ひとときの奇跡

ひとときの奇跡

  • 依頼主 :セヴェリアン(ウルダハ:ザル回廊 X9-Y13)
  • 受注条件:錬金術師レベル50~
  • 概要  :錬金術師ギルドのセヴェリアンは、究極の錬金術に足りないものを突き止めたらしい。

セヴェリアン
「・・・・・・助手か?
 はは・・・・・・ついに、ついに私は突き止めたぞ・・・・・・!
 究極の錬金術を成すには・・・・・・
 ナージャを蘇らせるには、肉体を蘇生させるだけでは
 駄目だったのだ。
 肉体と魂をつなぐ、
 ナージャをナージャたらしめる何かが、必要らしい・・・・・・。
 だが、私の手元には、何もないのだ。
 彼女の遺品ひとつすら・・・・・・なくてな・・・・・・。
 だから妹を・・・・・・「ワ・ブリナ」を訪ねて、
 彼女にゆかりのある品を、預かってきてほしい。
 私はその間に、別の準備を・・・・・・。
 なに、少し疲れているが問題はない。
 寝ながらでも作業できると、前に言っただろう?
 ・・・・・・この5年間、ずっとそうしてきたのだ。
 今更、苦になど思うものか。」
ワ・ブリナと話す
ワ・ブリナ
「・・・・・・ワ・ナージャの遺品を捜している?
 そう、セヴェリアンさんは、まだ諦めていないのね。
 私だって姉さんを忘れたことなんてないわ。
 「あの時、旅に連れ出さなければ」って考えて、
 眠れない夜が今でもあるの。
 私と姉さんは旅人だったのよ。
 幻術の修行をしながら、ふたりで世界を巡っていたの。
 そしてこの地で、セヴェリアンさんと出会った。
 貴公子ともてはやされながら、錬金術のことになると
 子供みたいにはしゃぐ、変な人!
 姉と彼は惹かれあって・・・・・・私はふたりの幸せを願っていたわ。
 けれど5年前、幸せは終わってしまった。
 同盟軍へ志願した私に、姉さんが同行するっていったの。
 それが、ワ・ナージャ最後の旅になってしまった・・・・・・。
 遺品はないわ。あっても渡せない。
 でも、それでは彼が納得しないでしょうから
 最後の機会をあげる。
 「クイックサンド」の冒険者や、
 「ルビーロード国際市場」の商人をあたりなさい。
 姉さんに憧れている人は、大勢いたのよ?」
ワ・ブリナ
「姉さんについて知りたければ、
 「クイックサンド」の冒険者や、
 「ルビーロード国際市場」の商人をあたりなさい。
 あまり待たないわ。実験の結果にかかわらず、
 姉さんを取り戻しに行くつもりよ。」
ワ・ナージャの情報を集める
メメナル
「ワ・ナージャの情報がほしい?
 ほー、その名前をまた聞く日が来るとはなあ!
 ナージャとブリナは「美人幻術士姉妹」って有名でな。
 旅先で出会えた日には、最高にツイてるって
 言われたもんさ。
 腕も立ったのに、5年前の霊災で死んじまった。
 あっけないもんだよなぁ・・・・・・。
 彼女が杖をかざす華麗な姿、もう一度見たかったよ。」
ヴィアヌ
「ワ・ナージャさん?
 ええ、もちろん知ってるわよ。ファンだったもの!
 ふたりが使っていた姉妹杖に憧れて、
 私も使いたい・・・・・・って思っていたんだけど
 ちょっとだけ実力が足りなくて。
 なんて杖だったっけなぁ。
 ナージャといえば、あの杖だったんだけど・・・・・・。
 「詠唱のマテリダ」がついてたはずよ。」
ララヨマ
「ワ・ナージャ?
 えーっと・・・・・・ああ、美人姉妹の姉の方だよな!
 何回か話したことあるぜ。
 彼女が持ってる「バッデッドローズワンドHQ」って杖が
 見事だったから、どこで手に入れたのか聞いたんだ。
 特注品らしくて、儲け話にはならなかったけどな。
 あとはローブもよく似合っててなぁ!
 次はそのことを聞こうと思ってたんだが・・・・・・
 帰ってこなかった。本当に、残念なことさ。」
セヴェリアンに依頼品を納品
セヴェリアン
「ナージャの遺品は用意できたか?
 妹の「ワ・ブリナ」なら、心当たりがあると思うが・・・・・・。」
(詠唱のマテリダ付きのバッデッドローズワンドHQを渡す)
セヴェリアン
「これは「バッデッドローズワンドHQ」・・・・・・!
 忘れもしない、ナージャの杖だ!
 何・・・・・・お前が作ったものだって・・・・・・?
 ああ・・・・・・お前との出会いに感謝する。
 ナージャが使っていたものと、何の遜色もない!
 これならば、遺品と同じ効果が得られるぞ。
 原理を詳細に説明することもできるが・・・・・・
 今は、その時間すら惜しい!
 お前ほどの錬金術師ならば、教えずとも分かるだろう?
 これを使って、もう一度、究極の錬金術に挑むぞ。
 準備に少し時間はかかるが、
 今度はお前も立ち会ってくれ。」
セヴェリアン
