ベルモント
「俺はフォルタン家に雇われた傭兵さ。
仕事は雑用ばかりだが、三度の飯は食えてる。
とりあえずはな・・・・・・。
おっと! それより、大変なんだった!
フォルタン家の手配した荷車が、
道中で立ち往生してるらしいんだ。
場所は、ここから東の道を行った先だ。
ちょっと様子を見てきてくれないか。
雑用係は雑用で忙しくてね、任せたぜ。」
ベルモント
「おう、おつかれさん。
・・・・・・なるほどね、イクサル族の仕業だったとは。
そうか、荷車の連中は全滅していたか・・・・・・。
イシュガルドのお偉いさんは、ドラゴン族との聖戦に夢中。
目先の蛮族問題は、下っ端に投げっぱなしときた。
まぁ、雑用の身には関係ないことだがね。
ここは、人手も武器も足りねえし、クソ寒いときている。
クルザスに出稼ぎに来たのは、間違っちまったかなぁ。
グリダニアの熱々ムントゥイ・スープの味が恋しいや。」