間雪奈(はざま せつな)
[[-永炎戦記- 永劫のセツナRewrite]]PC1
プレイヤー:
ティッシュ
「私は好きだよ。あなたが書いた物語」一部
「私、あなたが見つけてくれるような、英雄になれるのかな……」二部
-永炎戦記-シリーズ第一部の主人公。第二部ではゲスト参加。
事件に巻き込まれることが多い不幸体質なキャラクター。
自身の弱さを隠し、誰かのために傷つき耐えることを最良とする自己犠牲型PC。
第二部では
kay0iや
☆と展開や設定の打ち合わせや伝達をするようになっている。
設定
受身で内気だが優しく、決めたことは決して曲げない少女。
冒険小説とネットゲームが好き(ゲームは好きだが得意ではない)。
様々な経験から自身を曝け出すことを恐れ、塞ぎ込みがちな一方で、打って変わって仮想世界では明るく振舞う癖を持つ。
身長は155cm程度と小柄で、主な髪型はツインテール。
普通のサラリーマンに普通の専業主婦という一般的な家庭に生まれる。
ある事件で他人に(両親であっても)心を開けなくなってからは主に兄の庇護を受けて育つ。
同件において「自身が能動的に力を振るうこと」に恐怖感を持ち、それはゲームのプレイングにまで現れている(主に防御職を選択する、など)。
以上の要因から現実世界の友人が極端に少なく、その代わり数少ない友人の危機には、たとえ相手に拒絶されたり、自身が傷つくことになっても助けにいく行動力を持っている。
全部通して仲間たちとの交流の中で少しずつ心身共に雪解けていくように成長している。
・第一部
■プロローグ
14歳。勉強は嫌いではなく、成績も悪くないというどこにでもいる受験を控えた中学3年生。
受験勉強の息抜きに、兄・
間瞬と共に応募していた新しいネットゲームのテスターに選ばれなかった雪奈が、当選していた兄の
ログインデバイスを使って
ツェペルミとして内緒でゲームを始めてしまったことからネットゲームであるはずの世界、エリンディルに囚われることになる。
このときお隣さんで幼馴染の
黒木ナガレを誘っており、同じく事件に巻き込んでしまう。
・第二部
■プロローグ
15歳。第一部の事件において受験に間に合わず、予備校に通っている。
昏睡状態であったせいで受験を受けられなかったのだが、それでも高校進学に失敗した両親からの視線は前にも増して冷たいものになっていた。
そのため今度こそ両親を失望させないため、そして、再会を約束した「大切な友達」にすぐ見つけてもらえる、誇れる自分であるよう頑張って日々を過ごしている。
そんなこともあり、ネットゲームに没入している時間は前ほど長くはなくなっていた。
あの事件のあと、「アリアンロッド」のサービスは凍結され、最近は新作のネットゲーム「
Old Origin Online」で遊んでいる。
ある日、
黒木ナガレの妹・
黒木流歌が下着泥棒に遭っていることを知る。
また同時期にネットゲーム内で
一条影明に出会ってから、次々に事件が起きるようになり、「なにか事件に巻き込まれているかもしれない」と思い始める。
ツェペルミ
第一部のディフェンダー主人公。
ギルド「サンズフェニックス」のギルドリーダー。
燃えるような赤髪、空色の瞳が特徴的なキャラクター。
終盤には馬に跨り、
永劫と
刹那の銘を冠した盾と剣を装備して戦った。
オーラタイミングに「ゲヘナ」「エンドオブエタニティ」「サンズフェニックス」を使用でき、そのどれもが炎に纏わる演出が行われる。使用時の掛け声は「刹那の灼炎(モーメント・ブレイズ)! 燃え上がれ、○○(オーラ名)!」
■活躍
仲間を集め、ギルド「サンズフェニックス」のギルドリーダーとなる。
最初の冒険を終えた雪奈はネット世界から離脱し、眠りにつくが目を覚ましたとき、そこは見慣れた部屋ではなくエリンディルの広大なフィールドの只中だった。
姿は
ツェペルミであったが、五感は現実と同じく鋭いまま。夢ではないかと困惑していた雪奈だったが、女神
ライミラクにより自身がこの世界を救うべく選ばれ、エリンディルに取り込まれた"冒険者"であることを知る。
元の世界に帰るため、仲間を守るためにエリンディルで戦う決意をする
雪奈だったが、ギルドの拠点とした国の苦しい防衛戦、魔族との戦闘といった困難に見舞われることになる。幼さの残る
雪奈にとってそれは重荷でもあったが仲間たちの助けもあり乗り越えていく。
エリンディルで過ごす中で心身共に成長した雪奈は「エリンディルは自分たちが救う」と使命感のようなものを感じ始める。そして、それはやがて覚悟や決意に変わっていった。
その強さは、突如現れ、あとは任せるように言う憧れであった兄である
間瞬のPC、「ギャラハッド」を退けるほどだった。
