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【更新情報】
2013/11/1~/7 フィーンドとセイバー関係のデータを大規模更新。新規項目を追加。「フィーンド大戦の経過」など各項目を修正
2013/12/18 フィーンドの種類、セイバーユニットの武装:砲戦編に追記





敵性生命群フィーンド

概要

フィーンド とは、西暦1935年の10月ごろ突如として地球に現れた人類に対して敵性を示す生命体の総称である。
そのボディは未知の物質で構成された 『フィーンド細胞』 からなり、目的別の様々な個体がアリやハチのような社会性の下に行動しているとされる。
細胞の活動は体内のどこかにある 『コア』 と呼称される器官で維持しており、それを確実に破壊しなければ他の部分は時間経過で再生してしまう。
更にコアは 特殊力場(エフ=フィールド或いはエフ力場と呼称) を発生させることで攻撃の威力を軽減するため、中型以上のフィーンドを通常兵器で撃滅することは不可能。
また、機械や生命体に侵蝕し、分子レベルで細胞に同化する能力まで備えている。
外貌は無機物と有機物が入り混じったようなモノクロームの異形で、身体のどこかに一つ以上の発光する単眼を備えていることが多い。

フィーンドの種類

人類軍では、陸・海・空に様々な種類が生息するフィーンドを、セイバーユニット(後述)に対する脅威度に応じて5段階にカテゴライズしている。各段階はそれぞれ、
  • カテゴリー1:大量に投入される、通常兵器での力場貫通が辛うじて可能な小型種。
  • カテゴリー2:単体であってもセイバー以外の兵器では対処不能な能力を備える小型ないしは中型種。
  • カテゴリー3:セイバーと互角の戦闘を行うことが可能とされる主力種。
  • カテゴリー4:高度な指揮能力や度外れた巨体による積載能力など、下位種に対し優位を示し、カテゴリー3以上に強力な特質を備える上位種。
  • カテゴリー5:「現状における最大級の脅威」と判断される超強力な種。あるいは、特異な変異を遂げた『個体』
となっており、各国軍においても基本的にこの基準が用いられている。
具体的にどのような種が存在しているかについてはフィーンド資料室を参照されたし。

フィーンドの組織構造

大前提として、フィーンドという生命体は「個」を持たない。
一匹一匹がバラバラに存在しているかのように見える彼らは、その実、コアを通して全ての個体が意志と情報を共有している。
その 集合意識(ハイブマインド) を人間の体で言う脳髄だとすれば、我々が普段目にするフィーンドの群れは、手や足、或いはその指に過ぎないのだ。

ではどこを叩けばよいのか。答えは、各地に点在する ネスト ――すなわち、フィーンドの巣窟だ。
防御陣地の内側に設営されたネストの最奥、或いは洋上に展開される敵部隊の中心には、決まって特殊なコアを備えた個体が存在する。
『支局核(ブランチコア)』 と呼称されるそれこそが、群れを統制する巨大な通信能力の主。
健在である限りフィーンドの群れは存続するが、翻って支局核さえ破壊してしまえば、一定範囲内のフィーンドはいわば頭を欠く状態となり、無力化される。
とはいえ、支局核を内包する個体は厳重な防御下にあったり、絶大な戦闘力を保持している場合が殆どであるため、一筋縄ではいかないだろう。

支局核より上位の指揮系統については、大まかに二通りの仮説がある。
ひとつは、支局核どうしのネットワークがフィーンドにとって最大の通信網であり、それ以上は存在しないという説。
もうひとつは、「支局」を束ねる「本局」と呼べるものが世界のどこかに隠れていて、少なくとも一段は上の通信網が存在するという説。
現時点ではどちらが正しいのかは不明だが、何にせよ支局核破壊がフィーンド大戦を終結に導くファクターであることに変わりはない。

フィーンドの目的

結論から言えば、現時点で明らかになっていることは殆ど無い。接触した人間は例外なく攻撃を受けており、対話の実績もない。
人類側は1935年から今に至るまでの状態を 〝フィーンド大戦〟 と呼んでいるが、フィーンド側に戦争という概念があるかすらも不明である。
一部では「物理破壊と同化侵蝕という二通りの手段を用いてくる事に何かのカギがあるのではないか」とも囁かれているが、事実を知る者はいない。
フィーンドから軽度の侵蝕を受けた可能性がある生存者の調査や、集合意識へのハッキングを試みる向きもあるが、さしたる成果は現状ない。


