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「Terragen 4」(2016/09/23 (金) 21:33:07) の最新版変更点
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|BGCOLOR(#696969):COLOR(#fff):&sizex(6){ 次世代の自然環境レンダリング} |
&sizex(5){まずはTerragen 4を見てみましょう}
|&image(cloudv3show_tt_002_v08.000170-1170x658.jpg,width=350,height=197)|&image(051115_oshmod4_exposure-adjust-neg1.4-1170x658.jpg,width=350,height=197)|
|&image(Ter2015_20-1170x658.jpg,width=350,height=197)|&image(lucbianco_jungle_scene.jpg,width=350,height=197)|
Planetside社からTerragen 4が現在開発中であることが発表されました。その開発中に制作されたレンダラーのいくつかをご覧に入れます。
今後数ヶ月に渡り、より多くの詳細を明らかにし、信じられないほどの画像や動画を共有すると共に、景観ソフトウェアでは実現不可能に
思われたいくつかの事例を紹介します。Terragen 4は、より速く、よりインタラクティブで使いやすくなる事でしょう。
より迅速かつ直感的にこれまで以上にあなたのシーンを作成、探求するためのツールを提供し、フォトリアリズムでの高い基準を設定します。
調整はまだこれからです!
&sizex(5){Terragenって何ですか?}
&image(lucbianco.jpg,width=350,height=197)
Terragenは多くのアーティストたちが美しくリアルな景観、空などの自然環境をレタリングしたい場合に有効となるソフトウェアです。
『Star Wars: The Force Awakens』などの超大作映画の作成にも使用され、TVやゲーム、VR環境、美術館展示品、ドキュメンタリー等々..
#hr()
&sizex(5){Terragen 4のプレオーダー}
現在、1年間の保守が含まれたTerragen3を購入する事で、2016年第二期のリリース時にTerragen 4へのアップグレード保証が得られます。
#hr()
&sizex(5){レイトレースによるリアルタイムプレビュー:パートⅠ}
&youtube(https://youtu.be/WjufUZp6cTA){350,197}
Terragen 4は、プログレッシブ リファイン(イメージ全体を徐々に完成させていく方法)とレイトレースによるリアルタイムプレビューを備えています。レイトレースプレビューモードでは、Terragenシェーダ、光源、大気(ボリューメトリックシャドウ(別名:光線の進路が見える現象「神の光」))を持った雲を含めてサポートします。上の動画は新しいプレビュー機能のいくつかがご覧いただけます。これは新しいプレビューで行えるほんの片鱗であり、今後より多くをお見せすることになるでしょう。
#hr()
&sizex(5){雲の多重散乱}
TG4では、GIキャッシュを使わずに多重散乱をシミュレーションする雲のための新しいライトニングモデルを開発しています。異なるカメラ・照明角度によって、照明に応答するテストを行うために、下のターンテーブル動画をレンダリングしました。
&youtube(https://youtu.be/87TkK1_avO0){350,197}
実世界での大規模な水滴からなる高密度の雲は、拡散される光のほとんどを吸収せずに幾度となく光を散乱させます。これは大小両方の規模の雲の塊の間となる暗いエッジ(特に太陽がカメラの後ろにある場合)の相互反射からなるコントラストが明るい雲を中心に持っていく現象を引き起こしています。光は影の奥深くまで達し、単一散乱シミュレーションにはない方法で美しく雲を照らします。
