました。(③)
---[能力付与]剣技5、日本舞踊8
---[法力付与]効果上昇2倍[下位呪文印(火)3 Lv]4MP永消
---効果上昇2倍[A効果+3]4MP永久消費
---効果上昇4倍[魔術の倍率+2]6MP永久消費
---[呪文付与]妖炎闘気、火炎撃:22 MSP消費
---[魔力付与]MP 15 付与:16 MP永久消費
---最後に彼女は、人形に猩々(しょうじょう)という名前を つけ、日本刀を与えました。以上で傀儡人形は出来上がりま した。出来上がった人形のデーターは次のようになります。
---■傀儡人形“猩々”■■■■■■■■■■■■■
反応:攻50 /逃80 重傷攻撃:刀 3d6 10
HP/MP:35/20 防御:刀 受け10
A効:3 回避5
移動:歩行5 魔法:下位呪文印(火)3Lv 7
[スキル] 妖炎闘気・火炎撃
日本舞踊8Lv 抵抗:5
特殊:妖炎[2d6・5is・1対象]
唯は、剣技5レベルと日本舞踊8レベルのスキル、24MSP と35 MP、そして妖魔能力[妖炎]を失いました。
*魔獣使い
-魔獣使い BASE:妖力 魔獣召喚法習得MSP:20 魔獣降術修得MSP:20
**魔獣召喚法
|名前|効果|射程|範囲|時間|MP|MSP|特殊|h
|魔獣召喚(まじゅうしょうかん)|召喚|1is|1対象(特殊)|永久|5(特殊)|20||
--魔獣召喚
---魔獣を妖魔界もしくは[魔獣封印球]から呼び出し、自在に操る魔術です。呼び出せる魔獣は、対応シナリオが術者の「魔獣召喚法レベル×2]までのものに限ります。呼び出した魔獣は、妖魔データーの「士気」のダメージを受けた時点で、妖魔界へ帰ってしまいます。召喚師とは違い、魔獣を召喚していても術者は自由に行動することができます。盟約を結ぶために呼び出した魔獣を操ることはできません。
---【魔獣封印球から魔獣を召喚する場合】
---魔獣封印球から魔獣を召喚する場合、必要なMPは一律「5」になります。魔獣封印球から魔獣を召喚する場合は、対象数の上昇を行うことによって、同時に複数の魔獣を呼び出すことができます。
---【妖魔界から魔獣を召喚する場合】
---妖魔界から魔獣召喚を行う時の消費魔力は、呼び出す魔獣の「HP」と同じです。ただし、余剰MPを消費して、HPを余剰MPで割り、消費魔力を減らすことができます。妖魔界から魔獣を召喚する場合は、1度に1体しか召喚することはできません。
---例:HP25の双剣獣を召喚した場合、MPは25必要です。余剰MPを3使うことによって、消費魔力は1/3になりますので、実際消費するMPは「(25÷3)+3=12」になります。
**魔獣降術
|名前|効果|射程|範囲|時間|MP|MSP|特殊|h
|魔獣封印球(まじゅうふういんきゅう)|媒体製造|接触|1対象|永久|1|8||
|魔獣封印(まじゅうふういん)|魔獣の封印|接触|1対象|永久|5|16||
|魔招獣力印(ましょうじゅうりょくいん)|魔獣の攻撃1|1is|1対象|一瞬|2|10||
|魔獣召霊(まじゅうしょうれい)|能力召喚|本人のみ|1対象のみ|1T|3|12||
|魔獣変(まじゅうへん)|融合|本人のみ|1対象のみ|1T|5|16|防御|
--魔獣封印球
---盟約を結んだ魔獣を入れておくための、水晶球(EP0)を作る魔術です。1つの封印球に1体の魔獣を入れておくことができます。水晶球に入っている間、魔獣は回復に精気を必要としません。
--魔獣封印
---あらかじめ用意した魔獣封印球に、魔獣を封印するための魔術です。封印した魔獣は、盟約を結ぶ事ができます。
--魔招獣力印
---魔獣を一瞬だけ召喚して、攻撃させる魔術です。魔獣の攻撃1につき1体の魔獣を召喚することができ、効果を上昇させることによって、同時に複数の魔獣に攻撃させることができます。召喚できる魔獣は、盟約を結んだ魔獣に限ります。
---例:魔獣使い「塚本八雲」が眼前の上級妖魔「鬼眼」に対して効果2倍で魔招獣力印を行います。彼女は鎌鼬と幻豹と盟約を結んでいます。彼女が呪文を唱えた瞬間、彼女の両手から白いイタチと斑模様の豹が飛び出し、鬼眼に対して攻撃を仕掛けました。幻豹の攻撃は外れ。鎌鼬の攻撃は鬼眼に命中し、軽傷ダメージを与えることができました。その瞬間、呪文の効果が切れ、魔獣たちは消え去りました。
--魔獣召霊
---盟約を結んでいる魔獣の特殊能力を得る魔術です。術者は、自分が盟約を結んでいる魔獣の持つ特殊能力を1つだけ自分の体内に一時的に宿らせることができます。この呪文によって宿らせることができるのは、魔獣のデーター表の中の「特殊」に書いてあるデーターのみです。同時に複数の能力を得ることはできません。
--魔獣変
---召喚した魔獣と体を融合させ、肉体を強化する魔術です。外見は、融合した魔獣を擬人化した様な姿になります。但し、融合できる魔獣は盟約を結んでいる魔獣に限り、一度に融合できる魔獣は1匹だけです。又、あらかじめ召喚しておいた魔獣に限ります。融合している間は妖魔合身と同じ状態になります。
---【魔獣変を行った時のデーター】
---HP/MP:術者と比較して大きいほうの数値を使用する。
---A効果:上記と同じ。
---移動:魔獣の数値を引き継ぐ。
---攻撃:術者と魔獣の両方の攻撃力を使用できる(外見的に不可能なものは使用できない)。魔獣の攻撃方法で攻撃する場合は[魔獣の攻撃倍率の+通常倍率5]を成功倍率として、術者の天分を使用する。
---防御:術者と比較して大きいほうの倍率を使用する。但し、回避及び受け以外の防御を持つ魔獣の場合は、その防御能力を使用することができる。
---魔術:魔獣の持つ能力をそのまま引き継ぐ(魔法抵抗含む)。もし、術者が魔獣と同じ魔法を修得しているならば、魔獣の基本魔法レベルの半分を術者の基本魔法に加えることができる。
---特殊:全て引き継ぐ。
*魔術3
