4スレ目>>940~>>951


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名前: ◆6osdZ663So[sage saga] 投稿日:2013/07/26(金) 11:01:24.41 ID:ptwPTB0Ao [2/15]
今もなお、ヒーローとカースによる激闘が繰り広げられる憤怒の街。

カース達は呪いをばらまくために、暴れ回り。

ヒーロー達は人々を守るために、それらと戦う。


しかし中には、別の思惑を持ってこの街に来ている者達もいる。

 

「癒しの水よ、大いなる私の力に従って、えーっと・・・・・・魔滅の槍となりて許されざる者達に降り注げぇ!アクアジャベリン!」

『オゴッ!?オグワァァァァ・・・・・・』

桜の杖を持った少女の号令によって、周囲の水溜りが槍となって一角獣達に突き刺さる。


「癒しの水よ、大いなる私の力に従って、うーん・・・・・・牙剥く邪悪を切り刻めぇ!ウォーターブレード!」

『ギャイィイイン!?』

背後から来ていた狼達は、水の刃にバラバラに切り裂かれてしまった。

あっと言う間にその場に集まっていた、カースの群れが退治される。


「さくらちゃん、ごめんね。カースとの戦闘任せっきりで。」

「いいんですよぉ、芽衣子さぁん。今回は戦闘員は私だけですからぁ。」


さくらと芽衣子、彼女達もまた、戦うためにこの街に来たヒーロー達とは、少し違う目的を持つ者たちであった。

さくら「それに戦闘って言っても、水溜りになった浄化の雨を形にしてぶつけるだけの簡単な作業ですよぉ」

強いカースには効果の薄い浄化の雨も、固めて撃てば十分以上に強力な攻撃となる。

さくらの扱う魔術や魔法と呼ばれる技術はそれを可能とした。

そう、さくらは俗に”魔法使い”と呼ばれる人種である。


さくら「あ、けど浄化の雨をこんな感じで操れるのは魔法使いでもきっと私くらいですよっ!えっへっへー♪」

芽衣子「うんうん、頼りになるね~!」

さくらの自慢の真偽はさておいて、頼りになるのは間違いない。

 

芽衣子「さて、この場所だね」

さくら「喫茶店ですかぁ?」

芽衣子「うん、ここに上手く隠れてたみたい。数人ほどの人が居るみたいだよ。」

さくら「街の中心地からそれほど離れてないのに、よくカースに見つからなかったですねぇ。」

芽衣子「気配を隠せる能力者が居るんじゃないかな?」

芽衣子「けれど、そのせいで助けに来てくれたヒーローにも見つかってなかったんだね。」

この場合は逆に、よく彼女達はそれを見つけることができたと言えるだろう。


芽衣子「それじゃあ、ちょっと行ってくるね。戻ってくる時はE地点になるからよろしくー」

さくら「了解でぇす!」


合流の場所を取り決め、芽衣子は喫茶店内に向かい、さくら達は元来た道を引き返す。

――

芽衣子「こんにちはー」

「!!」

「だ、誰だ!?」

「どうやって入ってきたんだ!?」

店内は騒然となる。

カース達の進入を防ぐために扉や窓は完全に締め切り、バリケードを作っていたはずだ。

もっともそんな物はカース相手には何の役にも立たないのだが。


彼らがカースに襲われなかったのはたまたま運が良かっただけだ。

たまたま周囲の気配を遮断できる能力者が居合わせ、

たまたまカースの侵攻ルートにこの喫茶店が入っていなかった。

たかがそれだけの事。

けれどそれだけで、彼らの心はどれだけ救われて希望に繋がっていたことか。

襲われることは無く、立て篭もった場所が喫茶店であったためにとりあえずの食事の心配もない。

「きっと助かる」と言う希望のもとに連帯感が生まれ、おかげで負の感情にも飲まれることもなかったようだ。


芽衣子(まあそれなりに人数が居るから食事もすぐに尽きるし、)

芽衣子(周囲に獣型カースが集まっていたことも思えば、あとどれだけ持ったかわからないけれど・・・・・・)