薄い雲は、ほとんどの光が最初の散乱後に雲を抜けるので、たった1つの散乱だけを概算するためレンダリングが容易です。しかし、たった1つの散乱だけで光学的に高密度の雲をレンダーする場合、十分な光が影の奥深くまで達する事が出来ず、一貫して雲を雲として微妙な効果の全てを達成する事は困難です。ほとんどのレンダラーは、しばしば写真のようなリアルな結果を生成するには不十分な方法でこれらの効果に近づけようとします。Terragen Classicでは、人工的なセルフシャドウ率をコントロールする簡単な'&bold(){darkening}'パラメータ(後のバージョンで'&bold(){light propagation}'パラメータ)を備えていました。Terragen 2では、多重散乱をシミュレーションするキャッシュベースのGIを追加しましたが、しばしばディティールに欠けていました。フォトリアルに多くの異なる種類の雲をレンダリングするために、大規模かつ緻密な雲のためだけでなく、低密度のものや薄雲、平滑な雲等、どんな雲においても対応する事の出来るライティングモデルを必要としています。
ニューモデルのTerragen 4では、探求している明るい中心部と暗いエッジを生成し、散乱した光でのセルフシャドウと微妙な方向感覚、滑らかな光の減衰によって雲の中深くまで光を拡散させます。雲もこの動画においては影が青く周囲の大気によって照らされ、環境光も雲を通して多重散乱します。Terragen 3のGIではこれに近づける事が出来ますが、新モデルでは太陽光の届かない領域で環境光のリアルなディティールとセルフシャドーを示します。 雲が逆光時、最も強い"雲の周りに見える太陽の光"効果も以前よりはるかに優れています。
現段階ではまだ少しの不備が生じてますが、今後の記事でレイトレースによるリアルタイムプレビューで作動する新しい雲をお見せします!
#hr()
&sizex(5){レンズ効果}
&youtube(https://www.youtube.com/watch?v=uHGO0nni-e0){350,197}
Terragen 4では、シーン内において自然でリアルな証明に応えるためのブルーム(閃光のような光が周囲の物体に漏れるように見える光学効果)とフレアレンズを含むグローバルレンズ効果が大役を果たすでしょう。レンズ効果は光源や鏡面反射の反射強度、色、オクルージョン(環境光が届かない箇所に影を付ける)、大気の散乱を考慮して高ダイナミックレンジで動作します。
これらの効果は、独立して強度調整する事が出来て、レンズフレア"星型"効果は、柔らかさとポイント数(レンズ形状)のコントロールを備えています。上記動画は新モデルで可能なさまざまな効果を実演しています。
・シーン1は、自動的に自然なおくルージョンベースの減衰によるレンズフレアとグロー効果を示します。
・シーン2は、モーションブラーと共に鏡面反射からのレンズフレアの実例を示します。この山のシーンは
[[New World Digital Arts>http://www.nwdastore.com/]]様の好意により寄贈していただきました。
・シーン3は、アニメーション化されたリアルな日暮れの大気散乱する色変動を扱うレンズフレア効果を示します。
#hr()
&sizex(5){オゾンファクター}
&youtube(https://www.youtube.com/watch?v=z__WZOh1wXU){350,197}
Terragenでは常にとてもリアルな大気を備えていますが、時折既存の機能では正確なシミュレーションする事が困難ないくつかの微妙な効果があります。大気モデルのリアリズムを仕上げる支援として、Terragen 4は大気によってシミュレーションされたオゾン層の吸収力をコントロールする新しい"&bold(){オゾンファクター}"設定を追加します。これにより赤と緑の光を吸収する事で、日の出と日暮れを通じて際立てて青空を作り出す事が可能となります。それは高高度からの眺めにも強く作用します。
オゾン層の高度プロファイルは平均的な地球の大気をシミュレーションするように設定され、自動的に大気の高度調整に比例してサイズ変更します。密度も様々なセットアップによってリアルな結果を得るために、密度を「bluesky」に比例して変化します。
オゾンファクターの追加により、あなたのイメージを完全なリアリズムにより近づける事を可能にします。上記の動画内でのアクション並び下の画像において、いくつかの実例を見てみましょう。
|&image(death_valley_v07-3_without-ozone-mq.jpg,width=350,height=197)|&image(death_valley_v07-3-with-ozone-mq.jpg,width=350,height=197)|
#center(){左:オゾン 無効 右:オゾン 0.6}
