ふたつの目と弓


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ふたつの目と弓

  • 依頼主 :ルシアヌ(グリダニア:新市街 X15-Y11)
  • 受注条件:弓術士レベル5~
  • 概要  :弓術士ギルドマスター、ルシアヌは、冒険者に弓術の基本を学ばせようとしている。

ルシアヌ
「そろそろ来る頃だと思っていたわ。
 弓の扱いには慣れたかしら?
 今回は、弓術の基本、そして真髄である
 「見ること」に馴染んでもらおうと思うの。
 「見る」と言うのは、ただ視界に入れることではないわ。
 あなたの意思をもって、人や魔物、事象を「見る」のよ。
 目を凝らし、どんな小さなことも
 何ひとつ見逃さないように集中すること。
 今回はその練習として、「探す」ことをしてもらうわ。
 グリダニアの都市の中に「弓術用の的」を仕掛けておいたの。
 目を凝らして「弓術用の的」を探し、
 壊すことが今回の課題よ。
 弓術用の的は「ヘヴィショット」で壊せるわ。
 全部で6つ、見つけて壊すことができたら
 ギルドに戻ってくるのよ。」
ルシアヌに報告
ルシアヌ
「弓術用の的を見つけて壊せたようね。
 どう? 「見ること」のコツを、掴めたかしら?
 それでは、次は実戦に移ってみましょうか。
 北部森林へ向かい、魔物を8体ずつ倒してらっしゃい。
 討伐の対象となるのは、「コチュー」と「オポオポ」。
 さっきは的だったけど、今度は魔物よ。
 動きまわるのは勿論、反撃もしてくるでしょう。
 ただし、魔物を探すことは難しくはない。
 この実戦であなたが「探さなければならないもの」は、
 さっきの練習とは別のもの。
 それは魔物の「特徴」よ。
 例えば、コチューは体力を奪う毒を撒き散らすし、
 オポオポは、離れた場所から強力な一撃を繰り出すわ。
 こういった「特徴」を持った敵とは、
 どうやって戦えばいいかしら?
 何も考えずに戦っては、苦戦することになるでしょうね。
 次の試練は、相手がどんな技を使うのか、
 そして、どうしたら優位に立てるかの答えを
 探しながら、戦ってくることよ。
 さあ、いってらっしゃい。」
ルシアヌに報告
ルシアヌ
「おかえりなさい、Nikuq。
 どう? 有効な戦い方を見つけられたかしら?
 今回のような、一筋縄ではいかない相手に、
 正面から射るだけでは、ただの「力勝負」になってしまう。
 そうした戦い方は、無謀というものよ。
 そんな時に、あなたの「技」が有効になるわ。
 慎重に狙いを定めて、強烈な一矢を放つのはもちろん、
 標的の目を傷つけて視界を奪い、ミスを誘うといった風にね。
 効率的に敵を追い込むために、技を使い分ける。
 もしあなたが、そのことに気づけたのなら・・・・・・
 今回の試験は合格ね。
 ・・・・・・レイ、・・・・・・シルヴェル。
 あなたたちはどう思う?」
レイ・アリアポー
「アタシは悪くないと思うな。
 そいつの弓は、熱心で、いい弓だ。
 よ、初めまして。
 アタシはレイ・アリアポー。
 弓術士ギルドに入って2年の、アンタの姉弟子ってヤツだ。
 弓術のセンスはあるみたいだが・・・・・・
 集中しすぎて周りが見えなくなるってのは、
 ちょっとばかし、危ないぜ?
 アンタが魔物を狩っているとき、
 すぐ近くでアタシが見てたの、気づいてなかったろ?」
シルヴェル
「・・・・・・「周りが見えなくなる」?
 お前が言えたことじゃないだろう、偉そうに。
 冒険者、お前の弓は無駄が多い。
 第一に体幹が歪んでいるし、肘の位置も低い。
 対象の芯を捉えるまでに時間がかかりすぎているし、
 矢を番えてから放つまでも、迷いが多くブレすぎだ。
 ・・・・・・つまり、すべてが駄目だな。
 弓術士としては致命的だ。
 ルシアヌ。
 俺は、こいつは弓術に相応しいとは思えん。
 今からでもギルドから除名した方が、互いの為だ。
 大体、「よそ者」ごときに
 誇り高き「弓術」が理解できる訳がなかろう。
 こんなやつらに時間を割くだけ無駄だ。
 鍛錬に戻らせてもらう。」
レイ・アリアポー
「・・・・・・とまあ、今のクッソむかつく男は「シルヴェル」。
 一応、アンタとアタシの兄弟子って立場のヤツ。
 昔は「神勇隊」にいたんだとさ。
 あー、あんなヤツの言うことなんて気にすんなよ?
 あいつは、誰にでもあんな調子だ。
 何かにつけて、森がー、精霊がー、って言う
 典型的なフォレスター野郎の言うことなんざ・・・・・・っと・・・・・・」
ルシアヌ
「いいのよ。
 フォレスターの中には、自尊心が高く
 他種族を好ましく思っていない者が多いのは確かだしね。
 同じものを見るにしても、こうも沢山の意見があるの。
 どれが正解かではなく、自分の意思で
 どんな見方を選ぶのか・・・・・・
 ・・・・・・ものごとをどう捉えるか。それが大切よ。
 Nikuq、
 あなたはとても素直な、よい目をしている。
 ぜひ、この調子で腕を磨いてちょうだい。
 あなたの「目」で、ものを見ることを忘れないでね。」