強化外骨格セイバーユニット

概要

フィーンド大戦下における最後の希望たる兵器。それが 『セイバーユニット/Saber Unit』 、通称セイバーである。
人類連合軍が辛うじて撃滅した小型フィーンドを材料とした研究の産物であり、1939年に量産が開始。瞬く間に陸・海・空すべての領域に進出した。
セイバーは「強化外骨格」の名の通り一種のパワードスーツではあるものの、同化侵蝕を行われた際に容易く切り離せるよう露出部分が多い。
装着時のインナースーツも、薄手のタイツや水着のような形態をしたものが主流。軍服を着たまま運用できる型も存在する。
基本的に完全な個人用装備であり、その性質や外観から、セイバー装着者の兵科は 『特装歩兵』 に分類されている。
なお、セイバーそのものの詳細な分類については後述する。

セイバーは標準的にエフ=フィールドを操る能力を有し、武装面でも時代をいくつもすっ飛ばしたかのような高性能を誇る。
弾体に極薄の力場を纏わせることで空気や水の抵抗を軽減しながら、以前は貫通することが出来なかった中型以上の防御力場を穿ち、
時にはサイズの小ささと圧倒的な機動性でもって肉薄、敵力場を直接中和し、膂力強化によって携行が可能となる巨大な武器での痛撃をくれてみせる。
しかも思考を直接に反映するインターフェースと、肉体の動きに追従するマスタースレーブシステムの併用により、操縦も容易ときている。
一時はすわ全滅かと思われた人類の生存域が回復傾向にあるのは、ひとえにセイバーの功績だと言い切っても良いだろう。

そんな超兵器の稼動には、まず制御装置兼動力源として、集合意識からの干渉を絶たれたフィーンドのコアが必要不可欠である。
あまりにも危険な代物ではある。だが、エフ=フィールド展開能力や膨大なエネルギーは、そうでなければ得られない。
そしてセイバーの装着者には、支局核に代わって自らの意識でコアを支配し、その活性と不活性を制御する才能が求められる。
いわば フィーンドとの同調 ――それを可能とする人間、 『適合者(ライトスタッフ)』 は、どういうわけかすべて女性である。
しかもよりによって、6~20歳頃までの少女だけに、適合者である可能性があるのだ。

セイバー運用開始とほぼ同時に、各国では健康診断を兼ねた入念な事前チェックが開始。適齢の娘から適合者を探し続けている。
個人によって能力覚醒と喪失の年齢は異なり、一度は適性なしと判断された人物が後に能力を発現する事例も多々あるからだ。
選び出された少女たちは訓練を受け、適性のあるセイバーが属する軍で正規の兵士として任務に従事することとなる。
遅くとも20代後半には訪れるという同調能力の喪失まで。或いは、戦場で死者や廃兵となる瞬間まで。

また、セイバーに用いられるコアは貴重な資源であると同時に、敵に奪還されれば兵力を再生させる結果を招く爆弾でもある。
戦死した仲間の機体からコアを回収したり、同化侵食を受けた者を処分するのも、適合者の仕事だ。
他に手段がないから、世界は冷徹に廻り続ける。地球の運命が、重い責務が、常に少女たちの肩の上にのしかかっているのだ。

セイバーユニットの武装:砲戦編

フィーンドという敵と戦う上で、1にも2にも大事なのは「コアを破壊する」ことである。
そのためには力場と装甲という二重の壁を超えねばならず、故にセイバーが装備する武器には通常の携行武器より遥かに大きいものが目立つ。
主武装には対物ライフルや重機関銃と言ってよいサイズの銃器が多く、陸戦型や中量級以上の海戦型では戦車砲・対空砲レベルのブツもザラ。
更に一部の邀撃陸戦セイバーや戦艦クラス海戦セイバーでは、艦砲に匹敵する口径のものを搭載しているという話だ。
(ただし、セイバーユニットの武装の口径は表記が曖昧である)
(実際には携行用に幾分か小型化されているにもかかわらず、フィールドを介した際の威力を込にして「○○mm級」などとされていることもある)
その一方で、脆い代わりに雲霞の如く押し寄せてくる小型種に対処する必要もあり、グレネードや突撃銃などの装備例も多い。
軽量の機種であれば、手軽に高い威力を得られるロケットランチャーや、フィールドを削る能力に優れた散弾銃をサブアームとして採用する事もある。
こういう点で、セイバーは「歩兵」としての側面と「軍用機」としての側面の双方から使用武器を受け継いでいると言えるだろう。

