殺陣


概要

対武将戦限定で生じる、特殊な攻撃方法。
発動条件が限定される反面、一方的な攻撃が期待できる。
威力も高く、武将が育っていない時期は、重要なダメージソースとなるだろう。
従来のシリーズでは、鍔迫り合いに完勝したときのみ発動したが、
本作では鍔迫り合いがオミットされたため、独立の攻撃となった。
発動条件が揃った場合、敵武将に△キーのアイコンが表示される。

効果

発動すると効果音と共にカメラが切り替わり、武将固有のモーションで敵将を攻撃する。
攻撃モーションが終わるまで、こちらは無敵、敵将は無防備となり、一方的に攻撃出来る。
攻撃が別の敵将に当たれば、その武将も巻き込み、最後まで一緒に攻撃出来る。

また、敵将の残り体力が僅かな状態(1/4以下)で発動した場合、こちらの攻撃力に関らず敵将は即死する。
攻撃モーションにより吹っ飛んだ敵将が別の敵将に当たった際にも即死判定があるため、
低体力の敵将を一掃することもできる。

(II) 4-IIでは、技能「心眼」のレベルに応じて即死に必要な残体力が上昇する。
最大のLv3では残体力1/2以下で即死となるため、敵将が強化されたことも考慮すると、非常に強力な攻撃手段と言えるだろう。
特にチャージ攻撃が決め手に欠ける武将(上杉謙信など)は、積極的に攻撃の選択肢に組み込んでも良いかもしれない。

(E) Empiresでは技能が廃止されたため、即死体力は1/4に戻っている。
ただ他の攻撃系技能や武器の攻撃付加能力も廃止されたので、全体的に攻撃力が低下しており、
他に陣形や戦場策の影響で敵側の防御力が上がることもある。
そのため敵将の止めを刺す際には依然として有力な攻撃手段と言える。

(S)真田丸では、4-II時代の「心眼」が復活した。
技能Lv99で残体力1/2で即死するのは共通であり、こちらも高難易度で真価を発揮する。
本作では金剛属性を任意に鍛工可能なため、金剛+心眼の技能コンボが有益。

発生条件

気絶・瀕死状態

敵将が気絶した状態かつ即死体力以下のとき発動可能。
残り体力の都合から、この発動時には敵武将に確実に止めを刺せる。
基本的にはC3からの派生だが、金剛属性でも同様の効果がある。

ジャストガード

敵の攻撃に対して完全なタイミングで防御(L1)を行うと、ジャストガード判定が成立する。
ここから、キー入力で殺陣で追撃が可能。
一瞬で守勢から攻勢へと反転することが出来る。
割と判定は甘く、敵の攻撃を見てからガードしても発生する。(心眼で入力受付時間を延長できる?)
基本的にガード不能技、間接攻撃、奥義以外の攻撃は全てジャストガード可能。

カウンター特殊技

一部の無双武将が持つカウンター系の特殊技は、成功時に殺陣へと繋げることが可能。

押し返し(ステップ)

厳密にはステップの無敵時間を利用したジャストガード。
ガード中にレバー+×ボタンで発動する「ステップ」を敵の攻撃に合わせると弾く事が可能でそこから殺陣へと繋ぐことができる。
ガード状態を維持したままの行動なのでジャストガードよりも安全に殺陣を狙う事が出来る。

(II)カウンター

敵武将の神速攻撃に最速で△キーを押すと、弾き状態にさせることができる。
そこから殺陣への派生が可能。

殺陣と属性

殺陣が発動可能なのは基本的に気絶中ということから、殺陣の発動と属性とには現実的には相性がある。
当然ながら、気絶を誘発する金剛属性との相性が良い反面、
感電することで気絶を解除してしまう閃光属性との相性が悪い。
また、凍結中の敵には殺陣が発動しないため、この意味では凍牙との相性が最も悪い。
敵の動きとは無縁の、紅蓮・烈空・修羅は特に問題なし。