あいつ等は賢い。もしかしたらこの場所に気づいていた個体も居たかもしれない。


芽衣子「落ち着いて聞いてください、私はあなた達を助けに来ました」

「助けにって・・・・・・まさかヒーローなのか!?」

「俺達、助かるのか?」

「いや、しかし助けると言ったって・・・・・・」

芽衣子「説明は後でします。とりあえず、この街を出ましょう。」

「で、出るってどうやってだ!外にはカース達がやまほど居るんだぞ!」

「アンタ一人でなんとかできるのか?」

芽衣子「ここに居る人たちは、ひぃ、ふぅ、みぃ・・・・・・7人で全員。間違いないですね?」

「ああ、そうだ。だがどうするつもりだ?」

芽衣子「思ったより多かったけど大丈夫です。皆さん、私の傍まで来てください。」

「?」

疑問に思いながらも「助かるかもしれない」と言う事で、

とりあえず言う事を聞いて芽衣子の周りに集まる一同。

芽衣子「それでは移動しますね。」

「は?」

芽衣子「・・・・・・」 ゴニョゴニョ

「?」


芽衣子が数秒間何かを呟き終えると、辺りの景色が一変する。


――


白い部屋。そこには数人の看護師たちが待機していた。

「どう言うことだ?」

「何が起こって?さっきまで俺達喫茶店の中に・・・・・・」

芽衣子「ここは○○市の病院の一室ですよ」

「「「は?!」」」

憤怒の街から○○市までは電車で1時間の距離がある。

それを信じられないことに、わずか一瞬で移動したらしい。

あの場に居た7人全員を連れてだ。


「あ、アンタは一体?」

芽衣子「私は空間移動の能力者。」


芽衣子「そして、我々は”櫻井財閥”の救護班です!」

彼女はにっこりと答えた。


――

――


憤怒の街、E地点。


芽衣子「はぁ・・・・・・。」

そこに唐突に、芽衣子は現れた。溜息と共に。

さくら「おかえりなさぁい。」


芽衣子は空間移動能力者である。

詠唱とでも言うべき言葉を唱える事が、能力の発動の鍵。

詠唱を終えれば、パッと消えて、別の場所にパッと現れると言うシンプルなテレポート能力。

さらにその際、傍に居る任意の人間を、移動に巻き込むことができる。

運べるのは人間。それと、彼らの服装・手荷物のみ。

誰も所持していない物や大きな物、ペット以外の他の生物は運べない。

移動距離に制限はない。この世界の中で、知っている場所ならどこにでも行くことができる。

ただしネオトーキョーなどを代表する半異界化している場所は例外。

芽衣子はこの能力の事を『瞬間旅行』と呼んでいる。


芽衣子「・・・・・・ちょっと休憩させて貰うね、流石に能力の連続使用は堪えるから」

さくら「はぁい、私も休憩させてもらいまぁす!このクスノキの下なら魔力も回復するみたいなのでぇ!」


彼女達がE地点などと、アルファベットを付けて呼ぶ位置は、植物の精霊が設置した祝福の木の下の事であった。


芽衣子の『瞬間旅行』は半異界化している場所には移動できない。

そのため、機械を狂わせる結界や大量に犇くカース達によって、

半ば異界化している『憤怒の街』の内部も、本来であれば進入することができないはずであった。

せいぜいが先ほど喫茶店に入るときに使った、近距離の移動が限界である。


しかし、浄化の雨と、祝福の木が設置されたことによって、

異界化の影響が軽減された祝福の木の下のみであれば、外部からの『瞬間旅行』による進入が可能になった。

街の外に出ることに関しては芽衣子の能力は制限を受けないため、

限定的ではあるが、彼女は人を連れて街の外と内の往復が可能になった、と言う事になる。

芽衣子「ところで・・・・・・そこで気絶してる男の人は何?」

さくら「えっと、さっきカースに追われてる所を見つけたので助けたんですよぉ」

芽衣子「助けたのになんで倒れてるのかな?」