|&image(earth-sunrise-anim7_ozone-test1_HD_ozone-0.jpg,width=350,height=197)|&image(earth-sunrise-anim7_ozone-test1_HD_ozone-1.jpg,width=350,height=197)|
#center(){左:オゾン 無効 右:最大推奨設定}
#hr()
&sizex(5){レイトレースによるリアルタイムプレビュー:パートⅡ}
&youtube(https://www.youtube.com/watch?v=uDBngTeBrr4){350,197}
これまでに、あなたはTerragen 4でリアルタイムなレイトレースによるプレビューをわずかに見てきましたが、どれだけの事が出来るのでしょうか?この動画デモパート2では、新しいプレビューモードがどのように複雑な雲や照明のセットアップで機能するかについて見る事が出来ます。動画内の雲の大部分は、新たな光散乱モデルを使用し、すべての動画がリアルタイムで示されています。動画では、"god rays(神の光)"、大気中の影と表情豊かな地形、軌道(オゾンを含む)から地球を眺めながら、日没時に曇った空の独立した雲を編集しています。全てのケースでは、レイ・トレーシングプレビューはこれまで以上に速く反復する事が出来、迅速かつ応答性のフィードバックを提供します。これによりTerragenの使用法に革命をもたらす事が出来るでしょう。
次回の「レイトレースによるリアルタイムプレビュー:パートⅢ」を楽しみにお待ち下さい。
#hr()
&sizex(5){ワープスピードを保障します!}
Terragen 4はより速くレンダリングします。レイ・トレーシング・エンジンは、特に草、木、その他建造物等のインポートされたオブジェクトを持つシーンに、いくつかの大幅なパフォーマンス向上をもたらすためのアップデートを行いました。多種多様なシーンをテストし、平均としてTerragen 4によるオブジェクトを備えたシーンのレンダリングは、Terragen 3の2倍以上速くなりました。すべてのシーンに大きな恩恵を示すわけではなく、例えばTerragen 3のベンチマークデータでは多くのオブジェクトを持っていないため、ほとんどの利点はありません。しかし、特有の植物が多いシーンにおいては、違いが一目瞭然でしょう。場合によっては、オブジェクトから大気効果の中にボリューメトリック・シャドーが落とされる時など、6.5倍の差となるこの改良点に驚かれる事でしょう。以下の合成画像に示す1つのシーンは、改善されたレイ・トレーシング・エンジンによってレンダリング時間が&bold(){4時間15分から、わずか40分}に収まりました。複雑な画像が非常に簡単にレンダリングし易くなろうとしています!
&blankimg(Embree-Tests-Horiz-Render-Times-in-Minutes-chart.png,width=350,height=221)
Terragen 3とTerragen 4のレンダリング時間の比較。バーが短いほどレンダリング時間が速い。Terrgen 4は赤色です。
&blankimg(render-time-comparison-scenes_draft2-1024x576.jpg,width=350,height=197)
テストされたシーンに掛かったそれぞれのレンダリング時間性能比向上を確認する事ができます。いくつかのケースでは性能比が低いものもありますが、多くのケースが著しく倍以上速くなっています!
&blankimg(Embree-Tests-Speedup-chart.png,width=350,height=225)
改良を確認する別の方法。Terragen 3のレンダリング時間をベースとして、Terragen 4の相対的な速度向上を示しています。
#hr()
&sizex(5){Terragen 4 オープンベータ}
&image(13528145_1740046939596485_2457135109717846461_o-1170x658.jpg,width=350,height=197)
今日、無料でTerragen 4のオープンベータを提供出来る事にすごく興奮しています。一新されたリアルタイム・レイ・トレース・プレビュー、驚異的にリアルな雲のシェーディングモデル、レンズ効果、改良されたレンダリング時間を含むTerragen 4には、これ以上に多くの改良点があります。あなたがTerragen4.comをフォローしていたならば、これら全てをご覧になられた事でしょう。さあ、今度はあなた自身で試す事が出来ます!
