角尊の誇り

角尊の誇り

  • 依頼主 :ラヤ・オ・センナ(黒衣森:南部森林 X18-Y27)
  • 受注条件:白魔道士レベル40~
  • 概要  :キャンプ・トランキルのラヤ・オ・センナは冒険者に頼みがあるようだ。

ラヤ・オ・センナ
「Nikuq、頼みたいことがあるのよ。
 ア・ルンについての話なんだけど、いいかしら?
 ア・ルンが「角尊」じゃないあんたのことを、
 頑固に受け入れていないことは知ってるでしょう?
 もう、あたしが何を言っても聞かないのよね。
 余計に話がこじれちゃうだけで・・・・・・。
 それであの子、あんたが要らないことを実証しようとして、
 ひとりであちこち出向いて、精霊を鎮めて回ってるの。
 精霊を鎮めるのは簡単なことじゃないのに・・・・・・。
 あんな無茶を続けてたら、いつか倒れちゃうわ。
 心配よ・・・・・・あの子は、周りが見えないところがあるし。
 ・・・・・・お願い、Nikuq。
 ア・ルンのことを、助けてあげてくれない?
 それに、あの子のことを助ければ、
 ア・ルンもあんたのことを認めるようになるかも。
 今、ア・ルンは「茨の森」に行ってるはずよ。
 あの子に何かあったら、カヌ・エ姉さまに顔向けできない。
 頼むわね、Nikuq!」
茨の森のア・ルン・センナと話す
ア・ルン・センナ
「き、君は・・・・・・Nikuq!
 ラヤ・オ姉さまが、よこしたんだね?
 はは・・・・・・なんかみっともないところ、見られちゃったな。
 せめてあと1本・・・・・・精霊の古木を癒そうと思ったのに、
 疲れ果てて、一歩も歩けなくなっちゃったよ・・・・・・。
 もう、癒すべき樹は目の前だっていうのに・・・・・・
 足がいうことを聞かないなんて・・・・・・!」
指定地点を鎮める
ア・ルン・センナ
「・・・・・・ちゃんと、精霊を鎮めたんだね。
 一応・・・・・・手伝ってくれてありがとう、と言っておくよ。
 でも、僕はやっぱり・・・・・・。」
ラヤ・オ・センナ
「ア・ルン、本当はわかっているんでしょう?」
ア・ルン・センナ
「ラヤ・オ姉さまっ!?
 どうして、ここに!?」
ラヤ・オ・センナ
「あんたたちが心配で、追いかけてきたのよ。
 どうせ、素直になれないだろうと思ってたし。
 ア・ルン・・・・・・大事なことを見失ってない?
 いい、大切なのは大精霊を鎮めることよ?
 黒衣森を元通りに、平和で静かな森に戻すことよ?
 だったら角尊だ何だなんてのは、小さいことじゃない。
 こだわってたら、肝心なときに失敗しちゃうわ。」
ア・ルン・センナ
「う、うん・・・・・・。」
ラヤ・オ・センナ
「ふぅ、ようやく納得してくれたみたいね。
 あたしたちがやるべきは、大精霊を鎮めること。
 そのために・・・・・・3人で儀式をやる、そういうことよ。
 じゃ、「キャンプ・トランキル」に戻るわよ。
 ここはもう大丈夫、心配いらないわ。」
ア・ルンを救い・・・・・・白魔道士として一歩成長した!
キャンプ・トランキルのラヤ・オ・センナと話す
ラヤ・オ・センナ
「ア・ルンが頑なだったのにも、理由はあるのよ。
 それは・・・・・・白魔法が「森を守るための力」であると同時に、
 「森を滅ぼせる禁忌の力」でもあるからなの。
 ・・・・・・今から3000年ほど昔、「第五星歴」のころの話よ。
 当時は、恐ろしい「第五霊災」の寒波の名残で、
 今と比べ物にならないくらい、世界は冷えきっていた。
 それを乗り越えるために、人々は「魔法」を手にした・・・・・・
 「第五星歴」っていうのはね、そんな時代だったの。
 人々は寒さをしのぐため、異種族との戦いのため、
 そして何より富と繁栄のために、より強い魔法を求めた。
 それが破壊をもたらす禁呪、「黒魔法」よ。