さくら「助けた時は、たくさんお礼の言葉をくれたんですけど」

さくら「私が”櫻井財閥”の魔法使いだって言ったら、」

さくら「『なんでもっと早く助けに来ないんだクソどもがっ』みたいな事言われたので」

さくら「つい杖で殴っちゃいました♪てへっ☆」

芽衣子「はぁ・・・・・・。」

また溜息が出る。

さくら「し、仕方ないですよぉ、怒った状態で放っておいたら『憤怒』に飲まれちゃいますよね?」

芽衣子「うん、その判断は間違ってないからいいけどね・・・・・・」

芽衣子「ただ、財閥も嫌われたものだなぁって」

先ほど助けた団体さんも財閥の名前を出した途端、

罵られこそしなかったが、微妙な顔をされた事が忘れられない。

さくら「むぅぅ・・・・・・けれど本当に困っちゃいますよぉ!」

さくら「私、前に友達に櫻井財閥で働いてるって自慢しちゃったんですからっ!」


なにしろ財閥はデカい組織なので、「世界的一流企業で働いてる」と言うくらいインパクトがあるのだ。

つい自慢してしまいたくなったのだろう。


芽衣子「あはは、けど、さくらちゃん。櫻井財閥の他の組織だったならともかく」

芽衣子「『エージェント』なんて人に自慢する事じゃないよー」

さくら「むぅぅ・・・・・・」


櫻井財閥には『エージェント』と呼ばれる機関がある。


例えば、財閥が運営する対カース防衛局を代表するように、

櫻井財閥の傘下には能力者による幾つもの組織や団体が存在しているが、

『エージェント』は財閥の他の組織とは少しばかり毛色が違う。

まずその存在が公にはされていない事が一点。

そして、『エージェント』は財閥当主サクライ直下の組織である事が一点。

財閥の上層部の者であっても『エージェント』を動かす権限はない。

彼女達を動かせるのは、おそらくは強欲なる父とその娘だけであろう。


『エージェント』は財閥の能力者の中でも、特に強力な能力を持つ者達が選ばれる。

まさに能力者の精鋭部隊。

さくらと、芽衣子はその『エージェント』に属する能力者であった。

さくら「財閥の信頼、本当に取り戻せるんですかぁ・・・・・・わたし心配になっちゃいますよぉ!芽衣子さぁん!」

芽衣子「ん~、まあわからないけど、今回のお仕事の結果次第かもね」

芽衣子「お仕事その1、救助活動」

芽衣子「”財閥”の名前を出して民間人を出来る限り救出すること。」

芽衣子「信頼回復ためのパフォーマンスの一環だね」

さくら「今まで何人くらい救助できましたっけ?」

芽衣子「34人、そこに倒れてる人も含めたら35人だよ。」

さくら「少ないですねぇ」

芽衣子「街の中心地が近いからねぇ、これでも多いほうじゃないかな」

この辺りは救助対象となる”生きてる”人間がそもそも少ないのだ。


さくら「こう言うのってそれこそ対カース防衛局とかの仕事じゃないですかぁ。どうして『エージェント』なんですか?」

芽衣子「そっちはもっと目立つ場所、比較的街の外側で動いてるはずだよ、GDFとかのサポートでもしてるんじゃないかな」

芽衣子「私たちエージェントが街の内側で動いてるのは他のお仕事もあるからだね。」

さくら「お仕事その2~その5ですかぁ?」

芽衣子「お仕事その2、ヒーローのサポート」

芽衣子「お仕事その3、カースの討伐」

芽衣子「このふたつもお仕事その1と同じく信頼回復の一環のためだね。」

芽衣子「ここまでが優先度の高い指令。」


芽衣子「お仕事その4、人材のスカウト」

芽衣子「街の中で有望そうな能力者を見つけたら財閥にスカウトすること。」


芽衣子「お仕事その5、悪人ヒーローの討伐」

芽衣子「もし救助活動をヒーローによって邪魔されることがあれば、それを排除すること」


さくら「お仕事その4はともかく、お仕事その5ってあり得るんですか?」

