幾度となく仙狐軍の前に立ちはだかってきた柳生十兵衛との終止符を付けるイベント。
土御門すばるの安否が気になってる中そんなイベントをする余裕があったのかはひまり様次第。
今回は前回等のイベント期間が非常に長く、必要ポイントも過酷で多くの問い合わせがあったせいか、
期間も短く、昇格枠開放ポイントもマイルドな設定となっていた。
因みに、イベント同時開催のおかげで7階の伏線やシルエットがほぼ無意味に。どうしてこうなった。
1階のストーリー『柳生十兵衛攻略作戦』
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ひまり |
機会が整った、柳生十兵衛を確保しに行くぞ |
ユーザー名 |
となると、前に言っていた心の旅先案内人が見つかったんですか? |
ひまり |
悩めし者達を導いて来たという存在、八咫烏(ヤタガラス)の協力をとりつけたのじゃ |
ユーザー名 |
八咫烏と言えば、孫市さん達の旗にもなってるあの有名な霊鳥ですね |
ひまり |
神族に連なる存在でもあるな、あの者の力を借りれば恐らく…… |
ユーザー名 |
ええ、柳生十兵衛さんに巣食う心の闇を払えるかもしれませんね |
ひまり |
あれほどの使い手じゃ、我が陣営に引き込む事が出来れば大きな力となるじゃろう |
ユーザー名 |
もしそれがかなわないとしても、柳生さんの救いとなれれば僕は満足ですけどね |
ひまり |
それに加え、八咫烏と深く関係のある口寄せ巫女も協力してくれるそうじゃ |
ひまり |
もっとも、この巫女から渡りをつけて八咫烏へ辿りつけたんじゃがな |
ユーザー名 |
なるほど、巫女と言っても色々な所属の方がいらっしゃいますからね |
ひまり |
一部、神職に携わってるとは思えぬ欲望丸出しな奴もおるがな |
ユーザー名 |
あの方は、触れるな危険なのでそっとしておきましょう |
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2階のストーリー『口寄せ巫女のお仕事』
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ユーザー名 |
わざわざこんな所まで出向いて頂いてすみません |
ユタ |
気にしないで、困った人に判断を授けるのがユタのお仕事なの、道標なの |
八咫烏 |
その大本となる私も居るのだ、どんな迷い人だろうと立ちどころに導いてやろう |
ユーザー名 |
大本、ですか? |
八咫烏 |
ユタと呼ばれる口寄せ巫女は神の言葉を己に降らす事で様々な助言を行うのだ |
ユタ |
うん、ユタがいつもお世話になっているのが八咫烏様なの |
八咫烏 |
此度の話は娘の成長にも結びつくと思い快諾した次第だ、よろしく頼むぞ |
ユーザー名 |
こちらこそよろしくお願いします、八咫烏さん、ユタさん |
ユタ |
うん、でも今回は八咫烏様が進めてくれるから、私はお手伝いなの |
ひまり |
なんだかふわふわした娘じゃのう、口寄せ巫女とはこんな者ばかりなのか? |
ユーザー名 |
イタコさんも口寄せを使う方ですが、もっとシャキっとしてらっしゃいますね |
ユタ |
イタコも居るの?見た事がないからお話してみたい、いいですか? |
ひまり |
好きにせい、同じ組織として働く以上はいずれ顔を合わせるであろう |
ユタ |
ありがとう、頑張るのは八咫烏様だけどユタも頑張るね |
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3階のストーリー『迷えし者と導く者』
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柳生十兵衛 |
なんだ貴様、奴らの新顔か? |
八咫烏 |
私は八咫烏(ヤタガラス)、古来より迷えし者共に進むべき道を指し示す者だ |
柳生十兵衛 |
迷えし者共だと……? |
八咫烏 |
強さの意味も知らず進むべき道も見えぬまま、闇雲に刀を振るう者が居ると聞いてな |
柳生十兵衛 |
大層なご挨拶だな、では貴様は知ると言うのか?強さとは何たるかを |
八咫烏 |
強さとは何か、この問いに対し耳当たりの良い言葉を聞かせてやる事は出来る |
八咫烏 |
だがそれでは収まらぬものがお前達のような武人だ、いつの時代もな |
柳生十兵衛 |
ほう、化物じみた見てくれの割には話が分かる奴ではないか |
八咫烏 |
お前のような問題児の面倒は腐るほど見て来たつもりだ、神の使いを舐めるなよ? |
柳生十兵衛 |
面白い、我が秘剣の数々が天の領域に届くかどうか……確かめさせてもらうぞ! |
八咫烏 |
私とこの者達でお前を受け止めてやろう、持てる技の全てを吐き出して行け! |