「・・・・・・全ては正しく行われた。間もなく、結果が出るだろう。」
ワ・ブリナ
「それはきっと、あなたの望む結果ではないわ。」
セヴェリアン
「ワ・ブリナ・・・・・・!」
ワ・ブリナ
「姉さんの身体を返して。
 ・・・・・・もう十分でしょう、セヴェリアンさん。」
セヴェリアン
「究極の錬金術は完成した。今度こそ完璧だ。
 ナージャは今に、死の暗闇から蘇る!」
ワ・ブリナ
「無理よ。あなたもわかっているでしょう?
 命を創るのは神の御業、錬金術にできることじゃない。」
セヴェリアン
「たとえそうだとしても・・・・・・諦めは何も生み出さない。
 私は、錬金術の可能性を信じている!」
ワ・ブリナ
「っ・・・・・・わからずや!」
????
「・・・・・・め・・・・・・だめ・・・・・・・・・・・・。」
ワ・ナージャ
「だめ・・・・・・喧嘩しちゃだめよ・・・・・・ふたりとも・・・・・・。」
ワ・ブリナ
「姉さん!? 信じられない・・・・・・!」
ワ・ナージャ
「セヴェリアン・・・・・・?
 酷い顔、また徹夜したのね。今度は一体、何の研究?」
セヴェリアン
「ナージャ・・・・・・君は・・・・・・・・・・・・。
 大事な・・・・・・とても大事な研究をしていた。
 だが、もういい。いいんだ。
 私はただ、ずっと君に謝りたかった・・・・・・。
 君を亡くして、ふたりの日々を思い返した。
 私は研究のことを語り、君は微笑みながら聞いてくれて
 ・・・・・・呆れるほど、そんな思い出しかなかったんだ。
 もっと、君のためにできることがあったはずなのに・・・・・・
 すまない。君を、幸せにできなかった。」
ワ・ナージャ
「・・・・・・馬鹿ね。私は、そんな貴方を愛しているのよ。」
ワ・ブリナ
「消えて、しまったの・・・・・・?」
セヴェリアン
「いや・・・・・・消したんだ。私の後悔を。
 彼女の存在は、この命ある限り、消えはしない・・・・・・。
 助手よ、この杖をブリナに託してもいいか?
 身体の代わりにはならないが、在るべきところに返したい。
 私も今晩は・・・・・・久方ぶりに、ゆっくりと眠ろう。
セヴェリアンと話す
セヴェリアン
「・・・・・・不思議なものだな。
 積年の研究を終えたばかりだというのに、
 すがすがしい意欲に満ちている。
 新たな研究に挑むも良し、錬金術師ギルドへの貢献も
 今なら悪くないと思えるのだ。
 それもこれも、お前の協力があってこそ。
 ・・・・・・ありがとう。お前は間違いなく、最高の助手だよ。
 今回の研究はこれまでだが・・・・・・さて、次は何を目指す?
 これからも、共に錬金術の未来を拓いていくぞ!」
セヴェリアン
「ん? どうした、助手よ。
 何かとっておきの発見でもしたか?」
(何を聞く?)
(近況について)
セヴェリアン
「ははは! 何かと思えば、最近の調子だと?
 ・・・・・・もちろん、朝から晩まで、
 怪しげな素材をこねくりまわしているに決まっているだろう!
 究極の錬金術を終えても、錬金術には未知の可能性がある。
 新たな目標を選定しがてら、
 その日の気分で依頼を請けるのも、悪くないぞぅ。
 しかし、金持ちどもが持ち込んでくる依頼は退屈でな。
 どうせ金が余っているのなら、
 もっと目が血走るような難題を持ってこいと言ってやった!
 ・・・・・・お前は今日、何を見つけた?
 万物は我らの素材・・・・・・人の知は、濁水から澄んだ水を生む。
 それを心に留める限り、お前はいつでも私の助手だ!」
(「錬金術」とは何か?)
セヴェリアン
「錬金術とは何か・・・・・・それはまた深い問いだな。
 そして、既に叡智のしもべたるお前にそれを語るのは、
 時間の無駄すぎて、いっそ楽しいぞぅ!
 本来、錬金術を正しく語るには、大変な時間を要する。
 だが・・・・・・現代においては「薬を作る者」と定義して、
 ほぼ間違いなかろう。
 身体を癒す薬、能力を向上させる薬、そして毒薬・・・・・・。
 多種多様な薬が、錬金術によって生み出される。
 無価値に思える素材ですら、正しく理解し掛け合わせれば、
 新たな可能性を得るのだ!
 ふふふ・・・・・・とんでもなく深いだろう?」
錬金術師ギルド受付 ディートリッヒ
「あなたの協力で、セヴェリアン様は悲願を成したんですね。
 ・・・・・・いえ、結果を聞いたわけではないのですが、
 様子がずいぶん変わったもので。
 変わったといっても、相変わらず仕事は気まぐれだし、
 夜中まで実験をしては、よく居眠りをしていますよ。
 あれはもう、性分ですね・・・・・・。
 でも、その寝顔がずいぶん穏やかになったので、
 我々も安心しているんです。
 まったく・・・・・・手のかかるギルドマスターですよ。」