第3次世代

【エンジェル】
グラディエーターから齎された技術の一部を転用し、米軍が開発した最新型航空機。
その名称は、異星技術によって生まれた強力無比な性能を持つ機体を、苦境に舞い降りた天からの使いと準えたらしい。
実はかつて
魔島仁が基本設計したものの、危険極まりない欠陥品として闇に葬られたものを、剛性面のクリアと共に殆どそのまま実用化した品。
エンジンは米軍側の独自開発。最高速度は約マッハ3.2。耐G機能が強化されている。
完成発表から間もなく、戦闘データ収集並びに、グラディエーターの対空戦術プログラム強化を兼ねた模擬戦が行われた。

(出典作品:『悪魔的、再会』)

 

第14次世代

【バイアクヘー】
魔島仁が開発した対侵略者用強行偵察型有人戦闘機。
超加速で三次元的行動を行うことが可能であり、侵略者を刺激し武装を撃たせ回避しながらデータを集めるのが基本戦術。
代表的な兵装は命中、付着時に敵の硬度強度を推測するソナー付きミサイル。
『かすり傷』程度であれば侵略兵器に負わせられる新型ミサイル。
これらの性能を生かして敵に攻撃、その真価を見定めるのが役割。
ただ問題点として、Gに耐え切れるパイロットは実に少数である。
乗りたがるパイロットはさらに少数、乗り続けることが出来たパイロットは一桁だった。
後に空軍パイロット達の署名活動により使用中止となる。

(出典作品:『最初の喧嘩も破天荒』)

【イタクァ】
乗員搭乗時の通常巡航速度M7(地球4分の1を6時間)
定員10 操縦2名(巡航中はオート操縦が可能

(出典作品:『デビュー直前の破天荒』)

【ウェンディゴ】
超高速大型輸送機
人員及び貨物積載時の通常巡航速度M1-3
貨物輸送時の人員座席数80
貨物室部分に人員用座席を置くことで最大200名までを輸送可能

(出典作品:『then things-05』)

【ヴァルキュリア】
ジニー・ストーンが怨念を原動力に開発した「米国産決闘支援戦闘機試作号」。
【バイアクヘー】よりは落ちるが、今までの既存兵器を超える運動性加速力。
搭載兵器として10年の時を経てコンパクトに、そして火力も増した新型プラズマレーザー砲。
光学兵器が効かない侵略兵器対策として【超合金M】の弾丸を発射するレールマシンガン(超電磁機関砲)と互換可能である。
他には【バイアクヘー】にも搭載されている対侵略兵器ミサイル。
侵略兵器のデータやグラディエーターのデータを参考にして作り上げた、新型のチャフ入り煙幕。
それら以外にも状況に応じて搭載可能な特殊兵器。
一つとして決定打には成り得ないが『支援兵器』の初期型としては十分な出来であった。
本来であれば『試作』であり、これを雛形とした量産機が開発される予定だったのではあるが、大江山基地のテロルにより、至急穴埋めの戦力が必要になった。
その為、『決闘支援小隊』に送られ、現地(日本)においてデータ取りと、連携訓練が行われる事となった。

(出典作品:『破天荒な決死の突入戦』)

 

第21次世代

【MFO1号機『パンデモニウム』】
直径4.59m、重量6.66t
円盤下部に展開した磁場とプラズマエンジンの副産物である膨大な電磁力の反発作用によって強引に浮き上がる、悪魔的飛行物体。
コクピットは半球状の強化ガラスに覆われており、視界は広いが防御能力は低い。
揚力を一切受けずに浮遊・飛行するため、挙動は恐ろしく安定していない。
搭乗員数は最大3人。メイン操縦とエンジンの出力制御で最低2人は必要。
流石に実用化はされなかった模様。

(出典作品:『悪魔的、フライングオブジェクト』)


【MFO2号機『パンテオン』】
直径約5m、重量6.7t
外見はほとんど1号機と同じだが、メリル・シュタインヘルツの開発した反重力制御装置の搭載により、1号機とは比べものにならないほどの高い安定性を持つ。また、構造材の質も全て数ランク上。
本機に限りMの頭文字は魔島ではなくメリルのMとなっている。
既に完成系とも呼べる仕上がりの本機だが、初飛行から間もなく開発者のメリルが不在となってしまったため、機体丸ごと常人には手の付けられないブラックボックスと化している。
搭乗員数は最大4人。OSの強化により、1人でも簡単に操縦することが可能。
(出典作品:『悪魔的、フライングオブジェクト 2号機』)

