バリン
「お墓に供える「アルジクラベンダー」を摘みにいった者が、
魔物に襲われ大怪我を負ってしまいました。
遺族が危険な目に遭うなんて・・・・・・死者も浮かばれません。
どうか、魔物を倒してきていただけませんか?
魔物が現れた場所は、
ここより東にあるグゥーブーの亡骸付近です。」
バリン
「霊災や蛮神の被害で、あまりに多くの命が失われました。
それは人だけではありません。
獣も植物も、皆、安住の地を失ったのです。
あの植物にのまれたグゥーブーもまた、
霊災によって山岳地帯クルザスを追われ、
この地で力尽きた個体。
森を抜ける際、身体にたくさんの種がついたのでしょう。
やがて種が芽を出して、大地の一部になったのです。
そこで摘まれる花は、まさに霊災の悲劇の象徴・・・・・・。
このエオルゼアの生きとし生けるものにとって、
霊災はけっして忘れることのできない災厄・・・・・・。
同時に、叶うのなら忘れてしまいたい悪夢でもあるのです。」