数学は、こうやって勉強しろ!

では、本題。実際に数学が解けるようになる為にはどうすれば良いか、だ。
これには次のステップを踏む必要が出てくる。

1、絶対最低限の公式・定理を暗記

2、解法を暗記

3、知識を洗練

1は、問題を解く上で最低条件。コレが無いと、解答・解説を読んでも意味が解らない。これでは話にならない。
2は、兎に角典型問題と、実際の受験問題を解いてみる。こうすることで、手法を身に着けていく。
3は、2の拡張で、幾つかの解法を組み合わせてみたり、融合されている問題を見抜いたりするわけだ。

数学は、やはりどうしても公式+知識が無いと解きようがないことが多い。高校の頃、2年の時点で数学に背を向けた友人(因みに入試成績学年トップ)は、1の時点で迷子になり、結局センターもボロボロ、私大も地歴で受けた。そういう人の場合、融合問題に弱いのではなく、単に知識が足りていないケースも少なくない。例えばある問題集に載っていた問題は、台形の面積公式と関数の最大・最小を絡めた問題で、台形の面積公式と平方完成(若しくは微分)が出来れ瞬殺なものだったが、結局知識が足りていないと解ける筈も無い訳だ。

      • と言ってしまうと、尚更不安になってしまうひとが多数出てしまうものだと思うが、心配は要らない。
現実問題からいけば、例えばメジアンでも、問題数は100を超える。して、経験上、200問をこなせば大抵の問題は解けるようになる訳だ。逆に言うと、100問やそこらでは、高校数学全範囲をカバーするには余りに少ない。
最終更新:2012年02月17日 10:24