起死回生のレシピ

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*起死回生のレシピ -依頼主 :リングサス(リムサ・ロミンサ:上甲板層 X10-Y8) -受注条件:調理師レベル15~ -概要  :調理師ギルドのリングサスは、冒険者に頼みたいことがあるようだ。 #blockquote(){リングサス 「おう、元気そうだな。  精進も重ねてるようで、なによりだ。  なあに、隠したって、調理でつけた手指の傷でわかるのさ。  もっとも俺から見たら、まだまだだがな!  それでも、お前さんの成長ぶりが、  他の調理師へのいい刺激になってるのは事実だ。  イングハムなんて、  お前に対抗心燃やして、頑張りまくってるぜ。  だが、ちょっと張り切り過ぎて、もめ事が起きちまった。  なのにあいつ、どうも俺には打ち明けづらいのか  自分で抱え込んじまってるんだ。  お前さん、あいつから話を聞いてきてくれんか?」 } イングハムと話す #blockquote(){イングハム 「お前・・・・・・何だよ、用でもあるのかよ?  それとも、俺を笑いに来たのか?  ・・・・・・いや、またマスター・リングサスの差し金か!?  ・・・・・・悪ィ、お前に当たるのは筋違いだよな。  いっつもドジ踏んでるのは俺だし、俺が全部悪いんだし。  ・・・・・・でも暗くもなるさ。  店のお得意様を、俺のせいで怒らせたんだぜ?  俺、ずっと失敗続きだったから、焦っちまって・・・・・・  お得意様の前で、いいところ見せようと思ってさ  好物の「ミコッテ風山の幸串焼」を試食にお出ししたら  逆に機嫌を損ねちまって・・・・・・。  なんか店に抗議するって言ってるし・・・・・・。  俺の勝手で、店の名に泥ぬっちまうなんて・・・・・・  今頃、お客様の機嫌が直ってたりしないかな・・・・・・?  頼むから、ちょっと様子を見てきてくれないか?  テラス席にいらっしゃる「メーティマガ」様だ。」 } メーティマガと話す #blockquote(){メーティマガ 「ん、なんだいあんた?  見たところ調理師のようだが・・・・・・  もしかして、不味い「ミコッテ風山の幸串焼」を  私に押し付けてきた調理師の代わりに、  ワビでも入れに来たのか?  でもダメだね、不味いものは不味いと店に抗議するよ。  それは私の信条ってやつだからね。  しかし、「ビスマルク」も大丈夫なのかね?  あの程度の腕の調理師を雇ってたら  名店「ビスマルク」の看板に傷がつくだろうに。  それとも、安さがウリの屋台にでも方向転換したのか?  ・・・・・・おっと、評価に不満があるのかい?  だったら調理師は言葉じゃない、料理で語るべきだろう?  「ミコッテ風山の幸串焼」を1個、作りなおしてもらおう。  あんたの料理で、この私を黙らせてみせな。  それができたら、店への抗議を取りやめよう。」 } メーティマガにミコッテ風山の幸串焼を納品 #blockquote(){メーティマガ 「「ミコッテ風山の幸串焼」はまだかい?  それとも、白旗を上げるのかい?」 (ミコッテ風山の幸串焼を渡す) メーティマガ 「へぇ、できたのかい。  不味かったら、マスター・リングサスにすぐ抗議できるよう、  厨房の方でじっくりと味見させてもらおうじゃないか。  とりあえず一口食べさせてもらったが・・・・・・  悔しいけど、おいしいと言わざるを得ないね。  まず焼き加減が素晴らしい!  淡い焼き色ながら、鉄串を使ったお陰で、  ドードーの肉が内側からも、しっかりと焼けている。  それでいて、焼き過ぎて焦げ臭くなることなく、  食欲をそそる香ばしさが、しっかりと存在した。  そして口に入れたとき、まっさきに感じたのは、肉の深い味わい!  香りで膨らみきった私の期待を完全に上回っていた。  さらにルビートマトの酸味とパプリカの甘味が、  肉の旨みを、見事に引き立てていた・・・・・・。  これこそまさに味のアンサンブル。  私の完敗だよ、調理師さん。  約束どおり、店への抗議は取りやめよう。  マスター・リングサスが不在でも、まったく問題なかったな。  マスター・リングサスに伝えてくれ。  あんたのような腕のいい調理師をもっと育てて、  「ビスマルク」の味も、さらに向上させてくれ、とね。」 } リングサスと話す #blockquote(){リングサス 「ああ、留守中の話は聞いてるぞ。  「ビスマルク」の上得意、メーティマガ様の  機嫌を直してくれたそうだな。苦労かけた。  実は、さっきまでイングハムと話し合ってたんだ。  あいつも反省してるし、お前にも感謝してたぞ。  自分で伝えろって言ったんだが、  対抗心を持ってるからか、気まずいらしくてな。  まあ、大目に見てやってくれ。  イングハムには、きっちり伝えたんだが、  俺は、一度や二度の失敗で店をクビになんかしねぇよ。  お客様は大切だが、それだけが全てじゃねぇんだ。  どんな奴だって一人前の調理師にする。  たとえ、俺や店の名声が揺らごうとな。  人を預かって物を教えるっていうことは  そのくらいの覚悟がいるのさ。  俺が守りたいのは、調理への情熱だけだからな。  もしも俺が誰かをクビにするってんなら、理由はひとつ。  そいつが「調理師」でなくなったときだけだ。  ま、お前に関しちゃ心配はねぇよ。  もう新米扱いはできねぇ腕前だぜ。  俺が保証する、これからも頑張れよな!」 } #blockquote(){メーティマガ 「いつ食べても、マスター・リングサスの料理は絶品だね。  完成度の高い料理を、毎回きっちりと提供する・・・・・・  基本中の基本だというのに、これができない店も多いんだ。」 }
