実家と嫁ぎ先が隣県同士で、同じ仏教で、同じ宗派です。

なので結婚する時はさほどの違いはあるまいと思っていましたが、

宗派というよりは地方色なのでしょうか、
または時代の違いなのでしょうか?
やはりけっこうとまどうところがありました。


まず実家の方は葬儀そのものがびっちり一週間続きます。
人が亡くなると三日三晩お通夜があります。

昔貧しかった時代にお坊さんを呼べない人の為に地区のリーダーが
「音頭揚げ」という念仏を唱えあつまってくれた方たちが唱和します。

リーダーは定年制では無くともかく続けられるまで何年でもやります。
そのあと湯茶のおもてなしがあり解散になります。いまはお通夜の前に火葬があります。

4日目はあまりに長い葬儀の中休みと言う事で「四日目はよってもみない」といい申し合わせているので
地区のかたは弔問にきません。

そして五日目にやっと葬儀です。
実家の方はい週間びっちりとかけて葬儀を行うので正直喪主は体重が減るほど疲労します。


嫁ぎ先はお通夜は一晩だけで、火葬が住むと次の日は葬儀になります。
歩いていける先にありますので葬儀場から隊列を組んで地区のお年寄りが
葬儀用の音頭を唱えながら先導して長い隊列を組んで埋葬します。

ここまでで、早いと3日間、長くても実家の様に一週間はかかりません。

埋葬する時にあられと言って大根などを細かく切ったものをお墓の周辺に巻いて、
疑獄の餓鬼どもに施しをします。

そのあと納骨します。
同じ宗派なのでお経も同じかと思いましたが、
気を付けて聞いているとちょっと違うようです。

同じ宗派でもちほうによって習慣も違ってくるもののようです。
最終更新:2014年02月09日 22:16