ベネディクト
「あんたたち、わかってないなぁ!
外の人がデュランデル家に頼みごとをしたいなら、
よっぽど頑張って信頼を得ないと。
ってことで、いい仕事があるぜ。
近隣の安全確保のために、「ワイルドダイル」を
5匹ほど倒してきてほしいんだ。
この前哨地は、いつだって戦力不足だからな。
討伐が終わったら、食堂で休憩しているはずの
「クロテリオン」さんに報告してくれ。」
クロテリオン
「ワイルドダイルを討伐してきただと?
あの新人め、よりにもよって冒険者の手を借りたのか!
だが、まあ、うむ・・・・・・
お前の活躍で、この束の間の一杯が守られたというなら、
素直に礼を言わないでもない。
この前哨地では、厳しい戦いが続いている。
明けても暮れても、雪とドラゴン族と凍てつく鉄兜・・・・・・
灰色の空と人生には、炉端の休息が必要なのだよ。」