ベータ期間中のテストでこのベータ版は、Terragen 4の全ての機能が無料かつ無制限で利用出来ます。ベータ版の期限が切れ、近い将来Terragen 4の最終版がリリースされると、もう起動する事は出来ません。
Terragen 4ベータ版の入手は簡単です。以下のボックスにダウンロードリンクを受け取るあなたのEメールアドレスを入力し、受け取ったメールからダウンロードリンクのURLを読み込み、開かれたページのダウンロードリンクボタンをクリックして下さい。あなたはいつでも退会する事の出来る公式のTerragenニュースレターにメンバー登録する事になります。(今回はWindows64ビット版のみが入手可能である事に注意して下さい。Mac版は7月上旬に入手可能となるでしょう)
楽しんで下さい!そして熟達者のアドバイスとサポート、アイデアの共有、無料のリソース、その他多くを得るために公式のオープンなコミュニティフォーラムに参加する事も忘れないで下さい:[[コミュニティフォーラム>http://planetside.co.uk/forums/]]
オープンベータ版は[[こちら>http://terragen4.com/tg4-open-beta-announcement/]]から
#hr()
&sizex(5){Terragen 4を教育目的での使用に限り、無料で提供します}
&image(SailingV2-1170x658.jpg,width=350,height=197)
Terragen 4の販売開始に伴い、Terragen製品の教育目的時のライセンスについて新しい方針を発表出来る事を誇りに思っております。これ以降、すべての教育機関のユーザは、機能制限無し、またはその他の機能制限を受ける事無くTerragen 4 Professionalの無料ライセンスの資格を有します。あなたが教員や学生、あるいは大きな組織であるかどうかに関わらず、正当な教育目的で使われる限りライセンスは無料です!
教育目的でのライセンスを申請するために、&mailto(registrations@planetside.co.uk){registrations@planetside.co.uk}まで教育機関に在籍中である証明書(たとえば名前が記述された学生証/教員免許、またはクラス名簿の写し等)を添えて要求を送って下さい。あなたが組織として要請されているならば、必要とするライセンス数を指定して下さい。
予めご了承ください:すべてのライセンスは年単位で更新され、更新時に最新の証明書の提出を必要とします。提供されたライセンスについては、教育的目的のみの使用と限定されます。最終製品がTerragenでレンダリング、または作成されたエレメントを含んでいるかどうかに関わらず、Terragenの使用と連携して収益を得る場合は、商用ライセンスを購入する必要があります。Planetside Software社は、常に独自の裁量でどのような個人、または組織への教育目的のライセンスを否認/失効する権利があります。
|BGCOLOR(#696969):COLOR(#fff):&sizex(6){ 次世代の自然環境レンダリング} |
&sizex(5){まずはTerragen 4を見てみましょう}
|&image(cloudv3show_tt_002_v08.000170-1170x658.jpg,width=350,height=197)|&image(051115_oshmod4_exposure-adjust-neg1.4-1170x658.jpg,width=350,height=197)|
|&image(Ter2015_20-1170x658.jpg,width=350,height=197)|&image(lucbianco_jungle_scene.jpg,width=350,height=197)|
Planetside社からTerragen 4が現在開発中であることが発表されました。その開発中に制作されたレンダラーのいくつかをご覧に入れます。
今後数ヶ月に渡り、より多くの詳細を明らかにし、信じられないほどの画像や動画を共有すると共に、景観ソフトウェアでは実現不可能に
思われたいくつかの事例を紹介します。Terragen 4は、より速く、よりインタラクティブで使いやすくなる事でしょう。
より迅速かつ直感的にこれまで以上にあなたのシーンを作成、探求するためのツールを提供し、フォトリアリズムでの高い基準を設定します。
調整はまだこれからです!
&sizex(5){Terragenって何ですか?}
&image(lucbianco.jpg,width=350,height=197)
Terragenは多くのアーティストたちが美しくリアルな景観、空などの自然環境をレタリングしたい場合に有効となるソフトウェアです。
『Star Wars: The Force Awakens』などの超大作映画の作成にも使用され、TVやゲーム、VR環境、美術館展示品、ドキュメンタリー等々..
