網倉危機一髪

網倉危機一髪

  • 依頼主 :シシプ(リムサ・ロミンサ:下甲板層 X7-Y14)
  • 受注条件:漁師レベル50~
  • 概要  :漁師ギルドのシシプは、緊急事態に冒険者の力を借りたいようだ。

シシプ
「大変! 大変なの、Nikuq!
 まずいことになっちゃったわ!!
 禁漁よ、禁漁!
 漁師ギルドが海に出てはいけなくなってしまったの。
 メルウィブ提督の意を受けた、
 エインザル・スラフィルシン大甲将の命令でね・・・・・・。
 なんでも伝説の「大海蛇」が出たとか、出ないとか。
 ともかく危険だから、当面は禁漁しろっていうのよ。
 ああ、なんてことなの・・・・・・。
 なんでこんなことになっちゃったのかしら・・・・・・?
 あまりにも一方的で、状況がわからないの。
 詳しい人にイロイロ確かめないと。
 うーん・・・・・・あっ、そうだ!
 シベルさんに話を聞いてみて。
 商会は黒渦団とも取引してるし、何か知っているかも。」
シベルと話す
シベル
「ああ、どうも・・・・・・。
 なにやら大変なことになっているようですね。
 禁漁の連絡は、私のところにも来ています。
 海神リムレーンによって封印された大海蛇。
 それが復活したとき、リムサ・ロミンサは滅ぶ・・・・・・!
 船乗りの間で、まことしやかに語られている伝説です。
 伝説は伝説、と割り切ることができればいいのですが、
 目撃証言もあるせいか、みんな浮き足だってます。
 治安維持のため、禁漁はやむを得ないのかもしれません。
 ですが、理解はできても商売人としては困ります。
 早く漁を再開できなければ、漁師も商人もじり貧です。
 それなのに、黒渦団も今はまだ新造船の就航前で、
 本格的な調査ができないようでして・・・・・・。
 このままでは、いつ禁漁が解けるかわかりません。
 海の安全を証明できればいいのですが・・・・・・。
 しかし、こればかりは我が商会でもなんとも。
 ただ、大海蛇の目撃者をつきとめました。
 漁師ギルドにチュチュルンさんという方がいますよね。
 彼が目撃者らしいのです・・・・・・話を聞いてみては?」
チュチュルンと話す
チュチュルン
「チュチュルン、見たっちゃ、でっかい、お魚っちゃ!
 みんな、みんな「大海蛇」、言ってるっちゃ!
 チュチュルン、ガクブルっちゃ。
 でも、チュチュルン、お魚、食べたいっちゃ。
 ギルドマスター、相談っちゃ。」
ワワラゴと話す
ワワラゴ
「話は聞いておるよ、冒険者クン。
 しかし・・・・・・「大海蛇」が出たという話はどうも信じられん。
 チュチュルンクンが、別の魚影を見間違えたんぢやろう。
 海の上では距離感が掴み辛いからのう・・・・・・
 熟練の漁師でも、大きさを見誤ることはあるんぢやよ。
 ある程度以上でかい場合はとくに、のう。
 そしてこの時期、リムサ・ロミンサ近海には、
 非常にでっかいお魚さんが出現することがあってな・・・・・・。
 でかさに驚き、冷静な判断ができんかったに違いない!
 その名は「マズラヤマーリン」。
 東ラノシア「北ブラッドショア」の釣り場に出没する、
 そらもうチビってしまうほど、大きなお魚さんぢや。
 ぢやが、この魚のことを口で説明しただけでは、
 スラフィルシンの石頭はダメなのぢや。
 ここは・・・・・・「マズラヤマーリン」を釣り上げるしかない!
 しかし、「マズラヤマーリン」は一筋縄ではいかぬ相手。
 かつてわしは一度だけ、戦ったことがあるのぢやが、
 釣り糸をぶち切り、逃げられてしまったのぢや。
 その上、巨体に似合わず奴は用心深い。
 ・・・・・・ぢやが案ずるなかれ、そんなお魚さんを釣り上げる、
 必殺の漁法がある・・・・・・そう、「泳がせ釣り」ぢや!!
 お魚さんの食物連鎖を利用するのぢや、冒険者クン!
 チミはまず、「ゴビーボール」を用意して、
 「ハーバーヘリング」を釣り上げたまえ。
 そして釣り上げた「ハーバーヘリング」を泳がせ、
 「オーガバラクーダ」を釣り上げ・・・・・・そして!
 それを泳がせて「マズラヤマーリン」を釣るんぢや!
