ステファノー
「それにしても遅い・・・・・・。
まさか、吹雪の中で道を誤ったのではあるまいな。
北の街道は、獰猛なワイルドダイルがいて危険だぞ・・・・・・。
・・・・・・む、冒険者か。新兵をキャンプ・ドラゴンヘッドへ
遣いに出したのだが、いっこうに戻ってこないのだ。
悪いが、迎えに行ってくれないだろうか。」
ステファノー
「・・・・・・む、冒険者か。
あいつは、いただろうか?」
(銀色の指輪を渡す)
ステファノー
「・・・・・・「ワイルドダイル」の腹に、この指輪が?
何ということだ、まだ未来ある少年の命を
こんな形で失うことになるとは・・・・・・。
ドラゴン族と戦う日がくることを、
あんなに待ち望んでいたというのに、無念だったろう・・・・・・。
・・・・・・報告感謝する。のちほど遺族にも伝えておかねばな・・・・・・。」