上野千鶴子

上野千鶴子(社会学者)
「女たちが戦い取ってきた権利も、放っておくと奪われてしまう時代。
他の自治体でもしっかり守っていかないと、トップが変われば足元から掘り崩される可能性がある」

「中央高速は制限80キロ。平均120で走っています。ドイツで無制限のドライブを
味わったのでつい。最近は覆面パトを見分けるのがうまくなりました。」

「まず覚えていてほしいのは、異性とつきあうのはめんどくさいってこと。友達になるだけでめんどくさい
のに、パンツまで脱いでもらう関係になるのはもっとめんどくさいです」「経験豊富な熟女に、土下座してでもよいから、やらせてください、とお願いしてみてください」

「日本の女は、韓国の男を欲望の対象として隣国に土足で踏み込んで強姦した。
その背後にあるのは、植民地時代からの優劣関係の記憶」

ギャルゲーでヌキながら、性犯罪を犯さずに、平和に滅びていってくれればいい。そうすれば、ノイズ嫌いでめんどうくさがりやの男を、再生産しないですみますから。

 ただし、そうなった場合、彼らの老後が不良債権化するかもしれませんね。ところが、彼らが間違って子どもをつくったらたいへんです。子どもって、コントロールできないノイズだから。ノイズ嫌いの親のもとに生まれてきた子どもにとっては受難ですよ。そう考えてみると、少子化はぜんぜんOKだと思います。

 ひどい。これがフェミニズムを代表する論客の発言だというのだから呆れる。まず「再生産」という言い草がひどいし、そもそもオタクを「ノイズ嫌い」と決め付け、さらには子どもを作る資格がないといい切るところは、差別言説以外の何ものでもない。

 オタクについてなんてろくに知識もないだろうに、なんでこういうことを言うかなあ。子供が親の「再生産」でありえないことをまさかわかっていないわけではないだろうが、卑しくもフェミニストを名のる人間が平然とこういう発言をしてしまうあたり、うんざりさせられる。

 たぶん「オタクとは自分に都合がいい美少女を愛でる連中である。」→「こういう連中はコントロールできないノイズが嫌いに違いない。」→「だから子供を育てたりすることは苦手に違いない」というロジックなのだろうが、どう考えても粗雑な理屈である。

 あたりまえだが、オタクであっても普通に結婚して立派に子育てをしているひとは多い。オタクの親が特に子供を虐待したりする確率が高い、などという話は聞いたことがない。彼女は何を根拠にオタクをののしっているのだろうか。

 オタクたちがじっさいにやっているのはアニメを見てゲームをプレイして動画を見ただけのことである。ところが、そこに「オタクはノイズ嫌いだから、子供を育てる能力がない」といった過剰な意味付けがなされてしまう。いったいこれは何なのか。

 どんな分野に対してもきっぱり断言できるひとはかっこいいのかもしれない。しかし、じっさいには自分が知らないジャンルについてはそう簡単にいい切ることはできないはずである。上野は「かっこよさ」を重視しして学者としての慎重さを投げ捨てているようにしか見えない。

 この本は、フェミニズムに対する反抗運動バックラッシュを批判した本である。その本のなかで平然とひとを差別しているのを見ると、思想と人間についてあらためて考えさせられる。偉大な思想は人間の質を高めたりしないってことですね。

