砕けたガラクタ

砕けたガラクタ

  • 依頼主 :ジャック(リムサ・ロミンサ:下甲板層 X8-Y16)
  • 受注条件:双剣士レベル5~
  • 概要  :双剣士ギルドのジャックは、冒険者に初仕事を任せたいようだ。

ジャック
「よう、Nikuq。
 双剣の扱いには、それなりに慣れてきたみたいだな。
 そろそろ、簡単な仕事なら任せられそうだ。
 さっそく、双剣士として腕を発揮してもらおうじゃねぇか。
 今回の仕事は・・・・・・そうだな・・・・・・
 お前は、よそから来た冒険者だし、前提から説明しとこう。
 知ってのとおり、リムサ・ロミンサは海賊業で発展した国だが、
 メルウィブ提督が就任してからは、
 海賊行為が全面的に禁止されている。
 そのくせ、街に海賊があふれてるのは何故だと思う?
 ・・・・・・ひとつだけ、海賊行為が認められる方法があるからさ。
 それが、政庁の発行する「私掠免許」の取得・・・・・・。
 ガレマール帝国の船にかぎっては、略奪を認めるって証だよ。
 帝国にかぎると言っても、属州まで含めるとデカいからな・・・・・・。
 海賊も、襲う船には事欠かないってわけだ。
 そうやって略奪された品は、
 港に戻ってから売買されるんだが・・・・・・
 今回、その取引の中で事件が起きた。
 ある海賊団が売りに出そうとした魔導兵器の部品、
 「XLIII式点火装置」って代物を、
 口八丁で、だましとった連中がいるんだ。
 これは「掟」のひとつ、
 「略奪品の取引で詐欺を行うべからず」に反する。
 ・・・・・・そこで、「掟」の番人である双剣士の出番ってわけだ。
 お、ちょうどいいところに・・・・・・。
 こっちへ来い、ペリム・ハウリム!
 今から、お前らは相棒同士だ。
 ふたりで協力し、詐欺を働いた掟破りをシメて、
 「XLIII式点火装置」を奪還してこい!」
ペリム・ハウリム
「うぇぇっ!?
 オレも行くんですか!?」
ジャック
「お前は新人係だろ!
 Nikuqにとっちゃ初仕事だ。
 最初くらい、きっちり見てやれよ?」
ペリム・ハウリム
「し、新人係って・・・・・・そんなの初耳ですよ・・・・・・。
 アニキは、いつでも無茶言うんだから・・・・・・。
 ああ・・・・・・えっと・・・・・・
 一応、あんたの先輩にあたる「ペリム・ハウリム」です。
 どうぞよろしく。」
ジャック
「心配しなくても、こいつ、腕は確かだぜ。
 指示を聞いて、必ず仕事をやりとげてくれ。」
ペリム・ハウリムと話す
ペリム・ハウリム
「さてと・・・・・・。
 初仕事といっても、失敗したらアニキが怖いんで、
 先に肩慣らしをしておきましょうか。
 もうわかってると思いますが、
 双剣で戦うときは、標的に近づかなきゃなりません。
 だけど、オレたちは、打たれ強いわけじゃない・・・・・・。
 だから「避けられる攻撃は避ける」が基本です!
 相手が攻撃してくる予兆を感じたら、距離をとってください。
 いざってときには「残影」を使うといいですよ。
 すばやい動きは影を残して、相手を惑わす・・・・・・。
 距離がとれなくても、物理的な攻撃を避けられますから。
 ・・・・・・それを意識しながら、低地ラノシアにいる
 「オーレリア」を3匹、倒してきてもらえますか?
 あいつらの一撃は痛いので、油断しないでくださいね!」
ペリム・ハウリム
「攻撃を避けることを意識しながら、低地ラノシアにいる
 「オーレリア」を3匹、倒してきてもらえますか?
 あいつらの一撃は痛いので、油断しないでくださいね!」
双剣士ギルドのペリム・ハウリムに報告
ペリム・ハウリム
「肩慣らしは済んだようですね、おつかれさま!
 どうです? ちゃんと攻撃を避けられました?
