想定外の注文

想定外の注文

  • 依頼主 :ブランシュティル(リムサ・ロミンサ:上甲板層 X10-Y14)
  • 受注条件:甲冑師レベル53~
  • 概要  :甲冑師ギルドのブランシュティルは、参っているようだ。

ブランシュティル
「いいところに来たな、我が好敵手よ。
 恥を忍んで言う・・・・・・・・・・・・。
 ・・・・・・貴様に折り入って助力を頼みたい。
 先日、我を助けてくれた冒険者から、防具の発注を受けたのだ。
 客の立場に立つ甲冑師を目指す我だが・・・・・・
 その注文があまりに想定外で、正直参っておる。
 まずは、その冒険者である幻術士「ベナテール」から、
 注文の詳細を聞いてみてくれ。
 今は、「溺れた海豚亭」にいるはずだ。」
ベナテールと話す
(ササピク
「体がなまっちまうぜ・・・」)
ベナテール
「・・・・・・君が、あの甲冑師さんの助手かい?」
ブランシュティル
「そうだ・・・・・・Nikuqという。
 我が助手に、貴様らの要望を伝えるがいい。」
ベナテール
「・・・・・・僕たち今度、手強い魔物に挑むことになってね。
 その前に、仲間の防具を整えたくてさ。
 ウチの格闘士、ササピクの頭用の防具なんだけど・・・・・・。」
ササピク
「オイラ、素早さが命だからよ、重い兜なんてお断りだぜ~。
 動きが鈍っちまうからな~。」
ベナテール
「彼は少し前まで、ろくなものを着てくれなかったくらいでね・・・・・・。
 だから、被っていることを忘れるくらい、
 とにかく軽くて頑丈な、頭用の防具をお願いしたいんだよ。」
ブランシュティル
「いったい、どうしろと言うのだ!
 無理難題にもほどがある。」
ハ・ナンザ
「あんた、客の立場に立つとか言ってなかった?
 それなのに、もう泣き言かい。」
ブランシュティル
「くっ、ハ・ナンザ・・・・・・。
 貴様、何をしにきたというのだ?
 ・・・・・・冷やかしなら、今すぐこの場を去れ。」
ハ・ナンザ
「無理難題と決めつけて、仕事を放り出すのは見過ごせないよ。
 もっとも、Nikuqなら、
 この大変な仕事でもやってくれるだろうがね。
 軽くて頑丈な防具といえば、
 「革細工師ギルド」や「木工師ギルド」だ。
 それぞれのギルドマスターに、意見を求めてみちゃどうだい?」
ブランシュティル
「ふん、論外だ、扱う素材が全く違う・・・・・・参考になどならぬわ。
 好敵手よ、無理なら無理でいいのだが・・・・・・。
 ・・・・・・ここは、任せたぞ。」
ハ・ナンザ
「あれで、人に物事を頼んでいるつもりなのかね?
 まぁ、手本を見せてやっとくれよ。」
ベナテール
「どうやら、話はついたみたいだね。
 君があの人の代わりに作ってくれるなら、ぜひ頼むよ。」
ブランシュティル
「好敵手よ、無理なら無理でいいのだが・・・・・・ここは任せたぞ。」
革細工師ギルドのゲヴァに相談
ゲヴァ
「・・・・・・ふうん、今度は甲冑とは、あんたも忙しいね。
 だったら、「ゲヴァパターン」を思い出してみな。
 あれは、一切の無駄を省くための技法だ。
 金属を使った加工じゃどうかは知らないけど、
 頑丈さを追い求めた結果、無駄が増えていないのか・・・・・・
 今一度、考えてみるのもいいかもしれないね。」
木工師ギルドのベアティヌに相談
ベアティヌ
「なんと・・・・・・貴方は、甲冑にまで枝を伸ばしているのですね・・・・・・。
 先生、ビックリしました。
 なるほど・・・・・・甲冑の相談を受けるなんて・・・・・・。
 木工では、木々の特性を知り、無数の木材から造りたい物に、
 最も適したものを選ぶことが重要です。
 きっと、そこは甲冑も同じでしょう・・・・・・
 軽量化しても強度を保つ木材・・・・・・
 いや、金属があるんじゃないですか・・・・・・フフフ・・・・・・。」
甲冑師ギルドのハ・ナンザに報告
ハ・ナンザ
「どうだい、革細工師ギルドや木工師ギルドでの話は、
 少しは、参考になったかい?
 ・・・・・・ふむ、「無駄の排除」と「素材選び」か。
 金属兜から、徹底的に無駄を排除していくとすれば・・・・・・
 マスクを作るしかないだろうね。
 素材は、軽さと剛性を兼ね備えた「チタン」がいいだろうね。
 つまり、作るべきは「チタンストライカーマスク」だ!
 完成したら「ベナテール」に届けてやりな!」
チタンストライカーマスクを製作
ベナテールにチタンストライカーマスクを納品
ベナテール
「やあ、待ちかねていたよ。
 ササピク向けの格闘士の頭用の防具、完成したんだね?」
(チタンストライカーマスクを渡す)
ブランシュティル
「まさか貴様、本当にあの難題をやってのけたのか・・・・・・?
 ・・・・・・どれ、我に見せてみろ。
 そ、そうか、素材に「チタン」を使ったのだな!
 薄く加工しながらも、形状を工夫することで剛性を保っている!
 あの無理難題を、こうも見事にこなすとは・・・・・・!!」
ササピク
「やるもんだね~!
 付けてることを忘れちまいそうなくらい軽いぜ~!」
ベナテール
「本当にありがとう、Nikuqさん。
 これでササピクも防具を着けてくれて、僕も安心できるよ・・・・・・。
 また、お願いしたいね。」
ブランシュティル
「う、うーむ・・・・・・異業種から知識を学ぶことで、
 実現不能に思えた客の要望を、すべて満たすとはな。
 ・・・・・・我は視野が狭く、狭量であったということか。」