絡まり合う陰謀

絡まり合う陰謀

  • 依頼主 :アルフィノ(クルザス中央高地 X26-Y28)
  • 受注条件:レベル50~
  • 概要  :アドネール占星台のアルフィノは、冒険者とともにイルベルドからの報告を聞きたいようだ。

アルフィノ
「イルベルド隊長、ご苦労だった。
 状況報告を頼む。」
イルベルド
「ハッ・・・・・・!
 まず、英雄殿が追っていた異端者に取り調べを行いましたが、
 蛮神「シヴァ」の件については知らないようです。
 こちらは、先ほどイシュガルド側に引き渡しを行いました。
 以後は、彼らの手で追及されるでしょう。
 ただ、別の収穫がありました。
 奴ら・・・・・・異端者たちが、
 物資輸送計画を把握していた理由が判明したのです。」
アルフィノ
「・・・・・・説明してくれ。」
イルベルド
「帝国の密偵を探っていた件・・・・・・。
 先だって確保した容疑者に繋がる線を辿り、
 何名か遡ることができたのですが、そこで足が途絶えました。
 内偵が露見した可能性を考慮し、
 この時点で、関与が疑われた者を一斉に検挙・・・・・・。
 5人の容疑者を捕らえたのです。
 その内のひとりが「レヴナンツトール開拓団」への
 支援任務を担当する、不滅隊の輜重(しちょう)部隊の者でした。
 この者は、同地に提供する物資が、
 他国の支援物資と被らないようにとの配慮から、
 全ての支援状況について、情報を共有する立場にありました。
 今回襲われたフォルタン家からの物資についても、
 提供物資の概要や輸送路まで知っていたのです。
 そして、その情報を、
 クルザスに出入りしている商人に売っていた・・・・・・。」
アルフィノ
「それが先ほどの・・・・・・。」
イルベルド
「ええ、情報を買った商人を突き止め、尋問したところ、
 異端者のシンパだったことが判明したのです。」
アルフィノ
「なるほど、異端者の情報源はわかった。
 問題なのは、密偵たちの首謀者・・・・・・姿無き「写本師」のほうか。」
イルベルド
「そちらも、目星はついています。
 足の途絶え方が、あまりに手際よく不自然でしたからね。
 密偵の調査を進めていることは、当然のことながら重要機密。
 知っているのは、不滅隊でも局長を含め数人のみ。
 その中で、時間をかけて人脈を築ける立場にあり、
 なおかつ、人事権を含めた権限を行使して、
 協力者から痕跡を消すことができる人物・・・・・・。」
アルフィノ
「イルベルド隊長・・・・・・君はまさか、局長の側近・・・・・・
 不滅隊結成当初から参加しているような、
 古参の幹部が「写本師」だというのか。」
イルベルド
「そうです・・・・・・不滅隊の結成時には、すでに潜り込まれていた。
 ・・・・・・いや、潜り込めるよう、
 さらに前から準備されていたのでしょう。」
アルフィノ
「しかし、どうやって・・・・・・。」
イルベルド
「他国のグランドカンパニーである双蛇党、黒渦団は、
 盟主の強力な指導力によって作られた組織。
 その幹部の選出にあたっては、能力はもちろん、
 盟主に対する忠誠心も考慮されたでしょう。
 組織としても、理想的な構図になっています。
 一方の不滅隊は、王党派であるラウバーンが、
 対立する共和派を説き伏せる形で作られた組織・・・・・・。
 結成時、王家に忠誠を誓う「銀冑団」はともかく、
 共和派の影響下にある「銅刃団」や「鉄灯団」からは、
 満足な協力を得られなかったと聞いたことがあります。
 そもそも、当時ウルダハの兵力の中核だった「銅刃団」が、
 傭兵の集合体ですからね。」
アルフィノ
「なるほど・・・・・・確かに、不滅隊には多数の傭兵が参加したと聞く。
 しかも、グランドカンパニー自体、
 帝国の脅威に対して、急遽用意されたもの。
 当時の混乱の中で、初期人員として密偵を送り込む隙は、
 多分にあったということか。」
イルベルド
「さらに、双蛇党、黒渦団では、
 国政とグランドカンパニーの方針が、ほぼ同一であるのに対し、
 不滅隊の状況は異なっています。」
アルフィノ
「王家を主とする王党派と、商人を主とする砂蠍衆ら共和派・・・・・・。
 不滅隊は、対立するふたつの陣営のもとに成り立っている。
