黒田官兵衛


基本情報

名前 黒田官兵衛(くろだかんべえ)
二つ名 慄然たる参謀
アクションタイプ 特殊技タイプ
使用条件(通常版) 織田の章:「金ヶ崎撤退戦」クリア
(II)使用条件(4-II) 最初から使用可能
(S)使用条件(真田丸) 第六章:「山崎の戦い(真田丸)」クリア
推奨メイン対象 豊臣秀吉竹中半兵衛小早川隆景
推奨パートナー対象 豊臣秀吉宮本武蔵竹中半兵衛小早川隆景
声優 高塚正也
無双奥義文字
秘奥義・皆伝文字
公式動画 『戦国無双4』黒田官兵衛

(E)Empires追加要素

生没年 1546-1604
登場年 1561
采配 8
智謀 10
政治 7
政略 領民同心・弐 陰陽師加勢・弐
戦場策 陰陽師加勢・弐

紹介

播磨出身の軍師。織田信長の上洛を契機に豊臣秀吉に仕える。
非常に有能な一方、人間的な情や倫理を一切排除した冷徹なまでの合理主義者。
その非情さと並外れた実力が、彼の周りから人を遠ざけている。

攻撃方法

武器 妖気玉(水晶球)+鬼の手
通常攻撃 妖気玉から生じる球状の妖気塊を振るう他、妖気塊から鬼の手を召喚する。
特殊技の状態に応じて、妖気塊の数は増加する。
N1~3:妖気塊を右→左→左と振るう。
N4~7:妖気塊を前方に停留させる。
N8:妖気塊を前方に押し出す。
チャージ攻撃 鬼の手を発生させる。こちらも玉の数に応じて手の発生が変化。
C2:鬼の手アッパーによる打ち上げ。
C2-2:追撃。
C3:鬼の手アッパーで強打し、敵を気絶させる。
C3-2:妖気塊を回転させながら前方に飛ばす。
C4:周囲に妖気塊を回転させる。
C4-2:逆方向にさらにもう一回転させる。
C5:前方に∞の字型に妖気塊を回転させる。
C5-2:周囲に暗黒の結界を展開。
(II)4-IIでは特殊技1-3が発動するようになり、重要度が増した。
神速攻撃 これにも玉の数が反映される。故に広範囲で隙が無い。
S1~3:周囲に妖気塊を回転させながら前進。
S4~5:同上。
S6:前方に妖気塊を投擲→鬼の手アッパーで一撃。
神速強攻撃 チャージ攻撃に似た技。
SS2:妖気塊を回転させながら前方に展開する。
SS3:C3に近い形で妖気塊を前方に展開する。
SS4:SS2と同じ。
SS5:SS3と同じ。
SS6:C5-1と同じ回転方式で妖気塊を展開。
ジャンプ攻撃 妖気塊で下を薙ぎ払う。
ジャンプチャージ 下に向けて鬼の手を放つ。
騎乗攻撃 騎乗状態では特殊技を使えないため、移動用。
R1~3:右側で妖気塊を振るう。
R4~7:同上。
R8:強い一撃を振るう。
RC2:妖気塊による打ち上げ。
RC3:妖気塊を縦に叩き付ける気絶技。
RC4:妖気塊を周回させる。
無双奥義 無双奥義(前半):妖気塊を周囲に回転させつつ前進。
無双奥義(後半):巨大な鬼の手によるアッパーを放ち、周辺の敵を吹き飛ばす。
無双秘奥義:前半の回転回数と前進距離が強化。紅蓮属性も付加。
無双奥義・皆伝:妖気塊を空に展開させた後、上から巨大な鬼の手を叩き付けて押し潰す。
鬼の手は多段ヒット。
特殊技1-1 妖気塊を一つ追加。他の強化系特殊技能とは異なり、再装填の効果も持つ。
特殊技1-2 二つ追加。
特殊技1-3 三つ追加。
特殊技2-1 敵の無双ゲージを吸収する結界を張る。
移動してその場を離れても有効。
特殊技2-2 より大きな結界を張る。
影技 妖気玉を構えて突撃。
殺陣 敵を妖気塊で補足して空中に持ち上げつつ、圧搾するように妖気塊で連撃。
無双極意 固有属性は凍牙。

武将解説・性能考察

武将解説

播磨の小大名・小寺氏に仕えた将。名は孝高。
後に豊臣秀吉の軍師となり活躍。同僚の竹中半兵衛とは「両兵衛」と称される。
数多くの献策で秀吉の天下取りを大きく助けるが、その犀利さは秀吉の危険視するところともなったという。
それを案じた自身は九州に隠居の地を得るが、関ヶ原の合戦では私財を投じて決起。
東軍方の将として活躍したが、天下を狙っていたとの風聞もまた強い。