#contents
-----------------------------------------------------------
*陰陽師
-陰陽師 BASE:妖気 呪禁道習得MSP:20 鬼嘯法習得MSP:20
--混沌神と契約を結び呪禁道と呼ばれる闇の禁呪妖術を自在に操ることの出来るクラス。
--攻撃、防御、サポートのすべてに優れ、退魔師と同じく、封印能力も得意とする。
--退魔師と対をなし、あらゆる戦局に対応する、まさにダークヒーロー。
**呪禁道
|名前|効果|射程|範囲|時間|MP|MSP|特殊|h
|降魔法(こうまほう)|召喚|1is|1対象のみ|1H|特殊|8||
|暗黒視(あんこくし)|視覚反転|接触|1対象|1T|1|8||
|影斬破(えいざんは)|1d6+1|5is|1対象|一瞬|1|8||
|影破七死点(えいはしちしてん)|一文字|5is|1対象|一瞬|3|12||
|影爆(えいばく)|1d10+1|5is|1isの円|一瞬|3|12||
|腐敗雲(ふはいうん)|1d10+1|1is|1isの円|1R|3|12||
|魔極陣(まきょくじん)|行動BD2|本人|1isの円|効果時間|3|12||
|夢魔操術(むまそうじゅつ)|夢を操る|接触|1対象|1T|3|12||
|影防衣(えいぼうい)|A+2(4)|本人|1対象|1T|4|14|防御|
|妖魔召喚(ようましょうかん)|召喚|1is|1対象のみ|永久|特殊|20||
--降魔法
---術者自身が封印した吸血鬼・霊体を、封印媒体から呼び出し自由に操る術です。術者の精神集中が続く限り、吸血鬼・霊体は与えられた命令を遂行します。呼び出した吸血鬼・霊体は、データの「士気ダメージ」を受けた時点で、封印媒体へ戻ってしまいます。消費魔力については、「召喚師」精霊召喚術と同じです(吸血鬼・霊体の判定は全てGMが行って下さい)。
--暗黒視
---視覚の光と闇を逆転する術です。明るいところではBdを受け、暗いところでは闇のBdを受けなくなります。効果を打ち消すには、もう一度同じ魔術を使用します。
--影斬破
---影の刃を地面に這わせて対象にぶつけ、影を切ることによりダメージを与える術です。この術に対しては、魔術のアーマー効果を含む全てのアーマー効果が無効となります。
--影覇七死点
---対・退魔師用の攻撃魔術で、退魔師だけにダメージを与える術です。北斗七星の星の名である貪狼(とんろう)巨門(こもん)禄存(ろくそん)文曲(もんごく)康貞(れんちょう)武曲(むごく)破軍(はぐん)の名を、印とともに唱え、『両足・両腕・心臓・喉・額』に黒い点を浮かべ、ダメージを与えます。通常の効果上昇を行うことにより、文字を増やすことが可能です。1文字につき、1d10+1威力です。これによって受けたダメージは、魔術でなければ回復出来ません。退魔師がなにをしたって言うんだ、なんだこの公式虐め
--影爆
---術者の望む地点を中心とした範囲内の影を爆発させ、全ての者にダメージを与える術です。「影斬破」と同じく、全てのアーマー効果の影響を受けません。
--腐敗雲
---腐敗性のガスを発生させ、対象にダメージを与える術です。これによって受けた傷は、魔術でしか回復できません。更に、回復の効果は1/2になります。風が吹いている場合は、効果時間が半分になってしまいます。
--魔極陣
---負の波動の結界を引く術です。範囲内に入射程本人 った対象の活力を負の波動によって奪い、全範囲直径1 is の円 ての行動にBd2を与えます。但し、吸血鬼が入っ時間1T た場合は、Gd2 を与えます。
--夢魔操術
---眠っている対象に思い通りの夢を見させ、射程接触 肉体にも同じ影響を与える術です。効果時間範囲1対象 中は、絶対に目を覚ますことはありません。
--影防衣
---術者の影を立体化させて身にまとい、鎧とする術です。闇の中で使用すると効果は2倍になります。
--妖魔召喚
---
下級・中級の吸血鬼を異界から呼び出し、術者の意志に従わせることのできる魔術です。術者の「呪禁道」のレベルが呼び出した吸血鬼の「対応シナリオ」以上の場合、吸血鬼を呼び出すことができます。呼び出した吸血鬼は吸血鬼データーの「士気」のダメージを受けた時点で、異界へ帰ってしまいます。消費魔力については「召喚師」精霊召喚術と同じです。ニート特殊召喚
**鬼嘯法
|名前|効果|射程|範囲|時間|MP|MSP|特殊|h
|蠱毒掌(こどくしょう)|毒手|本人のみ|1対象のみ|1T|5|8||
|言魂(ことだま)|対象操作|5is|1対象|1R|5|8||
|影覇砕光弾(えいはさいこうだん)|3d10+3|1os|1対象|一瞬|10|10||
|魔風陣(まふうじん)|魔風|5is|全対象|一瞬|10|10||
|転移(てんい)|空間転移|接触|1対象|一瞬のみ|10|10|防御|
|式神符(しきがみふ)|式神作成|接触|1対象|1T|10|10||
|厭魅(えんみ)|呪い1|無限遠|1対象のみ|永久|15|12||
|爆砕符(ばくさいふ)|4d10+4|-|1対象のみ|一瞬のみ|15|12||
|砕魂符(さいこんふ)|武器呪符創造|-|1対象のみ|1T|45|24||
--蠱毒掌
---蠱毒(こどく)という猛毒に染まった腕を作る魔術です。術者は自らの腕に蠱毒を浸透させ、毒手を作り出します。毒手の攻撃を受けた対象は[抵抗力×5]の判定を行い、失敗すると蠱毒に侵されてしまいます。蠱毒を受けた者は、1時間あたり[軽傷]のダメージを受けます。蠱毒は魔術による解毒でなければ中和することはできません。
--言魂
---使用者の発する言葉に魔力を持たせ、対象を操る魔術です。簡単な命令形ならば、対象を自由に操ることができます。
--影覇砕光弾