最終決戦では写し身のような少女、女神
ツェペルミ・リアブリーズと対峙し、戦いの中で想いを伝えることに決める。
彼女が消し去ろうとした"物語(アリアンロッド)"を死闘の末に救うことに成功し、崩壊する塔から脱出。
お世話になった人たちに別れを告げ、次元の狭間から元の世界に帰ることができた。
■エピローグ
帰還した世界では少しの変化があった。
ある日、雪奈は図書館でエリンディルの面影を持つ西欧神話の本を何気なく手に取り、あることに気付く。
そのとき、背後に小さな気配を感じた。――女神、ツェペルミ。
そう確信した雪奈は目を合わせないまま言った。
「また、会おうね」
"大切な友達"の返答に雪奈は笑顔を浮かべた。振り返ると、もう彼女はいなかった。
夕暮れの防波堤。
その手には図書館から借りてきた一冊の本。
ギルド・サンズフェニックスの活躍が記された改変された西欧神話があった。
それはあの冒険の記録。紛れも無くそこにあの日々があったという証拠。
雪奈は本を閉じると抱きしめた。約束を確かめるように。
永遠のように感じられる時間の刹那。
強い風が吹いた。その風がまるで新しいなにかを運んできたような、そんな予感を雪奈は感じていた。
東雲天音(しののめ たかね)
第一部からのゲスト参戦である
間雪奈が「Old Origin Online」内で使用しているPC。
パーティの壁役を務める。
一条影明をはじめとする仲間との交流は、天音を通して雪奈の成長や心境の変化に影響している。
姿は17歳程度の少女で身長も160cmを超えている。
これは雪奈が思い描く理想の自分であり、
ツェペルミ・リアブリーズに見つけてもらえるであろうかっこいい自分像である。
《error##,永劫=拡散光弾》(エンドオブエタニティ)は、互換性のないはずのエリンディルの冒険者時代の
ツェペルミのデータがなぜか「O3」においてスキルとして形作られたもので、使用することで目に(ただしくは眼球と紙一枚分空けた空間に)光を収縮して着弾点が大爆発する熱線を照射することができる(通称ジブ○ビーム)。
この際、通常は一般的な日本人の髪と瞳の色をしているが、一瞬だけ
ツェペルミと同じ色に変色する。
分岐した雪奈の可能性たち
雪奈は様々な経験を経たいくつもの可能性の姿がある。
永炎戦記の一部、二部における雪奈の顛末は記載した通りであるが三部の雪奈はこれまでの永炎戦記とは別人である。派手な格好を好む典型的なギャルで身長なども異なる。これは彼女が一部、二部とは異なる経験をした別世界の存在だからである。
◼️Rewriteの雪奈
正しく勇者としてエリンディルに召喚され活躍し世界を救った。また、朋久がアンゼロットに勝利した世界線の存在でもあるため「自信に満ち、友好的で爛漫な少女」となっている。朋久を朋ちんと呼ぶなど雪奈とは異なり仲間への接し方が非常に気軽。
性格は服装にも表れているくらい目に見えてルーズ。朋久には軽薄かつ戦う信念が無いと見なされ内心嫌われている。服装がルーズになった理由は進学先の高校と他人に流されやすい性格が災いしたもの。
◼️一部、二部後の雪奈(黒雪奈)
二部最終回において信じていた朋久がアンゼロットに敗北し合流できなかったため、仲間共々アンゼロット配下の追撃を受けて敗走。重症を受け昏睡状態に陥った。
目を覚ますと仲間は消息不明。魔王に与したものとして追われながら家族や頼る人間もいない身を隠す生活が始まる。彷徨うようにして新都羽交市にたどり着き、やがて他世界に朋久が渡ったことを知った時「見捨てられた世界を壊すこと」を強く願い、あるきっかけから新都のどこかにあるという世界を屠る炎の剣レヴァンティンの召喚式を求めるようになる。
性格は物静かだが荒んでおり、どこかで孤独を抱えている。黒衣を纏い夜に街を徘徊するため黒い少女と呼ばれる。
彼女の味方となる少女に出会うなど様々な出来事が待っているのだが、それはまた別の物語。
◼️日常雪奈
あらゆる問題や事件に巻き込まれることなく、ある日目覚めた夢使いの力を用いて活躍するようになったフリーランスの魔女。
朋久とは面識があり、大学デビューしてオシャレになった彼女は雪奈であることを気付いてもらえなかった。この姿はどの世界線であっても大学に進んだ時点でたどり着く姿であり、この雪奈が最終系ともいえる。
穏やかで明るく、朋久に対してもはっきりと物を言う。(「本当に気が利かないね」など)
事件に一切関わっていないためこの雪奈に限ってはツェペルミを知らない。
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最終更新:2018年06月21日 23:44