 どんな戦況でも焦らないよう、基本は大事に・・・・・・です!
 ・・・・・・それじゃ、体も緊張もほぐれたようですし、
 仕事を始めましょうか!
 まずは、「XLIII式点火装置」をだましとった犯人を
 突き止める必要がありますね・・・・・・。
 オレたち双剣士は、各地に仲間を散らして、
 仕事に関する情報を集めてるんです。
 今回の犯人についても、何か情報を掴んでるかも!
 さっそく、仲間に尋ねてみましょうか。
 溺れた海豚亭にいる、給仕の「イ・トルワン」に、
 「薄めたエール」を注文してみてください。
 ・・・・・・大丈夫、頼んでみればわかります。
 マズい思いはさせませんよ!」
溺れた海豚亭のイ・トルワンと話す
ペリム・ハウリム
「注文は「薄めたエール」ですよ。
 ・・・・・・大丈夫、頼んでみればわかります。」
イ・トルワン
「いらっしゃいませ、溺れた海豚亭へようこそ!
 ご注文は何になさいますか?」
(注文は・・・・・・)
(冷えたエール)
イ・トルワン
「はい、かしこまりました。
 席について、少々お待ちくださいね。
 ・・・・・・あら、ご注文を変更するのですか?」
(強烈なエール)
イ・トルワン
「はい、かしこまりました。
 席について、少々お待ちくださいね。
 ・・・・・・あら、ご注文を変更するのですか?」
(薄めたエール)
イ・トルワン
「あらまぁ、おかしな注文ですね!
 うちは安酒は出しますが、酔えない酒は出さない主義ですよ。
 酔うつもりのないあなたは、さしずめ仕事の虜かしら?
 エールの代わりに、情報はいかがです?
 ふふ、私も双剣士ギルドの一員なんです。
 今はこうして給仕をしながら、情報を集めています。
 ・・・・・・それで、あなたは何を聞きに?
 ・・・・・・なるほど、「XLIII式点火装置」を奪った犯人ですね。
 それなら、目星がついていますよ。
 犯人と思われるのは「撃滅粉砕団」という、
 奇妙な名をした海賊あがりの荒くれ者たち・・・・・・。
 近頃、帝国製の機械を探し回っているようです。
 彼らの特徴は、ゴブリン族と結託していること。
 ゴブリン族に上納品を渡すことで、
 中央ラノシアにあるキャンプを使っているのだとか・・・・・・。
 その上納品というのが、帝国製の機械なんです。
 ゴブリン族は、機械いじりが大好きですからね。
 「XLIII式点火装置」も大喜びで受け取るでしょう。
 装置を奪還するおつもりなら、サマーフォードへ・・・・・・。
 そこに、「撃滅粉砕団」が使っている、
 ゴブリン族のキャンプがあるはずです。」
ペリム・ハウリム
「それじゃあ、そのキャンプの近くで合流しましょう。
 姑息な相手みたいですから、慎重にいかないと・・・・・・。」
サマーフォード付近のペリム・ハウリムと話す
ペリム・ハウリム
「ああ、Nikuq。
 川の向こうにあるのが、「撃滅粉砕団」が使っている、
 ゴブリン族のキャンプみたいですよ・・・・・・。
 肝心の「撃滅粉砕団」らしき姿は見えないけど・・・・・・
 キャンプにいる「ゴブリン・ギャンブラー」が、
 「XLIII式点火装置」を背嚢にしまったのが見えました。
 イ・トルワンの情報は、大当たりってことですね・・・・・・!
 逃げられないうちに「ゴブリン・ギャンブラー」を倒して、
 「XLIII式点火装置」を奪還しましょう!
 ゴブリン族といえば、強力な爆弾の使い手です。
 あれは「残影」で惑わすことができないので、
 距離をとって避けてくださいね!」
ペリム・ハウリム
「まずは、お手並み拝見です!
 「ゴブリン・ギャンブラー」を倒して、
 「XLIII式点火装置」を奪還してください。」
ペリム・ハウリムにXLIII式点火装置を見せる
ペリム・ハウリム
「やるじゃないですか!