---「影覇七死点」の上位魔術です。北斗七星の第八星、ひしゃくの付け根にある「伴星」の真の名を打ち出し、ダメージを与えます。全ての術者(人外含む)に効果があり、この魔術によって受けたダメージは魔術でしか回復することができません。
--魔風陣
---異界から「魔風」を召喚し、精神にダメージを与える魔術です。抵抗に失敗したキャラクターは⑩3DのMPを消費してしまいます。
--転移
---術者のよく知っている場所へ瞬間移動する魔術です。転移を望まない者は、魔術抵抗に成功することで転移を逃れることができます。つまりこの魔術クラスの敵は防御発動でこの術を行使しいつでも逃げられます。気をつけましょう
--式神符
---五芒星印の押された呪符を作り出す魔術です。この呪符を使うと中級妖魔「式神」が現れます。この式神は、術者の命令に忠実に従います。但し、この呪符に使ったMPは、この呪符を使用するまで回復しません。
--厭魅
---対象が身に付けていた物を媒体にして、様々な呪いを掛ける魔術です。効果を上昇することによって、より強力な呪いを掛けることができます。以下は呪いの度合いの例です、これ以外の呪いについてはGMと相談してください。
---[呪い1]行動Bd 1・天分1低下
---[呪い2]行動Bd 2・天分2低下
---[呪い4]行動Bd 3・天分4低下
---[呪い8]行動Bd 4・天分8低下
---[呪い16]全身の呪縛・天分16 低下
---[呪い32]意識不明・天分32 低下
---呪いを解くには、魔術で呪いを解くか、呪いの媒体を破壊するしかありません。
--爆砕符
---五芒星印の押された呪符を作り出す魔術です。この呪符を貼られた対象は、強力な破壊の力でダメージを受けます。この呪符の攻撃は、対象のA効果を無効化します。但し、この呪符に使ったMPは、この呪符を使用するまで回復しません。
--砕魂符
---五芒星印の押された呪符を作り出す魔術です。この呪符を使用すると「砕魂剣」という剣を作り出すことができます。但し、この呪符に使ったMPは、使用するまで回復しません。
---【砕魂剣】
---能力:呪具+3・格闘用・特殊
---威力:⑥3D+3EP:9
--解説:砕魂符で作られた剣です。これによってダメージを受けた者は直ちに[抵抗力×5]の判定を行い、失敗した者は魂を砕かれ、死亡します。吸血鬼にこの剣を振るった場合、抵抗判定に失敗した中級以下の吸血鬼は消滅(浄化)します。上級以上の吸血鬼は直ちに死亡ダメージによって霧散化します。
*召喚師
-召喚師 BASE:妖気 精霊召喚術習得MSP:20 精霊魔術習得MSP:20
**精霊召喚術
|名前|効果|射程|範囲|時間|MP|MSP|特殊|h
|精霊召喚術(せいれいしょうかんじゅつ)|召喚|1is|1対象のみ|1T|特殊|20||
|我心晶(がしんしょう)|精霊制御1os|接触|1対象|1T|5|8||
|精霊憑依法(せいれいひょういほう)|精霊憑依|本人のみ|1対象のみ|1T|特殊|20||
--精霊召喚術
---精霊召喚術の基本魔術です。召喚を行うためには、呼び出す精霊の媒体(土、水、火、風など)を必要とします。術者は目の前に用意して魔術を詠唱して下さい。呼び出した精霊は、効果時間内自在に操ることが出来ます。精霊召喚術のレベルが高くなるに連れ、召喚できる精霊の種類が増えていきます。消費魔力は呼び出す精霊のHPと同じです。但し、余剰MPを消費して、HPを余剰MPで割り、消費魔力を減らすことが出来ます。精霊を召喚している間はほとんどの行動を行えません。但し、歩行は可能です。移動力は1になります。召喚中、精神が乱れる様なことが起こった場合(ダメージを受けた・心理的動揺を与えられた等)術者は、[精神力×3]の判定を行ってください。失敗すると精霊は帰ってしまいます。又、この魔術は精霊が「士気」のダメージを受けると効果が切れます。
|精霊召喚術レベル|地系(HP)|水系(HP)|火系(HP)|風系(HP)|h
|0|地霊(20)|緋水精(10)|火猿(15)|風妖精(5)|
|2|石動(40)|海魔(20)|炎虎(25)|風嵐精(25)|
|4|砂塵霊(40)|水竜(40)|爆竜(40)|雷獣(30)|
--我心晶
---水晶の球を精霊制御球にする魔術です。一つの水晶球で1体の精霊を制御することができます。術者はこの水晶によって、召喚した精霊を精神集中することなく自在に操ることができます。この水晶の力が及ぶ範囲外に精霊が移動した場合は、精霊は術者の意思を離れ、精霊界に帰ります。
---この魔術の修得には精霊召喚術レベル5以上が必要です。
--精霊憑依法
---精霊召喚と同じ方法で精霊を呼び出し、肉体に憑依させる魔術です。憑依させることによって、精霊の能力を得ることができます。一度に憑依できるのは1体までです。術者は憑依によって[MP][A効][移動][威力][魔術]の能力を得、それ以外は術者のデーターを使用します。憑依中でも術者の持つ魔術は使用することができます。憑依中に魔術を使用した場合は精霊のMPから消費されていき、MPが0になった時点で精霊は肉体から離れてしまいます。
---この魔術の修得には精霊召喚術レベル5以上が必要です。
---例:召喚師「鈴木ムネ夫」は、精霊憑依法によって召喚レベル4の「雷獣」を憑依させます。雷獣のHPは30で、ムネ夫は余剰MPを5使用しました。余剰MPを5使用したことで、憑依に必要なMPはHPの1/5 になり、消費MPは「30÷5+5= 11」になります。精霊憑依に成功したムネ夫は雷獣の持つ以下の能力を得ます。
---[MP]追加MP 55 (消費はこの魔力から先に行われます)
---[A効]皮膚3
---[移動]飛行9歩行3
---[威力]噛む1d6+3 爪1d10+3
---[魔術]風系妖術全種Lv 5
---この他にムネ夫の持つ魔術を使用し、通常の戦闘も行うことができます。
**精霊魔術
|名前|効果|射程|範囲|時間|MP|MSP|特殊|h
