琥珀色の後悔

琥珀色の後悔

  • 依頼主 :アダルベルタ(ウルダハ:ザル回廊 X10-Y14)
  • 受注条件:採掘師レベル45~
  • 概要  :採掘師ギルドのアダルベルタは冒険者に頼み事があるようだ。

アダルベルタ
「このあいだは、お疲れさま。
 ワイド・ガリーの件で、少し話を聞いてほしいの。
 彼、とりあえず仕事には復帰したのだけれど・・・・・・
 自分の許容量以上に、依頼を引き受けて
 何かに焦ってるようにしか見えないの。
 キミとの勝負に負けたせいかとも思ったけど、
 どうもそれだけじゃ、説明つかない雰囲気なのよ。
 事情を聞こうにも、あたしの立場じゃ話がこじれるだけ。
 孤立してる人だし・・・・・・彼と一番親しいのって
 実は、好敵手であるキミぐらいなのよ。
 お願い、「ワイド・ガリー」に探りを入れてきて。
 困っているのなら、ギルドとして支えないと。
 彼もまた、大事なギルドの一員なんだから。」
ワイド・ガリーと話す
ワイド・ガリー
「どうせ、アダルベルタの差し金で来たんだろう?
 ちょうどいい、俺もお前に話があった。
 ・・・・・・身内の恥をさらすことになるが、
 アマジナ鉱山社の帳簿に不正があった。
 帳簿が一部操作されていてな・・・・・・
 ほかの採掘師の功績が、俺の名前に書き換わっていたんだ。
 犯人は・・・・・・親父だよ。
 俺の評判だけが上がり続けるもんで
 おかしいと思って調べたら、このザマさ。
 笑える話だろ?
 ギルドマスターを蹴落とすために名を上げたはずが、
 その実、中身はスカスカの虚飾でしかなかったなんて。
 俺にだって意地がある、不正を糺すため、
 無茶に依頼を積み上げて・・・・・・しくじった。
 俺の実力では、依頼を達成できない。
 俺は今までの不正を正すどころか、
 さらなる悪評を積み重ねるってわけだ・・・・・・。
 だが、そんなことはどうでもいい。
 依頼主に、迷惑だけはかけたくないんだ。
 ・・・・・・恥を忍んで、お前に頼む。
 「青金鉱HQ」ってぇ鉱石がある。
 こいつを、高地ラノシア「キャンプ・ブロンズレイク」の南にある
 採掘場で20個、採掘してきてくれ。・・・・・・頼む。」
ワイド・ガリーに青金鉱HQを納品
ワイド・ガリー
「・・・・・・ああ、しくじりそうな依頼は、「青金鉱HQ」20個だ。
 高地ラノシア「キャンプ・ブロンズレイク」の
 南にある採掘場で採掘してきてくれ。」
(青金鉱HQを渡す)
ワイド・ガリー
「すまない・・・・・・助かった。
 これで依頼主に「青金鉱HQ」を届けることができる。
 お前の懐の広さに救われたわけだ、ありがとう。
 ・・・・・・やけに素直だと思ったか?
 だが、自分の評価が紛い物だと知らされた今、
 かつてのように傲慢には、なれんさ。
 今の俺は、まさにこの「青金鉱HQ」のようだ。
 金と銀の入り交じる、この鉱石のように、
 決して純粋な黄金ではない。
 いや・・・・・・この「青金鉱HQ」以下だ。
 こいつをエレクトラムへと精錬すれば、やや白味を帯びた
 気品あふれる輝きを放つ・・・・・・。
 その独特の輝きは、エレクトラム特有の味であり、
 こいつでなければ創れない芸術品を生み出す。
 だが、俺はどうだ!?
 エレクトラムどころか、真鍮のようなものだ。
 見た目こそ黄金のように輝いてみえるが、
 虚偽で磨かれたに過ぎず、真鍮同様に大した値打ちはない!
 せめて・・・・・・この「青金鉱HQ」のように
 自分にしかできないことを・・・・・・やりたいものだ・・・・・・。
 ・・・・・・ともかく、今日は助かった。
 この借りは必ず返すぞ、Nikuq。
 俺にしかできないことで、必ず借りを返す。」