 当時のエオルゼアの情勢や世論により、
 表向きは、不滅隊の結成に賛成の立場をとった共和派。
 しかし、国を守るべく「出資」を行って結成した不滅隊が、
 いずれ王党派の筆頭であるラウバーン局長の私兵として
 使われる可能性は拭えない。
 そして、ここ最近の砂蠍衆の動き・・・・・・。」
イルベルド
「今回の件で、「写本師」の候補は絞られました。
 ドマの民の中で、忍びの心得のある者が、裏をあたっています。
 帝国がらみの密偵相手とあって、
 連中、はりきっていましたからね。
 吉報を待ちましょう。」
アルフィノ
「了解した。
 では、第一分隊とともに調査を続けてくれ。
 加えて、第二分隊には、引き続き難民暴動の後始末を。
 第三、第四分隊には、クリスタル流通を洗うよう、
 指示してほしい。
 氷の巫女が蛮神「シヴァ」を召喚するのに、
 蛮族同様クリスタルを用いるのだとしたら、
 どこかに接点があるかもしれない。」
イルベルド
「承知しました。」
アルフィノ
「異端者の情報源については、アイメリク卿にも報せておこう。
 これ以上の面倒は起こしたくないのでね。」
イルベルド
「・・・・・・総帥、そろそろお時間です。」
アルフィノ
「わかっている。
 ガレマール帝国について、新たな情報がもたらされたらしい。
 ここのところの密偵の動きも、
 おそらく、これに関連したものだろう。
 この情報を共有するため、三国の首領が集うことになった。
 私も、クリスタルブレイブの総帥として、
 参加することになっている。
 エオルゼアの今後に関する重要なことだ。
 「エオルゼアの守護者」である君にも同席してほしい。
 ・・・・・・大丈夫、ミンフィリアの承諾も得ているよ。」
イルベルド
「写本師の正体は、必ず暴いてみせる。
 俺たちクリスタルブレイブが、
 ただの寄せ集めでないことを証明するためにもな・・・・・・。」
アルフィノと話す
アルフィノ
「すぐにでも「氷の巫女」を追いたいところではあるが、
 その道が断たれた以上、あせっても仕方が無い。
 ミンフィリアと賢人の皆が、
 破壊されたエーテライトの問題を解決してくれるのを待とう。
 その間、君には私とともに「グリダニア」に来てもらいたい。
 先にも述べたとおり、三国の首領が集い、
 帝国の動向に関する情報共有を行うのだ。
 グリダニア旧市街の「豊穣神祭壇」で合流しよう。
 それでは、また後でな・・・・・・。」
グリダニアのアルフィノと話す
イルベルド
「お偉いさん方は、総帥と英雄殿に任せるさ。
 こちらはこちらで、やるべきことがあるものでね。」
物静かな道士
「この先、部外者立ち入り禁止だ。」
アルフィノ
「やあ、長旅ご苦労さま。
 だが休んでいる暇などないぞ・・・・・・。
 そちらの道士に声をかければ、
 首領が集っている「不語仙の座卓」に案内してくれるそうだ。
 さっそく向かうとしよう。」
物静かな道士と話す
物静かな道士
「カヌ・エ様をはじめ、来賓の方々は、
 すでに「不語仙の座卓」に向かわれた。
 ・・・・・・貴殿もさっそく向かうか?」
カヌ・エ・センナ
「本日、集まっていただいたのは、ほかでもありません。
 ガレマール帝国で、大きな動きがあったようなのです。」
メルウィブ
「帝国内の次期皇帝争いを発端とする内乱が、
 終結したとの話は聞いている。
 ・・・・・・カヌ・エ殿、これに関することか?」
カヌ・エ・センナ
「先ごろ、ガレマール帝国皇帝・・・・・・
 「ソル・ゾス・ガルヴァス」が崩御しました。」
アルフィノ
「なに!?」
カヌ・エ・センナ
「ガレマール帝国は、ソル帝が一代で築き上げた国家。
 共和制だった同国を帝政に転換させ、
 世界に覇を唱える強国に押し上げたのは、
 彼の軍才と指導力があればこそ。」
ラウバーン
「・・・・・・だが、そのソル帝も齢80を越え、病床に伏していた。」
アルフィノ
「跡継ぎを巡る内乱が起きたのも、それ故と聞いていたが・・・・・・。」
ラウバーン
「ソル帝の長男は、すでに死去していたな。
 この皇太子の死が、帝位争いを複雑化させていたという。」
カヌ・エ・センナ
「・・・・・・ええ、二名の有力候補が台頭し、帝国は内乱状態に突入。