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&sizex(5){Terragen 4のプレオーダー}
現在、1年間の保守が含まれたTerragen3を購入する事で、2016年第二期のリリース時にTerragen 4へのアップグレード保証が得られます。
#hr()
&sizex(5){レイトレースによるリアルタイムプレビュー:パートⅠ}
&youtube(https://youtu.be/WjufUZp6cTA){350,197}
Terragen 4は、プログレッシブ リファイン(イメージ全体を徐々に完成させていく方法)とレイトレースによるリアルタイムプレビューを備えています。レイトレースプレビューモードでは、Terragenシェーダ、光源、大気(ボリューメトリックシャドウ(別名:光線の進路が見える現象「神の光」))を持った雲を含めてサポートします。上の動画は新しいプレビュー機能のいくつかがご覧いただけます。これは新しいプレビューで行えるほんの片鱗であり、今後より多くをお見せすることになるでしょう。
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&sizex(5){雲の多重散乱}
TG4では、GIキャッシュを使わずに多重散乱をシミュレーションする雲のための新しいライトニングモデルを開発しています。異なるカメラ・照明角度によって、照明に応答するテストを行うために、下のターンテーブル動画をレンダリングしました。
&youtube(https://youtu.be/87TkK1_avO0){350,197}
実世界での大規模な水滴からなる高密度の雲は、拡散される光のほとんどを吸収せずに幾度となく光を散乱させます。これは大小両方の規模の雲の塊の間となる暗いエッジ(特に太陽がカメラの後ろにある場合)の相互反射からなるコントラストが明るい雲を中心に持っていく現象を引き起こしています。光は影の奥深くまで達し、単一散乱シミュレーションにはない方法で美しく雲を照らします。
薄い雲は、ほとんどの光が最初の散乱後に雲を抜けるので、たった1つの散乱だけを概算するためレンダリングが容易です。しかし、たった1つの散乱だけで光学的に高密度の雲をレンダーする場合、十分な光が影の奥深くまで達する事が出来ず、一貫して雲を雲として微妙な効果の全てを達成する事は困難です。ほとんどのレンダラーは、しばしば写真のようなリアルな結果を生成するには不十分な方法でこれらの効果に近づけようとします。Terragen Classicでは、人工的なセルフシャドウ率をコントロールする簡単な'&bold(){darkening}'パラメータ(後のバージョンで'&bold(){light propagation}'パラメータ)を備えていました。Terragen 2では、多重散乱をシミュレーションするキャッシュベースのGIを追加しましたが、しばしばディティールに欠けていました。フォトリアルに多くの異なる種類の雲をレンダリングするために、大規模かつ緻密な雲のためだけでなく、低密度のものや薄雲、平滑な雲等、どんな雲においても対応する事の出来るライティングモデルを必要としています。
ニューモデルのTerragen 4では、探求している明るい中心部と暗いエッジを生成し、散乱した光でのセルフシャドウと微妙な方向感覚、滑らかな光の減衰によって雲の中深くまで光を拡散させます。雲もこの動画においては影が青く周囲の大気によって照らされ、環境光も雲を通して多重散乱します。Terragen 3のGIではこれに近づける事が出来ますが、新モデルでは太陽光の届かない領域で環境光のリアルなディティールとセルフシャドーを示します。 雲が逆光時、最も強い"雲の周りに見える太陽の光"効果も以前よりはるかに優れています。
現段階ではまだ少しの不備が生じてますが、今後の記事でレイトレースによるリアルタイムプレビューで作動する新しい雲をお見せします!