「木嶋佳苗裁判。判決日に合わせて某紙からコメントを依頼されたがデスクの判断で没とか。婚活詐欺なら昔からある。殺された女もいる。ジェンダーが逆転したのが新しいのか。それにしても家事・介護要員を求める男の欲求はわかりやすすぎ。」
コメント「実際に3人も命を奪われているんですけど、上野先生には「裁かれたのは彼女の「男性観」だったのかもしれない」と見えるんだから恐ろしい。確かにこういう思想の人が裁判長だったら無罪にしそう。三審制って、素晴らしい。
amateur2010」
コメント「男が悪い、男は馬鹿だ、という前提でありとあらゆる理屈をこねて男嫌いを喜ばせる簡単なお仕事。でももう、なんか知った風な理屈ってものに、21世紀になってから私たちは慣れきってて、こういう「それっぽいけど根本は私情100%」みたいな物言いにほんと飽き飽きしてるんだよね…。いや上野先生の生涯のお仕事を全否定するわけじゃないですが、もういいです、ほんとに。
chousuke」
コメント「「状況証拠」というか、間接証拠の積み重ねで立証に至る裁判なんて、トリカブトも毒カレーもそうだろうに。直接証拠がなければ刑事訴追できないなんてどんな法治国家だよ。」
コメント「「男」はこうだ、と安易に断定してそれを前提として論をすすめる。長年こうやって商売してるんだな、上野氏は。」

「朝鮮学校はずしにNO!3.31全国集会13時@日比谷野外音楽堂が。そこにメッセージを寄せました。長いので3部に分けて。①「日本の未来を支えるのは、国籍を問わずそこで生まれ育った子どもたちです。朝鮮籍に生まれた責任は子どもたちにはありません。」」
「朝鮮学校はずしにNO!3.31全国集会13時@日比谷野外音楽堂が。メッセージの続きです。②「国籍のある国家が国際社会の「無法者」だからと言ってその責任を子どもたちに負わせてどうなるのでしょう?」親が犯罪者だから子どもにその責任を負わせるなんて、品位のある社会のやることじゃない。」」
「朝鮮学校はずしにNO!3.31全国集会13時@日比谷野外音楽堂が。メッセージの続き③「日本で生まれ育つ朝鮮籍の子どもたちにこそ、朝鮮半島と日本の未来の架け橋になってもらいましょう。教育はもともと未来への投資。日本社会の寛大さが問われています。」」
コメント「「品位のある社会のやることじゃない」だとか「日本社会の寛大さが問われています」だとか、言ってるけど、朝鮮学校に無償化適用さえすれば日本の「品位」とやらが回復できたり「寛大さ」とやらを自慢できるようになるとでも思ってるのかしら。」
コメント「だいたい、差別者が差別をやめるのは「当たり前」にそうすべきことなんであって、なんでそんなことに「品位」だとか「寛大さ」だとか、統治者か植民者の自画自賛じみた自意識が出てくるの? あ、植民者であることに無自覚だからか。」
コメント「まず①。「朝鮮籍」に対する無知。「朝鮮籍」は、1947年の外国人登録令にともない、日本国籍を有していた在日朝鮮人を出身地の「朝鮮」を「国籍」として外国人登録した際の「朝鮮出身者」という記号である。そして上野氏は、朝鮮籍に生まれた「責任」などと、あたかもマイナスの属性のように表現。」
コメント「そして②と③。朝鮮学校の生徒たちへの差別は、人権の問題であり、社会の「品位」の問題では、決してない。そして、「寛大」などと、あたかも朝鮮学校を「許してやる」かのような、とんでもない表現。ひどすぎる。また、朝鮮籍のこどもたちに「架け橋」役割を強いる傲慢さと無神経さ。」
コメント「上野氏は以前も、「アジア女性基金」を「毒まんじゅう」と評していた。「基金」には反対意見もあるだろうが、ひどすぎる表現。「貧者の一灯」を「基金」に託した私は、上野氏に強い反感を抱き続けている。」

「朝生の出演者たち(東を初めとした若い&若くない男の論客たち、ただし荻上さんを除く)の多くが「橋下支持」を表明したのにびっくり。こいつらあほちゃうか。」
「維新八策なる政策パッケージには論理的一貫性がない。8部のウソに2部の真理が含まれるのは、デマゴーグの常套手段。「脱原発」は支持できるからハシモトOK、となるのは危険すぎ。」



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最終更新:2013年08月24日 20:39