王子ったら、結局あの女にベッタリだったわね… それにしても、どこかで見たような…? | |
お母さま!大変ですわ!! こんな物が…! | |
これは…あの女が着ていたドレス…? どうしてここに? | |
……あ!そ、それは私の… | |
私の!? ホッホッホッ… 招待状だけじゃなく、ドレスまで盗んでくるなんて、とんだ泥棒猫ですわ。 | |
ち、違いますぅ~! 招待状は薪小屋で… ドレスは、お母さんのですぅ~! | |
嘘おっしゃい! 新品のドレスがあの女のものですって!? 魔法でも使ったと言うのかしら? | |
………そうですぅ… 魔法で……魔法で新しくなったんですぅ! | |
お、愚かな… …やはり、あの女の娘ですわ。 シンデレラ!妄想もいい加減にするのね! あなたのことを気に留める者などいるわけないじゃないのっ! | |
あなたには、このボロがお似合いですわ!! | |
や、、やめてぇ~!! | |
ご主人様 | …あぁ、せっかくのドレスが… |
もったいない… | |
今夜…いいえ、これからはずっとあの薪小屋で暮らすのですっ! そう、あなたはもうただの召使い。王子様のパーティーに行くなんて、とんでもなく図々しい話ですわ! | |
………… ドレス…お母さんの…… 許せない… お母さんの…… 許せない許せない許せないぃ! | |
シ、シンデレラがキレた…! …あっ!もしかして、これが歪み…? 早く元に戻しちゃおっ! | |
ご主人様 | て、敵がどんどん出てくる…! |
全部倒して、物語を修正できないと… わたしたちも終わり…!頑張って!! |