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*東京都第24区・湾岸区 解説
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:湾岸区|
妙神岩を取り囲むように東京湾を埋め立て、退魔庁本部を設立させた東京都第24区のこと。
淫魔事件の多くが妙神岩を有する同区で発生しており、退魔師の多くが居住する街である。
ストーンサークル群から外側に向かうにつれて開発されていったため、地理的な中心地は現在は再開発地区となっており、人がほとんど介在しない土地となっている。
開発が進むにつれ、現在は、旧開発地区の南部に結界障壁を隔てた新開発都市部が続いている。
地下には地下鉄が南北に走っており、湾岸区における貴重な移動手段となっている。
湾岸区全体で東京都第24区を形成しているが、新旧市街地区によって旧を24区、新を25区と呼ぶ隠語も退魔師業界だけでなく、行政でも使われていたりする。
:湾岸区防護壁|
旧開発地区の外周をぐるりと覆うように囲った防護壁。当初はドーム計画もあったが、内部で活動する退魔師の妨げになるために中止となった。
新開発地区に拠点が移される際に同時建造された、退魔結界を施した巨大建造物である。
問題はこの防護壁を以っても、壁内部から外部に対する妙神岩の影響を遮断できないほど、妙神岩の影響力が強いということである。
あくまでも新開発地区およびその周辺海域を護る程度の力しかなく、広がり続ける妙神岩の力には抗えないものとなっている。
※地図画像はそのうち差し替えます。
:旧退魔庁舎|
旧開発地区の中心地にある、退魔庁の旧庁舎。
地上15階、地下2階建ての庁舎で、一部の退魔庁職員(退魔師)が、今なお在中している(とはいえど、住んでいるわけではない)。
旧退魔庁舎を除いては、公式には旧開発地区には人は在住していない。
地下には第一検問所と直結の地下鉄の無人駅が存在している。
旧庁舎とはいえ、現在も退魔師の活動の拠点であるため強力な結界を張られており、旧開発地区における安全地帯である。
旧退魔庁舎のライフラインは、地下を走る旧開発地区路線の強固なトンネルラインで確保されている。
:湾岸公園跡|
旧開発地区における公園。
妙神岩付近ではあるが、結界塔の近くということもあって、旧庁舎が本庁として稼働していた際は治安がよく(淫魔事件の発生率がほとんどない)、湾岸区在住者の憩いの場であった。
現在は結界が張られている場所が限定されているため、見る影はない。
また、人工池があるが、現在は水棲淫魔が巣食っている。
:検問所|
新開発地区と旧開発地区の行き来ができる場所。
結界壁を隔てて三ヶ所に設置されており、旧開発地区への退魔師の移動、新開発地区への淫魔の侵入を防ぐ役割をしているポイントである。
検問官も退魔師のライセンスは持っているが、それほど腕が立つわけではない。
:結界塔・結界壁|
:妙神岩|
天震災によって出現した、淫魔たちの発生理由・異世界移動ゲートと思われるストーンサークル群。
中心の岩は高さ100mサイズの巨岩であり、内部に迷路状の空洞が張り巡らされていることまでは確認されている。
最上部に入り口の様な穴があるが、これは[[御神楽 琴歌]]の砲撃によって作られた穴で、事実上妙神岩の入り口となっている。
中心部または最深部に“何か”があるのは推測されているが、あくまでも推測の段階で、それ以上は不明。
退魔庁は内部調査を計画しているが、人員確保の面などから数度上層部を行った程度である。
:新退魔庁舎|
湾岸区増設に辺り、区北部(旧開発地区)から区南部(新開発地区)へと移され、退魔師の公的機関としての中枢をさらに強化した施設。地上15階、地下3階の建物であり、地下は湾岸地下線の駅が直結で存在する。また、本庁舎周辺には湾岸区庁舎等の行政庁舎も存在する。
新庁舎の完成に伴い、旧開発地区への立ち入りが規制され、湾岸地下線も一部を除いて全て閉鎖された。
旧開発地区自体は、全住民が退去した後、再度開発予定であったが、人の退去によって予想以上に淫魔が活発化したため、事実上ゴーストタウン化した。
これは、退魔庁上部の誤算であったが、数多く増えた退魔師の仕事場の提供に繋がっており、人類には皮肉な結果となっている。
:旧湾岸大橋跡|
妙神岩の出現によって、必要に迫られた湾岸区建造のために架けられた海上道路。
