ポピュレーションのインスタンス・キャッシュ

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ポピュレーションのインスタンス・キャッシュ」(2016/03/24 (木) 16:46:04) の最新版変更点

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*概要 ポピュレーションのインスタンス・キャッシュはTerragen 3からの新しい「&bold(){Populator v4}」ノードの機能です。インスタンス・キャッシュはポピュレーションを再計算させる工程の代替として、ポピュレーションのインスタンスを蓄えるファイルを使用します。これにはしばし長い処理を有する場合があります。 インスタンス・キャッシュの基本的な工程は、ポピュレーションを確定し、インスタンスのキャッシュファイルを保存します。あなたが次回プロジェクトを読込んだ時、インスタンスは再計算される代わりにファイルから読込まれるでしょう。 *インスタンス・キャッシュファイルの保存 ポピュレーションを確定した時、インスタンスのキャッシュファイルを保存する事が出来ます。手順は簡単です: +ポピュレータノードのパラメータ表示に移り、「&bold(){Cache Settings...(キャッシュ設定)}」ボタンをクリックします。これでキャッシュ設定ウインドウを開きます。 +「Save Cache(キャッシュを保存)」ボタンをクリックし、キャッシュファイルを保存します。ポピュレーションのインスタンス・キャッシュファイルは、".pop"の拡張子が付きます。 キャッシュファイルの読込みに関連するパラメータが、先程保存したファイルを読み込むように設定されます。 再ポピュレーションが必要な場合は、キャッシュファイルの保存前に再ポピュレーションが実行されます。これは、キャッシュファイルが正確にポピュレータの現在の設定を反映して確認します。 *インスタンス・キャッシュファイルの読込み キャッシュファイルを使用するためのポピュレータ設定手順は簡単です: +ポピュレータノードのパラメータ表示に移り、「&bold(){Cache Settings...(キャッシュ設定)}」ボタンをクリックします。これでキャッシュ設定ウインドウを開きます。 +"&bold(){Use instance cache(インスタンス・キャッシュを使用)}"のチェックボックスにチェックを入れます。 +キャッシュファイルを選択する右上のファイルパラメータボタンをクリックします。 ポピュレータはキャッシュファイルからインスタンスを読込むでしょう。 *ヒントとTips ポピュレーションを移動、または回転をさせた場合は、キャッシュされたインスタンスは一緒に移動しません。キャッシュに保存されたインスタンスは、位置やその他の情報がキャッシュファイルに保存時の状態で固定されます。この理由から、ポピュレーションの編集を完了するまでは、キャッシュファイルを保存を見合わせるべきです。 再ポピュレーションで"Populate Now"ボタン、またはポピュレータメニューのコマンドを使用すると、"Use instance cache"のチェックが消されます。 ポピュレーションに変更を加えた後にキャッシュされたインスタンスに戻したい場合は、"Use instance cache"パラメータがチェックされている事を確認し、キャッシュ設定ウインドウにある"Read Cache(キャッシュの読込み)"ボタンをクリックして下さい。 *キャッシュ設定ウインドウ キャッシュ設定ウインドウは、「&bold(){Populator v4}」ノードのパラメータビューの "&bold(){Cache Settings(キャッシュ設定)}"ボタンを使って開きます。これはインスタンス・キャッシュファイルの保存、読込みを行うウインドウです。キャッシュ設定ウインドウは、「Populator v4」ノードの"Cache Settings"で初めて開かれた時、ポピュレータノードの内部ネットワーク内に作成されます。ネットワーク・ビューから「Populator v4」ノード経由でキャッシュ設定ウインドウを開く事も出来ます。 &image(Popv4_cache_settings_window.jpg,width=400,height=148) このウインドウでは以下のコントロールが行えます: +&bold(){Save Cache button(キャッシュの保存ボタン)}: このボタンをクリックしてキャッシュファイルを保存します。再ポピュレーションを必要としている場合は、ファイルの保存前に実行されます。 +&bold(){Use instance cache(インスタンスキャッシュを使用)}: キャッシュファイルからインスタンスの読込みを可能にするためにチェックして下さい。右のパラメータを使用し、キャッシュファイルの選択が行えます。 +Read Cache button: This button will reload the instances from the cache file. You might want to do this if you've accidentally repopulated or something. *既知の問題点 There is still some work to be done on the interaction between various Populator v4 params and the instance caching. For example some parameter changes would mean that if you repopulated the instances would no longer match those in the cache. This should turn off instance caching but currently that doesn't happen. Deleted or modified instance information is not saved to the cache file yet. This is saved with the populator node in the project file. Modified instances are saved in the cache so you will see your modifications when using a cache, but not the information to reset them. That's part of the information saved to the project file.
