深海より来たりしもの

深海より来たりしもの

  • 依頼主 :ル・アシャ大甲佐(リムサ・ロミンサ:上甲板層 X13-Y12)
  • 受注条件:レベル44~
  • 概要  :黒渦団:軍令部のル・アシャ大甲佐は、冒険者に折り入って頼みたいことがあるようだ。

ル・アシャ大甲佐
「ああ、キミ、ちょうど良いところに!
 あたしたちに、力を貸してくれない?
 つい先程、軍令部に緊急の報せが届いたんだ。
 メルトール海峡を航海中の民間船が、
 蛮族の襲撃を受けて沈没したって!
 すでに軍艦が救助に向かっているけど、
 生存者を発見できるかは、微妙な状況らしいんだ・・・・・・。
 海賊による船舶の襲撃、略奪はこれまでもあったけど、
 船ごと沈めるだなんて・・・・・・ひどすぎるよ。
 犯人はきっと海賊団「海蛇の舌」・・・・・・
 そして、奴らを操る蛮族、「サハギン族」だ!
 あのサカナ野郎め・・・・・・。
 でも、今は生存者を一人でも多く助けるのが先だよ!
 キミは東ラノシアの「ブラッドショア」に向かって、
 漂着した遭難者がいないか捜索して!
 現地には、あたしの部下も向かってる。
 まずは「ヴィルトファルク一等甲兵」と話して、
 救出の手筈を確認してほしい・・・・・・頼んだよ!」
ル・アシャ大甲佐
「サカナ野郎め、本当に許せない!
 でも、今は生存者を一人でも多く助けるのが先!
 「ブラッドショア」での捜索活動に協力して・・・・・・頼んだよ!」
ブラッドショアのヴィルトファルク一等甲兵と話す
ヴィルトファルク一等甲兵
「ル・アシャ大甲佐に遣わされた冒険者さんですね?
 自分は、ヴィルトファルク一等甲兵。
 ・・・・・・ル・アシャ大甲佐率いる特殊陸戦隊の一員です。
 ・・・・・・見てください、ごらんのとおりのありさまです。
 民間船は沖合で襲撃を受け、ほどなく沈没。
 漂着した生存者は、わずか数名・・・・・・ひどい状況です。」
遭難者の女性
「うっ、うっ・・・・・・ここは・・・・・・どこなの?
 私の・・・・・・私のかわいいロビンは・・・・・・どこにいったの・・・・・・?」
ヴィルトファルク一等甲兵
「・・・・・・奥さん、落ち着いてください。
 息子さんは目下、捜索中です。
 ですから、お気を確かに・・・・・・。
 冒険者さん・・・・・・このご婦人のように、
 沈みゆく船から投げ出された乗客の中には、
 運よく潮の流れに乗り、この海岸に漂着した生存者がいます。
 海岸にいる遭難者を介抱し、救助の手助けをお願いします!
 怪我人には、この「黒渦団の軍用薬」を使ってください。
 私は、ご婦人を介抱していますので・・・・・・。」
ヴィルトファルク一等甲兵
「海岸に漂着した者の中に・・・・・・子どもはいない、か。
 ・・・・・・くっ、奥さんにかける言葉もない・・・・・・。
 それもこれも・・・・・・すべて・・・・・・サハギン族のせいだ・・・・・・!」
遭難者の女性
「・・・・・・私のロビンは・・・・・・どこ・・・・・・!?
 海に落ちたときには、しっかりこの腕に抱いていたのに・・・・・・!
 ああ・・・・・・私のかわいいボウヤ・・・・・・!!」
負傷した遭難者に黒渦団の軍用薬を使う
負傷した遭難者
「ぐっ・・・・・・岩礁に背中をぶつけて・・・・・・
 ち、血が・・・・・・力が・・・・・・抜けていく・・・・・・。」
(黒渦団の軍用薬を使う)
負傷した遭難者
「あ、ありがとう・・・・・・助かった・・・・・・。
 突然、轟音とともに船が傾いたと思ったら・・・・・・襲ってきたんだ。
 海賊と・・・・・・サカナのような異形の蛮族どもが・・・・・・。」
負傷した遭難者
「ぐうっ!
