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・宇宙人からのメッセージ

・ルール・決闘方式

 

宇宙人からのメッセージ

地球人類の皆さん、こんにちは。
我々は、この星系の外部から渡ってきた知的生命体です。
皆さんの認識で言うところの宇宙人となります。

今、我々は皆さんの頭脳へ直接思念を飛ばし、言語基体を同期させて対話を行っています。
我々と皆さんの言語・認識機能は決定的に異なっているので、翻訳装置を介在させて意思の疎通を図っているわけです。
つまるところ、我々は皆さんの住まう太陽系第三惑星地球を捉え、こうして接触をもっている。
ですが、皆さんの側からは未だ我々の本船は見えないでしょう。
現在の我々と地球の距離は、皆さんの認識で言うところの332万5000光年程度離れています。加えて我々独自のエネルギーフィールドで本船を覆い、一切の外観測行為を遮蔽していますので。
もっとも、我々は空間踏破航行技術、皆さんで言うところのワープ移動を可能としているので、然程も距離の概念は重要でありません。

何が伝えたかったかと申しますと、我々と皆さんの間にある、埋め難い科学力の差を知ってもらいたかったのです。
我々は広大な宇宙空間を何億年も彷徨してきた生命です。
我々は皆さんと比べても著しく差異のない生体組成をしているので、この旅路も着の身着のままで出来ることではありません。
お分かりいただけるでしょうか。
我々は恒星間航法技術を確立している。他惑星へ探査機一つ送ることで苦労なさっている皆さんとは、この時点で既に決定的な技術差が開いているのです。

即ち、皆さんの抵抗はまったくもって無駄であります。
我々にとって、皆さんのあらゆる行動は児戯以下のものですから。
皆さんの保有する最大戦力である核ですら、我々には毛ほどの傷さえつけることは出来ません。
いえ、それ以前に我々は、皆さんの前へ姿を現す事無く、本船を地球へ近付かせることもせず、皆さんの母星を消滅させることが可能です。
我々は絶対的優位な立場あり、皆さんとの力関係はけして覆りません。
これは人間と蟻の差に等しい。人間がちょっと本気になれば、蟻の巣を叩き潰し、全ての蟻を抹殺することは容易いでしょう。
それと同じです。
我々は、然して労せず、皆さんを永遠にこの宇宙から抹消することが出来ます。
今すぐにでも。

けれど、それは我々の本意ではありません。
地球のように数多の生命を育む、自然に富んだ惑星は非常に貴重です。そう簡単に見付かるものでもない。
そこに生まれ、命を繋げ、文明を発展させてきた皆さんのような存在も、遠く離れていた兄弟と出会ったようで、愛しくさえあります。
我々にとって、地球を無為に破壊することはまったく益とならないのです。
同様に皆さんを虐げ、殺し尽くすことに、快楽など覚えません。
我々は、皆さんを宇宙に発生した同じ生命の友として、対等の立場で話したいと思っています。
ですから、こうしてコンタクトを取りました。

さて、本題に入る前、皆さんにはもう一つ知っていただきたいことがあります。
皆さんと我々の間にあるのは、科学の差だけではありません。
我々と皆さんは、精神構造が違います。
同じ種ではなく、等しい環境で生存してきたわけでもないのですから、当然でしょう。
ですから我々と皆さんの倫理・価値観が、決定的に異なっていることは仕方ありません。
意識の摺り合わせをしたいところでありますが、根本的な構成や要素が類似性を持っていないので、本質的な相互理解は絶望的です。
我々の友愛と、皆さんのそれが必ずしもイコールではないことを、念頭に置いてもらえましたら幸いです。
それを踏まえた上で聞いてください。

我々の目的は地球を侵略することです。

我々にとって地球の持つ意味は、一言で表すならば『資源』。
地球は潤沢な生命力に満ちた惑星です。我々は、そのエネルギーが欲しい。
ですから直接、星へ艦を降ろし、全てのエネルギーを徹底的に吸い上げたいと思っています。
我々の目的が実現した場合、残念ながら地球には何も残りません。
いっさいのエネルギーは余さず我々が奪い去り、それによって星は乾き涸れ果て、二度と生命の芽吹くことなき死の惑星と化します。
そうなれば、現在地球上に存在している全生命体は死滅するでしょう。無論、皆さんも一緒に。

我々はそうやって、星海を渡ってきました。
豊かな惑星を見出し、近付き、一時的に逗留して、全てを奪い尽くす。
その後、用の終わった惑星を捨て、再び宇宙へと漕ぎ出すのです。
それが我々の歴史でした。これからも、それは変わりません。
皆さんが食事をするように、我々は星の命を喰らいます。我々の生存に必要なことなので、止めるわけにはいかない。
そして我々は、滅んでいく生命を特に助けるつもりはありません。
自力で宇宙へと逃げ出し、新たな生活の場を求め旅立つというのであれば、それはその方達の自由です。好きなようにしてもらえれば結構。
我々は妨害をしませんし、助力もしません。
それが出来ない生命達、例えば現在の地球に生きる皆さんを始めとした動植物達は、そこまでです。
我々に保護という選択はありませんので、無駄な期待はされないよう。
自らの力で生きられないのならば、誠に申し訳ありませんが滅んでください。