*概要 ポピュレーションのインスタンス・キャッシュはTerragen 3からの新しい「&bold(){Populator v4}」ノードの機能です。インスタンス・キャッシュはポピュレーションを再計算させる工程の代替として、ポピュレーションのインスタンスを蓄えるファイルを使用します。これにはしばし長い処理を有する場合があります。 インスタンス・キャッシュの基本的な工程は、ポピュレーションを確定し、インスタンスのキャッシュファイルを保存します。あなたが次回プロジェクトを読込んだ時、インスタンスは再計算される代わりにファイルから読込まれるでしょう。 *インスタンス・キャッシュファイルの保存 ポピュレーションを確定した時、インスタンスのキャッシュファイルを保存する事が出来ます。手順は簡単です: +ポピュレータノードのパラメータ表示に移り、「&bold(){Cache Settings...(キャッシュ設定)}」ボタンをクリックします。これでキャッシュ設定ウインドウを開きます。 +「Save Cache(キャッシュを保存)」ボタンをクリックし、キャッシュファイルを保存します。ポピュレーションのインスタンス・キャッシュファイルは、".pop"の拡張子が付きます。 キャッシュファイルの読込みに関連するパラメータが、先程保存したファイルを読み込むように設定されます。 再ポピュレーションが必要な場合は、キャッシュファイルの保存前に再ポピュレーションが実行されます。これは、キャッシュファイルが正確にポピュレータの現在の設定を反映して確認します。 *インスタンス・キャッシュファイルの読込み キャッシュファイルを使用するためのポピュレータ設定手順は簡単です: +ポピュレータノードのパラメータ表示に移り、「&bold(){Cache Settings...(キャッシュ設定)}」ボタンをクリックします。これでキャッシュ設定ウインドウを開きます。 +"&bold(){Use instance cache(インスタンス・キャッシュを使用)}"のチェックボックスにチェックを入れます。 +キャッシュファイルを選択する右上のファイルパラメータボタンをクリックします。 ポピュレータはキャッシュファイルからインスタンスを読込むでしょう。 *ヒントとTips ポピュレーションを移動、または回転をさせた場合は、キャッシュされたインスタンスは一緒に移動しません。キャッシュに保存されたインスタンスは、位置やその他の情報がキャッシュファイルに保存時の状態で固定されます。この理由から、ポピュレーションの編集を完了するまでは、キャッシュファイルを保存を見合わせるべきです。 再ポピュレーションで"Populate Now"ボタン、またはポピュレータメニューのコマンドを使用すると、"Use instance cache"のチェックが消されます。 ポピュレーションに変更を加えた後にキャッシュされたインスタンスに戻したい場合は、"Use instance cache"パラメータがチェックされている事を確認し、キャッシュ設定ウインドウにある"Read Cache(キャッシュの読込み)"ボタンをクリックして下さい。 *キャッシュ設定ウインドウ キャッシュ設定ウインドウは、「&bold(){Populator v4}」ノードのパラメータビューの "&bold(){Cache Settings(キャッシュ設定)}"ボタンを使って開きます。これはインスタンス・キャッシュファイルの保存、読込みを行うウインドウです。キャッシュ設定ウインドウは、「Populator v4」ノードの"Cache Settings"で初めて開かれた時、ポピュレータノードの内部ネットワーク内に作成されます。ネットワーク・ビューから「Populator v4」ノード経由でキャッシュ設定ウインドウを開く事も出来ます。 &image(Popv4_cache_settings_window.jpg,width=400,height=148) このウインドウでは以下のコントロールが行えます: +&bold(){Save Cache button(キャッシュの保存ボタン)}: このボタンをクリックしてキャッシュファイルを保存します。再ポピュレーションを必要としている場合は、ファイルの保存前に実行されます。 +&bold(){Use instance cache(インスタンスキャッシュを使用)}: キャッシュファイルからインスタンスの読込みを可能にするためにチェックして下さい。右のパラメータを使用し、キャッシュファイルの選択が行えます。 +&bold(){Read Cache button(キャッシュの読込みボタン)}: このボタンをクリックしてキャッシュファイルを読込みます。あなたが誤って再ポピュレーションか何かをした場合、この操作が必要になります。 *既知の問題点 「Populator v4」パラメータとインスタンス・キャッシュ間で様々な相互作用で実行するためのいくつかの作業があります。例えば、いくつかのパラメータ変更で再ポピュレーションする事は、新たに作成されたインスタンスは既にキャッシュ内のものとは一致しない事を意味します。この場合、インスタンス・キャッシュを消すべきですが、現在は何も対処されていません。 削除、または変更されたインスタンスの情報はまだキャッシュファイルには保存されていません。この情報はプロジェクトファイルのポピュレータノードによって保存されます。変更されたインスタンスはキャッシュに保存されるので、キャッシュを使用の際に部分修正を確認しますが、情報はリセットされていません。なぜならプロジェクトファイルに保存された情報の一部だからです。

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