武将名 | 内容 |
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ナレーション | 「夫武将」は悩んでいた。 自分は将なのに、未だ愛馬を持っていない |
ナレーション | すると、「妻武将」が 馬を買うのに十分な金子をそっと差し出した |
武将名 | 内容 |
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お市 | 亡き祖母からもらった小袖を売りました。 いいのです。私の今の宝物は、あなたなのですから |
阿国 | 往来で少し、舞わさしてもろて稼いだおあしどす。 勧進やおへんよって、遠慮のう使うとくれやす |
くのいち | お金に血がついちゃってます? それあたしの腕の…。 いえいえ、全然危険なお仕事なんてしてないっすから! |
濃姫 | 実家から持ってきた思い出の品を売ってしまったわ。 もう、あれに頼る必要はない…あなたがいるもの |
稲姫 | 近所の人たちに弓術を教えていまして…その謝礼です。 稲は最初から、あなたのために使うと決めていました |
立花誾千代 | …ぼた餅を大量に作り…一週間で売りさばいた…。 なに、眠くなどない…おいしいと評判で貴様にも一口… |
ねね | あたしが子供の時から貯めてたお金だよ。 お前様のためだもん、全部あげても惜しくないよ! |
ガラシャ | 髪型…変かのう? 少しだけ髪を売って稼いだのじゃ。 婿殿の喜ぶ顔が見られれば、それでよい! |
甲斐姫 | 髪飾り、つけ爪、可愛い着物…ほぼ売ったったわ。 いいの! よく考えたらもうおしゃれする必要もないし |
綾御前 | 縫い仕事をして…ちくちく貯めました…。 ああ、どうか、穴だらけの手を見ないでください… |
井伊直虎 | 井伊家に伝わる鎧を売って…今は同じ型の古いものを… い、色々小さいので、あまり見つめないでください… |
小少将 | ほら、あたしにお金をくれる男っていっぱいいるから。 …嫉妬しちゃった? ちょっと嬉しいな~♡ |
早川殿 | お母様から頂いた嫁入りの持参金です。 愛する夫のために使えば、お母様も納得してくれます |
新武将(女・活発) | 驚かしてごめんね。 あなたの喜ぶ顔が見たくて、黙って貯めてたの |
新武将(女・冷静) | 私は夫のために、貯金くらいしかできない。 少しでも役立ててくれたら…本望だ |
新武将(女・生意気) | 節約してちょっとずつ、貯めていったんだよ。 できる妻を持って…幸せ? |
新武将(女・妖艶) | せっせとお金を貯めるなんて、あたしらしくない? あなたがほほ笑んでくれたら、それで満足なの |
(E)新武将(女・優美) | 毎日少しずつ貯めていました。 夫に恥をかかせるわけにはまいりませんから |
武将名 | 内容 |
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真田幸村 | すまない。こたびはありがたく使わせてもらう。 次に困窮した時は、紐を作ってしのごう…二人で |
前田慶次 | 男の見栄のために、身銭を切ってくれるかい。 できる妻を持って、俺は幸せすぎるねえ… |
織田信長 | うぬの心、かの契りし時のまま、か。 その無垢さ、一途さが信長は嬉しい |
明智光秀 | どうかふがいなき夫を許してください…。 その金で買った馬で…必ずや大功を立ててみせます! |
石川五右衛門 | やべ…前がぼやけて大切な金を受け取れねえ。 俺様、絶対、てめえの愛情に応えてやっからなあ~! |
上杉謙信 | 汝のおかげで、謙信はまた強くなれる。 ありがとう… |
雑賀孫市 | そんなことされて、グッとこねえ夫はいねえだろ…。 来いよ、今すぐ抱きしめてやるから |
武田信玄 | 助かったよ。わしに気づかれずに金策を巡らすとは… さすが虎の妻は虎、というところかのう… |
伊達政宗 | ご苦労。これでよい馬が買えるわ! 初乗りは、わしと貴様でじゃ。約束じゃぞ! |
服部半蔵 | 影の苦悩を察したか…すまぬ。 鍛え上げた思考も心もお主の前では裸だな… |
森蘭丸 | あなたにまで苦労をかけてしまったようですね。 将来、この苦労の何倍もの幸せをお返しします! |
豊臣秀吉 | ありがてえ! 本当にありがてえ! この金はお前さんの心そのもの…大事に大事に使うで! |
今川義元 | 夫婦とは、支え合うて生きてゆくもの…。 次はまろの番じゃの! 必ずそちを助けてみせるの! |
本多忠勝 | …苦労をかけた。 せめて、家中の誰よりも秀でた馬を買おう |
徳川家康 | そなたにも知らずに忍耐をさせていたのだな…。 罪深き夫をどうか、許してほしい |
石田三成 | そんな大切な金、俺が使えると思うか! …い、いや、この場合、使うことこそが愛なのか… |
