▼シエル Ciel

 

性別:男

身長:176cm

体重:68kg

年齢:20代

誕生日:???

 

一人称/二人称:俺/お前さん、呼び捨て、あだ名

 

「小さな街」にある(スキレジスが薬を届けている)診療所の凄腕医師。いつも日替わりでお手製の表情豊かな紙袋を被っている。

 

 

<人物>

 

◆性格など:その日その日でテンションが変わる気分屋で、だいたいだるそう。なんとも掴みにくい雰囲気。最高に優しいお人好しを自称しており「他人のために行動することが生きがい」と言っているがその真偽はよくわからない。間延びしたような独特なテンポで喋り、固有名詞以外のカタカナの単語はひらがな表記になる。

◆趣味:人間観察

◆特技:やる気になれば何でも。やる気になれば。

◆服装など:シンプルな薄手の長袖シャツにジーンズがほとんど。たまに前衛的な柄を着ていることも。白衣は羽織るか腰で結ぶかが多く、まずちゃんと着ない。

◆好きなこと・もの:他人をからかうこと、他人に頼られること

◆苦手(嫌い)なこと・もの:虫類全般、食べ物色々(かなりの偏食家)、無意味かつ面倒くさいこと

◆その他

・紙袋の顔はほぼ毎日書き変えている。顔を考えるのが面倒くさくなって文字になってたりすることもある。

・紙袋を被っているのを忘れて歯を磨こうとしたり顔を洗おうとしたりして紙袋が悲惨になっていることが割とよくある。

・虫類だけはどうしても嫌いらしく、自分の家に虫が発生した時には知り合いに助けを求めに来る。

 

 

<特筆事項>

 

柔軟な頭脳と底なしの記憶力を持つ天才。物事を吸収する速度が非常に速く、常人ならば数年かかって習得するものを1週間やそこらで覚え、正確に活用することが可能。現実的なことならばその気になれば大半のことは出来てしまう。(たまに非現実的な域にまで達することも)脳をフルで使うと疲労が激しいらしく、その際には脳を休ませるために半日寝ている。気まぐれで覚えた外国語は十数に渡るそう。

「がきの頃、俺を殴ってきたやつらに俺は親切にも身体の"ふぉーむ"と"ぱんち"速度を関連させた物理計算で"ぱんち"の威力がより上がる方法を詳しぃ〜く説明してやってたんだがなぁ、やつらは嬉し泣きしながら帰ってったのをよぉく覚えてるのさ。いやぁ、これだから俺ってぇのは優しいわけだ。」

<経歴>

 

ごく普通の日本の家庭に生まれた日本人。小学生の頃、生物学者であった父親が海外の大型研究所へ出張することになり、シエルも一緒に着いて行くことに。そこで監禁されていたスキレジス出会い、年齢が近かったこともあって仲良くなる。約半年ほど研究所に通い続けてある日突然スキレジスに施設からの脱出作戦を持ちかける。シエルは半年の間で研究所の詳しい構造や研究員達の行動を完璧に把握し、絶好の時を待っていたと言う。「スキレジスが実験の最中に死んでしまった」と研究所内に嘘を流し、研究員達が大混乱に陥った隙を見て外に逃がした。その後もシエルの導きで「小さな街」に向かった。

・なぜシエルが「小さな街」の存在を知っていたのかについては、彼曰く急に頭にこの場所が浮かんだらしい。

・実はスキレジスを逃がしただけに留まらず、実験機器操作して研究所内に大爆発と大火事を引き起こしていた。シエルの父親は丁度休暇の日であり無事だったらしい。

「あれぁ〜…キミが悪い場所だったなぁ。研究員達のレジを見るあの目だ。まるで見世物をみるような、全員目が狂っちまってやがるのさ。おぉ、そこは火事で全焼しちまったんだって?そいつぁ残念だねぇ」

街に来た後はスキレジスのケアのために一緒に暮らしていた時期がある。顔が外部に広まることを懸念して、覆面代わりにと紙袋を被り始めた。「シエル」という名も偽名である。ことあるごとにスキレジスを気にかけ、ついには彼が薬剤師を目指し始めたからといって自分も医者を目指し、16歳という驚異的な若さで医師免許を取る。2年後に診療所を開き、やがてスキレジスも薬剤師になってからは彼の薬屋を専属薬局として雇う形で手助けしている。