*起死回生のレシピ -依頼主 :リングサス(リムサ・ロミンサ:上甲板層 X10-Y8) -受注条件:調理師レベル15~ -概要  :調理師ギルドのリングサスは、冒険者に頼みたいことがあるようだ。 #blockquote(){リングサス 「おう、元気そうだな。  精進も重ねてるようで、なによりだ。  なあに、隠したって、調理でつけた手指の傷でわかるのさ。  もっとも俺から見たら、まだまだだがな!  それでも、お前さんの成長ぶりが、  他の調理師へのいい刺激になってるのは事実だ。  イングハムなんて、  お前に対抗心燃やして、頑張りまくってるぜ。  だが、ちょっと張り切り過ぎて、もめ事が起きちまった。  なのにあいつ、どうも俺には打ち明けづらいのか  自分で抱え込んじまってるんだ。  お前さん、あいつから話を聞いてきてくれんか?」 } イングハムと話す #blockquote(){イングハム 「お前・・・・・・何だよ、用でもあるのかよ?  それとも、俺を笑いに来たのか?  ・・・・・・いや、またマスター・リングサスの差し金か!?  ・・・・・・悪ィ、お前に当たるのは筋違いだよな。  いっつもドジ踏んでるのは俺だし、俺が全部悪いんだし。  ・・・・・・でも暗くもなるさ。  店のお得意様を、俺のせいで怒らせたんだぜ?  俺、ずっと失敗続きだったから、焦っちまって・・・・・・  お得意様の前で、いいところ見せようと思ってさ  好物の「ミコッテ風山の幸串焼」を試食にお出ししたら  逆に機嫌を損ねちまって・・・・・・。  なんか店に抗議するって言ってるし・・・・・・。  俺の勝手で、店の名に泥ぬっちまうなんて・・・・・・  今頃、お客様の機嫌が直ってたりしないかな・・・・・・?  頼むから、ちょっと様子を見てきてくれないか?  テラス席にいらっしゃる「メーティマガ」様だ。」 } メーティマガと話す #blockquote(){メーティマガ 「ん、なんだいあんた?  見たところ調理師のようだが・・・・・・  もしかして、不味い「ミコッテ風山の幸串焼」を  私に押し付けてきた調理師の代わりに、  ワビでも入れに来たのか?  でもダメだね、不味いものは不味いと店に抗議するよ。  それは私の信条ってやつだからね。  しかし、「ビスマルク」も大丈夫なのかね?  あの程度の腕の調理師を雇ってたら  名店「ビスマルク」の看板に傷がつくだろうに。  それとも、安さがウリの屋台にでも方向転換したのか?  ・・・・・・おっと、評価に不満があるのかい?  だったら調理師は言葉じゃない、料理で語るべきだろう?  「ミコッテ風山の幸串焼」を1個、作りなおしてもらおう。  あんたの料理で、この私を黙らせてみせな。  それができたら、店への抗議を取りやめよう。」 } メーティマガにミコッテ風山の幸串焼を納品 #blockquote(){メーティマガ 「「ミコッテ風山の幸串焼」はまだかい?  それとも、白旗を上げるのかい?」 (ミコッテ風山の幸串焼を渡す) メーティマガ 「へぇ、できたのかい。  不味かったら、マスター・リングサスにすぐ抗議できるよう、  厨房の方でじっくりと味見させてもらおうじゃないか。  とりあえず一口食べさせてもらったが・・・・・・  悔しいけど、おいしいと言わざるを得ないね。  まず焼き加減が素晴らしい!  淡い焼き色ながら、鉄串を使ったお陰で、  ドードーの肉が内側からも、しっかりと焼けている。  それでいて、焼き過ぎて焦げ臭くなることなく、  食欲をそそる香ばしさが、しっかりと存在した。  そして口に入れたとき、まっさきに感じたのは、肉の深い味わい!  香りで膨らみきった私の期待を完全に上回っていた。  さらにルビートマトの酸味とパプリカの甘味が、  肉の旨みを、見事に引き立てていた・・・・・・。  これこそまさに味のアンサンブル。  私の完敗だよ、調理師さん。  約束どおり、店への抗議は取りやめよう。  マスター・リングサスが不在でも、まったく問題なかったな。  マスター・リングサスに伝えてくれ。  あんたのような腕のいい調理師をもっと育てて、  「ビスマルク」の味も、さらに向上させてくれ、とね。」 } リングサスと話す #blockquote(){リングサス 「ああ、留守中の話は聞いてるぞ。  「ビスマルク」の上得意、メーティマガ様の  機嫌を直してくれたそうだな。苦労かけた。  実は、さっきまでイングハムと話し合ってたんだ。  あいつも反省してるし、お前にも感謝してたぞ。  自分で伝えろって言ったんだが、  対抗心を持ってるからか、気まずいらしくてな。  まあ、大目に見てやってくれ。  イングハムには、きっちり伝えたんだが、  俺は、一度や二度の失敗で店をクビになんかしねぇよ。  お客様は大切だが、それだけが全てじゃねぇんだ。  どんな奴だって一人前の調理師にする。  たとえ、俺や店の名声が揺らごうとな。  人を預かって物を教えるっていうことは  そのくらいの覚悟がいるのさ。  俺が守りたいのは、調理への情熱だけだからな。  もしも俺が誰かをクビにするってんなら、理由はひとつ。  そいつが「調理師」でなくなったときだけだ。  ま、お前に関しちゃ心配はねぇよ。  もう新米扱いはできねぇ腕前だぜ。  俺が保証する、これからも頑張れよな!」 }

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