《スキディオス -Squidios-》
 
年齢:不明、街のある頃には存在していた
性別:不明(無し?)
身長:並の人間程 人魚時は尾鰭分1.5倍
体重:やや細身だが人魚時と人間時で大きく違う
 
一人称:私
二人称:お前、貴方
 
 
その街に住む人なら誰もが存在を知っている。
だがどこに住みどのように生活しているのかは誰も知らない。
いつから存在しているのかも知らないが、見た目は何十年も、もしくは何百年も全く変わっていない。
海で優雅に泳ぐ姿を目撃されていたり、街道を散歩する姿を目撃されていたり。
共に並んで泳いだ少年もいれば、道案内をしてもらった老人もいたりと、街の人々とは良い関係を築いている。
 
人によって見た目の印象は様々で、性別もとらえがたい。
華奢な少年のようという人もあれば、男装の麗人のようだという人もあり、堂々たる騎士のようだという人もあれば、今にも消えてしまいそうな儚い少女のようだという人もいる。
性別など無いのではないかという者もいる。
表情も乏しく読み取り辛いが、前述の通り街の人々とはなかなか親しんでいる様子。
 
海では必ず人魚の姿をしており、近海では金魚のような尾鰭を持ち、遠海ではイルカのような尾鰭を持つ。
浅瀬の砂地に尾鰭をつけると二本の足に変わる。
衣服は白と青を基調にされており、足下は常に裸足。
王冠をかぶっているが特に王であったり爵位がある訳ではない。
胸のロザリオ、ト音記号のピアス、二つのアンクレットはどちらの姿のときも常に身に付けている。
 
街の奥には礼拝堂のような建物があり、街の人々はそこを「別荘」と呼んでいる。
月に一度、太陽が最も強く輝く日に、スキディオスはそこに訪れ「食事」をする。
食事と言っても何かを口にする訳ではなく、別荘の中央に置かれた祭壇に腰掛け、一時間〜半日程、窓から差し込まれた光を浴びる。
その間スキディオスの体は水晶のように透き通り、光を吸収する様はまるで光合成をしているようである。
 
街には「スキディオス」と言う名の歌が古より受け継がれている。
街の者なら誰でも歌える歌。
スキディオスから教わったと伝えられているが、スキディオス本人が歌っている姿は誰も見たことが無い。
その歌声には傷を癒す力、幸福を呼び寄せる力、豊かになる力がある、など様々な謂れがあるが、真偽は不明。
本人に歌ってくれと頼めば「スキディオスならきっと頼みを受け入れてくれる」そうだが、頼むことは禁じられているという。理由や詳細は不明。
この街のこの歌でしか使われていない言語な為、歌詞の意味を知る者もいない。
 
「私は何者か、と。スキディオスという名前だけで十分だろう」
「私はここにいる。この街が存在し続ける限り」
「焼菓子なら、表通りのケーキ屋よりも、二件先のパン屋の方が評判が良い。生菓子ならケーキ屋に勝る店は無いらしいな」
「今日の海には気をつけると良い。沖では潮の流れが違う」
 
 
《街》
街名:キディッソ(Quidisso)
西洋の国のどこかに位置する、海に面した街。
採掘業を主にしながら成り立っている。
採掘では天然石、特に青い色をした宝石の原石が採れる。
また、真珠の捕獲量も多く、世界中に輸出しているらしいが、主な輸出国や輸入国のデータは見つかっていない。
北には山脈、南には海があり、地形からか外部からの干渉はあまり無かったと言われている。
 
 
 
 
 
制作者:焙子(@houko_toastea)
好き要素:
金髪碧眼、癖毛、中世的、人魚、裸足、王冠、ロザリオ、ジッパー、レザー(革)、ゴールドアクセ、ボタン、青い宝石、白と青の組み合わせ、アンクレット、歌、音楽、海、海のある街、スペイン語、架空言語、人間と人外の共存、メタリックカラー、碇、三尾、四尾、海獣の尾鰭
使用制限:CP使用、エログロは御控えください。
 

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最終更新:2019年01月23日 01:21