既存の兵器の延長線上にあるものに加えて、仮にフィーンドが来襲しなければ「大戦の時代」には存在しないだろう兵器も誕生している。
特にミサイルに関してはあらゆる戦域で利用されている。ただし大型のフィーンドにはフレアやデコイを装備した個体が確認されており、
弾速に優れた火砲の方が力場貫通能力が高い傾向にあることから、それらの役割を奪うには至っていない。

また、 レーザー兵器電磁投射砲 などの、正しく「未来の武器」たる兵器群も忘れてはいけないだろう。
レーザーは従来兵器より高速で着弾し照射が可能で、弾薬を用いず反動や銃声も無いという利点を持つ。
防空や狙撃のために極めて有利な特徴を備えているが、大気による急速な散乱が齎す威力減衰や、起伏のある地形での扱いにくさなど問題点も散見される。
威力を出そうとすると過度の発熱や莫大なエネルギー消費を招くこともあり、実弾兵器の地位を完全に奪うには至っていない。
それとは別に、レーザー兵器と誤解されやすいものとして、 中性粒子ビーム砲 が存在する。
こちらはいわゆる荷電粒子砲の一種で、地磁気による偏向などの問題を克服しているものの、粒子加速器のサイズや消費電力の問題から装備しているのは大型機や高級機が殆ど。
原理的には粒子版ウォーターカッターと言えるものであるため、放出の反動も存在するが、威力は折り紙つきだ。
電磁投射砲については、その優れた初速から主砲として採用する機種も認められる。弱点は、弾薬とエネルギーの双方を消費し、発熱も大きいこと。

セイバーユニットの武装:白兵戦編

エフ=フィールド同士を干渉させ中和する能力が最大限に発揮されるのは、セイバーが敵と肉薄状態にある時だ。
力場を解除された状態で、セイバーの持てる腕力や高機動がもたらす運動エネルギーを乗せた一撃がクリーンヒットすれば、フィーンドも重傷は避けられない。
そのことが念頭に置かれた結果、セイバー開発初期から今に至るまで多くの近接武装が生まれて来た。
隠密戦闘や小型目標への対応を念頭に置いた超硬ナイフなどといった小物から、中型以上のフィーンドのコアを破壊することを志向した大太刀や長物まで。
更には超振動、赤熱化、独自推進機の搭載など破壊力を高める機構が内蔵されたものもあり、火器と同等かそれ以上に、お国柄や適合者の個性を強く反映している。
中には力場の作用でレーザー刀身を形成するものも存在しているようだ。

陸戦型セイバーユニット

陸戦型セイバーユニットは陸海空の三種の中でもっとも早く生まれ、時間の経過とともにもっとも広く普及した型だ。
軍用車両と同様の発想で開発されており、高速移動・不整地走破・砲撃時の安定等の目的に併せ、車輪・履帯・多脚などの様々な移動モジュールを装備し、
飛行や浮遊に割くリソースを基本的に用いないため、重厚な装甲と高いフィールド出力、そして高火力の武装で身を固めることが容易い。
機構としても単純であるため他型と比較して安価で扱い易いものが多く、(セイバーとしては)大量の配備も可能である。
地上戦線の主軸となるほか、この世界では艦上防衛にも用いられる。真に戦場の要と言えるのがこの陸戦型だろう。
武装面においても(海戦型の超重装タイプを例外とすれば)最も充実、かつペイロードが大きいため汎用性が高い。