|四精光破(しせいこうは)|1d10+1|5is|1isの円|一瞬|1|8||
|四精壁(しせいへき)|魔術無効化壁|1is|1m2|1R|2|10|防御|
|悲哀歌(ひあいか)|悲しみ|接触|1対象|1T|2|10||
|怒狂闘気(どきょうとうき)|狂戦士化|接触|1対象|1T|2|10||
|夢装侵破(むそうしんぱ)|変化|5is|1対象|1T|3|12||
|魔唱(ましょう)|特殊|1os|1対象|1R|3|12||
|妖変(ようへん)|変化|接触|1対象|1T|3|12||
|聖魔炎(せいまえん)|2d10+2|5is|1対象|一瞬|3|12||
|四精浄化(しせいじょうか)|天分1減少|接触|1対象|一瞬|3|12||
|念素結換(ねんそけっかん)|元素合成1|接触のみ|1対象のみ|1T|3|12|防御|
|御身分解(おんみぶんかい)|四精霊化|本人のみ|1対象のみ|1H|5|16||
|四精結界(しせいけっかい)|結界|5is|直径1isの円|永久|5|16|防御|
--四精光破
---地水火風の4つの精霊の力を借り、術者の望む地点を中心に、地を割り、大地の下から炎を吹き上げ、頭上から雷を落とし、周りの気温を下げます。範囲内のもの全てにダメージを与えます。
--四精壁
---地水火風の4つの精霊の力を借り、1枚の目に見えない壁を作り出す術です。この壁は、いかなる魔術の効果も無力化することが出来ます。但し作った場所から動かすことは出来ません。
--悲哀歌
---対象の持つ悲しみの感情を増幅し、戦闘行動を抑制する魔術です。魔術の効果を受けた対象は、攻撃的な行動を一切行うことはできません。但し、悲しみの感情を持たない者(GM判断)や、精神を持たない者には効果がありません。
--怒狂闘気
---対象の心を怒りで満たし、狂戦士にする魔術です。狂戦士になった者は、通常攻撃の判定に[G d 2倍]を加えることが出来ます。但し、魔術は使用できず、一切の防御行動を行うことができません。魔術の効果時間内は[精神的劣勢]の効果を受けず、自分から逃亡することは絶対にありません。
--夢装侵破
---地と風の精霊の力によってアーマーの材質を変化させ、対象の着ているアーマー(鎧)を無力化する術です。但し、魔法のアーマーや退魔法具には効果がありません。
--魔唱
---対象に様々な効果を与える術です。下記の4つから状況に応じた効果を選んでください。
---[激情]全ての行動に対して、Gd1を与えることが出来ます。
---[支配]対象を自由に操ることが出来ます。但し、魔術を使わせる事は出来ません。
---[睡魔]空系妖術の深層睡夢と同じ効果を発揮します。
---[守り]対象の体に精霊の加護を与えます。これによってアーマー効果3を得ます。
--妖変
---対象を思いのままの姿に変化させる術です。外見が変わるだけなので、変えた物(者)の特殊能力を得ることは出来ません(たとえ猿に変化しても木登りは得意になりません)。
--聖魔炎
---聖なる炎を作り出し、邪悪な心を焼き尽くす術です。心の中の邪悪な部分にダメージを与える魔術のため、外傷はありません。又、邪悪な心を全く持っていない者(神・精霊)には影響を与えません。吸血鬼に対しては、たとえ憑依中であっても浄化効果を持ちます。
--四精浄化
---地水火風の4つの精霊の力を借り、対象の天分のいずれかを永久に減少させることが出来ます。吸血鬼や簡易データの襲撃者に行使した場合は、攻撃・防御・抵抗力・魔術抵抗のいずれかの能力値を下げてください。天分の最低値は1です。
--念素結換
---大気中の元素を合成して、武器や防具を作り出す魔術です。作ることができるのは術者がよく知っている、複雑な部品や薬品などを必要としない物に限ります。魔術で作られたものですが、通常の物質なので退魔法具にはなりません。[元素合成1]に付き、1EPまでの重さの武器・防具を作ることができます。作った物の能力に関してはGMと相談して下さい。
--御身分解
---術者の肉体を、四種の精霊に分解する魔術です。分解された肉体は、術者と同じ姿を持つ身長15cmほどの小人になります。それぞれの分身は[地霊・緋水精・火猿・風妖精]と同じデー
タ-を持ち、データーにある魔術の他に、術者の所持している共通バリエーションのみを使用することができます。他の魔術は使用することはできません。分身がダメージを受けていた場合は、元に戻ったときに最も重いダメージを残します。分身が死亡した場合は、死亡した分身一人につき[重体]のダメージを受けます。全ての分身が死亡した場合は、術者はその存在を失います。
--四精結界
---地水火風の精霊の力で、内外からの全て(魔術、能力を含む)の通行を隔てる結界を張る魔術です。結界の表面では、炎と吹雪と風と砂嵐が吹き荒れています。この結界は通常の攻撃と、地、水、火、風系の妖術によって破壊することはできません。吸血鬼の持つ上級結界と同じく、21以上の威力を受けなければ破壊されません。効果を望まない者は妖力抵抗によって無効
化できます。
**精霊魔術-分派魔術
|名前|効果|射程|範囲|時間|MP|MSP|特殊|h
|精霊宝珠(せいれいほうじゅ)|精霊契約|本人のみ|1対象のみ|1T|10|20||
--精霊宝珠
---精霊と契約を結ぶための魔術です。修得した時点で地・水・火・風のうちから1つ、契約を結ぶ精霊を選択します。以後、[精霊宝珠]を唱えたキャラクターは、契約を結んだ精霊の司る[下位呪文印]の、全てのバリエーションを[精霊魔術]のレベルで使用することができるようになります。但し、1種類の精霊としか契約を結ぶ事はできません。他の精霊と契約を結び直すためには、もう1度精霊宝珠を修得しなければなりません(MSPは戻りません)。術者は精霊と契約した証として、[地精][水神][火霊][風魔]という名の珠を1つ、契約した精霊から与えられます。