殺陣を積極的に狙いたい武将の場合は、この面でも属性を考える必要が出てくると言える。

武将別拘束時間

武将毎の、殺陣発動から終了までの時間の測定結果を以下に示す。
また、この時間は必ずしも感覚的な「長さ」とは一致しない。
そこで「長さ」に関する指標として「待機時間」も測定した。
  • 総時間:発動から終了までの時間
    • 具体的には、効果音が出てカメラが切り替わってから行動再開できるまでの時間を3回測定し、平均をとったもの。
  • 待機時間:最後の攻撃から殺陣終了までの時間
    • 具体的には、最後の攻撃判定が生じてから行動再開できるまでの時間を3回測定し、平均をとったもの。
    • 要は何もしない(できない)時間であり、無防備な状態と「間」がどれだけ生じるかを表す。
  • これらの指標から次のように分類すると、検証者のプレイ時の感覚と大体一致する。
    • 総時間+待機時間の値:「早い ≦ 4.5 < 普通 < 6.0 ≦ 長い」
    • 待機時間の値:「スムーズ ≦ 1.3 < 普通 < 1.9 ≦ じれったい」
武将名 総時間[秒] 待機時間[秒] 備考
真田幸村 3.3 1.7 殺陣終了後に追撃可能
前田慶次 4.0 2.1
織田信長 3.1 0.9
明智光秀 3.7 1.9 攻撃後は敵将に背を向ける。
殺陣終了後に追撃可能(要振り向き)
石川五右衛門 3.3 0.9
上杉謙信 3.6 1.7 殺陣終了後に追撃可能
お市 3.5 1.2
阿国 3.6 2.3
くのいち 4.9 1.9 攻撃後は敵将に背を向ける。
雑賀孫市 3.7 1.8
武将名 総時間[秒] 待機時間[秒] 備考
武田信玄 4.3 1.1
伊達政宗 4.6 2.1
濃姫 4.0 2.6 殺陣終了後に追撃可能
服部半蔵 3.8 0.8 攻撃後は敵将に背を向ける。
森蘭丸 3.3 2.1
豊臣秀吉 3.9 1.0
今川義元 3.7 1.7
本多忠勝 3.9 1.5
稲姫 5.0 1.4 殺陣終了後に追撃可能
徳川家康 4.0 2.3
武将名 総時間[秒] 待機時間[秒] 備考
石田三成 3.6 1.1 攻撃後は敵将に背を向ける。
また、他武将の殺陣より敵将の起き上がりが早いため、
即座に行動再開したほうがよい。
浅井長政 4.2 1.4
島左近 4.2 2.0
島津義弘 4.4 1.6
立花誾千代 4.3 2.4
直江兼続 4.7 1.1
ねね 5.3 1.4 総時間が最長。
風魔小太郎 5.1 1.7
宮本武蔵 4.3 1.1
前田利家 4.9 2.7 待機時間が同率最長
総時間+待機時間が最長
武将名 総時間[秒] 待機時間[秒] 備考
長宗我部元親 4.5 1.5
ガラシャ 4.2 2.4
佐々木小次郎 4.2 2.2
柴田勝家 3.7 2.0
加藤清正 3.0 1.4
黒田官兵衛 5.2 1.3
立花宗茂 3.3 1.0 殺陣終了後に追撃可能
甲斐姫 4.6 1.2
北条氏康 4.0 2.7 待機時間が同率最長
竹中半兵衛 4.6 1.9
武将名 総時間[秒] 待機時間[秒] 備考
毛利元就 3.8 1.9
綾御前 3.4 0.9 殺陣終了後に追撃可能
福島正則 4.5 1.4
藤堂高虎 3.3 1.1
井伊直虎 2.8 1.2 敵将を背後の方向に投げる。
柳生宗矩 4.0 2.0
真田信之 3.3 1.5
大谷吉継 3.3 1.5 殺陣終了後に追撃可能
松永久秀 3.7 1.3
片倉小十郎 3.7 1.1
武将名 総時間[秒] 待機時間[秒] 備考
上杉景勝 2.7 0.8 総時間が同率最速
待機時間が最速
総時間+待機時間が最速
小早川隆景 3.6 1.9
小少将 4.8 1.2
島津豊久 2.9 1.0
早川殿 2.7 0.9 総時間が同率最速
(II)井伊直政 4.2 1.6
新武将(刀) 3.8 1.4 攻撃後は敵将に背を向ける。
敵将の起き上がりが非常に早く、こちらより先に行動再開される。
確殺できない場合は殺陣を発動しないほうが良い。
新武将(槍) 3.7 2.5
新武将(薙刀) 3.2 1.1
新武将(大太刀) 3.2 1.2
新武将(双剣) 3.1 1.1


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  • ようやく拘束時間の測定が完了しました。手測定+主観交じりですが、傾向は合っているはず。威力や範囲は測定・表現方法が思いつかず断念。。 - 名無しさん 2015-08-30 02:56:26
    • 力作、お疲れ様です。 - 管理人 2015-08-30 19:35:56
  • 明智さん、硬直が比較的長いが振りむいてから追撃可能。 - 名無しさん (2019-04-14 16:43:28)
  • 左右にステップしまくると何故かジャストガード判定が持続する、コレSteam版限定かね? - 名無しさん (2019-04-14 16:44:45)
    • 今更ながら自己解決。ステップジャスガと言われる小技をやってたに過ぎなかった。 - 名無しさん (2019-12-24 03:44:34)
  • 殺陣終了後に追撃可能な武将一覧。幸村、明智(要振り向き)、謙信公、お農、お稲様、宗茂、綾御前、吉継。 - 名無しさん (2019-12-24 03:47:47)
    • メモを取ってなかったけど調べてる最中、独眼竜や相模の獅子みたいに敵将の方がこちらより先に行動可能になる方もいるから… - 名無しさん (2020-02-13 02:11:51)

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最終更新:2020年01月10日 19:45