 オレの出番なんてありませんでしたよ。
 ・・・・・・それで、「XLIII式点火装置」は奪還できましたか?」
(XLIII式点火装置を渡す)
ペリム・ハウリム
「うんうん、間違いなく目的の品です。
 結果は上々ですね!
 それじゃあ、一度、ギルドに戻りましょうか。
 掟破りの「撃滅粉砕団」をシメてませんが、
 留守にしてるなら、出直すしかありませんし・・・・・・。
 その「XLIII式点火装置」は、
 あんたからジャックに渡してください。
 まごうことなく、あんたの戦利品ですしね!」
撃滅粉砕団の手下
「親分、俺たち「撃滅粉砕団」の大ピンチですよぉ~!
 ちょっと飲みにいってる間に、ゴブリン族が倒されちまった!」
撃滅粉砕団の手下
「親分、このままじゃマズイですよぉ~!
 せっかくかっぱらった品が、持っていかれちまう~!」
撃滅粉砕団の頭
「グヌヌヌ・・・・・・!
 俺様たちの持ち物に手を出そうとは、
 いい度胸をしてるじゃねぇか。
 どこのどいつだか知らないが、今に後悔させてやる・・・・・・!
 オイ、てめぇら! 行くぞ!」
撃滅粉砕団の手下たち
「へいっ!」
双剣士ギルドのジャックにXLIII式点火装置を渡す
ジャック
「初仕事の首尾はどうだ?
 「XLIII式点火装置」は奪還できたのかよ。」
(XLIII式点火装置を渡す)
ジャック
「・・・・・・よし、確かに。
 「XLIII式点火装置」奪還完了だ!
 出だし好調じゃねぇか、Nikuq。
 これっぽっちの品でも、帝国の船から命がけで取ったものだ。
 依頼人は喜ぶだろうよ。」
ペリム・ハウリム
「でも、肝心の「撃滅粉砕団」が見つかってない・・・・・・。
 このままじゃ終われないですよ。」
ジャック
「ああ・・・・・・。
 掟破りに始末をつけるのも、俺たちの仕事だ。
 このまま、とんずらさせはしねぇ。」
????
「オウオウオウ!
 やけに賑やかな倉庫だなぁ、オイ!」
ペリム・ハウリム
「えっと・・・・・・どちら様です・・・・・・?」
撃滅粉砕団の頭
「グハハハ! わからねぇのも無理はねぇ!
 俺様たちの作戦は、常に完璧だからなぁ~!
 だが、名乗ったら・・・・・・チビるぜぇ?
 俺様たちは、泣く子も黙る、新進気鋭の大悪党・・・・・・
 その名も「撃滅粉砕団」だぁーーーーッ!」
撃滅粉砕団の手下
「親分、いましたぜ!
 俺たちの戦利品を奪った奴でさぁ!」
撃滅粉砕団の手下
「ええ、間違いないですぜ!
 俺たちの尾行に気付かずに、のこのことアジトに帰った奴だ!」
撃滅粉砕団の手下たち
「ま・ぬ・け! ま・ぬ・け~!」
撃滅粉砕団の頭
「オイオイ~、そう煽ってやるなよ。
 俺様たちは、平和的な「話し合い」をしに来たんだからよぅ~?
 オウ、そこの人畜無害なツラした兄ちゃん。
 ここの責任者を呼んでくれねぇかなぁ~?
 てめぇんところの仲間が、
 俺様の大事なモンを奪いやがってなぁ。
 手厚~い謝罪をしてくれねぇと、帰れないんだわぁ~?」
ジャック
「ほほう・・・・・・俺が、人畜無害な下っ端に見えると・・・・・・。
 先にひとつ聞かせてもらうが、
 お前らは、ここが「どこ」だかわかってるのか?」
撃滅粉砕団の頭
「アァン・・・・・・?
 どこって、「エーデルワイス商会」の倉庫だろ?
 外の倉庫番を脅したら、すぐに白状したぜぇ。」
ジャック
「・・・・・・だとしたら、入ってくるべきじゃなかったな。
 ここは、お前の思ってる場所じゃねぇよ。」
撃滅粉砕団の頭
「アアッ? てめぇ、俺様をおちょくってんのか!?