前作で初登場したが、そのエンディング内容が衝撃的であったことでも知られる官兵衛。
本作では、知己の小早川隆景が新たに加わったほか、彼のことをご隠居と慕う若き用心棒が復帰。
一気に人間関係が豊かになり、前作とは別人のような穏やかな姿を見せるようになった。
活躍期間も長く、敵役を務める中国の章では外伝シナリオ主役すら務めてしまう。
偶発的なものではあるが大河ドラマとのコラボもあり、性能面とは別に待遇の大幅改善がなされたと言えよう。

(II)4-IIでも基本的な扱いは同じであり、毛利元就と交代する形で賢人の章の実質副将というべき地位を占める。
また、豊臣の軍師として、賢人の章以外でも各所にその顔を見せてくれる。
隆景が「最後の賢人」と答えた彼の姿には、寂寥感が漂う。

(E)Empiresでの扱いは史実通り。
大坂の陣でも特別参戦しているため、顔を合わせる機会は多いであろう。
生没年が本編の時代設定とかなり重なる部類なので、事実上全シナリオで活躍可能。

パッケージイラストを飾る軍師陣の大トリを務めるだけあり、智謀10に計略系提案二種を持つ本作最強の軍師。
陰陽師加勢・弐も、播磨出身だけあって狙いやすいのは嬉しい。
だが、優秀過ぎるが故に軍師からは敢えて外されてしまうやもしれない。
彼に弟子を育成してもらい、弟子に軍師を任せるというのも一手であろう。

人間関係では、愛妻・光が姫武将として待望の復帰。
また、嫡子・長政も固有武将に昇格した他、母里太兵衛・後藤又兵衛の「武の両兵衛」も同じく昇格。
独立大名としての陣容が随分固まってきた。

(S)真田丸でも、史実通りに豊臣の軍師として辣腕を揮う。
半兵衛とは対照的に、活躍期間に恵まれたが故であろう。

性能考察

特殊技タイプの武将の中でも、極めて特殊技への依存が強い武将。
特殊技1による妖気球の数量強化は、攻撃範囲の拡大とアクションの変化に直接関与するものである。
特殊技2は同様に、敵兵から無双ゲージを吸収するという主力技。
前作であった、無双奥義中に特殊技2を用いて無限奥義をするパターンは濃姫同様使えなくなってしまったが、
やはり奥義が戦いの主軸となる。

神速攻撃にも特殊技1が反映されるため、これを維持して戦うのが鉄則。
対武将戦では奥義以外にはC5がやはり有効となる。

(II)4-IIでは、C5-2に特殊技1-3の効果が付与された。
これにより、対武将戦では特殊技を再装填しつつ立ち回れるようになり、性能が向上した。


武器データ

基本性能

武器名 攻撃力 備考
翠峰導球 32
黄泉戸大神 122(42) 猛攻4 風撃5 神撃4 破天4 堅守4 凍牙5 快進5 克己5
破天と凍牙属性の相性難や、快進の空回りの側面以外は必要技能が揃っている。
特殊技2と神撃を有効活用したい。
鬼哭泉門塞 142(42) 猛攻5 勇猛4 迅閃5 闘魂5 凍牙5 烈空5 霊験4 克己5
霊験がある時点で勝ちのようなもの。
勇猛と迅閃で大幅に火力も向上している。
(II)黄泉戸大神・凍牙 91(42) 凍牙82 金剛78 攻撃80 防御80 無双増加86 練技増加82 攻撃速度72 間接攻撃78
修羅以外の重要付加能力は一通り揃っている。
(II)鬼哭泉門塞・閃光 91(42) 閃光59 烈空57 体力58 防御61 敏捷54 練技増加65 攻撃範囲64 間接攻撃62
攻撃速度こそないが、閃光と烈空による攪乱性能は悪くない。
(II)鬼哭泉門塞・凍牙 91(42) 凍牙90 修羅85 攻撃83 防御82 無双増加86 攻撃範囲91 攻撃速度80 間接攻撃88
修羅・攻撃・攻撃速度を完備した第2DLC最高峰の一つ。
(S)翠峰導球 13~33
(S)黄泉戸大神 252(42) 凍牙84 金剛80 攻撃強化82 攻撃速度81 間接攻撃83 破天86 心眼82 明鏡85
技能の相性に不利がある他、勇猛や修羅が無いため振るわない。
(S)鬼哭泉門塞 259(44) 閃光87 烈空83 攻撃強化85 攻撃範囲84 間接攻撃89 神撃90 真髄88 迅閃84
攻撃速度が無く、技能面での不利は続投。レア武器の下位互換か。

名称等の説明・故事来歴

  • 翠峰導球
『3』(初登場)以来の官兵衛の武器名。
「翠峰」は文字通り「翠(ミドリ)」の「峰」。
導球は、こちらも妖気・鬼を導く球の意。
余談ながら、翠峰には同名のマスカットが実在する。