まさかヒーローが救助活動を邪魔したりはしないだろう。

芽衣子「今後、財閥の邪魔になりそうなヒーローが居て、機会があれば消してしまえってことじゃないかな。」

芽衣子「この状況下だと、ヒーローが誰かにやられても、カースに倒されたものってみんな思うし。」

さくら「・・・・・・大丈夫なんですか、それぇ」

エージェントへの指令はどんな時でも悪巧みが混ざっているものだ。

ちなみにお仕事その4に関しても、多くの場合スカウトとは名ばかりで芽衣子の能力による強制連行であったりする。

芽衣子「まあ、その4その5は出来ればってことで」

芽衣子「この街に来るヒーローで、私達だけでどうにか出来る相手なんてほとんど居ないと思うから」

芽衣子「今回はその2の指令を重点的にねっ!」

さくら「はぁい」

芽衣子「さて、そろそろ次に行こっか、さくらちゃん、”紗南ちゃん”!」

さくら「行きましょぉ!」

紗南「・・・・・・おえっぷ」


三好紗南もまた、エージェントの2人と共に行動していた。

ちなみに最初から居ました。

ただ道中、街の中でいろいろ見たくない物を見てしまい、ここまで黙ってただけで。


芽衣子「大丈夫?まだ気分悪い?」

紗南「だいじょぶ・・・・・・じゃないけど頑張る・・・・・・。」

芽衣子「無理しなくてもいいんだよ、命握られてるって言っても紗南ちゃんの能力は貴重だから本当に殺されることは無いから」

芽衣子「そこの男の人を病院まで届けるついでに戻ってもいいんだよ?」

紗南「・・・・・・ここで逃げたら・・・・・・」

紗南「ずっと悪魔に支配されっぱなしだと思うから・・・・・・頑張る」


ここで逃げてしまえば、これからもずっと逃げてしまうだろう。

自分の人生をあの悪魔に支配されたくはない、いつかアイツの支配から逃れるには戦うしかないのだ。

その時逃げださない勇気を持つためにも、ここで逃げ出したくはない。いつまでも『怠惰』では居たくはなかった。


芽衣子「そっか、良かった。さっきの人たち見つけてあげられたのも紗南ちゃんのおかげだったから」

芽衣子「居てくれたら心強いよ、ありがとねっ、紗南ちゃん!」

紗南「うん・・・・・・。」

さくら「芽衣子さんもサナちゃんもわたしが守るから大丈夫ですよぉ!」

芽衣子「うん、頼もしい頼もしい♪」

紗南「よろしくね・・・・・・」

さくら「えっへっへー♪」


芽衣子「よし、少しだけ待っててね!」

芽衣子「・・・・・・」 ゴニョゴニョ

短く言葉を唱えると、芽衣子は倒れていた男と共に一瞬だけ消えて

またすぐに戻ってきた。


芽衣子「じゃ、行こうかっ!」

財閥のエージェント達は憤怒の街を行く。


おしまい

 

 

並木芽衣子

所属:櫻井財閥『エージェント』、超能力者
属性:ご機嫌トラベラー姉さん
能力:瞬間旅行

櫻井財閥のエージェントに属する超能力者。ある日、『瞬間旅行』と言う少人数テレポート能力に目覚める。
主な仕事はサクライやエージェント達の移動の補助。たまに人の誘拐。
財閥に所属する理由は指令にかこつけて、彼女の能力の対称にならない地下や宇宙、異世界にいつか旅行に行くため。
能力の性質上、彼女の普段の仕事は一瞬で終わる事の方が多く、呼び出しがあるまでは世界中ブラブラと旅行している。
夢はタイムトラベル。


『瞬間旅行』

少人数を引き連れて使用できるテレポート系能力。数秒間の詠唱が必要だが、移動距離は無制限。
この世界の何処へでも行ける。と言う触れ込みだが、地底や海底には行けない。
当然魔界や宇宙にも飛べず、その他の異界、異界化してる土地にも行けない。
行くことはできないが、それぞれの土地から地上に移動することは可能。
一度に運べるのは数人の人間とその手荷物のみ。移動の際は必ず自分が移動しなければならない。

 