今まで会ったのは俺が手を差し伸べりゃ犬みたいに縋ってきた奴らばかりだったのに、あいつは最低限のことしか俺に頼ってこない。それがどうにも俺を甘やかさせたがるらしくてなぁ、今の状況が正にそれさ。…成る程俺も随分醜いねぇ、天才様の意地と"ぷらいど"ってやつか」

さらに、後々街へ引っ越ししてきたスキフォロウの特殊な体質をある程度まで解明し、義眼・左胸の温度湿度計・腕時計型の体温計を作ったのも全て彼である。

 

<人物関係>

他人:年齢男女問わずタメ口。とにかくいじってからかっては相手の反応を見て楽しんでる。

スキレジス:診療所で雇っている薬剤師。長い付き合いで気が置けない仲。

スキフォロウ:医療機器のメンテナンスを手伝ってもらってる。何かとからかってて楽しい。

 

 

素顔について:写真を撮らない・似顔絵を描かない・他人に特徴を口外しないという約束の下でならば見せてくれるらしい。

 

「この紙袋のお顔は全部俺の手書きだ。"べりーきゅーと"だろ?」

 「よぉレジ、今日こそお前さんの身長測ってやるからさ、診療所寄ってけな」

「あぁー、はいはい診察。まぁその顔色なら風邪だろうなぁ」

「んー、俺の顔がどうしても見たいって?しゃーねーなぁ、それじゃ俺ぁお前さんを信じるぜ」

 

 


「小さな街」について 文献調査と考察(と題してあるA4用紙数枚より一部引用)


 まず「小さな街」の概要に触れておこう。「小さな街」の大きさは約1㎢、外観については街の入り口となる巨大な門が一つあり、そこから高い壁が街を縁取るように囲んでいる。壁には様々な花が飾られていて、ある者の話によると時期によって咲く花が何度も変わっているらしい。俺が友人を連れて初めて街に入る門の前に立ったときには、まるで待っていたと言わんばかりに門がひとりでに開き始めたのをよく覚えている。どうやら誰もが街に入れるというわけではないらしく、また別な者の話では 街に向かう際に面白半分で数人の知人が付いて来たが、自分が門をくぐった後には彼らが入るよりも先に門は閉じてしまった と。今のところ詳しい条件はわからないが、少なくとも「ワケあり」というのは条件の一つであると考えられる。

[memo 選定方法・条件 要調査]

 

「小さな街」のルーツは神話時代に遡る。遥か昔、世界は天界・地上・冥界に分かれていた。天界には数多の神々と神々に使える怪物・神獣が、地上には人間やニンフ(妖精)やその他にも怪物達、冥界には死者達がそれぞれ配置されていた。地上での暮らしは決して平穏といえるものではなく、しばしば居場所を無くす者たちがおり、一体の神(以下 創始者 とする)は彼らを非常に憐れんだ。創始者は自らの姿を変えて、性別や種族を越えた平等と愛を保ち、虐げられた彼らを匿う「住処」となった。これが「小さな街」の起源だと言われている。

参考文献:『「小さな街」創始記』(小さな街門前通り中央図書館)


  街の存在を神話という全くもって非現実的なもので示してしまうのは多少のこじつけ感が否めないが、実際問題自分も十数年街に住み続けていて、人為的とは思えない現象に度々遭遇してしまっている。(街の壁の花が移り変わるのもその一つだと感じている)それこそ「神の力」とでも言うのが早いような。神話が確かなものとして話を進めると、現在の「小さな街」の機能も神話時代とそう大きくは変わらず、世界中の全てに居場所を無くした者達を受け入れ続けているようだ。その機能故に街に住む者達の9割方はやはり何らかの「ワケ」を持つ者だが、それらに偏見をもってはならないのはこの街における暗黙の了解とも言えるだろう。


<中略>

 

 スキレジスの自然治癒力とスキフォロウの変温体質について、これらは俺がこれまでに見てきた「ワケ」の中でも異色のものである。当初俺はこれら二つの能力が何か関連があるものだと踏んでいたが、最近はどうやら別物だという視点も考え始めていた。その理由として、(以下続く。まだ書きかけのようである)

 

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