邪竜の声

邪竜の声

  • 依頼主 :アルベリク(クルザス中央高地 X25-Y28)
  • 受注条件:竜騎士レベル45~
  • 概要  :アルベリクは、冒険者の覚悟を確認したいようだ。

アルベリク
「そうか・・・・・・ニーズヘッグを倒すため
 本当に、エスティニアンと共に戦うつもりなのだな。
 ならば、「蒼の竜騎士」に代々伝わる奥義を伝授するため、
 最後の試練を与えよう。
 だが、その前に・・・・・・君に伝えておかねばならないことがある。
 私は、かつて「蒼の竜騎士」だったと言ったな。
 そして、20年前の邪竜との戦いで「竜の力」を失った、と。
 違うのだ・・・・・・。
 私は「竜の力」を失ったのではない。
 ・・・・・・私は、自ら「竜の力」を捨てたのだ。
 ・・・・・・20年前。
 眼窩に槍を突き刺した私を見る、邪竜の残る瞳・・・・・・
 そこから、とてつもない感情が、私の内に流れこんだ。
 憎悪、悲しみ、そして憐れみ・・・・・・
 そのように簡単な言葉にできぬ強い感情が、
 まるで己の感情かのごとく、私を飲み込んだのだ。
 「蒼の竜騎士」に宿る「竜の力」は、
 ドラゴン族からの交信に共鳴しやすく、それを増幅する。
 邪竜に魅入られぬためには、
 みずから「竜の力」を捨てるしかなかった。
 その結果・・・・・・私は辛くも竜に魅入られずにすみ、
 深い傷を負ったニーズヘッグは、
 「ファーンデール」から退いた。
 だが「竜の力」を捨てたことにより、
 他のドラゴン族の群れから、
 ファーンデールの人々を救うことは叶わなかった・・・・・・。
 ただ、幼いエスティニアンを助け出すので精一杯だった・・・・・・
 しかし、エスティニアンはまだ、この真実を知らない。
 エスティニアンは言った。
 皇都を守ることも、邪竜に復讐を果たすことも同じだと・・・・・・。
 だが、「弱きを守る」正義の力と、
 「復讐を果たす」憎悪の力は、まったく異なる!
 あやつの心は、陽炎のように揺れている。
 このままでは、エスティニアンが心配だ。
 次にエスティニアンに会う時、伝えねばならない。
 邪竜と戦うならば、「竜の力」を捨てる覚悟も必要だと。
 「竜の力」は、ドラゴン族の力。
 槍に誓った正義を見失えば、ドラゴン族に魅入られる・・・・・・
 このことを、決して忘れるな。
 さあ、奥義修得の試練を伝えよう。
 試練の地は「神意の地」・・・・・・そこで、この「竜の魔笛」を吹き、
 ドラゴン族の眷属を呼び寄せ、これを倒すのだ。
 試練を乗り越え、誓った正義に相応しき強さと心の力を示せ。
 そうすれば「竜の力」に共鳴したクリスタルが、
 君に奥義をもたらすだろう。
 正義を貫くがために、正しき「竜の力」が目覚めんことを。」
アルベリクに竜の魔笛を渡す
アルベリク
「試練を乗り越え、誓った正義に相応しき強さと心の力を示せ。
 正義を貫くがために、正しき「竜の力」が目覚めんことを。」
(竜の魔笛を渡す)
アルベリク
「戻ったか、「竜騎士の証」が力強く輝いているな。
 これで「蒼の竜騎士」に伝わる奥義が扱えるだろう。
 私が教えられるすべてを伝えた。あとは、君自身との戦いだ。
 実は、「竜騎士の甲冑」は4つだけではない。
 あとひとつ、もっとも強き力を秘めた鎧があるのだ。
 これを、君に託したいのだが・・・・・・
 これを扱うには、竜の力を完全に我が物とせねばならん。
 かつて「蒼の竜騎士」であった時分の私でさえ、
 まともに扱うことは、ままならなかったのだ。
 だが、君ならば、きっとその力を身につけることができよう。
 いや、そうでなければ困る。
 なぜなら、邪竜ニーズヘッグの力は、
 他のドラゴン族とは訳が違うためだ。
 心に潜む、僅かな弱ささえ命取りとなる。
 槍の腕を極め、身に宿る「竜の力」を従えるのだ。
 そして、その正義を槍に誓うことができたならば、
 再び、ここへ来てくれ。
 「蒼の竜騎士」Nikuq。
 ・・・・・・待っているぞ。」
  竜の魔笛:ドラゴン族の眷属を呼び寄せる小さな魔笛