空戦型セイバーユニット

行動範囲の広さと、最高速度では他の追随を許さない戦場の花形、それが空戦型セイバーユニットだ。
フレームの各所に強力な推進ユニットを保有し、常時展開されるエフ=フィールドの作用で身体を守るこの機種は、高高度での高速戦闘を可能としている。
多くの場合はジェット推進だが、迎撃戦を見据えたロケットエンジン機、旧式ながら低速下での安定や旋回性に勝るレシプロ機、哨戒・対地攻撃向けのローター機等も存在する。
ただし、どういう型であれ動力源がフィーンドのコアであるという点に変わりはなく、燃料はアフターバーナーや外付けの装置以外には殆ど必要ない利点を持つ。
ほとんどの機種が力場の減速作用を利用した短距離離陸・垂直着陸能力を持ち、何らかの形で下向きに推力を発生できる機種であれば垂直離陸も容易。

しかし、空戦型セイバーユニットは「飛行」にとかくコアが持つエネルギーを割かれがちである。
推力に対して軽量であることが求められるため、対地攻撃に特化した機種でもなければ大きな火力は持てず、装甲や防御に割くフィールド出力は心許ない。
そのため、放棄が容易な撃ち切りの装備で火力支援を行ったり、接近戦による勝利を志向したり、開き直って速度や安定を犠牲に大型化したりと、各国は様々な対策を講じている。
ただしいくら大きく出来るとは言ってもコアの出力には限界があるため、それこそ本来の軍用航空機並みの巨大さを持つものは存在していない。

海戦型セイバーユニット

水上、とくに海上における任務に強く特殊化された性質を持つのが海戦型セイバーユニットである。
これらのセイバーは接水面に恒常的に極小のエフ=フィールドを展開することで、水上での浮遊と高速機動が可能となっている。
地上や艦上でも平坦な面であれば移動することはできるが、防塵などの観点から推奨はされない。
また、海戦型というカテゴリは軽・標準・重の3等級に加え、特殊任務に用いられる潜水型を擁するため、他の型より機種ごとの能力差が大きい。(詳細は後述する)
海上において移動するための推進ユニットの形状は様々で、基本的には水上スキーやサーフボード風のもの、あるいはブーツ型が多いが、
最重量級のものになると、台座(ベース)と言った方が良いものまで現れてくる。
サイズの幅に伴って武装の種類も多く、推進形態や武装の特異さのために、全体として同クラスの他領域セイバーと比べて高い火力、あるいは多くの装備を持つ傾向にある。
特に魚雷に関しては、高い力場貫通能力と自己力場による水の抵抗の軽減により、サイズダウンを物ともしない威力を誇る。
これは後述する思念誘導兵器が抱えるための魚雷においても同様だ。

特に海戦型セイバーユニットに特有な武装として、各種水雷もそうだが、現在では第一に『同調』のメカニズムを応用した 思念誘導兵器 が挙げられる。
言ってみればセイバー用の艦載機であり、空戦型セイバーを迂闊に飛ばせない状況での偵察や、広大な海上で大量の敵に対処する汎用武装として重要な役割を担っている。
だが、十分な航続距離と火力を稼ぐためには必然的に運用する機体の大型化も求められ、操作には多大な集中力が必要。
万能の兵器とは言い難く、効果的な運用のためにはやはりセイバー同士の緊密な連携が不可欠である。

ちなみに、一般に思念誘導兵器と言った場合、機銃やミサイル、或いは魚雷などセイバー同様の兵器を積み、攻撃後は帰還するタイプのものを指すが、
中には『思念誘導特別攻撃機』と呼ばれる、機体に爆薬を満載してフィーンドに突進するものもあり、単発だが力場を貫通しながら航空機用の爆弾に迫る威力を期待できる。
同様の発想で生み出された、『思念誘導魚雷』を搭載したセイバーも存在する模様。

軽海戦セイバーユニット

浮遊という特性を、重武装ではなくスピードの方向に活かした機種。
装甲は薄いがそのコンパクトにまとまった性能と快速ゆえに汎用性が高く、対空・対潜用の装備も充実している。
その特性上、肉薄状態でのフィーンド撃滅、あるいは機動性を活かした大型セイバーや輸送船の護衛を主任務とする。
コアの安定供給が難しいため実際のフリゲートや駆逐艦ほどローコスト化は進行していないが、それでも海戦型としては安価なのも利点。
主武装は水雷と火砲だが、制空補助のために火砲を撤去し機関砲や光学兵器を装備したものや、白兵戦武装に打撃力を依存した機種も目立つ。