#hr()
&sizex(5){レンズ効果}
&youtube(https://www.youtube.com/watch?v=uHGO0nni-e0){350,197}
Terragen 4では、シーン内において自然でリアルな証明に応えるためのブルーム(閃光のような光が周囲の物体に漏れるように見える光学効果)とフレアレンズを含むグローバルレンズ効果が大役を果たすでしょう。レンズ効果は光源や鏡面反射の反射強度、色、オクルージョン(環境光が届かない箇所に影を付ける)、大気の散乱を考慮して高ダイナミックレンジで動作します。
これらの効果は、独立して強度調整する事が出来て、レンズフレア"星型"効果は、柔らかさとポイント数(レンズ形状)のコントロールを備えています。上記動画は新モデルで可能なさまざまな効果を実演しています。
・シーン1は、自動的に自然なおくルージョンベースの減衰によるレンズフレアとグロー効果を示します。
・シーン2は、モーションブラーと共に鏡面反射からのレンズフレアの実例を示します。この山のシーンは
[[New World Digital Arts>http://www.nwdastore.com/]]様の好意により寄贈していただきました。
・シーン3は、アニメーション化されたリアルな日暮れの大気散乱する色変動を扱うレンズフレア効果を示します。
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&sizex(5){オゾンファクター}
&youtube(https://www.youtube.com/watch?v=z__WZOh1wXU){350,197}
Terragenでは常にとてもリアルな大気を備えていますが、時折既存の機能では正確なシミュレーションする事が困難ないくつかの微妙な効果があります。大気モデルのリアリズムを仕上げる支援として、Terragen 4は大気によってシミュレーションされたオゾン層の吸収力をコントロールする新しい"&bold(){オゾンファクター}"設定を追加します。これにより赤と緑の光を吸収する事で、日の出と日暮れを通じて際立てて青空を作り出す事が可能となります。それは高高度からの眺めにも強く作用します。
オゾン層の高度プロファイルは平均的な地球の大気をシミュレーションするように設定され、自動的に大気の高度調整に比例してサイズ変更します。密度も様々なセットアップによってリアルな結果を得るために、密度を「bluesky」に比例して変化します。
オゾンファクターの追加により、あなたのイメージを完全なリアリズムにより近づける事を可能にします。上記の動画内でのアクション並び下の画像において、いくつかの実例を見てみましょう。
|&image(death_valley_v07-3_without-ozone-mq.jpg,width=350,height=197)|&image(death_valley_v07-3-with-ozone-mq.jpg,width=350,height=197)|
#center(){左:オゾン 無効 右:オゾン 0.6}
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#center(){左:オゾン 無効 右:最大推奨設定}
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&sizex(5){レイトレースによるリアルタイムプレビュー:パートⅡ}
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これまでに、あなたはTerragen 4でリアルタイムなレイトレースによるプレビューをわずかに見てきましたが、どれだけの事が出来るのでしょうか?この動画デモパート2では、新しいプレビューモードがどのように複雑な雲や照明のセットアップで機能するかについて見る事が出来ます。動画内の雲の大部分は、新たな光散乱モデルを使用し、すべての動画がリアルタイムで示されています。動画では、"god rays(神の光)"、大気中の影と表情豊かな地形、軌道(オゾンを含む)から地球を眺めながら、日没時に曇った空の独立した雲を編集しています。全てのケースでは、レイ・トレーシングプレビューはこれまで以上に速く反復する事が出来、迅速かつ応答性のフィードバックを提供します。これによりTerragenの使用法に革命をもたらす事が出来るでしょう。
次回の「レイトレースによるリアルタイムプレビュー:パートⅢ」を楽しみにお待ち下さい。
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&sizex(5){ワープスピードを保障します!}
Terragen 4はより速くレンダリングします。レイ・トレーシング・エンジンは、特に草、木、その他建造物等のインポートされたオブジェクトを持つシーンに、いくつかの大幅なパフォーマンス向上をもたらすためのアップデートを行いました。多種多様なシーンをテストし、平均としてTerragen 4によるオブジェクトを備えたシーンのレンダリングは、Terragen 3の2倍以上速くなりました。すべてのシーンに大きな恩恵を示すわけではなく、例えばTerragen 3のベンチマークデータでは多くのオブジェクトを持っていないため、ほとんどの利点はありません。しかし、特有の植物が多いシーンにおいては、違いが一目瞭然でしょう。場合によっては、オブジェクトから大気効果の中にボリューメトリック・シャドーが落とされる時など、6.5倍の差となるこの改良点に驚かれる事でしょう。以下の合成画像に示す1つのシーンは、改善されたレイ・トレーシング・エンジンによってレンダリング時間が&bold(){4時間15分から、わずか40分}に収まりました。複雑な画像が非常に簡単にレンダリングし易くなろうとしています!
