アルファベット


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音声

母音

ドイツ語のように8種類あり、aeiouäöüです。

a[a]は口を大きめに開けてアと発音します。
e[e]は口を狭めに開けてエと発音します。
u[u]は日本語のウよりも口を丸めて発音します。
ä[ɛ]は口を大きく開けてエと発音するか、
ä[æ]アの口の構えででエと発音します。
ö[ø]はオの口の構えでエと発音します。
ü[y]はウの口の構えでイと発音するか、
ü[y]はウの口の構えでエと発音します。

ドイツ語を勉強したことがあると、このへんは理解しやすいです。

人工言語の世界では5母音の言語が多いようです。

ただし自然言語の世界で考えると、5母音と言えるのは日本語とスペイン語ぐらいです。
よく5母音だと勘違いされているイタリア語やポルトガル語はエとオに2種類あり7母音のようですし、英語もフランス語もドイツ語ももっと多いです。
日本語も古代においては8母音だったようですし。

ä、ö、üの発音が難しい人は、二重母音で発音したほうが良いでしょう。
äはae、öはoe、üはueというふうに。

日本語のカナ式にäをe、öをe、üをyuで代用するのは、eで発音する単語が増えてしまい、単語の識別が難しくなると考えられます。

同様にäをa、öをo、üをuで代用するのは、前置詞や接続詞で違う意味の単語が同じ綴りになってしまいます。

具体的には次の例が挙げられます
前置詞のalとäl、plaとplä、ploとplöが同一になってしまいます。
接続詞のasとäs、duとdü、iboとiböが同一になってしまいます。

前舌 中舌 後舌
i [i] ü[y] u [u]
中高 e [e] ö [ø] o [o]
中低 ä [ɛ] or [æ]
a [a]

子音

音素としては18、音声は20あります。
rは1929年、アーリ・ドゥ:ヨンク(Arie de Jong)によって追加されました。

ヴォラピュクで不思議なことは
c [dʒ] または [tʃ]
j [ʒ] または [ʃ]
x [gz] または [ks]
z [dz] または [ts]
のように有声音と無声音のどちらで発音しても良い文字があることです。

エスペラントと比較した場合、zの単独音、ŝの単独音、ĝ, ĉ, ĥ, ŭの6音が存在せず、
アルカと比較した場合、z[z]の単独音、x[ʃ]の単独音、j[ʒ]、ts[ts]とtx[ʧ], r[歯茎接近音]とw[w]の6音が存在しません。
日本語で言うと、ザ、シャ、ジャ、ツァ、チャ、とクホーまたは、歯茎の位置でヤまたはワというような音が存在しません。

唇音 歯唇音 歯茎音 後部歯茎音 硬口蓋 軟口蓋 声門
破裂音 p[p] b[b] t[t] d[d] k[k] g[g]
鼻音 m[m] n[n]
ふるえ音 r[r]
摩擦音 f[f] v[v] s[s] or [z] j[ʃ] or [ʒ] h[h]
接近音 y[j]
側面接近音 l[l]

破擦音
z[ts]
c[tʃ] or [dʒ]

合成
x[ks] or [gz]

アクセント

最終音節が強く発音されます。

音節構造

CCVCC音節が見られます。
flors 花たち(主格)

文字

ヴォラピュクのアルファベットは27字からなり、
a, ä, b, c, d, e, f, g, h, i, j, k, l, m, n, o, ö, p, r, s, t, u, ü, v, x, y, z
8つの母音と19の子音からなります。

ドイツ語風ラテン文字を使用
äöüなどのウムラウトを使う他、フランス語や英語の子音を表示するための特殊な文字が存在します。

ドイツ語の入力環境を使えば、ヴォラピュクに必要なアルファベットは全て入力できます。
ただしエスツェットは必要ありません。

元々は東洋人に配慮してlとrの区別がなかったが、のちにrが追加されました。

a [a]
ä [ɛ]
b [b]
c [dʒ] または [tʃ]
d [d]
e [e]
f [f]
g [g]
h [h]
i [i]
j [ʒ] または [ʃ]
k [k]
l [l]
m [m]
n [n]
o [o]
ö [ø]
p [p]
r [r] (1931年に追加)
s [s]
t [t]
u [u]
ü [y]
v [v]
x [gz] または [ks]
y [j]
z [dz] または [ts]