一ノ宮朋久

  • 一ノ宮朋久(いちのみや ともひさ)
 登場:-永炎戦記- 永劫のセツナOrigin PC1
 プレイヤー:
  -きっと、あの時には戻れないだろう。それよりも、最後の時にはじめよう。新たな運命を-

 創世の魔王「ジェネシス」とふつうの人間「一条刹那」の間に生まれ、一万の世界を巡り、魂の階梯を上り人ならざる者の領域へと至った「永劫の少年」。書換の魔王「朋久」、あるいは「Write Braver」とも。
 一ノ宮朋久、というのは一ノ宮家に引き取られた後につけられた、いわば人間社会での戸籍上の名前である。出生時にはジェネシスにより「影明」と名付けられており、父の姓である「一条」を取るとするなら、本名は一条影明であるとも言える。

 言わずと知れた-永炎戦記-シリーズ第二部の主人公。厳密に言えばシリーズ第二部と、第二部最終話以降の朋久は別人であり、「お兄様」の愛称で呼ばれることがある。
 O3本部制作陣にもそこそこ名が通っていたりと、知名度も高い。
 思慮深く慎重、繊細なRPによって成り立っているキャラクター性の高い傑作PC。
 毎回のセッション前にGMであるkay0iと数時間にわたる打ち合わせを必ず行う、愛されキャラ。

設定

  • I.特徴・基本データ
薄幸だが、強い意志を秘めた黒髪の少年。元不良。
基本的に無口かつ冷静沈着で、無常を体現したかのような雰囲気をもつ。
意志の強さから、自分の選択に迷うことはなく、それを貫き通す性格である。
ストレートな言葉に弱く、天に梨亜が好きなのかと聞かれて言葉に詰まるといった面もある。
梨亜は彼の中で非常に大切な存在で、行動理由のほとんどを彼女が占めているといっても過言ではない。
一度敵と見定めた相手には決して容赦しない。(プレイヤー的には迷ってばかりだが)
左利きで、登場時の身長は175cm程度と高い方で、恰好はワイシャツの上に学ランを羽織るスタイルである。
髪の毛は、多少はねており、口調は少し堅い感じなのが特徴。

  • II.出生及び家族について
「生まれ」は東京の代議士の家であった。
父親が汚職事件を起こし、後に病死。母親は事件発生後蒸発し、幼い頃に天涯孤独の身となる。
その後、同年代の子供からは犯罪者の子供と見られてしまったり、さらには親戚による、父親の遺産を巡る争いに巻き込まれる。
上記のような恵まれない幼少時代を過ごし、そのせいで人間に冷めてしまい、満たされないものを抱えるようになる。
後に一ノ宮家に養子として引き取られ、東京を離れる。
現在の家族は血の繋がりはなく、生まれた家の遠い親戚である。両親と姉の、四人家族。姉の名前は「立夏」、母の名前は「ののか」(父の名前は本編未登場)。朋久以外は全員ウィザードである。

  • III."黒狼"(ブラックウォルフ)解散まで
安藤映次と不良コンビ、"黒狼"を組んでいた。
満たされない心を満たそうとケンカに明け暮れていた。何かに没頭することで心を満たそうとしていたため、ケンカはあくまで手段に過ぎなかった。
結局、どんなにケンカしても満たされず、ケンカの代替手段がたまたま受験勉強となった。
そのせいで、相棒の安藤映次に見限られ、コンビは解消する。
元々地頭は良かったようで、エリンディルに召喚される前に進学校の名取市北高校に合格した。

アリアンロッドをプレイしていたようで、「神隠し事件」に巻き込まれエリンディルに召喚される。
そこで新橋梨亜に出会い、後に彼女の"死"を目の当たりにする。
梨亜の"死"は彼に「大切な人を失うという」大きなトラウマを与える。このトラウマは後に彼の行動に大きな影響を及ぼすことになる。
梨亜との出会いと一時の別れは彼の心に変化を与えたようだ。
なお、-永炎戦記-第一部には登場していない。しかし、彼もまた、物語には語られない数多の冒険者の1人であった。

この時、朋久は高校1年生である。
エリンディルから帰還後、家族が消えていた。自宅であったはずの家の倉庫からログインデバイスを回収し、神社の境内で寝泊まりしていた。
黒木流歌に見つけられ、部屋と名取市北高校の制服を与えられ、居候に。
既に新学期が始まっており、実力テストが既に実施されていた。朋久は選抜クラスに在籍していたが、テストを受けていないため平均点を下げてしまう。そのためにクラス委員長である早乙女に目を付けられ、ことある毎に衝突する羽目に。
しかも新学期早々、安藤映次が朋久の元に殴り込みに来たため、大騒動になる。朋久は一方的に殴られただけだが、それから周囲に避けられるようになってしまう。
また、流歌が下着泥棒に遭い、犯人と疑われたため、追い出される。朋久本人は、基本的に他人を信用しないため、「そんなものか」とあまり気に留めなかった。
結局、学校の格技場で寝泊まりすることになってしまい、格技場暮らしが続いている。