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Terragen 3とTerragen 4のレンダリング時間の比較。バーが短いほどレンダリング時間が速い。Terrgen 4は赤色です。
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テストされたシーンに掛かったそれぞれのレンダリング時間性能比向上を確認する事ができます。いくつかのケースでは性能比が低いものもありますが、多くのケースが著しく倍以上速くなっています!
&blankimg(Embree-Tests-Speedup-chart.png,width=350,height=225)
改良を確認する別の方法。Terragen 3のレンダリング時間をベースとして、Terragen 4の相対的な速度向上を示しています。
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&sizex(5){Terragen 4 オープンベータ}
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今日、無料でTerragen 4のオープンベータを提供出来る事にすごく興奮しています。一新されたリアルタイム・レイ・トレース・プレビュー、驚異的にリアルな雲のシェーディングモデル、レンズ効果、改良されたレンダリング時間を含むTerragen 4には、これ以上に多くの改良点があります。あなたがTerragen4.comをフォローしていたならば、これら全てをご覧になられた事でしょう。さあ、今度はあなた自身で試す事が出来ます!
ベータ期間中のテストでこのベータ版は、Terragen 4の全ての機能が無料かつ無制限で利用出来ます。ベータ版の期限が切れ、近い将来Terragen 4の最終版がリリースされると、もう起動する事は出来ません。
Terragen 4ベータ版の入手は簡単です。以下のボックスにダウンロードリンクを受け取るあなたのEメールアドレスを入力し、受け取ったメールからダウンロードリンクのURLを読み込み、開かれたページのダウンロードリンクボタンをクリックして下さい。あなたはいつでも退会する事の出来る公式のTerragenニュースレターにメンバー登録する事になります。(今回はWindows64ビット版のみが入手可能である事に注意して下さい。Mac版は7月上旬に入手可能となるでしょう)
楽しんで下さい!そして熟達者のアドバイスとサポート、アイデアの共有、無料のリソース、その他多くを得るために公式のオープンなコミュニティフォーラムに参加する事も忘れないで下さい:[[コミュニティフォーラム>http://planetside.co.uk/forums/]]
オープンベータ版は[[こちら>http://terragen4.com/tg4-open-beta-announcement/]]から
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&sizex(5){Terragen 4を教育目的での使用に限り、無料で提供します}
&image(SailingV2-1170x658.jpg,width=350,height=197)
Terragen 4の販売開始に伴い、Terragen製品の教育目的時のライセンスについて新しい方針を発表出来る事を誇りに思っております。これ以降、すべての教育機関のユーザは、機能制限無し、またはその他の機能制限を受ける事無くTerragen 4 Professionalの無料ライセンスの資格を有します。あなたが教員や学生、あるいは大きな組織であるかどうかに関わらず、正当な教育目的で使われる限りライセンスは無料です!
教育目的でのライセンスを申請するために、&mailto(registrations@planetside.co.uk){registrations@planetside.co.uk}まで教育機関に在籍中である証明書(たとえば名前が記述された学生証/教員免許、またはクラス名簿の写し等)を添えて要求を送って下さい。あなたが組織として要請されているならば、必要とするライセンス数を指定して下さい。
予めご了承ください:すべてのライセンスは年単位で更新され、更新時に最新の証明書の提出を必要とします。提供されたライセンスについては、教育目的のみの使用と限定されます。最終製品がTerragenでレンダリング、または作成されたエレメントを含んでいるかどうかに関わらず、Terragenの使用と連携して収益を得る場合は、商用ライセンスを購入する必要があります。Planetside Software社は、常に独自の裁量でどのような個人、または組織への教育目的のライセンスを否認/失効する権利があります。