---分派魔術の修得には精霊魔術レベル5以上が必要です。
*巫覡術師
-巫覡術師 BASE:闘気 巫術習得MSP:20
--古代中国に伝わる魔術で、呪禁道や鬼嘯法の源流となった魔術『巫術』を扱うクラス
--破壊神迦無羅の加護を受けて、鬼道と破邪の力を併せ持ち、霊魂や呪いに関する魔術をも操る
--陰陽師や退魔師の源流にあたり、封印の術法も得意としています
**巫術
|名前|効果|射程|範囲|時間|MP|MSP|特殊|h
|蔵形匿影(ぞうけいとくえい)|姿を消す|本人のみ|1対象のみ|1T|1|8||
|王女喜神術(おうじょきしんじゅつ)|脱衣|5is|1対象|一瞬|1|8||
|登刀拂(とうとうてい)|脚部硬化|本人のみ|1対象のみ|1T|1|8|防御|
|金蚕蟲(きんさんちゅう)|1d10+1|5is|1対象|一瞬|2|10||
|隠淪飛霄(いんりんひしょう)|変身|本人のみ|1対象のみ|1T|2|10|防御|
|鏡聴卜(きょうちょうぼく)|遠視|接触のみ|1対象のみ|1R|2|10||
|浄眼(じょうがん)|看破視力|本人のみ|1対象のみ|1R|2|10||
|咒惑厭魅(じゅわくえんみ)|魅了|本人|1対象のみ|1D|2|10||
|打筋斗(だきんと)|病気1|接触|1対象のみ|永久|2|10||
|遁形五陣術(とんぎょうごじんじゅつ)|遁形移動5is|本人|1対象|一瞬のみ|2|10|防御|
|巫咒(ふじゅ)|呪い1|無制限|1対象のみ|永久|3|12||
|替身法(たいしんほう)|代わり身|本人のみ|1対象のみ|1T|3|12|防御|
|禁気符(きんきふ)|行動制限1|5is|1対象|1T|3|12||
|土々爪(とうとうちゃお)|2d6+2|5is|直線上|一瞬のみ|3|12||
|光爪龍(こわんやーろん)|1d10+1|1os|直線上|一瞬のみ|5|16||
|嘯法(しょうほう)|動物招集|1os|全対象(選)|1H|5|16||
|穢跡法(あいせきほう)|未来感知|本人のみ|1対象のみ|一瞬のみ|5|16||
|天心五雷正法(てんしんごらいしょうほう)|物品製作1|接触|1対象のみ|永久|5|16||
-巫術
--蔵形匿影
---瞬時に自分の姿を透明化することができる魔術です。透明化している間、通常行動を行うことはできますが、魔術を使用すると姿が現れてしまいます。
--王女喜神術
---この魔術は対象となった者が身につけている衣服・鎧などを1つ、瞬時に取り外すことができる魔術です。
--登刀拂
---両足を鋼の如く硬化することができる魔術です。これによって、脚部を用いた攻撃の威力が+3されます。又、鋭利な刃物を受けることもできます。但し、この魔術で吸血鬼・霊体にダメージを与えることはできません。
--金蚕蟲
---「金蚕蠱」という特殊な虫を放ち、対象に食いつかせることでダメージを与える魔術です。金蚕蠱のダメージは1d10+1ですが、魔術抵抗を成功されると効果がありません。判定を失敗した者はダメージを受け、そして体内に潜り込まれます。体内に潜った金蚕蠱は精気を食い、1日に[軽傷]のダメージを与えます。金蚕蠱を取り除くためには除霊術が必要です。
--隠淪飛霄
---自分のよく知っている(友人やペット等)者に、そのサイズを問わず変身することができる魔術です。但し、この魔術によって、変身した対象の持つ魔術や知識、特殊能力までは使用することはできません。
--飛霊八方
---戦闘移動力15の飛行能力を得ることができる魔術です。飛行中も全ての行動を行うことができます。
--鏡聴卜
---術者の良く知っている対象の姿を、手に持った鏡に写し出す魔術です。対象者とその背景が写ります。この魔術は対象の姿を見ることしかできず、音を聞くことはできません。
--浄眼
---真の姿を隠している全てのものの正体を見破る魔術です。この魔術の効果を受けている者は、吸血鬼が憑依・変身・透明化・霧散化・封印されていても瞬時に見破ることができます。又、獣人は、その種類を識別することができます。
--咒惑厭魅
---対象者のカリスマを上昇させる魔術です。この魔術がかかっている者に対してカリスマの判定を行う者は、まず魔術抵抗の判定を行います。失敗すると直ちに[S:とても友好的]な気持ちになります。但し、この魔術の効果はここまでで、後は自然に変化していきます。成功したときは通常通りのカリスマ判定になります。
--打筋斗
---対象の肉体に様々な病気を引き起こす魔術です。効果上昇により、下記の病気をひき起こすことができます。又、この魔術によって被った病気は自然回復をすることはできません。
---[病気1]風邪等の軽度な病気
---[病気2]神経性の疾患(声帯麻痺、睡眠障害、など)
---[病気4]内臓疾患(臓器名+病といった)
---[病気8]重血液疾患(白血病・血友病など)
---[病気16]いわゆる不治の病(癌・エイズなど)
--遁形五陣術
---接触した木・火・土・金・水の遁形を伝って、移動することができる魔術です。木に入り込んだ場合は、効果距離以内の別の木から姿を現します。この魔術は、最低でも術者と同じ大きさの遁形を必要とします。
--巫咒
---「呪詛」ともいい、対象に呪いをかけることができる魔術です。効果上昇をすることによって、様々な効果を引き起こすことができます。但し、魔術の使用には、媒体として対象の身につけていたものが必要です。媒体を破壊されると、呪いは解けてしまいます。
---[呪い1]行動Bd 1
---[呪い2]行動Bd 2
---[呪い4]行動Bd 3
---[呪い8]行動Bd 4
---[呪い16]全身の呪縛、行動不能
---[呪い32]意識不明(1ケ月後死亡)
--替身法
