※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

篠崎家が母体となって運営される巨大複合企業体。
食品、薬品、各種ソフトウェアからハードウェア、通信・インフラ、果ては兵器関係まで、文化文明に関する凡そ全ての物の生産流通を幅広く手掛ける篠崎重工には、製品開発に関わる様々なセクションが存在する。

【第一開発部】
各種制御プログラムを始め、情報系ソフトウェアを研究・開発する部門。
産業用の超AIといった各種コンピューターチップと、それに付随するソフトウェアの開発を行い、政府機関・企業・一般へ広く供給している。
同時にあらゆる記憶媒体を管理・保護するためのエージェント指向AI、これを基体とするナビゲーションシステム開発と更新も進める。
また惑星全域を駆け巡る広域情報ネットワークの構築運用も手掛けており、膨大な情報の統括保存領域を電脳空間上に開設。篠崎重工の全データを集積した最重要管理区域も位相を異にした同空間上に存在しており、五つのセキュリティレベルが設けられ厳重にロックされている。
更にこれらの防衛システムとして、電脳空間内の侵入者を自動で算出し、それを除去する役割の駆逐用攻勢プログラムが常時張り付いている。

【第二開発部】
サイバネティック技術及びバイオテクノロジーを柱として研究する部門。
服飾・教育・食品・医療全般に通じ、人間生活に欠かせない民生品の開発・発展へ関わる。
人工的な補助器官の製造、広義のサイボーグ技術転用なども賄う。
ナノテクノロジーにも着手しており、特にナノ治療に於ける医療の根本的な改革は大きな期待を寄せられている。
人間が文化的な生活を求める限りけして廃れることのない商品を扱っており、篠崎重工最大の業績は、毎年この部門から上がっている。

【第三開発部】
小型・大型を問わず多様なハードウェアの製造開発を担う部門。
家庭用電化製品から航空機や艦船、軍事兵器まで、扱う製品は幅広い。
それぞれの傾向に対応した研究室が設けられており、各部署は関連研究室と共同で様々な製品の開発に心血を注ぐ。

【篠崎戦術技術研究室】
篠崎重工で開発される全ての兵器・武器の戦術レベルの運用に際して、その用法・用途に即した評価試験を行う機関。
ケースによっては新たな技術の研究開発を行う目的で設立されている。
篠崎製兵器は例外なくここから生まれており、重工内部でもその存在感と影響力は大きい。
主な代表作は
高々度警戒迫滅戦闘機『クロハエ』
広域海洋巡航殲撃母艦『ミクマリ』
対地強襲機動掃討兵器『ホタケリ』
など。

特にホタケリは、篠崎重工製擬似決闘兵器と呼べる存在。
全高14m級の搭乗式人型機動兵器であり、状況への即応態勢を確立させるため、全タイプ共通規格のコックピットモジュールを採用。
四肢やバックパック、武装を換装することによって、速やかに多様な状況への対応が可能となっている。
コックピットは単座型と複座型の二種類があり、多数の火器が装備される場合は火器管制を担当するコ・パイロットが搭乗することになる。
高感度広域索敵システムや、Electrohic Counter Measureの実装、あらゆる物質を弾体として射出可能な両肩の多目的レールガンなどが特徴的。
最大のポイントは自己推論型理論回路の搭載により、模擬人格をプログラムすることで、パイロット未搭乗でも自律機動し目標殲滅・拠点防衛などが可能な点。
汎用性の高い量産機であり、ある程度の訓練を積めば誰でも扱える。それでありながら優秀な機動性と対応力が相まって、既存兵器を圧倒する戦闘力が魅力の重工主力製品。
最終的緊急時対応システムとして、自爆装置も完備している。

【特別技術推進部】
篠崎重工が誇る三大開発部とは別に存在する、公になることのない機密部門。
設立者は篠崎春燈。
工の暗部に根差し、表沙汰には出来ない非人道的な人体実験や、危険な技術研究が進められる。
重工内部でも存在そのものが秘匿されており、一般社員や従来研究員はまったく知らない。
遺伝子や脳神経系など生体組織の過度な改変や調整、クローニングを始めとする生命への人為的且つ直接的な措置が繰り返される。
重工が密かに世界中から集めてきた検体が日々何百と切り刻まれ、DNAの一片に至るまで解剖と解析を経て消費され尽くされてきた。
また甚大な被害が予想される大規模な実験を行うことも往々にある。
その際に実験場として指定された地域(住民の同意は得ないし、無論非公式なもの)が壊滅すると、重工が『自然災害』として処理する。隠蔽工作は徹底して行われ、情報漏洩はまず起こらない。
仮に漏れたとしても、それを早期に握り潰すだけの力を篠崎重工は有している。
此処で上げられたデータは様々な方面から、重工の各部へと巧妙にフィードバックされていく。
第二三次世代に、篠崎雨巳が生み出されたのもココ。

篠崎本土


西暦2045年――第三一次世代、大西洋に造り上げられた150kmに及ぶ超大型浮体式海洋構造物の総称。
年々業績を上げ続け、ありとあらゆる分野を網羅する技術も修め、凄まじい数の製品を世に送り出し、国家と並ぶ程の力を持つに至った篠崎重工が、遂に完成させた自領土。
一企業が単一で手掛けた建造物としては史上最大。
完成後、それまで日本の大阪に存在していた篠崎重工本社が移された。
傘下の関連企業も含めたグループ全体の中枢が集っており、所属社員の住居は勿論のこと、その生活に必要な都市機能の全てが完備されている。
同時に各種製品の製造設備や資源プラントをも凄まじい量が併設されており、必要な素材やエネルギー・物資は大凡のものを造り出してしまえる。
防衛能力もまた超大国のそれに匹敵し、恐るべき軍事力を誇る海上要塞としても異彩を放つ。
だが企業としての基本スタイルは変わらないため、別段に世界征服や独裁国家樹立を目論んでいるわけでもない。