 か、肩の傷が・・・・・・燃えるように熱いっ!
 俺はこのまま死んじまう・・・・・・の・・・・・・か?」
(黒渦団の軍用薬を使う)
負傷した遭難者
「ぐっ、染みるゼ・・・・・・。
 畜生! あのサカナ野郎どもめ・・・・・・
 いきなり斬りかかってきやがった・・・・・・!」
疲れ切った遭難者を介抱する
疲れ切った遭難者
「う・・・・・・うう・・・・・・
 ぐはっ、げほっげほっ・・・・・・!」
(救助する)
疲れ切った遭難者
「はぁはぁ・・・・・・俺は・・・・・・助かった・・・・・・のか?
 問答無用で、いきなり船を沈めにくるなんて・・・・・・
 俺の長年の航海人生で・・・・・・初めてだ・・・・・・。」
疲れ切った遭難者
「・・・・・・・・・・・・かはっ!
 息が・・・・・・息が・・・・・・で、き・・・・・・ない・・・・・・っ。」
(救助する)
疲れ切った遭難者
「げほっ! はぁはぁはぁ・・・・・・。
 た、助かった・・・・・・ここはいったい・・・・・・どこだ?
 天国・・・・・・じゃないよ・・・・・・な。」
ヴィルトファルク一等甲兵と話す
ヴィルトファルク一等甲兵
「漂着した怪我人たちの介抱は終わったようですね。
 ありがとうございました、冒険者さん。
 貴方のお陰で、被害を最小限に抑えることができました。
 それにしても、憎むべきはサハギン族・・・・・・。
 軍艦ならともかく、無抵抗の民間船を沈めるなんて、
 まさしく鬼畜の所業・・・・・・血も涙もない蛮族どもだ!」
遭難者の女性
「うっ、うっ・・・・・・ロビン・・・・・・。
 私のかわいい・・・・・・ロビン・・・・・・。」
ヴィルトファルク一等甲兵
「・・・・・・奥さん、胸中お察しいたします。
 おつらいでしょうが、お気を確かに・・・・・・。
 ・・・・・・むっ!?
 こ、こんなところにまで・・・・・・
 サハギン族だとっ!?」
サハギン族たち
「フスィーッ・・・・・・
 ・・・・・・・・・・・・フスィーッ。」
ヴィルトファルク一等甲兵
「貴様ら、何用だっ!?
 船を沈めるだけでは飽き足らず、とどめを刺しにきたか!?
 どこまで卑劣で外道な・・・・・・サカナ野郎めッ!」
サハギン族の戦士
「フスィーッ・・・・・・。」
元気な少年
「・・・・・・ママっ!」
遭難者の女性
「ロ、ロビン・・・・・・!
 ロビンなのっ・・・・・・!?」
ロビン
「ママっ!
 ・・・・・・ママーっ!!」
遭難者の女性
「ロビン! ああ、生きていたのね!
 よかった・・・・・・本当に・・・・・・!」
ヴィルトファルク一等甲兵
「な、何なんだ!?
 いったい、どうなってるんだ・・・・・・!?」
ヴィルトファルク一等甲兵
「サハギン族が子どもを救ったなんて・・・・・・ありえない!
 奴らは我らの宿敵、冷酷非情な蛮族のはず・・・・・・。
 ・・・・・・これは何かの策略なのでは!?」
遭難者の女性
「ああ・・・・・・ロビン・・・・・・本当によかった・・・・・・
 女神リムレーンのご加護ね・・・・・・!」
ロビンと話す
ロビン
「うん、ボク、もう平気だよ!
 海の中でママとはなればなれになって、
 溺れたところを、サカナのオジサンに助けられたんだ!
 あのね、あのサカナのオジサンたちは、
 悪いおサカナじゃないよ!
