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菊一文字 朱蓮の大会1日目


vs鏑木諒子

「ピギャ!ピギャス!!ピギャルベリ!!ブベベベベ!!」
気味の悪い音と共にやはり後ろから斬りかかったのは、婚期を逃した羅刹であった。

「なにすんのよ!オバサン!!」
「オ、オバサンっていったわね!!!貴方、目医者に罹ったことがなくて!?」
「ふん、後ろから斬りかかられたから不覚をとったけど、コレくらい身のこなしが出来ないようなオバサンじゃ・・・」
左右にフットワークをとる鏑木諒子の胸元がパックリ裂け、黒いタンクトップが現れていたのはその直後だった。

(な、なんて速さ!!ここは一旦距離をとって気弾で削るのが上策ね)
バックステップで距離を取り気弾を打とうとした鏑木諒子はさらに驚くことになる。
目の前にいたはずの朱蓮が姿がないのであった。

「後ろよ・・・」
まるで漫画でも見ているかのように手刀によって鏑木諒子の意識は失われた。
その時の婚期を逃した羅刹の嫉妬の炎に満ちた形相は鏑木諒子のトラウマとなるには十分に恐ろしいものであった。

倒れこんだ鏑木諒子の菊の門へ薙刀を突き立てようとする羅刹に黒服の男が拡声器で止めに入った。
「いけませんよ!勝敗が決した後での暴力は即敗退となります!!」
「っく!」「ピギャー!ビギャー!!ビギャルクス!!」
猛る薙刀をなだめすかして朱蓮の長い一日目が終わったのであった。