ウルガモス

図鑑No.637 タイプ:むし/ほのお
特性:ほのおのからだ(接触技を受けると30%の確率で相手を火傷にさせる)
体重:46.0kg(けたぐり・くさむすびの威力60)
HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早
ウルガモス 85 60 65 135 105 100
シャンデラ 60 55 90 145 90 80

ウルガモス
ばつぐん(4倍) いわ
ばつぐん(2倍)ウルガモス みず/ひこう
いまひとつ(1/2) かくとう/はがね/むし/こおり/フェアリー
いまひとつ(1/4) くさ
こうかなし ---

高い基本スペックを有する炎/虫タイプ。

前作のエスパー環境から一転し、有利なポケモンが大きく数を減らしている。
ファイアローの台頭は直接苦手な上に、メガリザードンYが増えている事も併せ、岩技の需要が増した等
環境面での逆風はやや強め。いかりのこなも性能が下がったり、ほのお技も軒並み威力下降が入ったりと単体性能にも弱化要素が目立つ。
そしてXYにて隠れ特性のむしのしらせが解禁された。特殊耐久はそれなりにあるものの物理面に脆く、弱点の関係上岩技やファイアローに簡単にワンキルされてしまう。そんな中タスキの重要度が高まったコイツにとっては非常にシナジーの良い特性となっている。

こいつ自身はそんな感じなのだが、ファストガード・ワイドガードの強化の恩恵を強く受け、
上記した環境面での弱化要素を十分以上にカバーしている。
横におきたいポケモンが全体的に強化を受けており、動かしやすさ自体は向上したといえる。

また、雨パが減ったことでほのおわざの一貫性も若干上がり、
ちょうのまいからの暴走等はよりやりやすくなっている。


技候補

特殊技 威力 命中 タイプ 備考 習得
ねっぷう 72(108) 90 ほのお メインウエポンその1。優秀な全体攻撃。最有力候補。 自力
だいもんじ 110(165) 85 ほのお 1舞で天敵のスカーフランドロスを上から倒せるのでめざ地面や岩を採用しやすくなる。 マシン
オーバーヒート 130(195) 90 ほのお 瞬間火力を求める場合に。ギルガルドを高乱数1。 マシン
むしのさざめき 90(135) 100 むし 虫技のメインウエポン。命中威力共に安定している。 自力
ぼうふう 120 70 ひこう ゴウカザルなどに、命中不安。雨で必中。 自力
めざめるパワー 60 100 不定 ボーマンダガブリアスランドロス狙いの氷、炎タイプ狙いの地面、岩など マシン
ギガドレイン 75 100 くさ 対水岩。教え限定。 教え
変化技 威力 命中 タイプ 備考 習得
まもる - - ノーマル 基本技 マシン
みがわり - - ノーマル まもる交代補助技読みから。岩技などに縛られなくなる。 マシン
ちょうのまい - - むし 優秀な積み技。まもる読みなどで 自力
いかりのこな - - むし 相方の縛りの解除に。 自力
おにび - 85 ほのお ゴツメ粉のサポート型の場合、自身の物理耐久は決して高くないので重要。 マシン
おいかぜ - - ひこう スペースが厳しいが粉サポート型なら採用の価値はある 教え

ステータス調整

160-72-111-187-125-144(0-0-204-116-0-188,ひかえめ)
準速霊獣ランド+1
極振りメガガルーラのおんがえし耐え
1段階上昇ねっぷうでHP252モロバレル確1

素早さ

ボーマンダやサザンドラなどを意識した最速が望ましいが、他に多く努力値を回したい場合は調整しても良い。
補正あり252振り:最速霊獣ランドロス抜き
補正なし244振り:最速クレセリア抜き
補正なし36振り:最速バンギラス抜き。蝶舞前提の型や耐久調整を優先させる場合に。

攻撃・特殊

性格補正無し68振り…HP252クレセリアをさざめきで確2
性格補正無し204振り…無振りラティオスをさざめき+珠ダメージで確1
性格補正無し228振り…187-133グロスを大文字で確1

耐久



持ち物

ヨロギのみ

いわなだれによる事故死を防ぐ

ラムのみ

電磁波キノコの胞子いばる対策。

オボンのみ

高めの特殊耐久を生かす

きあいのタスキ

特攻素早さに極振りする場合は候補に入る

いのちのたま

蝶の舞からの全抜きを任せる場合に。

型サンプル

基本型

性格:ひかえめ/おくびょう
努力値:耐久素早さ特攻調整 or 特攻素早さ252
持ち物:きあいのタスキ/ヨロギのみ/ラムのみ/いのちのたま など
確定技:ねっぷうorだいもんじ/まもる
選択技:ちょうのまい/むしのさざめき/めざめるパワー(地/氷/岩)/ギガドレイン/いかりのこな/みがわり など

高めの特殊火力と特殊耐久、蝶の舞による積み技が優秀なポケモン。環境こそ向かい風だがコイツ自身が弱くなったわけではないためそのポテンシャルは健在。
メガサーナイトニンフィアからは物理耐久が脆弱なコイツにとってサイコショックが厳しく、トゲキッスからは一致技で抜群を取られてしまうためウルガモスは炎でありながらフェアリーに強い役割を持つことができない。さらに炎タイプ同士での殴り合いもガモス側からは有効打がなく、炎が等倍のコイツはジリ貧で押されてしまうことが多いためメガリザードンYを格とする晴れパの圧力に対するストッパーにもなりえない。
これらはおおよそのPTで炎枠の仕事として要求されるので現環境に見かける炎タイプ(シャンデラファイアローヒードランヒートロトム等)のような採用は難しい。


実際問題、虫タイプが足を引っ張ってタイプ耐性がそこまで優秀ではないので対面からの草や鋼タイプの処理くらいしか役割がない。なのでPTの補完枠としてのパーツ採用ではなくフルサポートを受けさせた非メガ枠としてのエース採用が最も活躍の機会があると思われる。
こいつの舞熱風はメガリザードンYの晴れ熱風を凌駕する程の制圧力を秘めているのでその潜在力を爆発させれば圧倒的なパワーゲームを仕掛けることができる。


タッグ候補

カポエラー
前作から引き続きの組み合わせ。
いかくで防御を補い、バンギを縛ってくれる。
ファスガ、ワイガの性能向上の恩恵も大きい。

対策

有利対面を作られると蝶の舞で全抜きを狙ってくる。特殊耐久も高い方なので熱湯やエアスラッシュ程度なら一致抜群技であろうと耐えて強引に積んでくる場合もある。
岩雪崩で簡単に落とすことができるが蝶の舞を積まれてしまってからでは処理が間に合わず壊滅的なダメージを負わされることも多々ある。相手も岩雪崩が不一致だろうがほぼ即死なのは分かりきっている事なので、基本的にはワイドガードで守られていると思っていい。よって隣のポケモンにも注意する必要がある。
積まれない立ち回りや選出も大切だが、積まれてしまってからの処理方法をしっかり確保しておくことが重要。具体的にいえば先制技や電磁波、貰い火などによる炎メタなど。一致技の範囲上、炎タイプで止めやすいが4倍弱点持ちはめざパで返り討ちにされることもあるので要注意。

外部リンク

コメント

  • 空欄編集しました。 - 2014-09-03 09:22:27
  • キノガッサ - 2015-01-19 21:27:23
  • シャンデラ - 2016-01-01 16:24:11

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最終更新:2015年02月15日 01:09
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