和の実学

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ハートマネー銀行 和道を実践するプラットフォーム (和の実学より) この世は不必要な背くらべ 二宮尊徳 「競争」で行き詰まる社会 個人レベルでも競争は厳しい 人々は物心づいた時から優勝劣敗の競争コースに乗せられている。 成功者は人生の勝利者と表現される。 単純にとれば競争に勝った人である。 「ライバル」を意識するとがんばりが出やすいという<常識>が存在する。 同学年の生徒達はすべて違いに受験戦争の競争相手である。 交友の殺伐化を嘆きながらも自分だけは勝ちたいと競争に励んでいる。 企業社会でも競争は厳しい。 「生き残りの戦略」が喧伝される昨今である。「厳しい社会をいかに勝ち抜くか」は普遍のテーマのように思われている。 競争しなかったらたちまち行き詰まるという強迫観念に追い責められている。そのために自ら日毎に敵を増やし、熾烈化する環境にあえいでいる企業も多い。 国際社会でも競争は厳しい。 脅威を与えることによる安全の論理に縛られ、報復の応酬で解決するはずもないのに、それから抜け出せずにいる。 合意による軍縮の話にしても、根本的には競争遂行の一部分にすぎない。 いずれもが「ほかにないから仕方ない」という性格の対処である。 これら覇道のパラダイムは今も、個人から国際間のレベルに至るまで、生き続けているのである。 日本の和の文化の本質を分析すると、一種のしたたかな知恵の体系に出会う。それが和道。 脱・地動説依頼のパラダイムシフト 脱・覇道 そして和道。 現在人類が迫られているパラダイムシフトは覇道から和道への転換である。 和道の系譜 聖徳太子 徳川家康 恩田杢 徳川家康は、天下を平らげる過程において、相争う事が当事者のマイナスになる枠組みを築いて天下を治めようとした。 結果、異質存在の容認のもとに、安定性の高い共存秩序を構築した。かつての敵をも含む、安定的異質共存の秩序を建設したのである。 恩田杢は、目も当てられない悪条件の名かで見事に藩の財政を再建した。精神的な価値を経済運営の資源として盛んに、また巧みに活用し、汚職役人をも善用して成功した。 基礎的概念 「和」の定義 和とは総互恵状態、つまり全員が互いに役立ちあう関係で結ばれている状態の事をいう。「役にたつ」とは、相手の本来の目的達成を主体的に支援することをさす。本来の目的とは素質に相応しい成長を遂げ、本領・天分を活かして世に貢献することである。「天命」や「明徳」と表現される。 和合 調和 和略 和合 安定的な和の状態にあること 調和 和合を計ること 和略 和合達成のための大局策 和力 和合を計り、維持する能力 欣度 欣量 欣度 よろこびの度合いをいう。単位はプラス十度からマイナス十度までで表すことができる。 欣量 よろこびの量。単位はh(ハート)。欣度ゼロの状態を1秒間欣度4に押し上げる喜びの量で定義される。マイナスの欣量を辛量という事がある。 心価 知価 物価 心価とは、心に感じる喜びとしての交換価値であり、欣量で表すことができる。 心価に対する知価は、社会一般に認知・評価される交換価値を言う。 心価、知価に対する物価は、純粋にそのものの存在に付随する交換価値を言う。 貢献の意志、厚意、覚悟なども、心価の概念で量的に表現できる。 その実行のために負担し得る辛量に相当する心的エネルギー準備高がそれに当たる。 実行の意志量としての心価を「準備心価」「資欣」と表現する。 報復の意志、害意なども、心価の概念で量的に表現できる。 これらの場合は、必ずしも実行のための準備心価とはならない。どちらかと言うと「気が済む」ために味わうべき埋め合わせのための快感に相当する心価を「要求心価」、欠欣と表現する。 心価収入 楽しみを味わったり、喜びを与えられたり、苦しみを和らげられたりして、心価の上でプラスを得ること 心価支出 労力を投じたり、苦しみを与えられたり、喜びを奪われたりして心価の上でマイナスを被ることを心価支出という 加欣 関係者全員の受け取る心価の合計をプラスにすること 減欣 関係者全員の受け取る心価の合計をマイナスにすること ※ 与欣に伴う自分の負担が大きすぎる場合、加欣にならない。 