 実を言えば、わしも再挑戦したいところぢやが・・・・・・
 禁漁中に、ギルドマスターが堂々と釣りはできん。
 ここは冒険者クン、チミの出番ぢやよ!
 わしらは、全力でヒマそうに遊び回る!
 その間に「マズラヤマーリン」を釣り上げて、
 シシプちゃんに届けるのぢや!」
シシプにマズラヤマーリンを納品
シシプ
「「マズラヤマーリン」が要るの!
 親分がいるって言うなら絶対いるはずだから・・・・・・
 頑張って釣り上げてきてね!」
(マズラヤマーリンを渡す)
シシプ
「きた!
 これが「マズラヤマーリン」なの!?
 ちょ、ちょっと予想以上におっきいわね・・・・・・!
 ともかく、これをスラフィルシン大甲将に見せないと。
 シベルさんに頼んで、段取りはもう済んでるの。
 商会のツテを使ってもらったのよ。」
エインザル・スラフィルシン大甲将
「フッフフ・・・・・・。
 臨検以外で商船に乗るのは、随分久しぶりだぜ。
 いい船持ってるじゃあねぇか、ブルゲール商会よ。
 なんか悪ィことして貯めた金だったりしねぇか?」
シベル
「め、めっそうもない!
 閣下におかれましてはお忙しい中、
 お時間を割いていただけたことを大変感謝・・・・・・。」
エインザル・スラフィルシン大甲将
「冗談だ、マジになるんじゃあないぜ。
 それにそういうのはいい、堅っ苦しいのは苦手だ。
 やるべきことをさっさとやろうぜ、なぁ。」
シベル
「ひゃ、ひゃいっ!」
シシプ
「あの、スラフィルシンさん。
 「マズラヤマーリン」を見てください!」
エインザル・スラフィルシン大甲将
「おうよ、そいつが「マズラヤマーリン」だな?
 でけぇ魚だぜ、こんなもん釣り上げるとは大したもんだ。
 それで・・・・・・お前さんたちゃ、
 そのマズラヤマーリンこそ、巷を騒がせる
 大海蛇騒ぎの元凶だって主張するわけだな?」
ワワラゴ
「いかにも、そうぢや。
 他に理由なぞ考えられん、
 わかったらさっさと禁漁を解除するのぢや!」
シシプ
「ちょっと親分!
 スラフィルシンさんに失礼でしょ!?」
エインザル・スラフィルシン大甲将
「はっはっは、気にすんなお嬢ちゃん。
 ワワラゴの爺さんのことは昔から知ってる、
 この程度で腹立てたりはしねぇよ。」
ワワラゴ
「うむ・・・・・・それで、どうなのぢや?
 禁漁を解除するのか、しないのか、はっきりせい!」
エインザル・スラフィルシン大甲将
「そうだなぁ・・・・・・。
 禁漁の解除を・・・・・・。」
シシプ
「禁漁の解除を?」
エインザル・スラフィルシン大甲将
「認めようじゃないか。
 手続きもあるが・・・・・・まぁ明日までには布告させるぜ。」
シベル
「あ、あれ?
 それだけでしょうか、閣下?」
エインザル・スラフィルシン大甲将
「そうだが・・・・・・どうかしたか?」
シベル
「いえ、その・・・・・・こんなものは証拠にならん、
 とか言われるかもしれないと思っていたもので。」
エインザル・スラフィルシン大甲将
「そんなことはないぜ、オレたち黒渦団が探していたものを、
 代わりに見つけ出してくれたようなものだ。
 大いに証拠になったとも、冒険者さまさまだ。
 「大海蛇」の出没の陰に、サハギン族の関与を疑った
 我ら黒渦団は、極秘に調査していたんだが・・・・・・
 この一件、実は誤解ってやつだったのさ。
 なんでも黒渦団の調べによれば、最初は
 単純に「でかい魚を見つけた」という話だったんだろ?
