アルフィノ
「アリゼー、この区画は・・・・・・。」
アリゼー
「ええ、入るときに、もしかしたらと思ったけど・・・・・・。
ここは、壊れる前の「ダラガブ」を模してるのね。
ダラガブに封じられていた「バハムート」も、
こんな光景を見続けていたのかもしれない。
いくつもの拘束艦に囚われ、消えることもできず・・・・・・
数千年の間、ただ、人への恨みを募らせる・・・・・・。
人には敗北を、人には絶望を・・・・・・か。
なるほど、ネールにそう命じるわけだわ。
蛮神「バハムート」が抱く恨みは、深くて重い。
だからこそ、奴の復活は絶対に阻止しなくてはならない。
それにね・・・・・・。
殺したいほど相手が憎いのは、こちらも同じなのよ・・・・・・!」