さくら

所属:櫻井財閥『エージェント』、魔法使い
属性:お調子者魔法使い
能力:魔法、魔術の行使。

櫻井財閥のエージェントに属する魔法使い。魔法使いの家に生まれ、赤ん坊の頃から魔法と共に生きてきた。
さくらの生まれた家は「魔法使いは隠遁するべき」と言う古臭い習慣を未だに守っており、
それが嫌だったさくらは、世間に聞くヒーローに憧れ、無計画に家を飛び出し、見事に路頭に迷う。
そんな折に能力者をスカウトしていたサクライに保護され、その縁でサクライの元で働く事になったらしい。
主な仕事は魔法関係全般の調査。嫉妬の蛇龍の発生時、呪詛の痕跡を見抜き、サクライに伝えたのは彼女。
ただ勉強はあまり好きでないので魔法や魔術の行使は大雑把な感覚でやってる。
夢は物語に出てくるような派手でカワイイ魔法少女。


『魔術:アクアジャベリン、ウォーターブレード』

水を操る単純な攻撃魔術。浄化の雨を使ったことによってカースに対する攻撃力が倍増している
ちなみに、さくらが攻撃的な魔術を扱えるのは、財閥が悪魔や魔術を研究する機関を持つため。
浄化の雨を魔術に利用したことについて、こんな事ができるのは私だけと自慢していたが。
ガチのエキスパート魔法使いが憤怒の街に来ているのを知らないわけではないはず。


『桜の杖』

さくらの持つ木の杖。『万年桜』から切り出し、加工した杖。
そのため『満開』と言う特性を持っており、少量の魔力の消費で発動した魔法や魔術が派手に強くなる。
簡単に言えばMP消費を抑えるための杖。
また鈍器としての使用が可能、これで殴られると結構痛い。


『櫻井財閥』

その昔は世界の支配者に最も近いとまで言われていた超大財閥。
代表者は椅子に座りながら世界を動かせる男ことサクライP。

あの日以来、能力者を広く募集し、
表向きは世界の秩序を守る大組織の一つとして活動している。

とにかく気持ち悪いくらい金持ちの団体であり、湯水のように金が沸いてくるが、
それだけの金を何処から調達しているのかはいまいち不明瞭。

財閥傘下の組織の活動は
能力者の教育・派遣、地下や宇宙との交易、異世界の開拓、兵器開発、カースの研究
悪魔の研究、魔術や魔法の研究、さらには家電の販売や病院の運営、などなど多岐に渡る。

得意技は裏金による情報操作。
つまるところ、めんどくさいアレコレはだいたい金の力で解決している。
そのため、金でどうにもならない非常事態には少々もろい模様。

最近はある事件の影響によって、ブラックな噂がたえない。


『櫻井財閥のもう一つの顔』

時に財閥に所属する能力者達は、
代表者サクライPの娘にとり憑いた『強欲』の悪魔マンモンの手足となる。
悪魔たる彼女があまり自由には動けない地上で、その欲望を満たすために使うコマが財閥の能力者達なのだ。

彼女がある能力者が欲しいと言えば、サクライPは財閥を使い果敢に捜索し、
彼女がある兵器が欲しいと言えば、サクライPは財閥を使って懸命に製作し、
彼女が世界が欲しいと言えば、サクライPは財閥に命じて世界を手に入れるために頑張る。

末端で動く者達は、それが世界の為になると信じて、
今日もお嬢様のワガママに振り回されている模様。


『エージェント』

櫻井財閥当主、サクライP直属の精鋭部隊。通称『サクライの犬』
財閥の能力者の中でも、戦闘のプロ、智略のエリート、諜報のエキスパートなどが揃っている財閥の暗部担当・・・・・らしい。
その割には部隊の雰囲気はどうにもゆるい。
それでも仕事をやらせればそれなりに優秀なので、サクライPは重宝しているようだ。
エージェントの人数は不明、知っているのはサクライPのみでエージェント達も全員で何人居るのかは把握していない。
普段は黒い衣装に身を包み、正体を隠して活動しているが、今回は財閥の名を出しての任務なので私服での出勤。