新開発地区の形成に伴い閉鎖の後、淫魔の陸上移動ルートにされるのを防ぐために爆破解体され、現在は橋桁が数か所に残るのみである。
:新湾岸大橋|
新都市部開拓のために建造された、巨大な海上道路。
海上道路を経て大田区、港区に繋がっている。
湾岸区唯一の陸路の出入り口であり、広範囲で結界が張られている。
:湾岸地下線|
人工島である湾岸区の地下を南北に走る路線。
旧開発地区も含めて、湾岸区全体に張り巡らされている路線である。
構造は4点レール(列車に対して斜めの位置)で固定され、脱線等が発生しない設計。
トンネル自体に強固な対淫魔結界が張り巡らされており、それを利用して湾岸区のライフラインの主線もこのトンネルを利用して広げられている。
もっとも、トンネルをぶち抜いてくるような淫魔も居ないわけではないが、数はごくごく少数なので、退魔庁エージェントによって処理されている。
新開発地区路線も後述の旧開発地区路線同様、無人運転で行われているが、旧開発地区路線への直結運転は存在しない。
旧開発地区へ移動する場合は、第一検問所駅内のルートを通って、新開発地区路線と旧開発地区路線の行き来が可能となっている。
:旧開発地区路線|
湾岸地下線の旧開発地区部分の路線。
現在は半分以上が閉鎖されているが、第一検問所から旧退魔庁地下までは無人列車が定期的に走っている。
この無人列車を活用することで、多くの退魔師が旧退魔庁舎まで移動し、そこから活動をするために旅立っていく。
旧開発地区路線の駅は上記を除いた路線では閉鎖されているが、稼働していた頃の名残で、淫魔の侵入は少ないため(されないわけではない)、逃げ道として利用する退魔師も少なからずいる。
もちろん、旧開発地区路線の駅は全ての駅が無人であり、稼働ライン以外は電気以外のライフラインも止まっている。
:湾岸区新空港|
湾岸区に敷設された小規模な空港。
大型のジェットなどは離着陸できず、主にヘリポートとして活用されている。
退魔庁関係の物資の輸送や、退魔師の移動等に使われることがほとんどである。
:真山総合病院|
第24区湾岸区真山町にある国営の総合病院。
退魔庁直轄下のため、退魔師の淫魔との荒事に関する治療や研究等が盛んに行われている医療機関である。
緊急用の隔離病棟もあり、他に専門的な治療を行える病院は大都市圏を抱える都道府県以外は1つずつある程度でしかない。
*東京都第24区・湾岸区 解説
:湾岸区|
妙神岩を取り囲むように東京湾を埋め立て、退魔庁本部を設立させた東京都第24区のこと。
淫魔事件の多くが妙神岩を有する同区で発生しており、退魔師の多くが居住する街である。
ストーンサークル群から外側に向かうにつれて開発されていったため、地理的な中心地は現在は再開発地区となっており、人がほとんど介在しない土地となっている。
開発が進むにつれ、現在は、旧開発地区の南部に結界障壁を隔てた新開発都市部が続いている。
地下には地下鉄が南北に走っており、湾岸区における貴重な移動手段となっている。
湾岸区全体で東京都第24区を形成しているが、新旧市街地区によって旧を24区、新を25区と呼ぶ隠語も退魔師業界だけでなく、行政でも使われていたりする。
:湾岸区防護壁|
旧開発地区の外周をぐるりと覆うように囲った防護壁。当初はドーム計画もあったが、内部で活動する退魔師の妨げになるために中止となった。
新開発地区に拠点が移される際に同時建造された、退魔結界を施した巨大建造物である。
問題はこの防護壁を以っても、壁内部から外部に対する妙神岩の影響を遮断できないほど、妙神岩の影響力が強いということである。
あくまでも新開発地区およびその周辺海域を護る程度の力しかなく、広がり続ける妙神岩の力には抗えないものとなっている。
※地図画像はそのうち差し替えます。
:旧退魔庁舎|
旧開発地区の中心地にある、退魔庁の旧庁舎。
地上15階、地下2階建ての庁舎で、一部の退魔庁職員(退魔師)が、今なお在中している(とはいえど、住んでいるわけではない)。
旧退魔庁舎を除いては、公式には旧開発地区には人は在住していない。
地下には第一検問所と直結の地下鉄の無人駅が存在している。
旧庁舎とはいえ、現在も退魔師の活動の拠点であるため強力な結界を張られており、旧開発地区における安全地帯である。
旧退魔庁舎のライフラインは、地下を走る旧開発地区路線の強固なトンネルラインで確保されている。
:湾岸公園跡|
旧開発地区における公園。