 結果的に、ソル帝の孫にあたる大将軍・・・・・・
 「ヴァリス・イェー・ガルヴァス」がこれを征しました。」
メルウィブ
「ソル帝が崩御したとなれば、
 もはや、ヴァリスの戴冠を阻む者はいない。
 ・・・・・・新皇帝「ヴァリス・ゾス・ガルヴァス」の誕生か。」
カヌ・エ・センナ
「次期皇帝が決まったとはいっても、
 未だに帝国内は、不穏な空気に包まれている様子。
 しばらくは、新皇帝も体制固めに時間を費やすでしょう。」
ラウバーン
「・・・・・・とはいえ、新しい指導者を得れば、
 帝国の支配体制は盤石となる。
 未だ、この地に残留する第XIV軍団。
 加えて属州となったアラミゴは、要塞化が進んでいるという。
 奴らが本腰を入れて攻めてきたら・・・・・・。」
メルウィブ
「・・・・・・とても、静観していられる状況ではない。」
カヌ・エ・センナ
「帝国が動けば、神々に愛されし地「エオルゼア」は、
 再び戦の炎に包まれましょう。
 各国の主我が招いたアウトロー戦区の件も含め、
 我々が揉めている場合ではないのです。
 三国のみならず、山の都「イシュガルド」を加え、
 真のエオルゼア同盟を実現せねばなりません。
 そのためにも、皆々様にはご協力を願いたいのです。」
アルフィノ
「すぐにではないとはいえ、帝国の脅威が迫っている・・・・・・。
 我々に残された時間は、そう多くはないだろう。
 何としてもイシュガルドの門を開け、
 エオルゼアをひとつにしなければならない。
 そして、それができるのは、
 主義や思想に捕われず、自由に行動できる私たちだけだ。
 ・・・・・・そのために、クリスタルブレイブを設立したのだから。
 ここから先、帝国に隙を見せるわけにはいかないな。
 早急に密偵の件を解決しなくては。」
アルフィノと話す
アルフィノ
「君も先ほどの会談で感じたことと思うが・・・・・・
 帝国という脅威を前にしてなお、エオルゼア諸国は、
 未だにひとつになりきれていない。
 理由は簡単・・・・・・根底にある相互不信さ。
 三都市の首領たちが、個人的に結束していたとしても、
 国全体となると話は別ということだ。
 例えば、メルウィブ提督が海賊行為を禁じたとはいえ、
 他都市の民には、リムサ・ロミンサを無法国家とみる者も多い。
 グリダニアを閉鎖的な都市だと罵る者もいれば、
 ウルダハの拝金主義を嫌う者もいるだろう・・・・・・。
 特にテレジ・アデレジのように、
 独走する者の存在を考えればなおさらだ。
 首領個人はともかく、国全体を信用するのは難しい。
 そういった意味でも「アウトロー戦区」は、
 必要悪として受け入れるべきなのかもしれないな。
 綺麗事だけでは、国という大器はまとまらない・・・・・・。
 力尽くでも「オメガ」という力を手にしたいと望む各国の強硬派。
 それらに対し、現に戦っているのだと示すためにもね。
 ・・・・・・全面戦争に発展しないように、対立を制御するということさ。
 ・・・・・・だが、不滅隊に潜む密偵の存在だけは、許容できない。
 共通の敵に利する者が身内に残り続ければ、
 同盟崩壊の危機にも繋がる。
 しかし、その脅威も今日までかもしれないぞ。
 イルベルド隊長が「写本師」の正体を絞り込んだようでね。
 ・・・・・・しかも、その容疑者がここグリダニアに来ているという。
 直ちに、エーテライト・プラザで待機している
 「イルベルド」隊長と合流して、
 密偵の捜査に協力してやってくれないだろうか?
 蛮神「シヴァ」の件については、
 動きがあり次第、必ず君に伝えよう。
 今は「写本師」の確保を優先してくれ・・・・・・頼んだよ。」
エーテライト・プラザのイルベルドと話す
エリヌ・ロアユ大闘将
「木々に覆われたグリダニアの風情は、
 ウルダハはもちろん、故郷とも異なりますね。」
イルベルド
「よく来てくれた。
 総帥から聞いているだろうが、ついに掴むことができたぞ。
 帝国が送り込んだ密偵・・・・・・「写本師」の尻尾を。
 いいか、慎重に行くぞ。
 最後の詰めを、しくじるわけにはいかんからな。」
エリヌ・ロアユ大闘将
「久しぶりにグリダニアに来たけど・・・・・・。
 やはり、黒衣森の空気は澄んでいて清々しいわね。」