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4階のストーリー『一か十かではなく』
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天草四郎 |
奴が見せる強さへの渇望、あれはもはや信仰と呼んで差し支えない域に達している |
天草四郎 |
己の信ずる物を捨てさせ、異なる道を歩ませる事が出来るであろうか…… |
天草四郎 |
そしてそれが奴にとっての救いになるのであろうか、俺にも見えなくなってきたのだ |
ユーザー名 |
柳生さんが堅い信念の下、成すべき事を成そうとしているなら僕達が出る幕は無いです |
ユーザー名 |
でもそれが揺らいでるとしたら、別の方法や別の道もあるんじゃないかと、そう思います |
天草四郎 |
ふむ…… |
ユーザー名 |
今までの全てを捨てるとか、そんな一か十かで考える必要は無くてですね |
ユーザー名 |
引き返したり、迂回したり、そうこうしてる間に見つかる強さもあるんじゃないかって |
天草四郎 |
「ユーザー名」もそこまで奴の事を思っていたとはな、意外だったぞ |
ユーザー名 |
何度も刃を交えた僕達だからこそ、柳生さんの苦しみが分かるじゃないですか |
ユーザー名 |
押しつけがましいのは重々承知です、でも知っちゃうと、ほっとけないですよね |
天草四郎 |
フッ、かつての俺もそんな「ユーザー名」に救われたのだったな…… |
ユーザー名 |
え、何かおっしゃいました? |
天草四郎 |
気にするな、今は俺達に出来る事を全力でやり抜くのみよ |
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5階のストーリー『強さとは?』
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ユーザー名 |
強さか、強さってなんでしょうね? |
ひまり |
振り向かない事であろう、恐らくそんな気がする |
ユーザー名 |
自分で話を振っておいてなんですが、そんな一言で片付きますかね |
ひまり |
何となくノリで答えてみたが強さとは何か、それに即答出来る者はそうそうおらんじゃろ |
ひまり |
こんな話をするなどおぬしらしくないな、柳生十兵衛の影響か? |
ユーザー名 |
ですね、柳生さん以外の話でも強さを求める家臣の方は沢山居らっしゃいますし |
ユーザー名 |
何となく考えてみる時はあるんですけどね、強さってなんだろうって |
ひまり |
強さなる言葉は長らく一人歩きを続け、今となっては定義するのも難しくなっておるな |
ひまり |
それに加えて目に見えぬ物である以上、各々の強さがあるとしか言えぬ |
ひまり |
ただ、おぬしにはこれからも強くなり続けて貰う必要があるのでな、それは忘れるでない |
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6階のストーリー『届かぬ剣、揺らぐ信念』
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柳生十兵衛 |
俺の剣が届かぬだと……何故だ、何故だ! |
八咫烏 |
そうだ、貴様の持てる技のみならず全ての感情をも吐き出しだしてしまえ! |
八咫烏 |
その心に長年降り積もった澱と共に全てを吐き出し、そして新たな道を進むのだ |
柳生十兵衛 |
知ったような事を抜かすな!貴様に、貴様ごときに俺の何が分かる! |
八咫烏 |
お前の心の中など何も分からんよ、私に出来る事は迷えし者を導く事だけだ |
八咫烏 |
屍の山を積み上げ、鮮血溢るる河を越えた先に道を見出す者が居るのは事実 |
八咫烏 |
だが、お前はそんな修羅の道を歩む者では無いようだ、これは長年培った勘の話だがな |
柳生十兵衛 |
そんな訳があるか、俺は何もかもを投げ打って剣にその身を捧ぐ者…… |
柳生十兵衛 |
この手にかけた者は数知れず、そんな俺が今更どの面下げて引き返せようか! |
八咫烏 |
それでも手を差し伸べる者達は居る、それを取るかはお前次第だ |
柳生十兵衛 |
くっ……お互いお喋りが過ぎたようだな |
八咫烏 |
そうであったな、ではお互いの領分に戻るとしよう |
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7階のストーリー『一方その頃』
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??? |
ヒッ、ヒヒッ、ヒヒー! |
土御門すばる |
(指、一本……動かせな……頭が、痛い……) |
土御門すばる |