 

第38次世代

【ノーデンス】
全局面対応型決闘支援戦艦。
戦闘・兵装格納&整備・現地移動・移動拠点その全てを兼ね備える全長520mの超巨大航空戦艦である。
高水準な予備格納施設という性質も持つ為、製造に至るまで格納基地の利権を確保したい日本政府と、最悪の事態に備え何としてでも新拠点を作りたかった国連間で凄まじい悶着があったのだが……それはまた別の話。

(出典作品:『超高速の遊戯』)

 

第40次世代

【ティンダロス】
アルカナ部隊専用特攻弾頭。
その用途は極めてシンプル――擬人化したアルカナ部隊を戦場に送り込み、敵を異界に叩きこむための輸送兵器である。
曲がりなりにも侵略兵器、原子爆弾にすら耐え切るアルカナ部隊の輸送兵器であるから、乗り心地は最悪にして劣悪。
ギュウギュウに押し込まれるし、光熱攻撃を受ければ内部温度は(アルカナ部隊が傷つかぬ程度に)大規模上昇する。
だが、その劣悪性と引き換えに、強度は尋常では無い高まりを見せた。
侵略兵器のフェイバリットにある程度まで耐え切れるその装甲耐久力は、単純な分厚さだけで言えばグラディエーターを凌駕する。
ティンダロスの具体用途としては、現在の様に敵侵略兵器をアルカナ部隊の生み出す『異界』に一時的に隔離しての撤退や、体制立て直しがあるが、場合によってはグラディエーターも『異界』に突入。
アルカナ部隊の最大限の援護を受けながら戦うという戦術も存在する。

欠点をあげるとすると『アルター・エゴ』の様に、対アルカナ部隊に特化した能力を持つ相手や、新たなる無効化、操 作能力を持つ敵侵略兵器に使用した場合、寧ろアルカナ部隊投入は逆効果と
なる為、アルカナ部隊の実戦投入は常にギャンブルの側面を持つのだ。
因みに、人間が乗ると基本的に死ぬ。
(出展作品:『
終わりの始まり 1』)

天鳥船(アメノトリフネ)
篠崎重工で運用されている、双胴航空輸送船。全長は約200メートル。
船体カラーはどこかで見たことのある山吹色と金。

(出典作品:『新世界への反抗』)

ティアマットver.Ϝ(ディガンマ)
魔島仁が設計・開発した、グラディエーター用追加武装『ティアマットver.γ』の応用派生型。
方針のサイズ、形状は原型と同じだが、艦載砲としての改造が施され、ノーデンスの左右に4門が搭載されている。起動に際しても、決闘兵器ではなく艦内のエネルギーを利用する。

機体既存装甲を剥離させて取り込み弾頭にする使用上、弾数に問題を抱えていたが、奇しくもグラディエーターの大破によりオリジナルの部品に大量の残骸が生じたため、転用不可能な部位を全て事前に弾頭へと変更している(合計で約200発ほど)。
砲身への負荷は依然として激しく、長時間の連射には向いていない。
(出典作品:『新世界への反抗』)

【クトーニアン】
魔島仁が開発した円錐状の悪魔的ウェポンキャリアーユニット(完成時期は30次世代)。
単なる物資輸送だけでなく、そのまま敵機へと衝突する質量弾としての役割も併せ持つ。

全長約30メートル、背面に大型ロケットブースターが存在し、その推力だけで飛行する。
機体形状と、方向制御不可能かつ無人機という仕様によって最高速度はマッハ10にも及ぶ。
質量弾としての性質上、減速や着陸という概念が存在せず、積荷は下面のハッチから投下するしかない。そのため、積荷の受け取りは非常に困難。
実戦で使用された回数は回にも満たない。
尚、内部の格納スペースの広さは高さm、幅メートル、奥行き10メートル。

(出展作品:『新世界での一手』)
 

 


 

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最終更新:2016年01月09日 15:24