---天心五雷正法(後記解説)によって作り出した退魔法具に、自分が被ったダメージを転移させる魔術です(術者がダメージを受ける通常の手順を踏んでから、退魔法具に“軽傷" や“重傷" の様にダメージを与えます)。但し、これにより退魔法具が死亡ダメージに達した場合、壊れてしまいます。ダメージを受けた退魔法具は修理することができません。
--禁気符
---対象の身体に、その行動を制限する呪符を作り出す魔術です。呪符をつけられた対象は、効果上昇に応じた五感・四肢・能力を使用できなくなります。魔術抵抗に成功された場合、呪符は消滅します。この呪符は普通に剥がすことはできず、破呪系の魔術や呪いを解く魔術を掛けなければなりません。
---五感:味覚・視覚・触角・聴覚・嗅覚四肢:両腕・両足
---能力:スキル・魔術・能力など
---[行動制限1]五感・四肢・能力のうち、どれかの中の1つ
---[行動制限2]〃、どれかの中の2つ
---[行動制限4]五感・四肢・能力のいずれか1種類
--土々爪
---地中から爪を召喚し、一直線に高速で走らせ、直線上の対象全てにダメージを与える術です。
--光爪龍
---光を召喚し、一直線に高速で走らせ、直線上の対象全てにダメージを与える術です。この魔術は拡大倍率の1/2回数だけ曲げる事が出来ます。
--嘯法
---範囲内にいる任意の動物を召喚することができる魔術です。召喚された動物は、術者の命令で操ることができます。効果時間が切れた瞬間、その動物は元の場所に戻ります。
--穢跡法
---指定した物事の大ざっぱな未来を見ることができる魔術です。但し、指定したことが余りにも大きすぎたり細かすぎたりすると明確な答えは返ってきません。見える未来はほんの一瞬で、PC達が何も努力しなかった場合の場面が見えます。
--天心五雷正法
---任意の武具に魔力を与えることで、退魔法具を作り出すことができる魔術です。効果を上昇することによって、より強力な退魔法具を作る事ができます。但し、消費魔力は永久に消費されます。
---[付与1]格闘用+0 or 魔術封印+0 or A効果+2
---[付与2]格闘用+1 or 魔術補助+1 or 魔術封印(MSP10 までの魔術)+1 or A効果+4
---[付与4]格闘用+2 or 魔術補助+2 or 魔術封印(MSP15 までの魔術)+2 or A効果+6
---[付与8]魔術封印+2(MSP20 以上の魔術)or A効果+8
*傀儡師
-傀儡師 BASE:闘気 傀儡法習得MSP:20 創鍛法取得MSP:20
**傀儡法
|名前|効果|射程|範囲|時間|MP|MSP|特殊|h
|人形操術(にんぎょうそうじゅつ)|人形操作1os|1対象|5is|永久|2|10|-|
|鬼哭壁(きこくへき)|A効果5+特殊|本人のみ|1対象のみ|一瞬|2|10|防御|
|鬼魂顎(きこんがく)|⑥2D+2|5is|1対象|一瞬|2|10|-|
|人形封印(にんぎょうふういん)|人形の封印|1is|1対象のみ|永久|3|12|-|
|傀儡術(くぐつじゅつ)|行動支配|5is|1対象|1R|3|12|-|
|木霊(こだま)|使い魔製造|1is|1対象|1T|3|12|-|
|剥魂法(はっこんほう)|魂の強奪|5is|1対象|永久|8|18|-|
|反魂法(はんごんほう)|死体蘇生|接触|1対象|永久|10|20|-|
-傀儡法
--人形操術
---効果の距離までの普通の人形や傀儡人形を意のままに操る魔術です。この傀儡人形が見聞きしたことは常に術者に伝わり、同時に複数の人形を操る事もできます。
--鬼哭壁
---術者の体表に霊体を集め、身を護らせる魔術です。アーマー効果に加え、能力と魔術に対する防御能力があります。この魔術の効果を受けている者は、魔術抵抗の判定を必ず成功させる事ができます。但し、極端に効果時間が短いので、[防御発動]以外では余り役に立ちません。
--鬼魂顎
---周囲の霊体を集めて作った巨大な牙を、対象に襲い掛からせてダメージを与える魔術です。
--人形封印
---傀儡人形の魂を封印する魔術です。封印に使用できる媒体は、他の傀儡人形だけです。魂を封印された人形は、ただの人形に戻りますが、媒体に使用した傀儡人形が破壊されると復活します。
--傀儡術
---対象者に霊を憑依させて、全ての行動と思考を支配する魔術です。自殺を強要することも可能です。
--木霊
---自然物に浮遊霊を降ろし[木霊傀儡]を作り出す魔術です。人間サイズの石や木、もしくは水にこの魔術を掛けると、対象物はたちまち変形し木霊傀儡になります。そのいびつな人型人形は、術者の意のままに行動を始めます。下記が木霊傀儡のデーターです。効果時間が過ぎた木霊傀儡は、元の形に戻ってしまいます。
---木霊傀儡
反応:術者による攻撃:殴る2d10 10
HP:水10 木30 石50 防御:回避5
MP:なし魔術:6
A効:水1 木3 石5 抵抗:6
移動:歩行5
【外見】いびつな人型です。
【解説】木霊の魔術によって作られた、傀儡師の使い魔です。退魔
---法具と同じく、吸血鬼・霊体にダメージを与えることができます。
---又、媒体と同じ自然物に同化したり通り抜けたりすることも可能です。
--剥魂法
---人間の魂を傀儡人形に封じる邪法です。傀儡人形になっても自分の意思で今まで通り行動し、魔術やスキルを使うことができます。又、永遠の命をもちます。但し、その他のデーターは全て傀儡人形に準じてください。なお、この傀儡人形は「人形操術」で操ることが可能です。魂を抜かれた肉体は仮死状態になり、1週間後に完全に死亡してしまいます。術を破る魔術を掛けることで元の肉体に戻ることができますが、肉体が朽ち果てていたり「反魂法」により肉体が乗っ取られている場合は、そのまま浮遊霊となってしまいます。
---また、この方法で得た魂から能力を一部取り出し、創鍛法を用いて人形に付与することが出来ます。これを行った場合対象の魂は破滅します。
