2スレ目>>502~>>509

「2スレ目>>502~>>509」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

2スレ目>>502~>>509」(2013/09/05 (木) 00:26:32) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

<p>「この和菓子美味しですよ~~」モグモグ</p> <p>『こっちの和菓子も美味しいですよ~』モグモグ</p> <p>両手に別々の和菓子を持ちながら交互に食べながら、一人の女性は歩いていた。</p> <p>だが、不思議な事に独り言を言ってる感じなのに、まるで交互に別の人が喋ってる感じだ。</p> <p><br /> 「それにしても、ベルちゃん」モグモグ</p> <p>『な~に~?菜帆ちゃん?』モグモグ…ゴキュン</p> <p>一つの身体で二つの声が喋る。</p> <p>「私には悪魔とかよくわからないけど、ベルちゃんなら私を乗っ取ることは可能じゃないですか~?」モグモグ</p> <p>『そうですね~。けど、私には私のやり方があるんですよ?すぐ本性現したりしませんよ? 私はじっくり様子を見る方ですから。うふ』モグモグ</p> <p>他人から見れば、ただの独り言だが実際は違う。</p> <p>一つの身体に二つの魂が入ってるのだ。</p> <p><br /> 「そうですか~。それより次は何を食べに行きましょうか~?」</p> <p>『なんで、普通に流しちゃうんですか?怖がってくださいよ?食べちゃいますよ?』ムクーモグモグ</p> <p>……っと、まあ、人間の方は肝が座ってるのか?はたまた天然なだけなのか?マイペースである。</p> <p>一方の暴食を司る悪魔ベルゼブブは頬を膨らませながら、残りの和菓子を食べていた。おい、それでいいのか?悪魔?</p> <p> </p> <p>「流してないですよ?だって、私はいずれベルちゃんに乗っ取られるんでしょ?なら、今を楽しまないと」</p> <p>「それに」<br /> 『それに?』</p> <p>自分の中にいる悪魔に彼女は微笑む。</p> <p>「美味しいモノってワクワクしません?」</p> <p><br /> 『……うふ。そうですね。ワクワクしますね』</p> <p>そこで、ベルセブブは確信する。私はこの人間と相性がいいと。</p> <p>グ~~~っとお腹が悲鳴をあげ、二人は次の目的地へ向かう。</p> <p><br /> 「それで、次は何処へいきますか?ハンバーガー食べにいきます~?」</p> <p>『ドーナッツもいいですよ?あそこの新作美味しいみたいですし~』</p> <p>「じゃあ、両方買っちゃう?」</p> <p>『そうしましょう』</p> <p>彼女達は今日も食べる。</p> <p><br /> 「そういえば魔界の食べ物は美味しいですか?」</p> <p>『美味しいのもありますよ?けど、私は宇宙や地底、異界の食べ物も気になります~』</p> <p>「じゃあ、全部制覇しましょ~」</p> <p>『うふ。そうですね~』</p> <p>だって</p> <p> </p> <p><br /> 美味しいモノってワクワクしません?</p> <p> </p> <p> </p> <p> </p> <p> </p> <p> </p> <p> </p> <p>終わり</p>

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: