ウ・チャカ・ティア
「フンフン、そこそこできる奴の匂いがするね。
君さ、ちょっとカズナちゃんの手伝いしてよー。
カズナちゃんって、まだ駆け出しの狩人なんだけどさ、
南西に「アングラー」狩りに行かせたら、
まだ帰ってこないんだよねー。
俺が助けたら、カズナちゃん気にしちゃうからさぁ。
冒険者ちゃんさぁ、助けに行ってくれないかなー。」
ウ・カズナ
「は、はひぃ! すみませんすみません!
次期族長とも噂される、チャカ様に頂いた修行なのに、
私ったらもう、本当にダメダメで・・・・・・!
うぅぅ、ウ族の狩人として情けないです・・・・・・!
もっとがんばって修行してきます~っ!!」
ウ・チャカ・ティア
「アハハ、やっぱりカズナちゃん、腰抜かしてたかー。
駆け出し狩人の中で、ずば抜けてダメなんだよねー。
ま、俺も駆け出しの頃はあんなんだったよ、アハハ!
駆け出しちゃんたちは、修行あるのみってことだなー。」