---この魔術を用いて、己の魂を人形に封じることで永遠の命を得る邪法があります。これを人形転生と呼びます。
--反魂法
---腐敗していない死体に浮遊霊を降ろし、人間として蘇生させる魔術です。この魔術によって作り出された人間には意思がなく、能力は、肉体が持っていた生前のスキル・魔術で、それを使わせることもできます。又、除霊術以外の様々なルールを人間として扱います。
**創鍛法
|名前|効果|射程|範囲|時間|MP|MSP|特殊|h
|息吹(いぶき)|人形作成|接触のみ|1対象のみ|永久|5(永久)|8|-|
|魔力付与(まりょくふよ)|魔力付与|接触のみ|1対象のみ|永久|1(永久)|8|-|
|呪文付与(じゅもんふよ)|呪文付与|接触のみ|1対象のみ|永久|1(永久)|8|-|
|法力付与(ほうりきふよ)|法力付与|接触のみ|1対象のみ|永久|1(永久)|8|-|
|能力付与(のうりょくふよ)|能力付与|接触のみ|1対象のみ|永久|1(永久)|8|-|
-創鍛法
--息吹
普通の人形に魂を与え「傀儡人形」を作る魔術です。魂を与えられた人形は、傀儡師の意のままに動かすことが可能です。但し、術者か
ら5 is 以上離れると普通の人形のように動かなくなります。傀儡人形の能力は下記のようになりますが、能力を持つ者は、同時に能力を持たせることもできます。この場合、術者の能力は永久に失われます。この魔術のMP消費ルールは特殊で、使用した魔力(MP)は永久に消費され、回復しません。
---傀儡人形
反応:製作者の選択攻撃:拳1d6 5
HP/MP:術者と同じ/5 防御:回避5
A効:0 魔法:5
移動:歩行5 抵抗:5
---傀儡人形は、傀儡師の作る退魔法具です。浄化系と精神に作用する魔術の効果を受けず、生物でも吸血鬼・霊体でも無いので、通常の
封印を受けることもありません。但し、通常の攻撃によってもダメージを受けます。その場合、魔術を使用しなければ回復しません。
---傀儡人形を封印するには、[人形封印]を施さなければなりません。傀儡人形の[反応]のデーターは、5 is 以内に傀儡師がいるにもかかわらず、命令を送れない状態(気絶、混乱)になったときに使います。攻撃の反応を取った傀儡人形は全力をもって主人を守りま
す。又、主人を失った傀儡人形は常にこの状態にあり、動くことができます。特に、戦うために作られた(反応が攻撃99 のみ)傀儡人形を指して護身用傀儡人形と呼びます。
--魔力付与
---物品や傀儡人形に、任意のMPを付与する魔術です。物品に付与されたMPは、所持者(本人でなくてもよい)の意思で自由に使うことができます。封印されたMPを消費するまで、付与した術者は封印されている分のMPを回復することができません(MPを永久に消費してしまう魔術に、このMPを使った場合は永久に回復しません)。傀儡人形にMPを付与した場合、付与したMPと消費MPは永久に消費されます。但し、傀儡人形が得たMPは、1時間に10 ポイント回復します。
--呪文付与
---妖術師の魔術バリエーションを物品に刷り込む魔術です。呪文付与のできる物品は、[法力付与]によって[魔術封印+0]以上の施された物に限ります。魔術を付与するには、まずMSPを消費して付与したい妖術師のバリエーションを修得します(基本魔術は修得できません。したがって、妖術を使用することもできません)。次に、[法力付与]した物品に[呪文付与]の魔術を掛けます。魔術に成功すると、付与する魔術バリエーションは消え、物品に刷り込まれます(MSPは戻りません)。効果上昇を行うことによって、より高度な術を封印することができます。
---[付与1]消費魔力1~2の魔術 [付与8]消費魔力11~15の魔術
---[付与2]消費魔力3~5の魔術 [付与16]消費魔力16 ~の魔術
---[付与4]消費魔力6~ 10 の魔術
--法力付与(ほうりきふよ)
---物品に法力を付与して退魔法具を作る、もしくは傀儡人形に法力を付与して能力を上昇させる魔術です。効果上昇を行うことによって、より強力な付与ができます。但し[魔術封印]の処理をした物品は[呪文付与]の魔術で呪文を刷り込まなければ、機能しません。
使用されたMP(余剰MPを含む)は永久に消費されます。
---< 退魔法具作成 >
---[付与1]格闘用or 魔術封印+0
---[付与2]格闘用or 魔術補助or 魔術封印+1
---[付与4]格闘用or 魔術補助or 魔術封印+2
---< 傀儡人形 >
---[付与1]移動力に+5
---[付与2]A効果、抵抗の倍率いずれかに+3。または妖術1系統レベル+3
---[付与4]魔術の倍率に+2
--能力付与(のうりょくふよ)
---傀儡人形製作の時に使用する魔術です。1回の魔術で、術師の持つ任意のスキル(魔術も含む)を1種類、傀儡人形に付与
する事ができます。但し、術者は付与したスキルを忘れてしまいます(消費されたSP、MSPは戻りません)。
---< 傀儡人形の作り方 >
---①人形を用意します。
---②人形に[息吹]の魔術を掛け、人形に魂を入れます。
---③創鍛法を用いて、人形に様々な能力を持たせます。
---【傀儡師秋冬夜唯の場合】傀儡師で純血吸血鬼種の秋冬夜唯は、傀儡人形を作ることにしました。彼女は傀儡法も創鍛法も十分に修得しており、日本舞踊と剣技のスキルを8レベルずつ修得しています。彼女のHPは35、MPは48 です。
---まず彼女は、飛騨の職人に頼んで、白拍子の姿をした等身大の人形を用意しました。(①)
---次に[息吹]を人形に掛けます。5MPを永久に失いました。傀儡人形のHPは35 になり、彼女は人形の反応を
---[攻50 /逃80 /重傷]とし、能力値は[攻撃5・回避5・魔法5・抵抗5]となりました。
---同時に、彼女の持つ能力、妖炎1 Lv(2d6・5 is・1対象)を付与します(②)。そして創鍛法を用いて、以下の能力を付与しました。(③)