 船に乗りこんできたおサカナさんとは、別のおサカナさんなの!
 あっ! そうだ、冒険者さん!
 ボクのお願い、聞いてくれる?
 この「銀鮫の牙飾り」が、
 ボクを乗せてくれた小舟に落ちてたんだ。
 これきっと、サカナのオジサンが大切にしている宝物だよ!
 きっと今ごろサカナのオジサン、困ってると思うの。
 だからお願い、冒険者さん!
 この「銀鮫の牙飾り」をオジサンに返してあげて!
 サカナのオジサンは「西ラノシア」の方に帰っていったよ。
 きっとあっちの方に、オジサンのオウチがあると思うの。
 「助けてくれてありがとう」って伝えてね!」
ロビン
「サカナのオジサンは、ぜったいに悪いヒトじゃないよ!
 ボクを小舟に乗せて、助けてくれたんだ!
 ・・・・・・ちょっと生臭かったけどね、えへへ。」
ノォヴの育成地の若きサハギン族に銀鮫の牙飾りを渡す
クゥル
「フスィーッ・・・・・・ヒレナシよ、
 ここはお前の棲む世界ではない。
 顔を洗って出直してくるがいい・・・・・・。」
若きサハギン族
「フスィーッ・・・・・・何だお前は!?
 ヒレナシが俺たちの育成地に何の用だ!?
 帰れ、ヒレナシ! ここは俺たちの土地だっ!」
(銀鮫の牙飾りを渡す)
若きサハギン族
「フスィーッ! これはノォヴの親父が持っていた
 「銀鮫の牙飾り」じゃないか!
 ヒレナシ、お前、どこでこれを・・・・・・?
 フスィーッ・・・・・・なるほど・・・・・・
 子どもを助けた礼がしたいんだな?
 お前、ヒレナシのクセに、なかなか殊勝な真似をする奴だな。
 フスィーッ、中に入るがいい。
 ヒレナシの子どもを助けたのは、「ノォヴ」という。
 この育成地の長・・・・・・そして俺たちの親父だ。」
若きサハギン族
「フスィーッ・・・・・・俺たちサハギン族に臆しないとは、
 なかなか見所のあるヒレナシだ。
 育成地の中に入り、「ノォヴ」の親父と会うがいい。」
ノォヴと話す
ノォヴ
「フスィーッ・・・・・・ヒトがこの育成地にやってくるとは。
 ・・・・・・なるほど、我らが助けたあのヒトの子の知り合いか。
 私はノォヴ、この育成地の長であり、父でもある。
 フスィーッ・・・・・・ヒトの子を助けたことに、特別な理由などない。
 我らサハギン族は、血の絆を何より大切と考える。
 「子は宝」・・・・・・それはヒトもサハギンも変わらないだろう?
 この育成地にいるサハギン族も皆、血の繋がった家族。
 全員が、この私の子どもたちだ。
 なくした牙飾りをもってきてくれたのだな?
 これは、我らが女王「蒼茫の母」に下賜された勲章・・・・・・。
 子どもたちの次に、私が大切にしていた宝物だ。
 「一匹の魚の恩には、魚群の礼で報いよ」・・・・・・
 フスィーッ、私たちサハギン族の習わしだ。
 ゆえに私はお前を歓迎しよう。
 なんなら、ささやかな酒宴を催してもいいぞ?
 ・・・・・・もっとも、我らのもてなしが、
 ヒトであるお前の口に合うものかは知らないがな、フスィーッ。」
ル・アシャ大甲佐
「海の安全確保は、リムサ・ロミンサの死活問題なんだ。
 「西ラノシア」に居座っているサハギン族・・・・・・
 ヤツらの侵攻を防ぐため、君にも協力をお願いするよ!」
  黒渦団の軍用薬:負傷した生存者に用いるための軍用薬
  銀鮫の牙飾り:鮫の牙で作られたサハギン族特有の首飾り
最終更新:2014年03月27日 19:33