見知らぬ贈り物

見知らぬ贈り物

  • 依頼主 :エメリア(黒衣森:北部森林 X28-Y20)
  • 受注条件:レベル8~

エメリア
「あなたがイードバートさんの言う、
 「腕のたつ冒険者」・・・・・・でしょうか?
 ちょっと困っていることがあるんです。
 話を聞いてもらってもよろしいでしょうか・・・・・・。
 最近、私宛てに、いろんな物が届くんです。
 髪飾りやカバンなど、さまざまです。
 気になって、いろいろ調べてみたら・・・・・・
 贈り物の品々が、グリダニアで手配中の盗賊、
 「アイルバート」の盗品と、一致したのです。
 でも、私にはアイルバートという名の
 知り合いはいません・・・・・・。
 そんな中、先日ここを訪れた商人が、
 「アイルバートからの伝言を受けた」と、
 私に伝えに来たのです。
 伝言の内容は、
 「渡したいものがある、南東の木立で君を待っている」
 ・・・・・・というものでした。
 相手は盗賊、怖くて外にも出れません。
 でも、伝言を無視してしまったら、
 逆上して何をしてくるかわかりません・・・・・・。
 ・・・・・・お願いです、冒険者さん。
 私の代わりに南東の木立に向かい、
 盗賊「アイルバート」を倒してください!」
エメリアにエメリア宛ての手紙を渡す
エメリア
「盗賊を倒せたのですね!
 あなたが無事で、安心しました。
 え・・・・・・? 彼が手紙を・・・・・・?」
(エメリア宛ての手紙を渡す)
エメリア宛ての手紙
「可愛いエメリアへ・・・・・・
 俺からの贈り物は気に入ってもらえただろうか?
 それとも、突然の贈り物は、迷惑だったろうか?
 成長した君を見かけて、いてもたってもいられなかった。
 ここ数週間、何を贈ったら君が喜ぶか・・・・・・
 そんなことばかり考えていたよ。
 本当は、遠くから君の笑顔を想うのではなく、
 君と一緒にハーストミルで暮らしたい。
 そして、カモミールの種を植えよう。
 君が好きなカモミールの白い花で、
 一面を満開にさせるんだ。
 ・・・・・・でも、盗みを続けてきた俺に、
 許しを与えてくれる人も、場所もないんだ。
 せめて君にだけは、この気持ちをわかってほしい。
 もしよかったら、また手紙を書くよ。
 ・・・・・・アイルバートより。」
エメリア
「・・・・・・手紙を届けてくれて、ありがとうございました。
 彼が本当に届けたかったのは、
 この「言葉」だったのですね。
 それにしても、なぜ彼は、
 私が小さい頃の姿や、好きな花のことを・・・・・・?
 小さい頃・・・・・・・・・アイルバート・・・・・・。
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・まさか・・・・・・本当に・・・・・・・・・・・・・・・?
 ・・・・・・・・・・・・と、とにかく、贈り物の盗品は、
 元の持ち主に返すべきですね。
 アイルバートの罪を少しでも軽くするためにも・・・・・・。
 頼ってばかりでごめんなさい。
 どうか、グリダニアのミューヌさんに、
 この件をお伝えしていただけませんか?
 グリダニアの玄関口で働くミューヌさんなら、
 きっと、相談にのってくれるはずですから・・・・・・。」
グリダニアのミューヌと話す
ミューヌ
「ハーストミルのエメリアから、伝言があるって?
 ・・・・・・なるほど。
 手配されていた盗賊「アイルバート」のことか。
 事情はわかった、後のことは引き受けよう。
 ・・・・・・彼、アイルバートは、
 その昔、グリダニアに住んでいたんだ。
 あまり裕福な家庭ではなくてね。
 ある日のこと、彼は黒檀商店街から
 カモミールの種を盗んだ。
 彼の妹が、カモミールの花が大好きだったんだ。
 幼い妹を喜ばせたい一心だったのだろうけど、
 厳格な彼のご両親は、それを酷く恥じ、
 アイルバートを家から追い出した。
 彼は路頭に迷い、やがて盗賊に身をやつした。
 ・・・・・・都市を去った者の、ありふれた末路さ。
 彼の歳の離れた「妹」・・・・・・。
 ・・・・・・・・・・・・それが、エメリアだ。
 エメリアは幼かったから、兄のことを覚えていない。
 それを良いことに、両親は兄の存在を隠し続けた。
 ただ、両親がアイルバートを追放したことは、
 グリダニアで噂になってね。
 そのせいで一家はハーストミルに移住したのさ。
 噂自体は、エメリアも知っているはずだけど、
 エメリアは両親を信じ、尊敬している素直な子だ。
 噂を信じることはできなかっただろうね・・・・・・。
 アイルバートの方は、可愛がっていた妹のことを
 忘れていなかったんだね。
 成長した彼女を見かけて、いろいろと考えたのだろう・・・・・・。
 ・・・・・・そうだ。
 盗品が見つかったお礼として、
 カモミールの種をハーストミルに贈ろう。
 彼の罪は、簡単には許されないだろうけれど・・・・・・
 このカモミールの花が一面に咲く頃には、
 きっと、新たな道を見つけられることだろう。」