加欣体 平常的に加欣のはたらきをもつ組織や個人を言う 減欣体 平常的に減欣のはたらきをもつ組織や個人を言う 個人や組織は、加欣体たりうるか否かが重要な観点となる。 トータルとして要るものと要らないものとされるかがそれによって決まる。 与欣 相手にプラスの欣量をもたらす事 与辛 相手にマイナスの欣量をもたらす事 貯欣 与欣の残留効果として相手がもつ返欣(恩返し的貢献)の心的エネルギー 貯辛 与辛の結果、相手が永続的に抱く要求心価の心的エネルギー 心価均衡の法則 人は一般にある相手に関して、心価の収支がつりあうように行動すること。         支出に相応しい収入を得ようとし、収入に相応しい支出で応じようとする。         欣量・辛量が過剰となった場合は、差し引きがゼロに近づくように行動する。 与欣のサイクル 与辛のサイクル 一般に「徳」とよばれるものの大部分の要素は、貯欣の量である。 徳を積むとは 与欣に励んで貯欣を増やすことに当たる。 徳が付くとは 重要な加欣体としての資質と存在の貴重感が備わっていることを指す。        他に対し迷惑をかけずに(与辛をせずに)、役に立つ(与欣ができる)資質全般、        いわゆる仁義礼智信の類が備わることとも言える。 社会全体としての心価の総量を上げる、つまり徳を効果的に積むことが、存立と繁栄の最も重要な基礎となる。 【図】和道の再体得 和道国日本 和の世界秩序 ハートマネーとは ハートと呼ばれる代替通貨で、単位あたりの価値を「和道銀行」が管理し、共同体(人的ネットワーク)の中で使用されるものです。 代替通貨とは、中央政府が発行する一般通過に対して、民間あるいは地方で自主的に管理運営される通貨を言います。ハートマネーは地域との密着性はなく、連帯する仲間との広がりと共にあるので共同体通貨としています。 代替通貨を使う理由 いま、人類社会は歴史的大転換の時期にさしかかっており、その中で旧来の経済秩序の崩壊も乗り越えていくことになると思われます。二十世紀前半の世界恐慌や第二次世界大戦の折りにも、経済は大きな試練に見舞われましたが、世界各地で代替通貨による対応が救済的な成果をあげました。備えあれば憂い無しと言いますが、全く無事で済むことはないとしても、予測されている危機に備えておく必要性は明らかと言えます。 1929年から発生した世界恐慌により、倒産や失業が世界中に広がったころ、オーストリアのヴェルグルという町では代替通貨を活用し、実施したところ地域経済を活性化し、税収を回復させ、失業率を下げた。時を同じくしてドイツでも石炭を裏付けにマルクに代えて支払われた代替通貨が地域に流通し、労働者に仕事をもたらし、賃金をもたらし、購買を促し、販売者には仕入を発生させ・・・というふうに経済に回転力を与え、人々を助けました。 益田ドライビングスクールのMマネーを参考にする。 Mランドでは、運転免許をとる若者たちを対象にMマネーと呼ばれる地域通貨を運用する。トイレ掃除したらいくら、ハガキを書いたらいくらという具合でMマネーを発行している。そのうちMマネーほしさではなく、自然とよいことをするようになる。 理念 一、互恵社会の実現に寄与する。 一、善意の輪を広げる仕組み ハートマネー銀行とは欣量を貯める仕組みの総称である。 市場に流通している貨幣を欣量に変換し、社会全体の加欣を増加させるジェネレーターである。 ハートマネー銀行が認定する与欣行為に対して支払われるを設定する。 ・公共の場のゴミ拾い ・公共の場のトイレ掃除 ・真心のこもったハガキを書く 賛同者は登録し、ソーシャルメディアのアカウントを共有し参加費を支払う。認定する善意を実行したらソーシャルメディアにアップロードする。ソーシャルメディアにアップロードされた記事を審査委員会で審査しハートを発行する。 ハートは溜まって行き、一定量が溜まった段階で換金できる。 溜まったハートはWebで公開され、ランキング表示される。

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