標準海戦セイバーユニット

軽海機をひとまわり拡大し、より強力な武装と、より長距離の航行・戦闘続行能力をもたせた機種。
中型以上のフィーンドに対し遠距離から有効打を与えられる火砲と水雷をバランスよく装備した標準型のほか、
対空特化型、超巨大海棲フィーンドの出現を想定した重雷装型、思念誘導兵器の運用能力を持つ軽空母型などが、目的に合わせて開発されており、
フィーンド技術の解析が進んでからは、ミサイルの運用に特化したタイプも開発され始めている。
とはいえ低コスト・高初速・高貫通力の火砲はエフ=フィールド対策として有用であるため、そちらを重視する路線が消えるわけではない。
また、高度な指揮管制能力を備えているのは、戦線の中核となるこのスケールの機種であることが多い。

重海戦セイバーユニット

他クラスのセイバーとは比べ物にならない、巨大な艤装を与えられた機種。
巨大フィーンドや構造物の破壊のために絶大な火力を備える戦艦型と、大量ないしはセイバーに迫る大型の念導機を搭載できる空母型が該当する。
戦艦型は徹底的に遠離からの砲戦に特化したタイプであり、副砲も「近接防御」というより「魚雷射程外での破壊」のためのもの。
一部の巡洋型を除けば低速で、高速度を出せる機種でも派手に動こうとすれば尋常ではない負担を伴うが、攻撃力・防御力共に圧倒的なものがある。
空母型は強力な念導機を自在に操り、速度面でもそれなりに優秀と素晴らしい性能をもつが、操作に極度の集中を要するため予期せぬ攻撃に弱い。
そのため、他の海戦セイバーや航空セイバーによる護衛が必要な場面が多いだろう。

潜水型セイバーユニット

その名の通り、水上よりも水中での運用に焦点をあてた機種。エフ=フィールドは水中における耐圧および対摩擦に使用。
ほとんどの機体が、塩害を取り除いた上で海水を電気分解し、機体そのものが無事な限り吸気を生成できる海中呼吸システムを備えている。
他の型と比べて武装面の制限が厳しく、艤装が破壊された場合の回収も望み難いが、戦場では欠かせない存在。
搭載可能な兵器は、各種魚雷、ライフリングを欠く水中銃、小型白兵戦武装、対空ミサイルなど。
水中格闘戦用に、超硬質クローや射出式アンカー、推進力を備えた槍状の武装などを用いることも。
比較的大型のものには、思念誘導魚雷を搭載していたり、浮上後に念導水上機を発着可能なものも存在している。

セイバーユニットと通常兵器

先述の通り、中型以上のフィーンドが発生させるエフ=フィールドを突破できる兵器はセイバー以外に存在しない。
そのため、フィーンド大戦の時代において通常兵器はその運用のサポート中心にシフトしつつある。
例えばセイバーの機内換装が可能な輸送機が各国軍に配備されているほか、快速の巡洋艦を改造した セイバー運用母艦 が存在する。
これらの艦は大型砲を取り去ったぶん防空能力を強化し、艦上護衛機の移動およびジェット機の離陸を妨げないよう、耐熱甲板などの装備がなされている。
セイバー開発から5年以上が経過した現在では、フィーンドのコイルガンを解析して作られた電磁カタパルトや、陸戦セイバーと連結して用いられる防盾つき大型砲などを装備する
「設計段階でセイバー運用を前提とした母艦」が開発・実戦投入されつつあり、これらは 特装母艦 と呼ばれる新しいカテゴリに属する。
小型フィーンドに対する絨毯爆撃やネスト周辺の地均しを行う重爆撃機や、偵察機なども未だに一般的。

また、超大型フィーンドのコアを利用した「セイバー戦車」や「セイバー戦艦」などの開発が提言されたことは各国で何度かあるものの、
攻撃を受ける面積の拡大が同化侵食への脆弱性を生むこと、実際にその構想を可能とするだけの超大型で無傷のコアが確保できていないことなどから、実現はしていない。