急激なダイエットではリバウンドがつきものです。リバウンドという現象は、短期間でダイエットで減らした体重が元に戻ったり、ダイエット前よりも重い体重になってしまうことです。リバウンドとはどのようなメカニズムで起こってしまうのでしょう。

かなりリバウンドのメカニズムに関わってくる性質が、人間の体が環境に適応するというものだといいます。ダイエットのためにと食事量を減らすと、体は少ない食事量でも生きていけるよう基礎代謝を低下させます。

できるだけ摂取したカロリーを脂肪として貯め込もうとするので、少ないエネルギーで生命活動を行おうとするといいます。人間の体は多少の環境変化にも、代謝のメカニズムがあるからこそ耐えることができたといいます。このような代謝のメカニズムが逆効果に働いてしまうのが、ダイエットです。

リバウンドとはダイエットを中途半端な状態で終わらせてしまった時に起こりやすいものです。体が少ない食事量に適応し、エネルギー消費をできるだけ減らしている状態が、中途半端な状態だといえるでしょう。

余剰分として以前より多くのカロリーが、ダイエットをやめてダイエット前の食事に戻すことによって体内に貯め込まれるようになり、蓄積され脂肪となるのです。これがリバウンドのメカニズムです。
最終更新:2013年06月18日 21:15