サイコパスメイドは狙撃銃がだぁい好き・1

シェルター内にしつらえてあった地図による周辺図デス。


南は森 東と北西には街がアリマス。
まずは武器を確保したいので北西の最寄りの銃火器専門店を目指しマスので、シェルターの窓を叩き割って布で三角巾を作りマシタ。
身体の動きはかなり制限されマスが、動物の狙うのにそんなモノなど気にしなくたって大丈夫デスから。


外は生憎の小雨で春にも関わらず結構冷えマス、手が悴むし寒くて震えが止まりまセン、最悪デス。
幸い、シェルター内で誰かのニュースで聞いたゾンビには会わなかったのはラッキーでショウ。
何事も無く銃火器専門店に到着、住まいと一体化している店舗のようで弾薬と改造パーツが選り取りみどりデシタ。


そうして出来上がったのがコレ、元は強力なアサルトライフルだったのデショウが
狙撃銃化カスタムパーツがあったので取り付けマシタ、早くも怖い物無しデス。
色々パーツを付けすぎて重量がアレになってますがワタシは気にしまセン。

色々欲しい物がいきなり手に入ってホクホク、寄ってくるゾンビ達の頭に銃弾をプレゼントしてやりマス。
数は多いけど動きがトロいので好きなだけヘッドショット決めまくりで気持ち良いデス。
途中横転したトレーラーや放置された軍用人員輸送車があったので地図にメモしておきまシタ。
ワタシとていつまでもこんな所に居るつもりは全くありまセン、見渡す限り壊れた車ばかりデスが、その中から使えそうな部品をかき集めて組み立て車を作り、
それで此処から脱出するのデス。
日常が壊れたのは結構デスがそれを満喫するのは生命あっての物種デス、此処でくたばるわけにはいきまセン、頑張って生き残ろうと決めまシタ。
……日も落ちてきましたがまだ疲れてはいまセン、ご無沙汰だし、近くの民家で拾ったバイブレーターで楽しんでから寝る事にしマス……。

朝デス、寒かったので衣類をかき集めて寝ました。
今までが壊れて結構デスが、こういう時だからこそ今までがどれほど不自由無く過ごせていたかを実感しマス。
それはさておき、今日は西へ向かいます。

橋を渡りきった先にあるゲームセンターに入ってみる事にしましたが、見事に人はいまセン。
当たり前だとは分かってはいるけど、UFOキャッチャーもアーケードゲームも軒並み動いていまセン、静まり返ったゲームセンター内部のスタッフルームらしき所のロッカーを開けると
コスプレ用のジェ○イの外蓑が掛けられていまシタ、しかし相当本格的な作りのようで身体の動きは一切阻害される事無く、しかもかなり温かいデス。
冬場を迎えた時にはこれがお世話になるデショウ、なるべく小さく畳んでバックパックの中へ押し込みまシタ。

バックパックが2つ 多機能ベストにツールベルトで持ち歩いてはいマスが、そろそろ荷物も嵩張ってきたのもまた事実デス。
そろそろ移動手段兼収納場所が欲しくなって来たワタシは、機械整備の勉強を始めました。
運転する技術は人並にはありマスが自動車を整備したりする技術は一切持ちあわせていまセン、本を読みながら歩いていると、近場にバイクが落ちていまシタ。
所々凹んでいたり傷付いてはいるものの、動かす分には十分過ぎる程状態の良いのが見つかりまシタ、最寄りのガソリンスタンドで補給をしてから刺さりっぱなしだったキーを捻ると
聞き慣れた音が辺りに響き渡りまシタ、念願の移動手段を手に入れた証デス。

バイクを手に入れたお陰で探索が捗りマス、まだ慣れないので少しスピードを出すとフラつきマスが、問題はありまセン。
しばらくバイクを走らせていると、何やら聞き覚えのある音楽が聞こえてから音の出処を探ってみると、なんて事デショウ。

あの歌手が、ゾンビとして蘇っていマス。 しかもちゃんと周りにダンサーのゾンビを侍らせて。
ゾンビとは言え、名歌手に再び出会えた奇妙な運命のイタズラに感謝しながら、ワタシはその場を立ち去りマシタ。

遠出した価値はアリマシタ。いえ、あの歌手に出会えた事だけでは無く、軍用の輸送車とトレーラーを幾つか見つけました。
これをどうにか仮拠点の自動車修理工場に持ち帰って組み立て、この街から脱出する準備をしマス。
引剥がした軍用複合装甲や頑丈で重いフレーム、ダクトテープでバイクに括りつけた積み荷空間に積めるだけ積んで持ち帰って組み立てる。
これを繰り返して脱出用車両を作りマス、それを3日間程行った結果がコレデス。


食料等を積み込むスペースを確保しまシタ、完成はまだ遠いデスが確実に形になってきていマス。