ですが、我々も蛮族ではありません。
存在を隠したまま標的へ近付き、突然襲い掛かり、有無を言わさず悉くを強奪する。それは可能です。
しかし、我々はそうした行為を良しとしない。
皆さんのような知的生命体が存在しているならば、尚更です。
我々は相手と言葉を交わし、互いに納得したうえで、侵略行為を行いたいと思っています。

我々の申し出を受け入れれば、皆さんは滅びます。
簡単には認められないでしょう。どんなに話し合いを重ねても、平行線を辿ることは必至です。
だからといって、我々も安易に実力行使へ訴えたくはありません。
我々のポリシーに悖りますので。

なので提案があります。
我々の侵略権をかけ、皆さんと勝負がしたい。
決闘です。
その決闘に皆さんが勝てれば、我々は侵略を取り止めましょう。
地球のことは諦め、別の惑星を探しに行きます。そして今後、二度と地球にも皆さんにも干渉しないことを誓います。
ですが皆さんが決闘に負けた場合、我々は侵略が承認されたものと見なし、行動に移ります。
本来ならば、我々はすぐにでも地球を攻められる。皆さんを蹴散らし、思うままに惑星を貪れます。
しかし、それはフェアでない。
皆さんにもチャンスを与えたいのです。
故に決闘を申し込みます。

これから我々は皆さんに搭乗式人型決闘用機動兵器を送ります。
空間踏破航行技術を使うので、物は一瞬でそちらへ到着するでしょう。場所は、皆さんが日本と呼ぶ国の都市、東京です。
決闘兵器の詳細につきましては、同梱するナビゲーションシステムの説明を聞いてください。
そうして今度は定期的に、自律型の侵略兵器を一体、地球へと送り込みます。
皆さんは決闘兵器のパイロットを選び、同兵器を用い、侵略兵器を破壊してください。
我々の送る侵略兵器を破壊できれば、皆さんの勝ちです。
ですが決闘兵器が破壊され、戦闘続行不可能となった場合。また皆さんが累計20回、侵略兵器を撃退出来なければ、我々の勝利です。

期間は8日間。
ただし、これは我々にとっての8日。皆さんの時間感覚にしますと、40年ですね。
皆さんの感覚で2~3ヶ月に一度、侵略兵器を送り込みます。送る前には必ず御連絡致します。準備をしてください。
そして40年、決闘兵器が勝ち続けられたなら、我々は大人しく去ります。

信じようと信じまいと、皆さんに選択権はありません。
我々との決闘に臨み、勝利して自由を勝ち取るか。敗北し、我々の糧となって星と共に滅びるか。
二つに一つです。

それでは地球人類の皆さん、お互いに悔いのない、良き決闘を行いましょう。

 

・ルール・決闘方式について

侵略兵器の登場時期と、その出現場所は全て宇宙人が決める。
出現の12時間前に、パイロットの頭の中へ出現時刻と場所情報が送られてくる。
侵略兵器の出現周期は2~3ヶ月に一度。最も多い場合、パイロットは任期中に6戦闘をこなす事になる。

決闘&侵略兵器はどちらも超強力。全力でぶつかり合えば、周囲一帯には破壊の嵐が吹き荒れる。
都市のど真ん中で戦った場合、大規模な自然災害なみの被害が出る。
パイロットから敵出現の告知を受けた政府関係者の皆さんは、速やかに当該地域の住民を避難させてください。

侵略兵器は出現から72時間経過するか、破壊された場合、宇宙人にワープ回収される。
その際、欠片の一つも残らない。
決闘開始以前から地球に送り込まれ、なんらかの状態で潜伏をしている兵器の場合。
決闘開始の12時間前に宇宙人から届けられるメッセージを経て、兵器の存在を示唆された後、初めて侵略兵器として機能し始める。
決闘宣告メッセージ後、その兵器には従来の決闘ルール「決闘開始から72時間後or撃破されることで回収される」が適用される。

72時間が経つまで侵略兵器を破壊出来なかった場合(活動可能な状態・機能を維持している状態であれば)、宇宙人によって人類には黒星が一つつけられる。
人類VS侵略兵器の決闘に、引き分けは存在しない。
あるのは、勝ちか負け。そのどちらかだけ。

人類の敗北条件:
黒星が20になるか、決闘兵器が活動不可能なほど破壊される。

人類の勝利条件:
敗北条件を満たす前に、40年の決闘期間を終える。