浅井長政 | 悩みを察し、なおかつ資金までくれるというのか。 そなたはどこまでも愛おしい存在だな… |
島左近 | この体たらく、夫失格ですね…。 でも、離しません。俺の妻は、あんたしかいないんでね |
島津義弘 | さても意地らしいことよ…。 無性に撫でたくなってきたぞ |
直江兼続 | 私は自分の愛が だが、お前の愛を前にしては…その自信も揺らぐぞ! |
風魔小太郎 | …ありがとう。 とびきりいい馬に、換えてやろう |
宮本武蔵 | すまねえ…。でも俺は貧乏でもいいんだ。 あんたがいてくれれば、それで…! |
前田利家 | ちくしょう、なんて甲斐性なしだ、俺は! 待ってろ、絶対、楽な暮らしをさせてやっからな! |
長宗我部元親 | 俺の苦悩する魂が、お前の魂に響いたのだな。 我らは魂の夫婦…それを再確認できただけでも、上等 |
佐々木小次郎 | 君の優しさに触れると、僕の斬りたいって気持ちが… ううん、なんでもない。このお金、使わせてもらうね |
柴田勝家 | …許せ。 わしは武働きでしか想いを返せぬ |
加藤清正 | 何かやっているなとは薄々は気づいていた。だが… 俺のために頑張るお前が可愛くて…止められなくて… |
黒田官兵衛 | 私よりも卿のほうが金の使い方を心得ているな。 まことに得がたき妻だ… |
立花宗茂 | お前、可愛いな。 勝手に雑炊を作るのをやめてくれれば、もっと可愛い |
北条氏康 | できすぎだぜ、愛しのかみさんよ。 今度は少し抜けたとこ、見せてほしいもんだ |
竹中半兵衛 | 本当に、ありがとう…。でも、弱ったな…。 そのお金で買った馬は、絶対に乗り捨てられないよ… |
毛利元就 | この出来事は、理想の妻像として歴史に残るだろうね。 むしろ感動のあまり私が記したいんだけどいいかな? |
福島正則 | 締めるとこは締める! 可愛いとこは可愛い! 本当、俺にはもったいねえ妻! マジ惚れ直す! |
藤堂高虎 | まさに糟糠の妻だな。 必ずや功を積み、成り上がって楽をさせてやる |
柳生宗矩 | …拙者、禁煙もするし、刀もぼろいままでいい。 だから、こんな無理は今回限りにしてほしいねェ |
真田信之 | ありがとう。これで私は名馬を買える。 すばらしき妻にふさわしい |
大谷吉継 | 気配を消して、動き回っていたのか…。 嬉しいが…そんなとこまで俺に似なくていい |
松永久秀 | 我輩、ますますお主に頭が上がらないなあ~。 お主は悪党唯一の弱点! だ・か・ら、生涯離さぬ |
片倉小十郎 | 私への中傷で、あなたも傷ついていたのですね。 それを解決するため…。深き愛を感じましてございます |
上杉景勝 | …馬を買える、嬉しい。 お前の気持ちも、嬉しい |
小早川隆景 | もう、ダメな夫という評価は覆りませんね。 ならば、存分に甘えてしまってもよろしいでしょうか… |
島津豊久 | 俺…すごい馬買って、すごい手柄立てなきゃ…。 な、なんか、すごい重圧… |
(II)井伊直政 | …買った馬を見るたびにお前を思い出すだろうな。 常にお前が側にいるようで気が引き締まる。ありがとう |
新武将(男・熱血) | あんたは俺にはもったいない妻だ。 でも、誰にも渡さないぞ、絶対にな! |
新武将(男・冷静) | この大恩、どう返せばよいのだろうか。 どうか、教えてほしい…なんでもするつもりだ |
新武将(男・生意気) | 当然だよね、僕の奥さんだもの。 …あ、ごめん、怒らないで…冗談だから! |
新武将(男・老練) | 自分は果たしてそんな価値のある男だろうか…。 いや、奮起せねばお前を悲しませることになろうな |
(E)新武将(男・威厳) | 心遣い、感謝する。 良妻とは、まさにお前のための言葉よ… |
汎用武将(熱血) | 今日こそ思い知らされた。 俺はお前がいないとダメなのだな… |
汎用武将(冷静) | ありがとう。これで家中の笑い者にならずに済んだ。 そして、わしを見守ってくれるお前を泣かせずに済んだ |
汎用武将(猪突) | すまんな、苦労をかけた。 購入した馬で抜群の働きをしてみせる! |
汎用武将(若輩) | あなたにふさわしい夫になると誓ったのに…。 これからもどうか、情けない私を叱咤してください! |
汎用武将(老練) | これで大功を立てねば、ただの金食い虫よ…。 そなたのため、気を引き締めてまいる |
汎用武将(猛将) | わしの気持ちを察してくれたか…。 お前が我が妻で、本当によかった… |
汎用武将(知将) | おまえは 出会った時から知っておったがな! |
武将名 | 内容 |
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ナレーション | 「夫武将」は無事に馬を買うことができた。 それは見事な名馬で家中の注目を集めたという |