---[能力付与]剣技5、日本舞踊8
---[法力付与]効果上昇2倍[下位呪文印(火)3 Lv]4MP永消
---効果上昇2倍[A効果+3]4MP永久消費
---効果上昇4倍[魔術の倍率+2]6MP永久消費
---[呪文付与]妖炎闘気、火炎撃:22 MSP消費
---[魔力付与]MP 15 付与:16 MP永久消費
---最後に彼女は、人形に猩々(しょうじょう)という名前を つけ、日本刀を与えました。以上で傀儡人形は出来上がりま した。出来上がった人形のデーターは次のようになります。
---■傀儡人形“猩々”■■■■■■■■■■■■■
反応:攻50 /逃80 重傷攻撃:刀 3d6 10
HP/MP:35/20 防御:刀 受け10
A効:3 回避5
移動:歩行5 魔法:下位呪文印(火)3Lv 7
[スキル] 妖炎闘気・火炎撃
日本舞踊8Lv 抵抗:5
特殊:妖炎[2d6・5is・1対象]
唯は、剣技5レベルと日本舞踊8レベルのスキル、24MSP と35 MP、そして能力[妖炎]を失いました。
*魔獣使い
-魔獣使い BASE:妖力 魔獣召喚法習得MSP:20 魔獣降術修得MSP:20
ポケモン
**魔獣召喚法
|名前|効果|射程|範囲|時間|MP|MSP|特殊|h
|魔獣召喚(まじゅうしょうかん)|召喚|1is|1対象(特殊)|永久|5(特殊)|20||
--魔獣召喚
---魔獣を異界もしくは[魔獣封印球]から呼び出し、自在に操る魔術です。呼び出せる魔獣は、対応シナリオが術者の「魔獣召喚法レベル×2]までのものに限ります。呼び出した魔獣は、データーの「士気」のダメージを受けた時点で、異界へ帰ってしまいます。召喚師とは違い、魔獣を召喚していても術者は自由に行動することができます。盟約を結ぶために呼び出した魔獣を操ることはできません。
---【魔獣封印球から魔獣を召喚する場合】
---魔獣封印球から魔獣を召喚する場合、必要なMPは一律「5」になります。魔獣封印球から魔獣を召喚する場合は、対象数の上昇を行うことによって、同時に複数の魔獣を呼び出すことができます。
---【異界から魔獣を召喚する場合】
---異界から魔獣召喚を行う時の消費魔力は、呼び出す魔獣の「HP」と同じです。ただし、余剰MPを消費して、HPを余剰MPで割り、消費魔力を減らすことができます。異界から魔獣を召喚する場合は、1度に1体しか召喚することはできません。
---例:HP25の双剣獣を召喚した場合、MPは25必要です。余剰MPを3使うことによって、消費魔力は1/3になりますので、実際消費するMPは「(25÷3)+3=12」になります。
**魔獣降術
|名前|効果|射程|範囲|時間|MP|MSP|特殊|h
|魔獣封印球(まじゅうふういんきゅう)|媒体製造|接触|1対象|永久|1|8||
|魔獣封印(まじゅうふういん)|魔獣の封印|接触|1対象|永久|5|16||
|魔招獣力印(ましょうじゅうりょくいん)|魔獣の攻撃1|1is|1対象|一瞬|2|10||
|魔獣召霊(まじゅうしょうれい)|能力召喚|本人のみ|1対象のみ|1T|3|12||
|魔獣変(まじゅうへん)|融合|本人のみ|1対象のみ|1T|5|16|防御|
--魔獣封印球
---盟約を結んだ魔獣を入れておくための、水晶球(EP0)を作る魔術です。1つの封印球に1体の魔獣を入れておくことができます。水晶球に入っている間、魔獣は回復に精気を必要としません。
--魔獣封印
---あらかじめ用意した魔獣封印球に、魔獣を封印するための魔術です。封印した魔獣は、盟約を結ぶ事ができます。
--魔招獣力印
---魔獣を一瞬だけ召喚して、攻撃させる魔術です。魔獣の攻撃1につき1体の魔獣を召喚することができ、効果を上昇させることによって、同時に複数の魔獣に攻撃させることができます。召喚できる魔獣は、盟約を結んだ魔獣に限ります。
---例:魔獣使い「塚本八雲」が眼前の上級吸血鬼「鬼眼」に対して効果2倍で魔招獣力印を行います。彼女は鎌鼬と幻豹と盟約を結んでいます。彼女が呪文を唱えた瞬間、彼女の両手から白いイタチと斑模様の豹が飛び出し、鬼眼に対して攻撃を仕掛けました。幻豹の攻撃は外れ。鎌鼬の攻撃は鬼眼に命中し、軽傷ダメージを与えることができました。その瞬間、呪文の効果が切れ、魔獣たちは消え去りました。
--魔獣召霊
---盟約を結んでいる魔獣の特殊能力を得る魔術です。術者は、自分が盟約を結んでいる魔獣の持つ特殊能力を1つだけ自分の体内に一時的に宿らせることができます。この呪文によって宿らせることができるのは、魔獣のデーター表の中の「特殊」に書いてあるデーターのみです。同時に複数の能力を得ることはできません。
--魔獣変
---召喚した魔獣と体を融合させ、肉体を強化する魔術です。外見は、融合した魔獣を擬人化した様な姿になります。但し、融合できる魔獣は盟約を結んでいる魔獣に限り、一度に融合できる魔獣は1匹だけです。又、あらかじめ召喚しておいた魔獣に限ります。融合している間は妖魔合身と同じ状態になります。
---【魔獣変を行った時のデーター】
---HP/MP:術者と比較して大きいほうの数値を使用する。
---A効果:上記と同じ。
---移動:魔獣の数値を引き継ぐ。
---攻撃:術者と魔獣の両方の攻撃力を使用できる(外見的に不可能なものは使用できない)。魔獣の攻撃方法で攻撃する場合は[魔獣の攻撃倍率の+通常倍率5]を成功倍率として、術者の天分を使用する。
---防御:術者と比較して大きいほうの倍率を使用する。但し、回避及び受け以外の防御を持つ魔獣の場合は、その防御能力を使用することができる。
---魔術:魔獣の持つ能力をそのまま引き継ぐ(魔法抵抗含む)。もし、術者が魔獣と同じ魔法を修得しているならば、魔獣の基本魔法レベルの半分を術者の基本魔法に加えることができる。
---特殊:全て引き継ぐ。