 そして時を同じくして、黒魔法への抑止力ともなり、
 癒しと浄化に用いるべく編み出された魔法があった。
 わかるでしょう、それが「白魔法」ね。
 人々はふたつの強大な魔法の力を手に入れ、
 その文明は栄華を極めた。
 でも、時が経つにつれて・・・・・・白魔道士たちですら、
 さらなる繁栄のために白魔法を濫用し、森を汚しはじめた。
 強大な魔法は、膨大なエーテルを消費するわ。
 濫用すれば、エーテルが枯れ果て、土地は荒廃する。
 それは白魔法の行使でも、例外じゃないの。
 だから、エーテルを枯渇させる一因である白魔法は、
 癒しの力でありながら、禁忌とされたってわけ。
 ・・・・・・でも、たったひとつだけ例外があった。
 それが・・・・・・あたしたち角尊なのよ。
 ア・ルンはね、白魔法を伝承してきた存在の末裔として、
 角尊であることに、責任と誇りを感じているのよ・・・・・・。
 でも、ア・ルンもあんたの実力を見たら、
 なんとか納得してくれたようだし・・・・・・
 これで本格的に、「鎮撫の儀」の準備ができるわね。
 「長老の木」に宿る大精霊が、
 まだ完全に怒りに呑まれていないとはいえ、
 儀式は早いに越したことはないわ。
 元の静謐(せいひつ)な黒衣森を取り戻すためにも、
 あたしたち全員が協力し合うことが大事よ、いいわね?
 あんたが受け継いだ「ソウルクリスタル」の持ち主、
 ア・トワ・カント様も、そう望んでいるに違いないわ。」
新たな白魔法を受け継いだ!
ラヤ・オ・センナ
「ヤ・シュトラさんが見つかって、よかったわね。
 だけど、地脈の中を彷徨うだなんて・・・・・・
 本当に助かったのは奇跡的よ。」
(何を聞く?)
(近況について)
ラヤ・オ・センナ
「あんたが古アムダプール市街の闇を討伐してくれたおかげで、
 いつもどおりの黒衣森に戻っているわ。
 そこのところは感謝してるの・・・・・・あたしも。
 「古アムダプール市街」については、エ・スミ・ヤンが、
 引き続き調査するらしいわ。
 「魔大戦」の傷跡か・・・・・・悲惨な出来事だったのね・・・・・・。」
(「白魔道士」とは何か?)
ラヤ・オ・センナ
「いい加減、知っている話かもしれないけど・・・・・・聞きなさい。
 「白魔道士」というのはね、
 禁断の魔法とされる「白魔法」を行使する術者のことよ。
 第五星暦のころ、ひとりの天才女魔道士が、
 術者本人の生命の力・・・・・・エーテルからではなく、
 大地の持つエーテルを利用する魔法を完成させたの。
 この時、彼女が編み出したのが破壊の力「黒魔法」。
 一方、古都「アムダプール」の人々は、黒魔法に対抗するため、
 癒しと浄化の「白魔法」を創り出した・・・・・・。
 かくして均衡が生まれ、人々は繁栄を謳歌した。
 けれども、その繁栄は長くは続くことはなかったわ・・・・・・。
 やがて「魔大戦」という大戦争が起こったの。
 戦争に勝つため、あらゆる陣営が魔法を乱用した結果、
 大地のエーテルは枯渇、第六霊災が巻き起こった。
 すべてを押し流す大洪水・・・・・・がね。
 生き残った人々は、己の過ちを悔い・・・・・・
 魔大戦の原因となった黒魔法や白魔法なんかを、
 禁忌の力として封印することにしたの。
 森の精霊たちは、人々が再び禁忌の力を手にしないよう、
 黒衣森を広げ「アムダプール」を呑み込んだ。
 廃墟ごと、森の中に封印しちゃったわけ。
 長い時が過ぎ去り、約500年前。
 精霊との対話を通じて、人は再び森に住まうことを許され、
 都市を築いた・・・・・・これが「グリダニア」よ。
 そして、精霊と人の仲介者として生まれるようになった、
 あたしたち「角尊」には、森を護る力があたえられた・・・・・・。
 精霊たちから禁断の「白魔法」を継承したのよ。」