  • VI.梨亜との再会から
梨亜と再会した朋久は彼女の求めに応じ、家族を救うべく、強くなるためにOld Origin Online内での試練に立ち向かう。
初めは「梨亜の願いにこたえる」という思いから行動していたが、どこか梨亜と似ている聖帝との出会いが決定的となり、自分を大切に思う存在をしっかり認識し、"自分を信じる人の為に戦う"という想い、もとい信念を自覚する。
それ以来、自分の道を見定めたおかげで心の渇きを感じなくなったようだ。
また、依然として梨亜の存在は彼の中では大きい模様。
戦いの中で他人の想いを背負うまで心の成長があった。しかし、その「他人」とは「彼自身を信じてくれる人」のことである。彼にとってそれが「正義」であり、その正義を為すために世界を相手にしても構わないという覚悟(ある意味では危うさかもしれない)を持つ。だからこそ彼は「英雄」になるつもりがないのである。これは、彼にとっての「英雄」は世界全体を救うものであり、自分の周りの人間だけを救う者のことではないからである(救われた周りの人間にとっては英雄かもしれないが)。朋久は、"一条影明"としてTOKYOCITY滅亡の危機を救って「英雄」となったが、朋久自身にはその自覚は無く、「自分を信じてくれる聖帝」のために戦ったということに過ぎなかったということである。

  • VII.ウィザードの侵攻開始以後
小学生時代の唯一の友人と呼べるような存在であった雨宮蒼意と再会をする。蒼意の姉、雨宮沙紀を救う手段を得るために、アンゼロットの命により朋久の命を狙うが、戦いを通じて彼の想いを受け取り和解。

  • VIII.ウィザードとの激闘
梨亜の構築した夢世界での防衛戦を乗り越え、ライミラクらの導きによってアンゼロット城へと逆侵攻を行う。
安藤映次と再びタッグを結成し、世界救済級の英雄ウィザードであるファントム三井あかねペアを撃破。
その後、アンゼロットとの戦闘において命を落とす。

  • VIV.追想サンクチュアリィ
10001番目の世界で死亡した朋久は、黒木流の限定空間、追想サンクチュアリィへと魂を招かれる。
そこで魂の深層レベルで記憶を封印する原初の神器イクスヴェルンを流に突き刺され、全世界の自分自身を一度ずつ歩むことのできる魂を作成された。
こうして朋久は、1番目の世界から再び、世界を歩み始める。

  • X.一万の世界を超えて
少しずつ、記憶ではなく魂に刻まれた想いから全ての世界をより良く作り変えていく朋久。救えなかった者を救い、関われなかった者と絆を結んでゆく。

  • XI.最後の世界
朋久が全ての世界を観測する観測者となったことで新たに増えることとなった10002番目、最後の世界。
今までの世界で行った全ての救済、あらゆる可能性の模索を行い、無意識的に最強の自分を造り上げていった。
最後の世界において朋久はアンゼロットにスカウトされ、特殊部隊ロンギヌスOOO(トリプルオー)へ入隊する。そこで同じく隊員である藤宮、長瀬とトリオを組みウィザードとしての活動にあたる。
やがて「アリアンロッド」がはじまり、朋久は長瀬のログインデバイスを用いてエリンディルへ。そこでサンズフェニックスの一員として戦った。
邪神の城へと至る前、霧の森の中に作られた限定空間・追想サンクチュアリィにおいて黒木ナガレと模擬試合を行う。この時、黒木流の助言で胸から原初の神器・イクスヴェルンを抜き放つことで全て世界の記憶を取り戻した朋久は、黒木ナガレに勝利する。
その後、ナガレと共にエリンディルとの因果を切断され、朋久は現実世界へと帰還した。

  • XII.最終決戦
現実世界へと帰還した朋久は事態をようやく察知したアンゼロットに戦闘を挑む。
黒木流刹断術をはじめとした記憶の技術を以てかつて敗れた神の盾を破壊することに成功。神の盾を破壊することで生成された、世界最強の剣である神の剣の一撃を、イクスヴェルン、そして安藤映次が月から投射した、朋久の姉の魔剣「原初の魔剣オールドオリジン」の二本で防ぐ。
リライト能力によってトレースされた能力を「アンゼロットを打ち倒す自身」に書き換える上書きリライトによって全て失った朋久はしかし、自身の魂の奥底に刻み込まれた22枚のタロットの加護と、仲間と認めることのできた数少ない者達の記憶をリライトによって自身に付与し、アンゼロットに打ち勝った。

  • XIII.永劫の使徒(エタニティ)
以降 -永炎戦記- 永劫のセツナRewrite
それから一年。高校二年になった朋久だが、一年ぶりにアンゼロットとの再開を果たす。実家の食卓で。
朋久が世界から排除したほんのわずかな"不条理な死"という現象は、世界中に無数に残されており、それらを全て排除しない限り、朋久が生み出した運命の歪みが治らないのだと話を聞かされる。
再び改変者として、運命を変える戦いへと身を投じる。



一条影明(いちじょう かげあき)

朋久のO3内でのキャラ。コードネームは「シャドー」クラスは"太陽"[第二型]で、意識交代がなくとも裏人格モードになれる特殊な"太陽"である。
アバターは青年に成長した朋久である。これは梨亜の「強くなってほしい」という願いの表れである。
O3でも学ランを着ている。身長は180cmオーバーと今の朋久より高い。
精神体は幼少羽耶で、これは新橋梨亜のキャラ「四条羽耶」とは別の存在である。
スタートクエストは、羽耶が"法の雷"に襲撃され絶命する直前に、彼女から奇跡を与えられるという内容であった。
O3内での朋久、もとい影明の行動や言動は、間雪奈(O3内では東雲天音)に多少なりとも影響を与えている模様。
本キャンペーンでは唯一の純然たる[人]である(5mしか移動できない…)。
《error#FF.運命剣=死者選別》(フラットジャッジ)と《error#08.真=永劫生者》(ブラッドリレーションファイア)を取得しているのがデータ的特徴である。
フラッドジャッジの影響で、攻撃時には紫色のスパークエフェクトが発生する。
Ⅵ話以降はスパークが収斂して剣を成すようになった。
戦闘スタイルは、前線で倒れても起き上がり、ひたすら殴り続けるというスタイル。
"太陽"の継戦能力の高さあればこそである。



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