  • 黄泉戸大神
黄泉戸大神(ヨモツオオカミ)は、黄泉の国の神となった女神・伊邪那美(イザナミ)のこと。
伊邪那美は、火の神を産んだ際に火傷を負い、それがもとで命を落とす。
嘆き悲しんだ夫の伊邪那岐(イザナギ)は、伊邪那美を連れ戻すため、黄泉の国へ行く。
しかし、「現世に帰れるか黄泉の神と相談してくるので、その間決して私の姿を見ないで下さい」という妻との約束を破ってしまう。
そこで目にした伊邪那美の姿は、醜く変わり果ててしまっており、彼は恐れをなして逃げ出す。
夫に醜い自分の姿を見られた伊邪那美は、それを恥じ、嘆き、そして怒り、伊邪那岐を追いかける。
そこで伊邪那岐は、大きな岩で黄泉の坂を塞ぎ、追っ手を断った。
これ以降、伊邪那美は「黄泉戸大神」と呼ばれるようになった。

  • 鬼哭泉門塞
「鬼哭」は悲惨な死に方をした、浮かばれない亡霊が泣き悲しむこと。
「泉門塞」は泉門塞之大神(ヨミドニフタガリマスオホカミ)のことであり、伊奘諾尊が黄泉から逃げ帰る際、
現世と黄泉を隔てるために黄泉比良坂(ヨモツヒラサカ)に置いた千引石(チビキイシ)に与えられた神名。
黄泉の穢れが現世に湧き出るのを防ぐ神であり、別名に道返之大神(チカヘシノオホカミ)。
レア武器の説明にある「大きな石」は、泉門塞之大神(ヨミドニフタガリマスオホカミ)のこと。


技能考察

技能名 相性 備考
猛攻 基礎火力の底上げの為にも、必須と言える。上策だ。
風撃 妖気玉が範囲と射程を兼備できれば、策は盤石となろう。
勇猛 猛攻と基本的な評価は同一だ。
波撃 鬼の手全般が対象となる。効果は期待出来る方であろう。
神撃 特殊技で無双ゲージを回復できることを考慮せよ。至上の策であろう。
破天 × 技の内容・固有属性の凍牙を考えると、到底肯えることは出来ん。
迅閃 本来は半兵衛に譲るべきであろうが、私にも効果はあろう。
明鏡 特殊技を安全に展開しつつ極意で戦える…不足のないことだ。
真髄 極意の強化になるため、明鏡と併せて用いたいものだ。
怒髪 有益な技能であろうが、私の場合は空回りしかねんな。
堅守 隠居の身とは言え、そう簡単に斃れる訳にはいかん。
不動 敵に隙をみすみす衝かれるわけにはいかんからな。
滅流 × 敵の属性攻撃は、およそ見たことがない。
波断 鉄砲隊は、速やかに奥義で排除せよ。
堅忍 高難度でこそ真価を発揮する技能である。
不抜 × 奥義で安全に戦うことが出来るとはいえ、自ら死地を招くのは本末転倒…。
背水 ×
闘志 × 無双ゲージは特殊技で回復出来る。故に下策である。
闘魂 × 練技回復は別の技能でも出来る。故にこちらも下策だ。
再臨 保険としては良好な技能だが、使わぬとも良い立回りを考えるのが基本。
俊敏 馬術は使えない分、足で移動するより他ないな。
破竹 敵を掃討しつつ自分の安全も確保する。揺るがぬ上策である。
快進 事情は怒髪に譲る。
覚醒 便利なのは確かだ。効果が逆ならば完璧であったな。
騎戦 × あらゆる意味で騎馬は使えん。下策である。
練騎 ×
薬活 友軍を助けることは、兵法の第一歩である。
騎神 馬上とはいえ、移動するだけで練技が回復出来るのは有難い。回復が速いのも長所だ。
霊験 家宝の内容に聴くことだ。克己と一揃えならばその限りではないが。
克己 火種を消す力を得るには、己を克服することが肝要。
  • 属性技能については、属性の頁を参照。
  • 回収用技能四種は全員同一の効果なので割愛。


(II)技能盤

特徴 備考
車輪・八分型 開始位置は右上。

衣装

名称 入手方法 備考・特徴
通常衣装 初期搭載 戦国無双4
(N)軍師官兵衛 DLC 大河ドラマで用いられた青色の着物。
(E)追加衣装 DLC 浴衣。

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  • 貝木泥舟に似てるな。 - 名無しさん 2015-03-22 12:25:06
  • 隆景の章をやってて「3の官兵衛だったら絶対こんな事言わないよな」と思う場面が多々あったけど実際どうなんだろうな。俺が3の官兵衛のキャラを誤解してただけかも知れないし。 - 名無しさん 2015-03-22 12:39:43
  • 鬼の手って間接攻撃じゃないっけ?波撃×じゃないような気もするけど - 名無しさん 2015-04-02 09:06:23
    • どうもそうみたいです。 - 管理人 2015-04-02 21:18:58
  • 特殊1-3で珠を増やすと神速6の手の数も増えるのに、チャージ5-2で珠を増やすと手は増えないのはなぜだろう - 名無しさん 2017-03-04 02:44:13
  • 無双奥義の判定が武器の動きとシンクロしていなくて違和感がある - 名無しさん (2019-08-09 16:20:15)

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最終更新:2017年09月19日 23:35