スキノイ(透乃井 逃:すきのい にげる)

性別:男
身長:177cm
体重:73kg
年齢:16歳

赤髪、三白眼、腰パンの少年。誰もが避ける学校の不良生徒。潰した暴走族の数は数知れず。警察のお世話になりすぎている厄介者の一匹狼。しかし本当はわざと不良ぶっているところもあり、母親が営む食堂で毎日手伝いをしたり、近所の子供に慕われていたり、犬猫を拾っては飼い主を探したりしているが、学校では絶対にそんな一面を出そうとはしない。

学ランの裏地は自分で刺繍した宇宙柄の布。実は女性らしい趣味が好きで、ピアノ、裁縫、ドールが特に好きで、家で隠れてちまちまやっている。部屋に入ろうとすると物凄い顔を真っ赤にしてキレる。実は赤面症で、すぐに顔が赤くなって挙動不審になる。部屋にいるドールの名前は「ナイト」という60センチドールで、真っ直ぐな黒髪で頭に角が生えている男性の球体関節人形。何故か買ってしまって、それからずっと、なんとなく世話をしている。ナイトはいつもスキノイの部屋のベッドのサイドテーブルに座らされている。ちなみに部屋は和室(重要)。

スキープの教え子であるが特に理由はなくスキープが苦手。

 

要素:赤面症、不良、ピアス、学ラン、女子力男子、親孝行男子、男子高校生、一匹狼、可愛いもの好きの男、ギャップ、実家暮らし

使用制限:エロ、グロ、CPなんでもどうぞ。ただし、タイマン・喧嘩で負ける描写だけは絶対にしないでください。(撤退はOKです。)

 


●余計な設定

スキノイは一つ、幼少期から悩んでいることがあった。それは、他人には見えない亡霊の姿だ。それは白い日傘を差した白いドレス姿の女性で、自分とは違う優しげでそれでいてなんの表情もない、そんな目で自分を見つめてくる。それはところかまわず現れ、その幻影から逃れる毎日が続いている。
実はこの幻影は前世のスキノイである。前世のスキノイは、別の惑星の王族の娘であった。彼女には婚約者がいて、婚姻が間近に迫ったある日、戦争に巻き込まれ壮絶な死を遂げた。
私がもっと強ければ、心を御する強さを持っていれば、彼女が最期に思い浮かべたのは、彼女を守って死んだ強くて逞しかった婚約者の姿であった。
彼女は生まれ変わった。その姿は、強くて逞しい婚約者の姿そっくりだった。しかし、現世のスキノイはそれを知らない。何故幻影が見えるのか分からないまま、苛立ちと恐怖を暴力へ変換し、吐き出すしかなかった。
今もなおスキノイの心の奥底にある彼女は、スキノイをただ見守っている。それが幻影として、スキノイには恐怖の対象に見えてしまっているのだ。
彼女には実の子供のように可愛がっていた拾い子がいた。その星にしては大変珍しい、真っ直ぐな黒髪の少年だ。その眼光は鋭く、紫色の瞳はこの世の深淵を見つめているように暗かった。そして何より、青年には角が生えていた。この星ではとある言い伝えがあった。角が生えた使者が破壊をもたらす、といった内容だ。しかし、周囲の反対も聞かず、彼女とその婚約者はただ青年を愛した。青年は自分が何者かすら知らずに生きてきた。ようやく手に入れた光だと思っていた。そして、これがこれから先は自分がこの二人を愛するのだと。彼女は、将来誰かを守ってくれる存在になるように、立派な男になるように、この星の神様の名前からとって、青年に「ナイト」と名付けた。
終わりは突然に来た。目の前で両親と言っても過言ではない存在が、無残にも殺されたのだ。そこからナイトは狂った。狂いに狂って、答えを一つ導き出した。
「自分がもっと愛していればこの二人が死ぬことはなかったのでは?」
破壊の力は本物だった。星を一つ丸々宇宙から消したナイトは、輪廻転生の輪に乗り、考えた。愛さなければ。愛が全てだ。愛さなければ意味がない。誰かを愛さなければ、死んでいることと同じだ。
突然に彼は生まれ変わった。前世の記憶はないが、彼女によく似た見た目の青年に生まれ変わっていた。しかし、破壊の印であるツノは残されたままだった。名前をスキープ=ハートランドと言った。誰かを愛するという十字架を背負ったスキープは、ハニーを探して宇宙と時空の狭間を彷徨う。
「愛さなければ僕がいる意味はない。」
ハニー、かつて婚約者が彼女を呼んだ愛称である。

スキノイは何故スキープが苦手なのか、薄々気が付いていた。幻影の彼女と似ているのだ。口元、目の色、微笑んだその顔、何故か似ている。
何故湧くか分からない苛立ちと恐怖を抱え、今日もまた不良として一人狼をしている。