 無名商会の分際で、エラそうな口を利きやがって・・・・・・!
 オイ、こいつらみんな、シメちまえ!
 俺たち「撃滅粉砕団」が、身の程ってモンを教えてやるよッ!」
赤髪の双剣士
「身の程を知るのは、そっち・・・・・・。
 あなたたちは、倉庫番に「通された」だけ・・・・・・。
 倉庫番がよそ者を通す条件は、3つある。
 ひとつ、依頼人が来たとき・・・・・・。
 ふたつ、有望な新入りが来たとき・・・・・・。」
撃滅粉砕団の手下
「く、くそおおおお・・・・・・!
 まずは、お前からだ!」
ペリム・ハウリム
「話は最後まで聞いときましょうよ。
 倉庫番がよそ者を通す、最後の条件はですね・・・・・・
 こうやって、おバカな標的が、
 自分から転がり込んできたとき・・・・・・ですよ。」
撃滅粉砕団の頭
「そ、双剣だと・・・・・・!?
 なんてこった・・・・・・まさかお前らは・・・・・・ッ!
 裏社会のワルに恐れられている、「掟」の番人・・・・・・!
 最近は「双剣士」だとか呼ばれてるらしいが、
 俺様が海賊だったころには、もっと怖ぇ名がついていた!
 そう、「シーフ」ッ!
 伝説の・・・・・・命までをも盗む者ッ!
 あ、あ、相手が誰であろうが関係ねぇ!
 俺様は、さ、最強無敵の「撃滅粉砕団」親分ッ!
 うおおおおおおおおお!
 粉砕ッ! 粉砕ッ! 粉砕ッ! 粉砕ィィィィィッ!!」
ジャック
「闇にひそみ、人にまぎれるのが俺たちだ。
 ・・・・・・人畜無害なツラには気をつけろよ、オヤブン?
 命までは盗っちゃいねぇ。
 縛って、街の適当なとこに吊るしとけ。
 ・・・・・・まあ、今聞いたとおりだ。
 お前の初仕事も終わったようだし、改めて挨拶しとこうか。
 ようこそ、リムサ・ロミンサの裏側へ。
 ここは双剣士ギルド・・・・・・
 かつて「シーフギルド」と呼ばれた場所だ。」
ジャックと話す
ジャック
「いろいろと黙ってて悪かった。
 最初にシーフの名を出すと、誤解されると思ってな・・・・・・。
 改めて、このギルドの成立ちを説明させてくれ。
 ・・・・・・かつて、海賊が隆盛を極めていたころ。
 「掟」を守っていたのは、各海賊団から選出された精鋭だった。
 どんな状況でも奪われた品を奪還し、
 ときに掟破りの罰として命まで奪うことから、
 番人たちは、盗る者・・・・・・「シーフ」と呼ばれてたんだ。
 「シーフ」となることができたのは、
 所属していた海賊団をはじめ、
 あらゆる組織から手を切った者だけ・・・・・・。
 そうして、海賊から生まれたが海賊ではない集団・・・・・・
 「シーフギルド」が確立されていったのさ。
 ・・・・・・後年、メルウィブ提督の就任にあたって、
 シーフギルドは提督の理想に賛同し、手を結ぶことにした。
 それを機に「双剣士ギルド」と名を変え、
 冒険者の入門も認めるようになったが、役目は今も変わらねぇ。
 「掟」の番人として、裏社会の秩序を守ること・・・・・・。
 そう・・・・・・今回、お前が仕事をやりとげたようにな!
 この調子で次も頼むぜ、Nikuq!」
ボカード
「おめぇさん・・・・・・「双刃旋」を覚えたようだな。
 そいつは、ふたつの刃で斬りつける、名前どおりの技だ。
 おれたちの戦技の中でも、基本かつ重要で不可欠なもんよ。
 そこから繋げて繰り出せる「風断ち」は、
 まず、回し蹴りで風を巻き起こすことで、敵を惑わす・・・・・・。
 そして、その風を断つほどの素早い斬撃を叩き込むのよ!」
  XLIII式点火装置:帝国歴43年式の点火装置