妙神岩付近ではあるが、結界塔の近くということもあって、旧庁舎が本庁として稼働していた際は治安がよく(淫魔事件の発生率がほとんどない)、湾岸区在住者の憩いの場であった。
現在は結界が張られている場所が限定されているため、見る影はない。
また、人工池があるが、現在は水棲淫魔が巣食っている。
:検問所|
新開発地区と旧開発地区の行き来ができる場所。
結界壁を隔てて三ヶ所に設置されており、旧開発地区への退魔師の移動、新開発地区への淫魔の侵入を防ぐ役割をしているポイントである。
検問官も退魔師のライセンスは持っているが、それほど腕が立つわけではない。
:結界塔・結界壁|
:妙神岩|
天震災によって出現した、淫魔たちの発生理由・異世界移動ゲートと思われるストーンサークル群。
中心の岩は高さ100mサイズの巨岩であり、内部に迷路状の空洞が張り巡らされていることまでは確認されている。
最上部に入り口の様な穴があるが、これは[[御神楽 琴歌]]の砲撃によって作られた穴で、事実上妙神岩の入り口となっている。
中心部または最深部に“何か”があるのは推測されているが、あくまでも推測の段階で、それ以上は不明。
退魔庁は内部調査を計画しているが、人員確保の面などから数度上層部を行った程度である。
:新退魔庁舎|
湾岸区増設に辺り、区北部(旧開発地区)から区南部(新開発地区)へと移され、退魔師の公的機関としての中枢をさらに強化した施設。地上15階、地下3階の建物であり、地下は湾岸地下線の駅が直結で存在する。また、本庁舎周辺には湾岸区庁舎等の行政庁舎も存在する。
新庁舎の完成に伴い、旧開発地区への立ち入りが規制され、湾岸地下線も一部を除いて全て閉鎖された。
旧開発地区自体は、全住民が退去した後、再度開発予定であったが、人の退去によって予想以上に淫魔が活発化したため、事実上ゴーストタウン化した。
これは、退魔庁上部の誤算であったが、数多く増えた退魔師の仕事場の提供に繋がっており、人類には皮肉な結果となっている。
:旧湾岸大橋跡|
妙神岩の出現によって、必要に迫られた湾岸区建造のために架けられた海上道路。
新開発地区の形成に伴い閉鎖の後、淫魔の陸上移動ルートにされるのを防ぐために爆破解体され、現在は橋桁が数か所に残るのみである。
:新湾岸大橋|
新都市部開拓のために建造された、巨大な海上道路。
海上道路を経て大田区、港区に繋がっている。
湾岸区唯一の陸路の出入り口であり、広範囲で結界が張られている。
:湾岸地下線|
人工島である湾岸区の地下を南北に走る路線。
旧開発地区も含めて、湾岸区全体に張り巡らされている路線である。
構造は4点レール(列車に対して斜めの位置)で固定され、脱線等が発生しない設計。
トンネル自体に強固な対淫魔結界が張り巡らされており、それを利用して湾岸区のライフラインの主線もこのトンネルを利用して広げられている。
もっとも、トンネルをぶち抜いてくるような淫魔も居ないわけではないが、数はごくごく少数なので、退魔庁エージェントによって処理されている。
新開発地区路線も後述の旧開発地区路線同様、無人運転で行われているが、旧開発地区路線への直結運転は存在しない。
旧開発地区へ移動する場合は、第一検問所駅内のルートを通って、新開発地区路線と旧開発地区路線の行き来が可能となっている。
:旧開発地区路線|
湾岸地下線の旧開発地区部分の路線。
現在は半分以上が閉鎖されているが、第一検問所から旧退魔庁地下までは無人列車が定期的に走っている。
この無人列車を活用することで、多くの退魔師が旧退魔庁舎まで移動し、そこから活動をするために旅立っていく。
旧開発地区路線の駅は上記を除いた路線では閉鎖されているが、稼働していた頃の名残で、淫魔の侵入は少ないため(されないわけではない)、逃げ道として利用する退魔師も少なからずいる。
もちろん、旧開発地区路線の駅は全ての駅が無人であり、稼働ライン以外は電気以外のライフラインも止まっている。
:湾岸区新空港|
湾岸区に敷設された小規模な空港。
大型のジェットなどは離着陸できず、主にヘリポートとして活用されている。
退魔庁関係の物資の輸送や、退魔師の移動等に使われることがほとんどである。
:真山総合病院|
第24区湾岸区真山町にある国営の総合病院。
退魔庁直轄下のため、退魔師の淫魔との荒事に関する治療や研究等が盛んに行われている医療機関である。
緊急用の隔離病棟もあり、他に専門的な治療を行える病院は大都市圏を抱える都道府県以外は1つずつある程度でしかない。