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ダンゲロスホーリーランド4 ~Battle Cinderella~ ライク・ア・カレーのゲーム日記(5)


~~前回のあらすじ~~


「抜けよ……どっちが早いか決着をつけようぜ」


「イヤーッ!」「イヤーッ!」
「グワーッ!」


プレイヤーの声


■■■


~~今回のあらすじ~~


「どうだい? 体力は確かに2上昇しただろう?」
「……釈然としないものがありますが」


□□□


急ぎ、PCの前へ。
ディスプレイには、ダンゲロスホーリーランド4のwikiが映っている。
外套を着たまま、定位置にいるラ・ピュセルと素早く目配せしあい、椅子へと斜に腰かける。

「じゃあ」
「はい」

今日は茶を飲む事もない。
短い応答が全てを語る。
そう、今回は――――




■■■ ダンゲロスホーリーランド4 ~Battle Cinderella~ ライク・ア・カレーのゲーム日記(5) ■■■





「師走を前にもう走り回っている感じだね。さっそく反省会を始めよう」

反省会も、簡易版。





○マッチング&パワーアップイベント

「しかし、本当にランダムパワーアップを選ばれたのですね」
「結果的に連戦で体力+2したのだから、完璧だったね」
「完璧と言うには程遠いかと――まあ、良い具合に成長してくれてほっとしています」
「私もほっとした」
「何か?」
「いや、何でもないよ。マッチングは掲示板での申し合わせ通りと言うべきかな」
「連戦もできてステータスも上昇しましたし、なかなかの結果と言えるでしょうか」
「キャラクターを極限まで鍛えるのは私の好みだしね。ステータス合計値が増えるのは本当に嬉しいよ」
「成長はまんべんなく伸びている状態ですね。どこかの成長に特化した方が戦術的価値は高そうですが」
「いいじゃないかバランスよく成長している数値を見るだけで笑顔になれるからね」
「はあ。そういうものですか」





○ VS 鏑木諒子

「この試合はかなりこちらに有利なダイス運びだったね」
「私のビームは回避ダイスに弱いですから、確かに当てる事ができて助かりました」
「今後、君に同じ行動をさせるならば、また彼女と闘う事があるかもしれないね」
「そうですね。――どうする気なのですか」
「それは次の行動提出のお楽しみ」
「それはそれは」
「そういえば……当てると言えば、ビームは今のところ偶数ターンに当たらず、奇数ターンに当てているね」
「言われてみれば……」
「うん、次も、頼んだよ」
「前例を覆せるよう努めます」





○ VS 墓森アラシ

「連戦相手の墓森選手は体力に余裕を持っており、こちらは鏑木選手のスキルと闘いもあってMP残り僅かという状態」
「とてつもなく運が良くない限り勝てないと思っていたけれど、まあ、当然のように負けたね」
「もっと鍛えなければと痛感します」
「300ダメージのビームを決めるところ、待っているよ」
「それは保証しかねますが」
「デスネー」





「さて、今回は簡易版反省会という事で、これで終了だ」
「ステータス上昇は攻撃+1、防御+1、体力+2、精神+1、反応+2でした」
「大盤振る舞いだ。これは笑みがこぼれるね」
「次のターンの行動は、もう決まったのですか」
「うん? 考えてはいるけれど、今回は積極的に突っ込んでくれたね」
「私の大会参加目的である賞品の少年が、優勝者ではなく、既に選手の手に渡っているのです」
「ああ、新たに愉快なルールが開陳されたね」
「私としては大会優勝よりも賞品の少年が優先事項なので、そちらを確保するように動きたいのですが」
「ああ、そうだったね。君の気持ちも良く分かる。良く、分かるよ」
「……嫌な予感しかしませんね」
「きっとその予感は的中していると、今回は私も思うよ」
「あの、何を企んでいるのですか」
「そうだね……『思いついたからやってみたかった』と犯人は供述しているよ。
 ああ、そんな『どうしようもないなこいつ』って顔はやめてくれないかな」
「そうですね。結果が出てから存分にさせて頂きます」
「やる事は決定済みなんだね……まあいい、楽しみにしていてくれたまえ」
「私の優先事項が優勝ではなくなって本当に良かった……」
「では、そういったところで」
「はい」

また、次回。