(あき、らめるな……こんなのに、負けない…!きっと、みんなが……) |
??? |
ヒアッ、ヒヒッ、シャアアアア! |
土御門すばる |
(でも怖い……怖い気持ちが、無くなっていくのが……怖い、怖いよぉ……) |
土御門すばる |
(助け、にゃもゆき……晴心さま、「ユーザー名」さん、僕もう……) |
土御門すばる |
(はうっ!うぐあぅ、またっ!?また……やめっ、やめろおおお!) |
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8階のストーリー『招き猫 にゃんべえ』
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ひまり |
今回の招き猫も実に分かりやすい奴であるな |
ユーザー名 |
ええ、武田信玄さんの次に分かりやすい格好をしてますね |
にゃんべえ |
拙者に何かご用ですかにゃ?果たし合いのお誘いにゃらいつでもどうぞにゃ |
ユーザー名 |
もうすでに何度も何度も果たし合ってるんですけどね |
ひまり |
そんな楽屋話はどうでもよい、それよりおぬしは柳生十兵衛の知り合いか? |
にゃんべえ |
拙者はにゃんべえと申すものにゃ、十兵衛さんの生き様に惚れて武芸者を目指す招き猫にゃ |
にゃんべえ |
十兵衛さんはさりげなく餌をくれたりするにゃ、人斬りの心にも一寸の魂にゃ |
にゃんべえ |
でも、後ろをついて回ってるにゃあから見ても最近の十兵衛さんはつらそうにゃ…… |
ひまり |
十兵衛と近しい者から見ても様子がおかしいのじゃな、やはり奴は迷っておるか |
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9階のストーリー『終わり良ければ全て良し』
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ひまり |
さて、柳生十兵衛の件もこれでついに決しつつあるな |
ユーザー名 |
乱暴なやり方になってしまったのが心残りですけどね |
ひまり |
いまさら口で説得してどうこう出来る相手でも無かったであろう、これが最善じゃ |
ユーザー名 |
力を貸して頂けるといいですね、ひまり様 |
ひまり |
心配するな、古来より全力で殴り合った者は何故か友情が芽生えるとされている |
ひまり |
後は河原、夕日との要素があればより磐石となるが今回はこれでよしとしよう |
ユーザー名 |
そうですか、なら後はいかに自然に僕達に合流して頂けるかですよね |
ひまり |
うむ、人斬りとしての過去がどうしたと湿っぽい話になると面倒であるからな |
ひまり |
わしらの勢いで飲み込んで、うやむやの内に仲間入りとさせる作戦を取るぞ |
ユーザー名 |
僕は僕で上手いやり方が無いか考えておきますね |
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エピローグ『[狐耳]柳生十兵衛…?』
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柳生十兵衛 |
道半ばにして散る身ではあるが、何故か未練の一つも湧いて来ないのだ |
柳生十兵衛 |
ここまで清々しい気持ちで逝けるのなら、俺の人生にも意味があったのかもしれんな…… |
ひまり |
待て、何故かわしらが止めを刺す前提で話が進んでおるぞ |
柳生十兵衛 |
敗者は死すが定めであろう、ひと思いにやってくれ |
ユーザー名 |
手荒な真似にはなりましたが、今回は柳生さんを説得に来たので止めなんて刺しませんよ |
柳生十兵衛 |
この俺に生き恥を晒せとでも言うのか? |
ひまり |
うむ、便所掃除や肩揉み等々、屈辱的な仕事を率先して回すつもりじゃ |
ユーザー名 |
ひまり様、生き恥ってそういう意味じゃないと思うんです…… |
ひまり |
まあそれは冗談としてじゃ、お前の命は我ら仙狐で預からせてもらうぞ |
柳生十兵衛 |
面妖な奴らめ……俺達はつい先ほどまで命のやりとりをしていたのだぞ? |
ひまり |
だが今は勝者特権発動中じゃ、おぬしをどう弄ろうとわしらの勝手であろう |
柳生十兵衛 |
それを持ち出されては従うより他に道は無しか……まあいい、好きにしろ |
ひまり |
よし、ではさっそくじゃが忠誠の証として狐耳と尻尾の着用を義務つけるぞ |
ユーザー名 |
後は首に鈴ですかね、どこかで行ってしまわないように |
柳生十兵衛 |
(こいつら目が笑っていない、本気……なのか?) |
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最終更新:2020年07月17日 18:34