弓兵の戦歌

弓兵の戦歌

  • 依頼主 :ジェアンテル(黒衣森:南部森林 X21-Y21)
  • 受注条件:吟遊詩人レベル35~
  • 概要  :ジェアンテルは、新たな「戦歌」を身につける方法を教えようとしているようだ。

ジェアンテル
「おお、その眼光・・・・・・随分と腕を上げたようだね。
 遠い昔・・・・・・わしもお主のような眼をしていた時代が
 あったものさ。
 それが、なぜ戦場と弓を捨て、
 詩歌のみに生きるようになったのか・・・・・・気になるかね?
 万物は転変す。
 長いこと生きていれば、いろいろあるものさ。
 変わらない方が不自然というもの・・・・・・。
 わしはね、詩歌の力に魅せられたのだよ。
 詩歌の力は、今や忘れ去られてしまった・・・・・・。
 しかし、古の戦乱時代においては、
 「弓兵の詩歌が勝敗を分かつ」と言われていたのさ。
 ・・・・・・そう、吟遊詩人が奏でる「戦歌」は、
 もとは弓兵が奏でた詩歌なのだ。
 弓兵は、遠方の敵を射るのが務め。
 それ故に、敵味方入り乱れての混戦ともなれば、
 戦陣の後方に下がり、攻撃の隙を窺わねばならぬ。
 それは・・・・・・仲間が傷つき、倒れる様から、
 目を逸らせぬということ。
 これが、いかに苦しく、辛く、もどかしいか・・・・・・
 弓術士のお主なら、容易に想像できるだろう?
 当然、弓兵の胸中に、仲間への激励の念が湧きあがる。
 この抑えきれぬ激情に突き動かされ、
 いつしか弓兵は戦場で歌いだした。
 誤射を避けんと握りしめた弓の弦をかき鳴らし、
 この想い仲間へ届け、とね。
 ・・・・・・そう、これが吟遊詩人の始まりだ。
 彼らが歌う「戦歌」は、戦場に立つ兵の士気を高め、
 「死者には慰めを、勝者には祝福をもたらす」と、
 もてはやされた。
 しかし一方で、弓兵は貴重な戦力だ。
 そこで、弓兵を攻撃に専念させつつ、戦歌の効果も得んと、
 「軍楽隊」が組織されたこともある。
 だが、その演奏は、兵の心に響かなかったという・・・・・・。
 なぜなら、楽隊員は演奏に専念し、戦うことがない。
 仲間と共に命を削り、敵へ立ち向かう弓兵とは、
 込める想いが違うのだ。
 さて・・・・・・昔話はこれくらいにして、本題に入ろう。
 この切実な想いを身の内で感じることなしに、
 「吟遊詩人の証」より、古の旋律を聴くことはできぬ。
 東ラノシアの「レインキャッチャー樹林」には
 霊が彷徨うという。
 この出現を待ち、討伐することで、霊を鎮めてみよ。
 霊との戦いを通して、霊が抱える無念を味わえば、
 「吟遊詩人の証」より古の旋律を聴くことができるだろう。」
クォーリ-ミルの西にいるジェアンテルに報告
ジェアンテル
「お帰り、「吟遊詩人の証」の輝きが増したね。
 「吟遊詩人の証」より聞こえし古の旋律は、
 お主の心に響きわたっているはず。
 それを、実戦の中で奏で、
 さらなる多くの想いに心震わせるのだ。
 気が向いたら、この老いぼれに土産話を聞かせてくれ。」