 お前さんたちのとこの、ギルド員が言うには。
 噂ってのは、ホント怖いよなぁ。
 人の口に上るうちに、「大海蛇のようにでかい」になって、
 最後にゃ「大海蛇を見つけた」になったらしい。
 まったく人騒がせなこったぜ。
 噂ってのはそういうもんだから、しょうがねぇけどよ。」
シシプ
「ええと・・・・・・じゃあ何もしなくても、
 もしかして禁漁は解除されてたの?」
エインザル・スラフィルシン大甲将
「いいや、一度出した布告を撤回するにゃ理由がいる。
 冒険者が釣った「マズラヤマーリン」がなかったら、
 こんなに早く禁漁は解除できなかったさ。」
シシプ
「そうなんだ・・・・・・Nikuqには感謝しないとダメね。
 あ、そういえばひとつ、気になってることがあるのよ。
 どうして、噂が変化しちゃったのかしら?」
ワワラゴ
「ううん・・・・・・。
 もしかするとわしのせいかもしれんのぢや、それ。」
シシプ
「ど、どーゆーこと、親分?」
ワワラゴ
「実はちょっと前、チュチュルンクンに、
 大きなお魚さんのことを知らないかって聞かれてのう。
 「大海蛇のようにでかいのがいる」と答えた気が・・・・・・。」
エインザル・スラフィルシン大甲将
「うぉっほん!
 ま、まぁ・・・・・・今のは聞かなかったことにするぜ。
 とにもかくにも、協力ご苦労だった。
 黒渦団を仕切る身として、感謝する。
 禁漁解除は、手続きが終わり次第ギルドに知らせよう。
 戻って連絡を待つといい。」
シシプに報告
シシプ
「まったく・・・・・・噂って怖いのね。
 噂ひとつで、危うく漁師ギルドが破産するところだったわ。
 でも、もう大丈夫ね。
 スラフィルシン大甲将も保証してくれたし、
 明日っからは元通りの毎日よ。
 それもこれも、Nikuqのおかげね。
 閣下も言ってたけど、あなたの釣ったお魚さんが、
 決め手になったわけじゃない?
 漁師ギルドにあなたが入ってくれて、本当によかった。
 あなたに目をつけたン・ンムリカのお手柄よね。
 ちょっと前まで初心者だと思ったら、
 今では親分にも釣れなかったお魚さん、
 マズラヤマーリンを釣り上げちゃうんだもんね。
 もう、名実ともにギルドいちの漁師はあなたね。
 でも親分はまだまだ若いつもりだから、
 きっと悔しがるなぁ・・・・・・負けず嫌いだから、あれでもね。
 あなたと親分の二人で、
 ずーっとずーっと頑張って競い合って、
 漁師ギルドを盛り上げていってほしいな。
 そうすれば、みんなももっと盛り上がるに違いないの。
 一番であるあなたの背中を、追いかけてね。」
シシプ
「いらっしゃい!
 今日はなんだか、あなたが来てくれる気がしてたの。
 勘って、結構当たるものなのね。」
(何を聞く?)
(近況について)
シシプ
「相変わらずよ。
 親分は、やっぱり仕事してくれないんだもの。
 私はちっとも、ヒマにならないわね。
 でも、ギルド全体は活気づいてきてるわ。
 あなたがマズラヤマーリンを釣ったことが、
 みんなの中で大きな目標になってるみたい。
 すっごい影響力なのよ、あなたって。」
(「漁」とは何か?)
シシプ
「もう、わかりきってることだろうけど、
 聞きたいのなら説明するわね。
 ひとことで言えば、お魚さんを獲ることよ。
 海や川、池や湖、世界中のありとあらゆる場所にいる、
 お魚さんを釣り上げる・・・・・・そんなお仕事なの。
 私たち地元の漁師は、網なんかも使うけど・・・・・・
 冒険者さんたちに教えているのは、竿を使った「釣り」なの。
 網を使った漁は、釣果こそ多いけど、
 船が必要だったり、大勢の漁師の協力が必要だったり、
 いろいろと大変なのよ。
 その点、釣りなら道具は釣り竿と釣り餌だけでいいから、
 身ひとつで旅をする、冒険者さん向きの技術じゃない?
 だからギルドで教える技術に選ばれたのよ。」
ワワラゴ
「ふっふっふ、まだまだ若いモンには負けてられん。
 釣りでも、そしてもちろん・・・・・・モテることでも!
 とくにチミ!
 マズラヤマーリンを釣り上げた腕は見事ぢやが、
 モテることにかけては、まだまだのようぢやの?」
チュチュルン
「ワカダイショー!
 またまた今度、おいしいお魚、
 チュチュルンに、ごちそうしてほしいっちゃ!
 チュチュルン、まだまだ釣り、下手っぴだっちゃ。
 自分じゃおいしいお魚、釣れないっちゃ・・・・・・。」
漁師ギルド受付 ン・ンムリカ
「まさか、あなたがワワラゴさんもが一目置く、
 超一流の漁師になるなんて・・・・・・。
 あなたが漁師ギルドを最初に訪れたときには、
 夢にも思いませんでしたよ。」